織斑一夏と愉快な家族達   作:探さないで!

3 / 55
生徒会長のお部屋

「お嬢様、今年入ってきた男性IS操縦者。どうやら、重度のシスコンらしいですよ?」

「そうらしいわね」

「お仲間なんですから、ご挨拶してきたらどうです?」

「まだよ。まだ早いわ」

「.....?」

「まだセシリア・チョロコットさんも出てないのに、ヒロインでも無い私が出て行ったら、読者が私の事もチョロインだと勘違いするでしょう?」

「もう既に原作ではチョロってませんか?」

「チョロるってなによ....」

「さぁ?」

「それにメタネタ禁止よ。そういうのは織斑先生に任せましょう」

「忘れてました。それより、ヒロインじゃないんですか?」

「あんな『俺、イケメンでーす』みたいな男になびく事なんて有り得ないわ」

「しゃ、写真でだけで判断されなくとも....」

「私が愛するのは、この世で一人....簪ちゃんだけよ、はぁと」

「少々、カマっぽいですね」

「私が男だったら、簪ちゃんと愛しあえたのに....」

「現状、好感度マイナスでカンストしてるじゃないですか?」

「.........さ、お仕事よん」

「......」




とりあえず試験的に。
楯無さんはこうですか?わかりません。
時々、このミニコーナーを前書きに入れたいと思います。感想で不評だったら、以降は本編にぶち込みます。
一度やって見たかった!前書き遊び!




第3話

 あれは今から三十六万、いや一万四千年前のはな、わかった!真面目に話す、話します話をさせていただきます!だからその木刀をしまって!どっからだした!?

 えーと、コホン。たしか俺が小6の時だ。ほらその頃、千冬姉がモンドグロッソ二連覇がどうとか騒がれてただろ?え?モンドグロッソが何か、だって?え、知らないの?えーと、あれだ。ISの世界大会みたいなもん。ドゥーユゥーアンダスタン?

 でな、決勝戦。見に行ったんだよ、現地まで。ドヤァ。

....はいはい、続けますよ。それでその大会の会場で、トイレに行ったらなんと人さらいよ。

 

ーーーーーーー

 

「待て待て待て!!人さらいだと!?大丈夫なのか!!?」

 

「んー?大丈夫じゃなきゃ、ここに居ないだろ?」

 

「それは.....そうだが....」

 

「続けていい?」

 

「う、うむ」

 

「あ、こっから割りとガチな話な。

なるべくギャグっぽく話すから、口挟まないでくれよ?」

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 

 えーと?どこまで話した?

 

 ああ、人さらいね。そうそう。別名、誘拐とも言う。それよ、それ喰らった。マジびびったよ。トイレで放尿しようとしたら、車の中で放尿だよ。.....すまん、そっち系のネタはNGなのな?了解、了解。

 ともかく、目隠しされて車の中にポイだよ。なまら怖かったよ。マジで。

 これは後で分かった事なんだけど、そいつらは千冬姉の大会二連覇を阻止したかったらしい。それで俺を誘拐して、千冬姉に試合を出さないようにね。まぁ、そいつらの思惑通りに千冬姉は試合を放棄。俺を会場の兵隊さん&千冬姉で捜索に出た訳。たしか、その軍を要請した代わりに千冬姉は、一年間ドイツの軍隊で働く約束だったらしい。

 話が逸れた。それで、俺は結局見付からずにそのまま連れていかれた。

 

 

ーーーーーーー

 

「待て待て!」

 

「だから、時間無いんだし口挟むなよ」

 

「しかしだな!」

 

「まぁまぁ!聞けって!こっからは聞くも涙、語るも涙の一大感動スペクタクルよ」

 

「む、むぅ」

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 て言っても、こっからの話はそんなに時間掛からないと思うぜ。

 車に乗せられて、着いた所は何処だと思う?なんと秘密基地だよ。悪の組織のな。いやいやマジだぜ?俺は幼いながらに思ったね、「あ、これ改造人間ルートだ.....」てね?

 うわぁ、改造されちゃうのか?されちゃうのか?これから仮面ライダー相手に戦うのか?一話で殺られんのは嫌だな。二話完結、もしくはシャドームーンポジお願いします。なーんて思ってたらこれよ。

 

ーーーーーーー

 

「これ?」

 

「ほれ、眼帯外したぞ。右目見てみ」

 

「なっ.....」

 

「金色でしょ?バオウザケルガしてるでしょ?」

 

「まさかお前、本当に改造されたのか!?」

 

「そうそう」

 

「......」

 

「これが眼帯してる理由。目立つでしょ?」

 

「......確かにな」

 

「ああ、すまん。見てて気持ちの良いもんじゃないよな、眼帯つけ」

 

「いい、続けろ」

 

「ん?そうか?」

 

「......」

 

「そんな思い詰めた顔しなくていいんだぜ?箒が悪い訳じゃないんだ」

 

「........続けろ」

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 そんな訳で、新生織斑一夏爆誕。まぁ改造されたのは右目だけだけど。

 これ思いの外、便利なんだぜ?勝手に数を数えてくれたりな。それだけ聞くとそうでも無い様な気もするけど、スパイダーマンみたいに身の危険を察知することだって出来るんだぜ?

 でも、これからヒーローに駆逐されんのかなぁ?嫌だなぁ、鬱だなぁ。とか不安に思ってる所でマドカと出会った。

 

 

 

ーーーーーーー

 

「マドカもさらわれたのか?」

 

「いえ」

 

「では何故そのような場所に?」

 

「私は、姉様の....織斑千冬のクローンなんです」

 

「は?」

 

「クローンなんです。その兄様が言う『悪の組織』とやらに作られたんです」

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ!頭がパンクしそうだ.....」

 

「クローン云々はまた次回だ。それとマドカはただの俺の妹だ。だから普通に接してくれ」

 

「兄様....」

 

「.....分かったから、その手を恋人の様に繋ぐのを止めてくれ。とてつもない敗北感だ.....」

 

ーーーーーーー

 

 

 貴方も織斑千冬のせいで、犠牲になったのですね。

 

 会った瞬間、開口一番にこんな事を言われたよ。マドカに。

 あ、言い忘れてた。この悪の組織の人達、めっちゃ良い人多くてな?毎回、会うたびにお菓子とかくれるから、俺は結構楽しんでた。遊んでくれたりもしたんだぜ?

 とまぁ、そんな訳で俺はすっかり千冬姉の事なんて忘れてた。そんな時に織斑千冬、っていう名前を聞いてさ。あ、あと顔も似てるだろ?それで、

 

 あれ?遊んでる場合じゃなくね?

 

 危機感を抱いた。今考えると、結構バカだったなぁ....

 でもどうしようもないだろ?逃げようったって、簡単には行かねぇよ。で、そろそろ一ヶ月経つか?位の時に、遂にお仕事よ。派遣された。

 やっぱ、悪の組織なだけあって銃で撃ち合ったりするんだよ。でもただの小学生にそんな事出来ると思うか?無理だろ?

 俺は震えて何も出来なかった。

 

 心配しないで、私があなたを守るわ。

 

 そんな時だ。マドカがカッコよくてな。とにかく強かった。普通に惚れた。

 でも俺よりちっちゃい子が、俺の為に戦場に立ってるわけ。 しかも好きな子が。

 黙って見てる訳にはいかないでしょ?って事で、そこから帰ると俺は、特によく遊んでもらってる悪の組織の二人に稽古つけてもらった。そう稽古。漫画とかで良くある奴。

 結構キツかったけどさ、なんとか足引っ張らないレベルまでには成長したんだぜ。ああ、そうそう。その頃は、俺とマドカとその二人で家族遊びとかしてた。懐かしいなぁ。めっちゃ楽しかった。

 そこから俺が兄、マドカが妹。それが始まったんだ。

 

ーーーーーーー

 

「どうした?」

 

「いや、これで終わり」

 

「そ、その状況からどうしてこうなった!?」

 

「この後、何回か派遣されて、それがお前のお姉さんに見つかった」

 

「......ああ、成る程」

 

「即連れていかれた。ついでにマドカも連れていかれた。まぁ、俺がマドカの手を離さなかっただけですけど。それで千冬姉と合流。今に至る、って流れ。どうよ?」

 

「未だに解せないんですけど、どうして私はあそこまで気に入られたんでしょうか?」

 

「あー、凄かったよな。チビちーちゃんだぁぁ!!って。千冬姉に似てたからだろ?多分」

 

「あの人は.....まったく......」

 

「お前、まだあの人なんて言ってるのか?いい加減、ちゃんと姉さんって呼んでやれよ。泣いてたぞ束さん。『箒ちゃんがお姉ちゃんって呼んでくれないの!お姉さんでも姉ちゃんでもお姉様でも姉さんでも姉御でも姉貴でもいいのに、呼んでくれないの!!いっくんどうしてだと思う!?何でそんなにチビちーちゃんと仲良いの!?どうやったらそんなに仲良くなれるの!?仲良しこよしなの!?ラブラブなの!?ズルい!ズルいズルいズルいズルいズルいズルいズルい!!!束さんも箒ちゃんとイチャイチャしたい!チュッチュッしたい!!ペロペロしたい!!クンカクンカしたいのぉ!!!そのまま結婚して『お帰りなさい、姉さん』『ただいま、箒ちゃん』『お風呂にします?ご飯にします?それとも』『勿論、先に我が愛しの妹さ!!いっただっきまーす!!』『姉さん!!』『箒ちゃん!!』っていう未来が見えてたのに!!むしろそれしか見えて無かった!なのになのになのになのになのになのになのになのになのになのに......うわーん!ちっちゃい頃はあんなに可愛いかったのに、今やドが付くほど反抗期!電話で話しかければ『何ですか?用が無いなら切りますよ。掛けないでください。用があっても掛けないでください。お願いしますよ』だし。時間を作って会いに行っても『何しに来たんですか?今さら姉面しないでください、もはや貴方は家族でもなんでも在りません。血の繋がりですら無くしたいですね、ええ。それともなんですか?仲直りしよう、とでも言うつもりですか?ご冗談を......お引き取りください』とドSな言葉攻め!!何て冷たい態度!!絶対零度!トドゼルガ!!一撃必殺!!!でもちょっとゾクゾクしちゃった!!あれ?SとMで相性良いかも!?やった!!勝利が見えた!!いずれ『束さん』とか他人行儀で呼ばれる日が来ちゃうのかな!?『お久しぶりです、束さん。お元気でしたか?もう二度と貴方には会いたくなかったんですけどね』........うにゃー!!?やっぱり無理!!そんなの駄目!!そんなの許さない!!!ちくしょー、地球なんて爆発しちゃえ!!全部無くなれ!!宇宙ごと消滅すれば良いんだ!!!ビッグバンアタァァァッッック!!!あ!でもそんな事したら箒ちゃんが!!箒ちゃんが!!!息できなくなっちゃう!?生きていけなくなっちゃう!!!?私が、私が守らなきゃ!待ってて箒ちゃん!!今お姉ちゃんが守るからね!!』みたいな」

 

「一夏、あまり言いたくない事を聞いて悪かったな」

 

「え?スルー?俺の渾身のモノマネを意図も容易く、それでいて一切動じずにスルー?」

 

「次の授業に遅れるなよ?」

 

「え?スルー?今世紀最大級のクオリティのモノマネを、もはや前人未到の悟りレベルの落ち着きを発揮してスルー?」

 

「先に行っているぞ」

 

「え?スルー?実は今のは、シスコン同士の魂が共鳴すると起こる、『オー・(マイ)・ゴッド』って言って。ただ、束さんの意識を俺の体に召喚しただけで、モノマネでもなんでもないんだけど、でも傍から見たらイキナリ狂人にジョブチェンジしたかの様に見えるこの技を、菩薩(ぼさつ)的スルー?」

 

「それと眼帯、つけておけよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「行ってしまいましたね、兄様......」

 

「マドカ、言うな。分かってる。

 

 

 

いずれリベンジだ。絶対に赤面させてやる。絶対にだ」

 

 

 

 

 男には負けられない戦いがあるんだ。

 

 

 

 

 

 

 




言い回し、表現、比喩その他もろもろ。アドバイスお待ちしてます。感想も。
誤字は見つけ次第、修正していきます。  

感想をくれた方ありがとうございます!気力が見る見る回復しました!

それと、こんな書き方はもうしませんので許してください!


今更ですが、お察しの通り、シスコン勢は圧倒的変態なので、もはや別キャラと認識していただければ。束さんは元からなのかどうか知りませんけど。
タイトルをシスコンパラダイス。略してシス☆パラ。とかにしたほうがいいんでしょうか?
愉快な家族要素皆無なんですけど
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。