(爆死♪)
……うわあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あああああぁぁぁぁぁーーーーーッ!!
⊂( *・ω・ )⊃
新聞は私にとってとても大切な物。
今では私生活の一部となっていると言っていいほどだろう。
だから、そんな新聞を作る為に私は毎日のように幻想郷を周り、情報収集を行う。
最初は皆、私のことを嫌がってあまり協力的ではない。……いや、別に嫌われるようなことは何もしていないのですが、何ででしょうね?
この前は霊夢さんの記事を載せたら本当に退治されるのではないかとヒヤヒヤしましたよ。
…まぁ、細かいことは気にしないで今回の取材対象を観察しなければッ!!
「……一応ある程度情報収集を行ったつもりですが、あまり良い成果は出ませんね」
私が今回取材する人物は蘆屋道満。
最近幻想郷にやって来たばかりで噂では様々な話が飛び交っていたが、その内容は正しいのか、正しくないものなのかとても曖昧であった。
なので、私は蘆屋道満に接触した人物に色々と話を聞いたのですが……
『道満?あいつは確かに家事や教える立場等を考えると優秀だが……性格があれだ。なんか腹が立つ。お陰で私がどれだけ迷惑をかけられたことかッ!!最近もあれだけ私の──』
『道満?あぁ。なんか面白い奴だな。慧音と一緒にいる時は大抵慧音にイタズラばかりしてるけど、私の場合はなんか他人行儀みたいな……気の所為かな。まぁ、なんだかんだで見てて面白いってことだよ』
『道満?なんか楽しい奴だせッ!!この前もたまたま会ったんだが、せっかくだから私の調合した魔法薬を飲ませたんだが、平然としてたんだ。……ん?いやいや何も起きなかった訳じゃねぇぜ。しばらく様子を見てたんだが、突然道満の頭に…猫耳、が……だ、ダメだ。これ以上は思い出しただげで……』
『蘆屋道満。正直あまり良い印象を持ちませんね。私、紅魔館の異変の時あの人に負けましたから。不意打ちとはいえさすがにあそこまでやるのは酷くないですかね?……まぁ、宴会の時に妹様があの人を破壊した時はびっくりしましたが、ちょっとスカッとしましたね』
『あんた何しに来たのよ。退治するわよ?……あの胡散臭い奴のこと?できる限り会いたくないわね。そもそも来ないで欲しいわ』
あまり参考になりませんでしたね。話を聞いた限りでは共通する内容が少なかったこと、表裏のある人物?のようなイメージしか持てませんでした。
「しかし、文々。新聞の記事の為。どんな人物であろうともこんな面白そうなネタを逃がす訳には行きませんッ!!」
……と、そんな訳で寺子屋の前までやって来ましたけど、今日は妖精達はいなさそうですね。
まぁ、その方が私的には仕事がしやすいので万々歳なんですけどね。
さて、いざ突撃ッ!!
「こんにちはーッ!!文々。新聞でーすッ!!」
まず、寺子屋に入る方法は一つ。
私が仕事として寺子屋に勝手にお邪魔させて貰うこと。
元々、慧音さんには新聞配達をしているので中に入っても怪しまれずに済みますし、蘆屋道満さんを探すチャンスッ!!
ですが、ここは慎重に行動しなければ。
……って、あれ?
「あのー。誰かいませんかー?」
……どうやら寺子屋には誰もいないらしい。
鍵は開いているので近くにはいるんでしょうが、もしかしすると聞こえていないかも知れませんね。
なら、少しお邪魔しちゃいましょう。
「お邪魔しまーす……」
よし。まず靴を脱いで慧音さんを探さないと……って、なんだか足音が聞こえる?
もしかして、慧音さんが私の声が聞こえたのかな?
なら、まずは挨拶をしないと。
──ドタドタドタ
「あっ、慧音さんこんにち──」
「ンン、失礼。拙僧は今湯浴みの途中でして」
「わ……うぇッ!?」
え、あ……わ、私が慧音さんと思っていた人物に挨拶をしようとした時に現れたのは、下を布で隠して出てきた男だった。
いや、そもそもほとんど裸だった……ってえええええぇぇぇぇぇッ!?
い、いや。確かに今日は蘆屋道満さんの取材目的で寺子屋にやって来たきたけど……そ、その……。
「……?どうかいたしましたか?」
「あっ、えっと、その……」
──ファさぁ〜……
「あ」
「…………ふぇッ!?」
え、う、嘘……あんなにその…う、うわあああああぁぁぁぁぁーーーーーッ!!!!!
「……これは失礼」
「え、あっ、で、でっかい……」
「……これは拙僧の美しき獣にて」
無理無理無理無理ィッ!!あれを見て取材なんて出来るわけないじゃないッ!!そもそもあんなの美しき獣じゃないッ!!ただの獣じゃないッ!!あんな…あ、あんな……ひゃあああああぁぁぁぁぁーーーーーッ!!!!!
「し、失礼しましたあああああぁぁぁぁぁッ!!」
今日の所は退散ッ!!今日は無理ッ!!絶対無理だからぁーーッ!!
「……」
「…………」
「………………」
「あの鴉は一体何だったのでしょうな?」
射命丸文。
すごく……大きかったです。