織斑一夏と愉快な家族達 作:探さないで!
作者「.............忘れてた」
急遽シャルたそ回。同時にあのショッピングモールの水着イベも...........
クオリティはお察し。
「で、どうするんだ?」
『単独行動をするな!!』と千冬姉にしっかりと絞られた後、俺はデュノアと同じ部屋に案内された。なんで部屋の隅で蹲ってるのか知らんが、コイツと同室とか逆に俺が頭を抱えたくなる。いや、デュノアが悪いとかそんなのじゃなくて、マドカと鈴以外が同室とか死ぬ。孤独死する。
まぁ、こんな学校だし数少ない男子?を固めておくのは当然だと思うが。しかしそれにしても非道な仕打ちである。まさに外道。千冬姉に訴えたら勝てるだろうか。
いや、無理だ。勝てるヴィジョンが浮かばない。頭の中で負けパターンのみが積み重なっていく。やっぱり超高校級のブリュンヒルデには勝てなかったよ...........
そんなアホな事を考えてるうちにもデュノアは引き篭りになる意思を固めたらしい。より耐震性の強い体育座りにフォームを変えると、
「どうって...........このまま部屋でじっとしてるよ。水着なんて着たら女の子ってバレちゃうし.........」
らしい。だがそう言いつつも、顔にはハッキリと『海に行きたい』と書いてある。案外、子供っぽい所もあるんだな。ははは。
笑ってる場合じゃねえよ。どうしよう、ここはプロデューサーとして人肌脱ぐべきなのかな。ちょっと不憫に思えてきた。
..............待てよ?どうやって脱ぐんだ。脱ぎ方が分からんぞ。詰んだっぽいぞ。
「プロデューサーこそ、いつものパーティーで海に行ってきたら?僕の事はお構いなく......」
思わずデュノアの言葉に頷きかける。そうしたいのは山々だが、マドカ、鈴、ラウちゃんの三人は只今お着替え中である。
違った、二人と一匹だ。ラウちゃんは犬だった。
まぁいいや。つまりマイハニー達が着替え終わるまではココにいるつもりだ。そんなに時間はかからないと思うが、外に出ても暑いだけだしな。
後は、海が貸し切りで本当に良かった。IS学園は金持ってんな。マドカと鈴の水着姿を独占する為に周囲の男どもを殲滅する手間が省けたぜ。
「............」
おっと、他の事考えてたらデュノアがスマホを弄り始めてしまった。それでいいのか。その引き篭りスタイルを今日一日、いや校外学習を全部それで通すつもりなのか。花の女子高生が聞いて呆れる。
とは言っても、二日目からはISの訓練やらなんやらをやらされるので、実質初日しか自由時間は無い訳だが。
「うーむ..........」
しかし、だからこそ何とかしてやりたいな...........
ここでデュノアをほっとくのは簡単だ。さっさと嫁達と戯れにお着替えタイムへお邪魔しに行ってもいい。
けどそんな事したらデュノアとのアイドルマスターへの道が閉ざされてしまうかもしれない。ここらで好感度を稼いでおかねば。うむ。
そしてこういう時こそ四次元ポケットの出番じゃないか。きっとこの状況を打破する素敵アイテムがあるはず。そうに違いない。
てれれれってれー。...............あん?水着?
あ、これ父さんの水着だ。こんなハチみたいな黄色と黒の縞々模様のビキニなんて、あの人の以外考えられない。すげぇ、割とキワどいな。
いやいやいや、これでどうしろと。適当に引き出したからって、まさかこんなモノが出てくるとは。
多分、母さんと父さんとマドカと四人で海に行った時だな。荷物持ちは四次元ポケットがあるし大歓迎なんだが、父さんはたまに俺のポケットに入れっぱなしにするからなぁ........
懐かしい。また家族で海に行きたいな。今度は鈴とラウちゃん、それに千冬姉も連れてな。
「................プロデューサー、それ僕に着て欲しいの?」
「あん?」
デュノアが急におかしな事を言い出し...........ああ、そうか。そりゃあ男が女物の水着持ちながら突っ立ってたらそう思うわな。抜かったわ。昔を思い出してる場合じゃなかった。
デュノアは頬を赤く染めながら立ち上がると、ものほしげにコチラを見つめてくる。
「もう、そうならそうと言ってくださいよ..........プロデューサー」
え、何が?何が『そう』なの?勝手に自己完結すんなよ。キミのプロデューサーは一ミリも理解できてませんよ。
急に元気になったデュノアは俺の手から父さんのビキニをひったくると、勢いそのままに制服の上着のボタンに手を掛ける。え、マジで脱ぐの?リアリィ?
俺の事などそっちのけでテキパキと脱ぎ始めるデュノアは、まるで羞恥心と言う物が感じられない。顔真っ赤だけど。
「ぅ........」
遂に下着だけになってしまった。不味い、このままだとマドカに『また新しい犠牲者ですか......』とか言われかねん。
そう思って部屋から脱出しようとするが、その時俺はふと違和感を感じた。
........なんで包帯?
そう、デュノアの上半身には、まるで胸を覆うかのようにスッポリと包帯が巻かれていた。新しいブラジャーか。斬新だな。
んなわけあるか。怪我でもしてるのだろう。...........多分。
俺の怪訝そうな表情に気が付いたのか、デュノアは手馴れた様子で包帯を巻取り始める。
「これがないと男の子になれないから........」
包帯が一回りするごとに、封印されていたモノが姿を現す。
成程、サラシ的なあれね。おっぱいをそれで潰してる訳か。
「んっ..........」
いやでもそれ無理しすぎじゃないか?明らかに質量保存の法則無視してんぞ。トランスフォーマーかよ。 おっぱい可哀想だぜ。
...............はっ!?何見とれてんだ俺!!さっさと出て行かないと!!!
慌ててエスケープしようとするが、謎の俊敏さを発揮したデュノアがそれより速く俺の手を掴む。
「プ、プロデューサーなら、僕見られても構わないよ.........?」
そんなおっぱい半出しで言われても困るんですけど、結構です。
てか前にも思ったが、いつの間にデュノアの好感度がここまで貯まっていたのか。全然デュノアとの会話イベントが思い出せないんだが、どういうことなんだろう。困ったアイドルだぜ。
尚も部屋からプリズンブレイクしようとしている俺を見て、
「な、なら!後ろ向いてて良いから部屋の中に居て!!」
何でだよ。どうしてそうなった。意味わからんぞ。
そう指摘しようと思い後ろを振り向くと、デュノアの剣幕にただならぬモノを感じたので、喉まで出かかった言葉をキャンセルしてコクコクと頷いておく。それと同時に前を向き、デュノアに背を向ける形をキープ。
...........俺、何してんだろ。この先デュノアのプロデューサーとしてやって行けるだろうか。不安だ。
あれ、そもそも芸能界ってどうやって入るんだろう......?
「.............プロデューサーは変わってるよね。普通の男の子だったら『うっほーい!!』とか言って好きな女の子の着替えをガン見する物じゃないの?」
そのリアクションは一昔前だよね。完全にギリギリ昭和だよね。詳しくは知らないけど、何かしらの古臭さを感じる。
そりゃあそこらの男子高校生だったらそうなるかもしれんが、生憎と俺は奥さんが二人も居るからな。そこら辺わきまえてるぜ。
そして!危うく聞き逃す所だったが、そうはいかないぞ!『好きな女の子』だと!?何時から俺達は相思相愛になったんだよ。お前と甘酸っぱい青春を送るつもりは無いぞ。
「..........終わったよ?何時まで壁のシミ数えてるの?」
終わったっぽい。元々半裸だったお陰か、割とスグだったな。
さて、ここからが山場だ。マドカ達だったら『綺麗だよ』の一言で済むだろう。無論本来なら一言では済まないが、全てを語り尽くすとなると一日や二日では余りに時間が少ない。それにあっちも俺の心が読めるんだし、全て伝わっているだろう。
何が言いたいかというと、つまり感想を言わねばならぬ。お約束だね、まさかリアルでこんなシーンに出くわすとは思っても見なかった。人生何があるか分かんないね。
...........現実から目を背けるのはここまでにしよう。大丈夫、デュノアはちょこっと褒めるだけでいいはず。アニメみたく『それだけ?もっと他に無いの?』とはならんだろう。何故か好意も寄せられてるみたいだし。
後ろを振り向くと、当然の如くデュノアの水着姿が視界に入ってくる。
ちょっと胸がキツそうだな............大丈夫だよ父さん。アンタだって充分に綺麗だから落ち込むなよ。今回は勝負する場所が悪かったんや。
と、そうだった。感想だ、感想を言わなきゃ。
「似合ってるぞ、デュノア。まるでま」
突然、俺の言葉を遮るように部屋の扉が開く。
「さぁシャルル氏!!わたくしと海でしっぽりと熱いアバンチュー.........ル.........を?」
おうふ..............
言い回し、表現、比喩その他もろもろ。アドバイスお待ちしてます。感想も。
誤字は見つけ次第、修正していきます。
感想をくれた方ありがとうございます!
章の名前が『箒様とシスコン番長』だからって、何時からモッピーがメインだと錯覚していた?
ごめんなさい、許してください。ですが、次こそは........!
うーん、普通ならこーゆーイベントにも他キャラ絡ませられるんでしょうが、難しいですね。努力せねば。
キャラが増えても書き切れないとは.....不甲斐ない.....
ごめんよマドカ................