さんごやタツヤ達と出かける事に
今、冒険のゲートが開く
まなつ「ふんふんふふ~ん♪」
まなつは自室で鼻歌をしながら
出かける準備をしていた
ローラ「どこ行くのよ?」
まなつ「今日はクラスの友達と
ショッピングモールに行くの!
大輔も一緒に行くんだよ!」
ローラ「ふ~ん…」
まなつ「大人しくしてるなら
連れてってあげるけど?」
ローラ「行かな~い…」
まなつ「えっ?プリキュアと電獣ナイトを
探さなくていいの?」
ローラ「たまには体を休めないと…
まぁでも…どうしてもって
いうなら「わかった!」えっ?」
まなつ「じゃあお互い楽しい日曜にしよ!
私もおもいっきり
トロピカってくるぞ~!!」
まなつは部屋を出る
ローラ「ちょっと!うわっ!?」
ローラが座っていた椅子が倒れ
その拍子でローラも倒れてしまう
ローラ「ぶぅ~…」
大輔「おいまなつ~!俺まだ
準備できてないんだけど!」
まなつ「あ、ごめ~ん!」
部屋の外からそういった会話が
聞こえてきた
大輔とまなつは
あおぞら市のショッピングモール
『マリンモール』に到着する
まなつ「到着~!」
大輔「デッケー!」
まなつ「みんなが来るまで
見て周ろうよ!」
大輔「賛成!」
大輔とまなつは
まなつのクラスメイト達が来るまで
マリンモールの中を見て周った
「「「まなつ~!本宮先ぱ~い!」」」
大輔、まなつ「「おっ?」」
「「「おっは~!」」」
さんご「おはよう」
タツヤ「おはようございます大輔さん!
まなつさんもおはよう!」
そこへタツヤとさんごと
まなつのクラスメイトのきりこ、なおみ
ゆみがやってくる
大輔「おはよう!」
まなつ「ヒュー!オシャレ~!
おはおは~!」
きりこ「こっちこっち!」
なおみ「いいお店見つけたの~!」
ゆみ「行こ!」
まなつ「ラジャ!」
中に入った大輔達はそれぞれ
男子チームと女子チームに分かれる
まなつ達女子チームは
ファンシーショップに来ていた
きりこ「見て見て!」
ゆみ「じゃじゃ~ん!」
なおみ「これどう?」
まなつ「おお~!いい!
凄くトロピカってる~!」
さんご「かわいい~!」
3人が見せてきたのは
可愛らしいキャラクターのストラップだった
きりこ「みんなで買わない?
お揃いで!」
さんご「うん、いいね」
まなつ「それもいいけど~…」
まなつは素早く移動しながら
商品らを見る
まなつ「これもそれもあれも!
でもでも!こっちのも
ぜ~んぶ買いた~い!」
きりこ、なおみ、ゆみ『無理だって!』
まなつ「う~ん、残念…」
きりこ、なおみ、ゆみは
まなつにツッコミを入れる
さんごはそんなまなつを見ていた
一方大輔とタツヤはスポーツショップで
サッカー用品を見ていた
大輔「あっ!このスパイク良さそうじゃん!」
タツヤ「このスパイクって確か最近出た
新製品ですよ」
大輔「マジで!?そんなら買った!」
大輔は会計を済ませる為に
店のレジに向かい始める
タツヤ「俺、もう少し見てま~す!」
大輔「わかった~!」
大輔は返事をする
タツヤは歩きながらサッカー用品を見ていた
ドン!
タツヤ「あ、すみません!
よく見てませんでした!」
「いや、僕の方こそごめん」
タツヤは少年と軽くぶつかってしまう
少年は黒髪でタツヤと同い年か
1つ年上くらいの背丈だった
「サッカー、やってるのかい?」
タツヤ「あ、はい!」
「そうなんだ
僕もやってるんだ、サッカー」
タツヤ「そうなんですか?」
タツヤは少年と話をしていた
タツヤ(あれ?そういえばこの人
どこかで…)
タツヤはふと考える
大輔「タツヤ~!待たせたな!」
そこへ大輔が戻ってくる
タツヤ「あ!大輔さん!」
大輔「いや~!レジが結構混んでてさ~!…ん?」
「えっ?」
大輔と少年の目が合う
大輔「賢!お前何でここにいるんだ!?」
賢「大輔!そういう君こそ何で!?」
そう、少年の名は『
大輔と同じ選ばれし子どもで
大輔にとって一番の親友でもある
タツヤ「け、賢さんって…」
大輔「俺、最近あおぞら市に引っ越してきてさ
一緒に住んでる親戚の子と
そのクラスメイト達と一緒に
買い物に来たんだよ!
それにしても、久しぶりだな~賢!」
賢「ああ!お台場から引っ越したって聞いていたから
また君に会えるなんて思わなかったよ!」
大輔「だよな~!俺も当分会えないって
思ってたから嬉しいぜ!
あっ、紹介する!後輩の七海タツヤだ
タツヤ、こいつは」
タツヤ「一乗寺賢さんですよね!?」
大輔「そうそう!……えっ?
なんで知ってんだ?」
タツヤ「俺、去年の大輔さんのチームと
賢さんのチームの試合を
見ていたから賢さんの事は
知ってたんです!
あ~!まさか大輔さんだけじゃなくて
賢さんにも会えるなんて…感激です!」
大輔「こいつさ、俺のファンなんだってよ」
賢「そうなんだ
よろしく、タツヤ君」
タツヤ「は、はい!」
賢はタツヤに手を差し出し
タツヤはその手を取り、握手をする
その後、買い物を済ませた大輔
タツヤ、賢はモール内を歩いていた
大輔「ええっ!?賢も引っ越してきたのか!?」
賢「ああ、だから今日は街の見物がてら
マリンモールに来たんだ
明日からあおぞら中に通う事になってる」
大輔「へぇ!なら同じクラスに
なれるといいな!」
賢「そうだな」
タツヤ(凄い…試合の時は
激しくぶつかり合ってた2人が
こんなに仲がよかったなんて)
まなつ「あっ!いたいた!
大輔~!タツヤ~!」
大輔達が楽しそうに会話をしていると
まなつ達が近づいてきていた
大輔「あいつが俺の親戚の子だよ
よかったら賢も一緒に来るか?」
賢「僕は遠慮しておくよ
他に行きたい場所があるからさ」
大輔「そっか…じゃあ学校に通い始めたら
また一緒に行こうぜ!」
賢「うん、それじゃあ!」
賢は大輔とタツヤの元を去る
まなつ「ねぇ大輔、今一緒にいたのって?」
大輔「あいつは一乗寺賢!
俺の大親友なんだぜ!」
タツヤ「明日から俺達の学校に
通うらしいよ」
まなつ「そうなんだ~!」
大輔「ところで次はどこに行くんだ?」
さんご「今からアイスを買いに行くって
話になってて
みんなで大輔先輩とタツヤ君を
探してたんです」
大輔「アイスか!俺も食べたいな!」
タツヤ「俺も!」
きりこ「それじゃあ決まり!」
まなつ「アイス屋にレッツゴー!」
大輔達はアイス屋に向かい始める
その途中、大輔達は
見覚えのある2人の女性を見つける
まなつ「桜川先生!」
大輔「紅葉原先生!」
片方は大輔のクラスの担任の紅葉原秋葉
もう片方はまなつ達1年5組の担任の桜川咲だった
紅葉原「あら、本宮君じゃない!」
桜川「夏海さん達も!…ってうわわっ!」
桜川先生のそばにあったマネキンが
倒れてくる
それを紅葉原先生が支える
紅葉原「おっと!気を付けなさい咲」
桜川「あ、ありがと~秋葉ちゃん…」
大輔「なんかやけに親しそうですね」
紅葉原「私達、小さい頃からの友達なのよ
昔から咲のドジには振り回されたわ」
桜川「秋葉ちゃん!
みんなの前でやめてちょうだい!////」
2人のやりとりを見ていた1年生組は…
なおみ「桜川先生、いいね!」
きりこ「ドジっ子なとこも素敵!」
さんご「え…うん、すっごく可愛い…」
タツヤ「……」
さんごは友達と無理に合わせてそうな感じだった
タツヤはその事に気づいていたが
なにも言わなかった
そして大輔達はアイス屋にたどり着いた
さんご「どれがいいかな?」
きりこ、なおみ、ゆみ『ストロベリーチョコ
ください!』
さんご「あ…じゃあ私も…」
まなつ「決めた!トロピカルマンゴー!」
なおみ「マンゴーも美味しいよね~!」
大輔「俺、チョコで!」
タツヤ「バニラください!」
アイスを買った大輔達は
歩きながらアイスを食べていた
まなつ「ん~っ!美味しい~!」
大輔「うめ~!(ブイモンにはなんか
わりぃな)」
そんな中、さんごがふとアイス屋を見ると
小さい女の子がいた
「妹がね、それが好きなの…」
「ごめんね…ストロベリーチョコ
さっき売り切れちゃって…」
「わかりました…」
「えっ?他のも美味しいよ?」
女の子は落ち込みながらアイス屋から離れる
するとさんごが女の子の方に行く
さんご「これ、あげる」
「えっ?いいの?」
さんご「うん、どうぞ」
「わぁ!ありがとう!」
さんご「妹ちゃんと仲良くね」
「うん!」
女の子は喜びながらこの場から去る
タツヤ「さんごちゃん」
するとタツヤがさんごに近づく
タツヤの手にはまだ食べていない
バニラアイスがあった
タツヤ「これ食べなよ
ストロベリーチョコじゃないけど…」
さんご「えっ?でもタツヤ君のが…」
タツヤ「俺のはいいよ。ほら」
タツヤはさんごの手にバニラアイスを
持たせる
さんご「…ありがとう」
タツヤ「どういたしまして」
この2人のやりとりを見ていた大輔とまなつは
笑みを浮かべていた
一方大輔達と別れた賢は
マリンモール内の本屋に来ていた
賢が見ていたのは小説のコーナーだった
賢「…これにしてみよう」
賢は目についた本を取ろうと
手を伸ばす
するとそこにもう1人の手が伸びてくる
賢「ん?」
みのり「あ…」
手を伸ばしたのは
大輔のクラスメイトのみのりだった
みのりも賢が取ろうとした本を
手に取ろうとしていたのだ
賢「よかったらどうぞ」
賢はみのりに本を譲ろうとする
みのり「いいの?」
賢「うん、他にも見てみたい本は
たくさんあるから」
みのり「ありがとう…」
みのりは本棚から本を取る
するとみのりは賢の方を見る
みのり「…あなた、もしかして3年前に
話題になってた一乗寺賢君?
天才少年の…」
賢「っ…」
みのり「ご、ごめんなさい…
嫌な事だったのね…」
賢「いや、いいよ…
確かに天才少年って呼ばれてた時は
あったよ…」
みのり「やっぱり…でもどこか違う」
賢「え?」
みのり「テレビで見た時はなんだか…
いい人を演じてて、心の中では
他人を見下してる感じがした…でも
今のあなたは、優しい目をしてるから
あの頃と違うって思ったの」
賢「…ありがとう
確かにあの頃は自分が一番
それ以外はムシケラに等しいって思ってた…
でもそれは間違いだった…
そのせいで、かけがえのない友達を
死なせてしまったんだ…
だけど、そんな僕に寄り添ってくれる奴が
いたんだ。普段は友達から
からかわれてるような奴だけど、誰よりも純粋で
誰よりも友達を信じてるんだ、彼は…」
みのり「……」
賢の話をみのりは静かに聞いていた
賢「あ、ごめん…
初対面なのに話を聞いてもらって…」
みのり「大丈夫…それじゃあ行くね」
賢「うん、わかった」
みのりは会計を済ませにレジへ向かう
するとみのりが足を止める
賢「?」
みのり「私は、あおぞら中学校2年の
一之瀬みのり。よろしく…」
賢「…うん、よろしく一之瀬さん」
自分の名前を名乗ったみのりは
今度こそレジへ向かった
賢「…そういえば
あおぞら中学って事は
同じクラスになるかもしれないな…」
一方大輔達はマリンモールを出て
あおぞら水族館の入り口前に来ていた
大輔「さっきから思ってたんだけどさ
タツヤってやけにでかいカバンで
来てるんだな。重くないのか?」
そう、今日のタツヤはやたらと大きいカバンを
肩に背負っていた
タツヤ「だ、大丈夫です!
たいして荷物入れてないので!」
大輔「そ、そっか…ならいいんだけどよ…」
水族館に入った大輔達は
色々と見てまわっていた
きりこ「水族館と言えば
やっぱ熱帯魚よね~!」
ゆみ「私はクラゲが好き~!」
なおみ「なんたってペンギンでしょ~!」
まなつ「私のイチオシはこれ!
ダイオウグソクムシ!
可愛いでしょ?」
きりこ、なおみ、ゆみ『いいえ、あんまり…』
まなつ「え~?」
大輔「可愛いかどうかはわかんねぇけどさ
結構面白い見た目してるよなぁ」
さんご「……ん?」
さんごは近くにいた女性が
財布を落とすところを見る
さんご「あの、これ落としましたよ」
「まあ、ありがとう!」
まなつ「カエルアンコウはどう?」
きりこ、なおみ、ゆみ『いやいや…』
まなつ「ぶぅ~…」
大輔「…あれ?さんごちゃんは?」
大輔以外『え?』
この場に先程までいた筈のさんごが
いつの間にかいなくなっていた
タツヤ「俺、探してきます!」
大輔「おう!」
タツヤはさんごを探しに
この場から離れた
一方さんごは
人気のない通路を歩いていた
さんご「どうしよう…はぐれちゃった…」
タツヤ「さんごちゃ~ん!」
そこへさんごを探していたタツヤがやってくる
さんご「タツヤ君!」
タツヤ「探したよ、みんなの所に戻ろ」
さんご「うん……あれ?」
タツヤ「ん?」
タツヤとさんごは首をかしげる
通路の奥にあるドアから
歌声が聞こえてきていた
さんご「歌?キレイな歌声…」
タツヤ「うん…」
2人はドアを開ける
そこは現在使われていないプール
そのプールに、歌を歌っているローラがいた
ローラと出会ったタツヤとさんご
はたしてこの出会いが意味するものとは…
次回もお楽しみに!
感想お待ちしています!