織斑一夏と愉快な家族達   作:探さないで!

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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

ガキ使みながら思いついた回。
一時間くらいで書いたので、色々とgdgdです。


番外編 1 お正月編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あけましておめでとうございます、兄様」

 

「ああ、おめでとうマドカ」

 

 いつもの様に頭を撫でようとして、しかしマドカの格好を見て躊躇してしまう。

「どうしました、兄様?」

 

「......」

 

 どこから入手したのか、黒と白を貴重にした十二単衣(じゅうにひとえ)。ところどころにあしらわれた金の装飾が、マドカ美しさを引き立てていた。

 更に、控えめに言っても我が妹は美人だ。それも相まって、もはや神々しさすら感じられるほど華やかに、煌びやかに、そして美しくなっている。

 

 すげぇ、綺麗だ。めちゃくちゃ綺麗だ。心臓バクバクだ。

 

 そのあまりの芸術性に、俺は触る事すら恐れ多く感じてしまう。

 仕方無いので......

 

「綺麗だよ、マドカ」

 

「ありがとうございます.....♪」

 

 口に出して伝えると、マドカはにこりと笑った。

 その妖艶な笑みに、俺は吸い込まれそうになる。

 このうえ更に可愛いと来たもんだ。参っちゃうね、全く。

 

 

 

「一夏、似合うー?」

 

 声のした方を向けば、そこには紅白があった。

 

「うぅ.......ど、どうでしょうか、マスター?」

 

 はちきれんばかりの笑顔の鈴、頬を紅潮させ恥ずかしそうにモジモジするラウちゃん。

 二人ともマドカと同じように、華々しい十二単(じゅうにひとえ)を纏っていた。

 鈴の赤い十二単も、ラウちゃんの白銀の十二単も、余りにイメージ通りだったので思わず笑ってしまった。

 

「ど、どこかおかしいでしょうかっ!?」

 

 あまりの恥ずかしさに、ラウちゃんは俺の心すら読めなくなったらしい。

 一方の鈴も、やはり言葉にして言って欲しいらしい。なんとも言えない表情で、こちらを見つめていた。

 うん、このままだと二人ともかわいそうだな。

 

「二人とも綺麗だよ。今すぐ式を挙げたいくらいだ」

 

 ああ、本当に綺麗だ。

 

 鈴は久しぶりに髪を下ろして、なんだか観光名所のパンフレットにのってる巫女さんみたいだ。

 ラウちゃんは美しいというより、可愛らしいだろう。一見お雛様のような風体だが、ラウちゃんの特徴的な外見から幻想的な雰囲気を醸し出している。

 

 そう、つまり素晴らしい。素晴らしいのだ。

 

 

 そしてもう一度言おう。

 

 

 

 

「皆ホントに綺麗だ.......」

 

 

 

 

「はぅぅ......!!?」

 

 ラウちゃんは本格的に顔を真っ赤にし、鈴の背に隠れるようにして項垂れた。

 そんなラウちゃんの頭を、鈴は苦笑しながらポンポンと優しく叩いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハロー、皆! あけおめことよろー!!」

 

 と、空気の読めない父さんが雰囲気ぶち壊しで乱入してくる。

 

 

 何 故 か 浴 衣 姿 で 。

 

 

 何だろうこの人は。夏祭りにでも行くのだろうか。

 

「あけおめ父さん。てか、それ寒くないの?」

 

「え、全然?」

 

「か.....」

 

 風邪引くぞ。と言いかけてやめた。馬鹿は風邪を引かないしな。

 しかしなぜピンクなんだ。別に似合ってないことは無いが、どうにもルックスの良さでゴリ押されてる気がしなくもない。

 

「きゃー、三人とも可愛いぃぃ!!!」

 

「ちょ、父様っ」

 

「わわわッ」

 

「スコール様、落ち着いてくださいっ!?」

 

 .......くぅ、父さんに俺の嫁たちがとられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「よー、一夏。おめでとさん」

 

 と、部屋の隅でしょぼくれてる俺に救世主が。

 

「おめでとう、母さ.......ん?」

 

 ......あれ。なんでか知らんけど、この人も浴衣だ。紺色の。

 

「どしたの、母さんまで」

 

「いやさ、マドカ達がすげぇモン着てっから別にそれっぽいのでいいかなぁ.....と思ってたんだが」

 

「.....でもそれ、寒いでしょ?」

 

「クソさみぃ......一夏、あっためてくれ」

 

 母さんは俺に抱きついて来た。

 

「息子の袴姿っつーのも、なかなかイイもんだな」

 

 まぁ、一応俺も正月っぽい服装ではあったんだが.....

 つーかそれよりも母さんのおっぱいがむにゅんむにゅんしててあばばばばばば

「くはぁ、お前あったかいなぁ.....」

 

「か、母さんっ......!?」

 

 当然だけど浴衣だから下になんも着てないっぽいんだよな。柔らかい体がもう、最高っ!!!!

 

「どれ、私も混ぜてもらおうかな.....」

 

 あれ、背中からもおっぱいの感触が......?

 慌てて首だけ後ろに向けると、

 

「あけましておめでとう、ワン」

 

「......おめでとう、ヒカ姉。アンタも浴衣なのね」

 

 申し訳程度に白衣を羽織っているが、正直スク水以上にあってない。なんだ、浴衣+白衣って.........

 

「流行ってんの、それ?」

 

「さぁね。スコールが和服といったら浴衣でしょっ!?とか言って着替えてたから、便乗してみたんだ」

 

 したり顔のヒカ姉。この人もおっぱいが凄い。

 今すぐ二人を押し倒したい誘惑に駆られながらも、なんとか理性をたも........ってるよな。うん。なんか母さんの胸鷲掴んでるけど、俺は我慢してるほうだろ。

 しばらく母さんのおっぱいを堪能した後、慌ててツッコム。

 

「......いや、訂正してやれよ! 母さんもなんで言ってやらなかったんだよ?」

 

 母さんは艶やかな声で、

 

「ダルかった......」

 

「......さいですか」

 

 苦笑するしかなかった。

 

 

 

 

「一夏ー、そろそろ行くわよー!!!!」

 

 三人を抱きしめたまま、ワクワクとした表情で叫ぶ父さん。

 すっげぇ、寒そうなのになんであんなに元気なんだろあの人。

 

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 

「みな、よく来たな......ほら、束、ナターシャ、挨拶せんか」

 

「「あけましておめでとうございます、皆様」」

 

 

 と、そんなこんなで初詣。

 近いっていう理由で箒様の神社に来た訳だが、もちろんそこには箒様御一行がいらっしゃったよネ。

 で、まぁそれはいいとして、予想外だったのはこの四人。

 

 

 

「ね、ねぇセシリア。マドカ達の格好凄い可愛くない?」

 

「ええ、でもシャルロットだって負けてませんわ」

 

「ほ、ほんと?」

 

「何を疑ってるんですの。愛する人が世界一美しいと思うのは当然の事ですわ」

 

「えへへ.......」

 

 

 

 

 

 

「簪ちゃん、簪ちゃんもマドカちゃん達みたいな着物が良かった?」

 

「ううん、お姉ちゃんと一緒だったらそれで満足」

 

「...うん、私も嬉しいわ♪」

 

 

 以上、バカップル二組でした。ちなみに四人とも着物着てました。お綺麗でした。

 

 

 

 

 

「しっかし皆集まるって凄い偶然じゃね?」

 

「そうですね」

 

「実はマドカが裏で手を回してたりしないよな.......?」

 

「ふふ、さあどうでしょうね?」

 

「.......オーケイ、把握した」

 

「そんな事より兄様、折角大勢集まった事ですし.....」

 

「そうだな.....んんっ、ちゅうもーく!!!」

 

 マドカの言葉に頷き、俺は皆に聞こえる様にパンパンと大きく手を叩いた。

 

 

「みんな集まった訳だし、改めてっ........」

 

 

 

 

 

 

 

 

「明けましてっ、おめでとうございますっ!!!!!」

 

 

「「「「明けまして、おめでとうございます!!!!!」」」」

 

 

 

 




言い回し、表現、比喩その他もろもろ。アドバイスお待ちしてます。感想も。
誤字は見つけ次第、修正していきます。  

感想をくれた方ありがとうございます!

番外編です。今回の話は本編の物語とはなんら関係ありません。(多分)
それと出せなかったキャラが若干何名かいる気がしないでもないですが、何分思い付きだったもので.....許してください!!

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