この出会いが意味するものとは…?
今、冒険のゲートが開く
ローラ「はぁ~!気持ちいい!
1人でも全然楽しいし~♪」
ローラはあおぞら水族館にある
無人のプールにいた
タツヤ、さんご「「……?」」
それをタツヤとさんごは見てしまった
ローラ「げっ!?人間!」
さんご「人魚…?」
タツヤ「だと…思うけど…」
さんご「……可愛い」
ローラ「えっ?あら何?急に♪」
可愛いと言われ
満更でもなさそうにするローラ
さんご「あっ、ごめんなさい!
あんまり可愛かったから…」
ローラ「いいのよ!
私は可愛いから
仕方ない事よ♪」
さんご「…それ、作り物?」
さんごはローラの尾ひれを見て
そう聞く
ローラ「失礼ね!本物よ!」
さんご「ほ、本物!?」
ローラ「ほら、触ってみて
なんだったらあなたも触る?」
タツヤ「あ、それじゃあ…」
タツヤとさんごはローラの尾ひれに
手を触れる
さんご「凄い!本物の人魚!」
ローラ「だから言ってるでしょ?」
さんご「いたんだ人魚…
しかもこんなに可愛い!」
ローラ「あらもう!正直ね♪」
さんごとローラが盛り上がっている中
タツヤは1人考えていた
タツヤ「ねぇ、ちょっと聞きたいんだけど」
ローラ「何?」
タツヤ「君って…デジモンじゃないんだよね?」
さんご「デジモン?」
ローラ「はぁ?私があんなヘンテコな生き物なわけ
ないじゃない」
「誰がヘンテコだ!誰が!!」
さんご、ローラ「「えっ?」」
タツヤ「ちょ、ちょっと!静かにしててよ!」
突然声が聞こえてきて
さんごとローラは驚く
タツヤが持っていた大きめのカバンが
何故か揺れていた
そして、そのカバンから
タツヤのパートナーデジモン
ガンマモンが出てきた
ガンマモン「もういっぺん言ってみろよ!
もういっぺん!」
ローラ「デ、デジモン…!?
あなたもデジモン連れてるの!?」
タツヤ「う、うん…(あなたも?)
さ、さんごちゃん、これは…」
さんご「…可愛い」
ガンマモン「か、可愛い…?」
さんご「あ、ごめんね
あなたが可愛いかったからつい…」
ガンマモン「気にしなくていいぞ~」
タツヤ「さんごちゃん、今まで黙っててごめん…
その…怖くない?」
さんご「ううん、すごく可愛いよ!」
タツヤ「よかったぁ…」
さんご「あなた、なんていう名前なの?
私、凉村さんご」
ガンマモン「俺、ガンマモン!
よろしくなさんご!」
さんご「うん、よろしくね」
タツヤ、さんご、ガンマモンが
会話をしてる中、ローラがはっとなる
ローラ「ねぇ!あなたプリキュア
やってみない?」
さんご「えっ?プリキュア…?」
ローラ「あなたも電獣ナイトやる気ない?
D-3持ってるわよね?」
タツヤ「D-3?…ああ、デジヴァイスの事?
持ってるよ」
タツヤはD-3を取り出す
配色は白と紺色だ
ローラ「じゃあこれ持ってみて
あなたはこれを持ってみて」
ローラはタツヤにデジタルソードを
さんごにトロピカルパクトを持たせる
しかし、何も起きなかった…
ローラ「変化なし…やっぱりダメか…」
ローラはデジタルソードとトロピカルパクトを
返してもらった
タツヤ「え?」
さんご「ダメって?」
ローラ「ああ!いいのいいの!
私に会ったことは秘密に…」
まなつ「さんご~?」
大輔「タツヤ~?」
タツヤ達がいる場所から離れた場所に
2人を探している大輔とまなつ達がいた
ローラ「えっ!?まなつ!?大輔!?
まずい!」
ローラは即座に隠れる
さんご「みんな!ねぇ
あなたの事紹介し…あれ?」
タツヤ「いない…」
タツヤとさんごは疑問に思ったが
とりあえずガンマモンをカバンに戻し
大輔達の元へ戻る
まなつ「あ、いた!さんご~!タツヤ~!」
大輔「おーい!」
さんご「ごめんなさ~い!」
タツヤ「心配かけてごめ~ん!」
なおみ「よかったぁ~」
ゆみ「何してたの?」
さんご「今、人…あ、ううん!
なんでもない!ね、タツヤ君?」
タツヤ「う、うん!」
大輔達と合流したタツヤとさんごは
次にジュゴンを見に来た
まなつ「ジュゴンちゃ~ん!」
ゆみ「昔の人はジュゴンを見て
人魚と間違えたんだって!」
なおみ「え~!人魚って絵本だともっと
可愛いじゃない!」
さんご「そ、そうだよ
人魚は凄く…」
きりこ「わかった!ホントは人魚も
ジュゴンみたいな面白顔なんだよ!」
さんご「え…?」
ゆみ「アハハ!ウケる!
人魚面白い顔説!
さんごもそう思わない?」
さんご「えっ…う、うん…そうだね
きっと面白顔だよ…」
タツヤ「…俺は違うと思うな」
さんご「えっ?」
タツヤ「実際に見てないからわからないけどさ
ジュゴンと人魚は違う生き物なんだから
人魚が面白顔かどうかわからないでしょ?」
きりこ「ええ~、面白顔だと思うんだけどなぁ…」
タツヤ「もちろん君たちの考えを
否定してるわけじゃないよ
あくまで俺の考えを言ってみただけだから」
さんご「…」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ー4年前ー
タツヤ『ヒッグ……エグ……』
さんご『タ、タツヤ君…どうしたの?』
小学校の校庭の隅で
少し服が汚れたタツヤが泣きじゃくっており
それを見たさんごはタツヤの元へ行く
タツヤ『…さっき、いじめっ子達に
弱虫タツヤって言われて…
何回も叩かれた…』
さんご『ひ、ひどい…』
タツヤ『…さんごちゃん
俺の事は気にしなくていいよ…
俺と一緒にいたらさんごちゃんも
あいつらに目をつけられるから…』
さんご『で、でも…』
タツヤ『いいからほっといてよ!』
タツヤはその場から走り去っていった
さんご『タツヤ君…』
そんなタツヤをさんごは見ている事しか
出来なかった
そして、タツヤに転機が訪れたのは
それから3年後の小学6年生の頃だった
たまたま見に行ったサッカーの試合で
タツヤは運命的な出会いをする
そう、大輔のチームの試合の時だ
ずば抜けて上手いわけでもないが
タツヤは大輔のプレイに魅了されていった
その影響でタツヤもサッカーを始めた
最初は上手く出来なかったが
徐々に上手くなっていった
そして、サッカーを始めて
2週間後の出来事…
公園でいつも通りサッカーの練習を
していた
『おう!弱虫タツヤ!』
タツヤ『!?』
そこへタツヤをいじめている
いじめっ子達3人がやってくる
もちろん小3の時にさんごに話していたいじめっ子達だ
『サッカー始めたってホントだったんだな~!』
『スポーツど下手のお前に
サッカー出来るわけねぇっつの!』
タツヤ『…君たちには関係ないだろ?』
『ああん?』
いつもならなにも言い返せないが
今のタツヤは違った
『弱虫タツヤの癖に生意気じゃねぇか?ああっ?』
いじめっ子の1人がタツヤの肩に手を置く
その腕をタツヤは掴み、力を込める
『っ!て、てめえ!』
タツヤ『俺は今サッカーの練習してるんだ!
どっかに行ってくれ!』
『~~~~っ!』
頭に血がのぼったいじめっ子は
タツヤに殴りかかろうとする
さんご『先生!こっちです!』
『あっ!凉村が先生呼んでるぞ!』
『ま、まずいって!』
『ちっ!覚えてろ!』
いじめっ子達は慌ててこの場から逃げる
さんご『タツヤ君!大丈夫!?』
タツヤ『う、うん…あれ?先生は?』
さんご『フフ…あれ、嘘だよ』
タツヤ『ええっ!?』
さんご『タツヤ君があのいじめっ子に
絡まれてるのを見て
咄嗟に…』
タツヤ『そ、そうなんだ…ありがとう』
さんご『どういたしまして…
タツヤ君、最近笑うことが
多くなったよね?
なにかいいことがあったの?』
タツヤ『…うん!話してあげる!
俺に勇気と自信をくれた人の事を!』
ーーーーーーーーーーーーーーーー
さんご(タツヤ君…昔と違って
自分の意見を言えるようになってる
やっぱり、大輔先輩のおかげなのかな…)
さんごは大輔の方をチラッと見る
まなつ「あっ!ペンギンショーが始まる!
みんな急いで!」
大輔「あ!待てよまなつ~!」
きりこ、なおみ、ゆみ『待って~!』
タツヤ「行こ、さんごちゃん」
さんご「う、うん」
大輔達はペンギンショーがある会場に向かった
その後夕方になり、大輔達は各自解散となった
翌日、あおぞら中学校
2年2組の教室にて…
紅葉原「みんな!先週本宮君が転入してきたけど
なんともう1人、このクラスに
新しい仲間が増えるわ!入っていいわよ!」
「はい」
大輔(お、この声…)
みのり(もしかして…)
大輔とみのりは同じ人物を予想していた
その予想通り、教室に入ってきたのは賢だった
賢「一乗寺賢です。田町から引っ越してきました
よろしくお願いします」
賢は丁寧にお辞儀をする
生徒達は賢に拍手をする
紅葉原「自己紹介ありがとう
それじゃあ席は…本宮君の後ろが
空いてるわね。あの席でいいかしら?」
賢「はい」
賢は席に座る
それから授業が始まった
人並み以上には勉強が出来る賢は
出された問題も難なく正解できた
そして、昼休みになった
大輔「いや~!まさかホントに賢と同じ
クラスになれるなんてな!嬉しいぜ!」
賢「僕もだよ
これからよろしくな、大輔」
大輔「ああ!」
みのり「一乗寺君…」
大輔と賢が会話をしていると
みのりが賢に話しかけてくる
賢「一之瀬さん?どうしたんだい?」
大輔「賢、一之瀬さんと知り合いなのか?」
賢「うん、昨日大輔とタツヤ君と別れた後に
本屋で知り合ったんだよ
それで、なにか用かい?」
みのり「これ…貸したくて」
みのりは一冊の本を賢に差し出す
昨日賢がみのりに譲った小説だ
賢「いいのかい?」
みのり「ええ、もう昨日の内に読んだから…」
賢「…ありがとう」
賢は小説を受けとる
大輔「そんじゃあ賢、一緒に昼飯食わねぇか?
どっかいい場所探してさ」
賢「ああ、是非行かせてもらうよ
一之瀬さんもどう?」
みのり「私はいい…」
賢「そうか…それじゃあまた後で
行こう大輔」
大輔「ああ」
大輔と賢は教室を出て
昼食を食べる場所を探していた
まなつ「あ、大輔~!」
タツヤ「大輔さ~ん!賢さ~ん!」
そこへまなつ、タツヤ、さんご
きりこ、なおみ、ゆみが来る
大輔「あ!まなつ!みんなも!」
まなつ「あ、昨日大輔と一緒にいた人ですよね!?
私、夏海まなつです!えっと…確か…
いちじょ…じょ…」
賢「一乗寺賢、大輔とは友達同士だよ
よろしく夏海さん」
まなつ「まなつでいいですよ!
よろしく賢先輩!」
賢「わかった、よろしくまなつさん
君たちもよろしく」
さんご「よ、よろしくお願いします」
きりこ、なおみ、ゆみ『よろしくお願いしま~す!』
そしてしばらく歩いていると
階段の所にたどり着く
まなつ「ねぇねぇ!屋上で食べようよ!」
大輔「賛成!」
タツヤ「俺も!」
賢「僕も行くよ」
きりこ「え~…」
なおみ「今日暑いし…」
ゆみ「私達はパス…」
まなつ「そっか…じゃあ私
トロピカってくるね!」
まなつは屋上に行こうとする
さんご「…あの、一緒に行ってもいい?」
まなつ「えっ?もっちろ~ん!」
タツヤ「じゃあ一緒に行こ、さんごちゃん」
さんご「うん」
さんごは大輔とまなつ達についていく
そして屋上にやってきた大輔達は
昼食を食べ始めた
まなつ「ん~っ!
外で食べると気持ちいいね~!」
大輔「そうだな!」
さんご「あ、あの…」
まなつ「ん?」
さんご「私、まなつちゃんが羨ましい…
タツヤ君も大輔先輩も…」
タツヤ「え?」
大輔「何がだ?」
さんご「いつも、自分が一番好きな事を
迷わず出来るでしょ…?」
まなつ「さんごは違うの?」
さんご「うん…私、自分には無いものを
持ってる人って羨ましく思うんだ…
私が幼稚園の時にね
みんなでチューリップの球根を
植えた事があって、好きな色を
選べたの…それで、私は紫が一番可愛いと
思ったんだけど…紫を選んだのは
私だけだったの…
みんなは気にしてなかったけど
私もピンクにすればよかったって
凄く後悔した…」
まなつ「そんな事があったんだ…」
大輔「タツヤは知ってたのか…?」
タツヤ「…その事なんですけど」
ローラ「く~っだらない!!」
さんご「えっ?」
そんな時、ローラの声が聞こえてきた
まなつのポケットにあったアクアポットは
地面に落ちる
ローラ「自分の可愛いが
信じられなくてどうするのよ!?」
賢「この声って…?」
まなつ「なに勝手に出て喋ってんの~!?」
さんご「あなたは…」
タツヤ「もしかして、昨日の…?」
大輔「えっ?それってもしかして…」
賢「待った、ここじゃ不味いだろ?
どこか人がいない場所に行こう」
大輔「お、おう…」
大輔達は人がいない場所にやってくる
まなつ「まさか3人が昨日会ってたなんて…」
大輔「…っていうかローラ
お前昨日うちで休んでるんじゃ
なかったのか?」
タツヤ「ローラって言うんだ…」
さんご「ちっちゃいとますます可愛い!」
ローラ「そうそう!
自分の可愛いを信じなくちゃ」
さんご「自分の可愛いを信じる…」
賢「それにしても、まさか人魚が
実在してるなんて…」
大輔「驚いたろ?俺だって最初は
驚いたんだからな」
賢「うん…ローラだったよね?
僕は一乗寺賢。よろしく」
ローラ「…よろしく、人間」
賢「人間?」
大輔「あ~、気にすんな
初対面の奴にはこんな感じだからさ」
まなつ「…そうだローラ!さんごってプリキュアに
向いてると思わない?凄く優しいし
誰とでも仲良くなれちゃうし!」
さんご「あの、プリキュアって…?」
タツヤ「昨日ローラが言ってたよね?
あと、電獣ナイトとかって…」
まなつ「プリキュアと電獣ナイトはね!
あとまわしの魔女から世界を救う
伝説の戦士なんだよ!
ローラはプリキュアと電獣ナイトを探しに
人魚の国からやってきたの!」
大輔「そ、まなつがプリキュアで
俺が電獣ナイトなんだぜ!」
賢「君が伝説の戦士?
なんだか想像出来ないな…」
大輔「おい!何ブイモンみたいな事
言ってんだよ!」
タツヤ「ブイモン?」
大輔「あ、いや…そのだな」
タツヤ「…あの、もしかして大輔さんも
パートナーデジモンがいるんですか?」
大輔「…え?まあ、いるけど…」
ローラ「彼、大輔みたいにデジモン連れてたのよ」
タツヤ「今は家で留守番してますけど…」
タツヤがそう言うとタツヤはD-3を取り出す
まなつ「あ、D-3!」
大輔「マジかよ!」
賢「…あの、実は僕にも
パートナーデジモンがいるんだ」
すると賢もD-3を取り出す
賢のD-3な黒が基調のデザインだった
さんご「あ、タツヤ君が持ってた機械…」
大輔「…そうだ!
さんごちゃんはプリキュアでいいけどさ
賢とタツヤに電獣ナイトやらせたらどうだ?
D-3持ってんだし!」
タツヤ「えっ?」
賢「僕が電獣ナイト…?」
ローラ「ダメよ。そっちの彼はわからないけど
そこの2人はトロピカルパクトも
デジタルソードも光らなかったし無理~」
まなつ「そうかなぁ?」
大輔「いけると思うんだけどなぁ…」
さんご「うん…私にはそんな勇気も
自信もないから…」
まなつ「そんな時にはこれだよ!」
まなつはポケットからリップを取り出す
まなつ「メイクで気合いを入れるの!
そしたらトロピカるぞ~って
気分が上がるから!」
さんご「まなつちゃんもメイク持ってるんだ…」
まなつ「うん!お母さんから貰った
大事なリップなんだ!」
まなつの言葉を聞き、さんごは考える
そんな中、タツヤも考える仕草をしていた
大輔「どうかしたか?」
タツヤ「あ、いえ…俺も電獣ナイトになって
大輔さんとまなつさんの力になれたらなって…」
大輔「…タツヤはさ、俺の勇気の原動力は
なんだと思うんだ?」
タツヤ「えっと…すみません
わからないです」
大輔「それは、これだ」
大輔は自分の頭につけているゴーグルを
指差す
タツヤ「ゴーグル…ですか?」
大輔「このゴーグルは俺が尊敬してる先輩から
譲り受けた奴なんだ。先輩にも
パートナーデジモンがいてさ
デジタルワールドを他の先輩達と一緒に
救ったことがあるんだぜ!
それからゴーグルは先輩から俺に
受け継がれて、いつでもそばで
俺を見てくれてた…だからゴーグルは
知ってるんだぜ、戦いと勇気の意味をさ!」
タツヤ「戦いと、勇気の意味…」
大輔「タツヤのそのゴーグルはさ
いつから持ってるんだ?」
タツヤ「えっと…幼稚園の頃からです」
大輔「だったらそのゴーグルは
タツヤの事を一番よく知ってる筈だ
だからゴーグルに聞いてみろよ
自分の事をさ」
タツヤ「自分の事を…」
タツヤは大輔の言葉の意味をよく考える
すると賢が自分の腕時計を見てはっとなる
賢「みんな!そろそろ授業時間だ
教室戻ったほうがいいよ」
大輔「マジで!?」
まなつ「それじゃあ大輔!賢先輩!
またあとでね~!」
さんご「待ってまなつちゃん!」
タツヤ「では!」
まなつ達は教室に戻っていき
大輔と賢も教室に戻っていった
そして放課後になり
大輔、まなつ、タツヤ、さんご
きりこ、なおみ、ゆみが下校していた
賢は部活の見学をするため、学校に残っていた
そのため、デジタルソードを触らせる時間がなかった
その道中、人魚の銅像を見つける
ゆみ「人魚だ!」
きりこ「美人すぎるよ」
なおみ「もっと面白い顔じゃないとね~」
さんご「…」
「助けて~!!」
「怪物だ~!!」
そんな中、人々が悲鳴があげながら
逃げてきていた
なおみ「怪物って…」
きりこ「また出たの!?」
まなつ「…私、急用思い出した!」
大輔「俺も!」
大輔とまなつはこの場から走り去っていく
きりこ、なおみ、ゆみ『えっ!?まなつ!本宮先輩!』
タツヤ「大輔さん…まなつさん…」
なおみ「…そういえばさ、モンスターの現れた現場に
人魚がいたんだって」
ゆみ「えっ?人魚がモンスターを
操ってるとか」
きりこ「悪者じゃん、それ…」
なおみ「それと人魚だけじゃないんだって…
なんでもドラゴンみたいな怪獣も
いたんだって…」
ゆみ「それって、3年前に
世界中に現れたっていう怪獣じゃ…」
きりこ「私覚えてる!
怪獣のせいでたくさんの建物が
壊されたってニュースでやってた!」
なおみ「怖~い…」
さんご「…違うよ」
きりこ、なおみ、ゆみ『えっ?』
さんご「人魚も怪獣も悪者じゃないし…
ホントはすっごく可愛いんだよ!」
さんごは自分の本心をハッキリ言う
それを聞いた3人は黙り混む
さんご「あ、私も急用思い出した!」
タツヤ「さんごちゃん!」
さんごは大輔達が向かった方向へ
走っていく
タツヤ「…さんごちゃんが言っていたこと
しっかり考えてみてくれ」
タツヤもこの場から走り去っていった
ヤラネーダ「ヤラネーダ!」
ブレイブ「おりゃあ!!」
サマー「ハァッ!!」
タツヤとさんごはヤラネーダがいる場所に
たどり着く。既にブレイブとサマーが
ヤラネーダの相手をしていた
ローラは近くの水場にいた
タツヤ「大輔さんとまなつさんだ!」
タツヤとさんごは隠れながら2人を見つける
ローラ「取られたやる気、返してもらうわよ!」
チョンギーレ「させねぇぜ!
まずは人魚をやっちまえ!」
ヤラネーダ「ヤラネーダ!」
ローラ「えっ!えええ!?」
ヤラネーダの攻撃がローラに迫る
ブレイブ「危ないローラ!」
ブレイブがデジタルソードで
ヤラネーダの攻撃をはじき、ローラを守る
そしてブレイブとサマーの戦いを見ていた
2人は…
タツヤ「あれが電獣ナイト…
凄くカッコいい…!」
さんご「可愛くてカッコいい…
これがプリキュア…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まなつ『さんごってプリキュアに向いてると
思わない?』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さんご「そんな勇気も自信も、私には…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まなつ『そんな時にはこれだよ!
メイクで気合いを入れるの!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さんご「私にも…」
そして、タツヤは自分のゴーグルに触れる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大輔『ゴーグルは知ってるんだぜ
戦いと勇気の意味をさ!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タツヤ「大輔さん…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大輔『だからゴーグルに聞いてみろよ
自分の事をさ』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タツヤ(そうだ…このゴーグルは俺の事を
一番見てくれていたんだ
楽しい時も、悲しい時も
俺がサッカーを始めた時も…
大輔さんみたいに
なりたいっていう純粋な気持ちを
一番知ってるんだ!)
ヤラネーダ「ヤラネーダ!」
サマー「うわぁー!!」
ブレイブ「サマー!!」
サマーはヤラネーダの攻撃を受け、
ローラがいる水場に落ちてしまう
さんご「私は…信じる!」
タツヤ「俺は…大切な人達を助ける!
大輔さん!」
さんご「まなつ!ローラ!」
タツヤとさんごは隠れていた場所から
飛びだしていった
サマー「さんご!?」
ブレイブ「タツヤ!?
なんでお前らここにいるんだよ!?」
チョンギーレ「あん?なんだお前ら?」
ローラ「何やってんの!?
逃げなきゃ危ないわよ!」
タツヤ「俺は…」
さんご「私は…」
タツヤ、さんご「「逃げない!!」」
ピカアアアアアアアアア!!
タツヤとさんごの思いに答えるように
タツヤのD-3とさんごの指が光りを放つ
タツヤのD-3にデジタルソードを刺す穴が
さんごの指にハートクルリングが現れる
それと同時にタツヤの元にデジタルソードが
さんごの元にトロピカルパクトがやってくる
さんご「えっ?」
タツヤ「これって…?」
ローラ「見つけた!
2人目のプリキュアと電獣ナイト!」
さんご「私が…プリキュア」
タツヤ「俺が電獣ナイト……
行くよ、さんご!!」
さんご「うん、タツヤ!!」
さんご「プリキュア!トロピカルチェンジ!!」
タツヤ「D-3!ソードオン!!」
さんご「レッツメイク!キャッチ!!」
タツヤ「ナイトチェンジ!!」
さんご「リップ!アイズ!ヘアー!チーク!ドレス!」
「きらめく宝石!キュアコーラル!!」
「轟く純粋!ナイトピュア!!」
タツヤはナイトピュアに、さんごはキュアコーラルに
変身した。ピュアは茶髪が青色の髪になり
青が基調の衣服を身に纏い、デジタルソードは
イナズマを連想させる形になっていた
コーラルの髪は伸び、紫色になり
水平帽を被り、衣装は紫が基調のドレスに
なっていた
チョンギーレ「なにっ!?」
ブレイブ「ナイトピュア!」
サマー「キュアコーラル!」
ローラ「やった!あなた達は
プリキュアと電獣ナイトに
なったのよ!」
コーラル「これが私…?」
ピュア「凄い…力が湧いてくる!」
サマー「キュアコーラル、可愛い~!」
コーラル「ありがとう」
ブレイブ「ナイトピュア、カッコいいぜ!」
ピュア「あ、ありがとうございます!」
ヤラネーダ「ヤラネーダ!!」
そこへヤラネーダの攻撃が迫る
コーラル「危ない!」
ペケッ!
それをコーラルが×印のシールドで防ぐ
サマー「凄いよコーラル!」
ブレイブ「さあ!一斉攻撃だ!」
ピュア「はい!」
ブレイブ達は飛び上がり
4人でヤラネーダを攻撃した
ヤラネーダ「ヤラネーダ~!?」
ブレイブ「ローラ!」
ローラ「オーライ!マーメイドアクアポット!
サーチ!」
ローラはヤラネーダの中にある
やる気パワーをサーチする
ローラ「黄色!やる気パワー、カムバック!!」
ローラはやる気パワーを
アクアポットに吸収する
コーラル「私はもう逃げない!」
するとサマーのリップが分裂し
紫のリップがコーラルの元に行く
サマー「さぁコーラル!」
ブレイブ「いけぇピュア!」
コーラル「うん!私は私を信じる…だって
これが私の可愛いだから!
ハートルージュロッド!」
ピュア「俺は…これからも憧れの人に
追い付けるように頑張る!
純粋な気持ちを忘れずに!
デジタルソード!」
コーラル「プリキュア!
もこもこコーラルディフュージョン!!」
ピュア「サンダーストライク!!」
ピュアとコーラルの必殺技が炸裂する
ピュア、コーラル『ビクトリー!!』
ドカーン!!
ヤラネーダは倒され
やる気パワーも人々の元へ戻っていった
サマー「やったね!コーラル!ピュア!」
コーラル「うん!」
ピュア「ああ!」
ブレイブ「これでひとまず、一件落着だな!」
ローラ「これでまた一歩、女王に近づいた!
ウフフ♪」
チョンギーレ「ちっ、かったりぃ…」
チョンギーレはこの場から消えていった
きりこ、なおみ、ゆみ『さんご!ごめん!』
さんご「え?」
大輔達が3人の元へ戻ると
3人がさんごに謝ってきた
きりこ「私達、さんごの気持ちを考えてなかった!」
なおみ「人魚が面白顔とか…人魚と怪獣が
悪いことしてるって言っちゃって…」
ゆみ「人魚も怪獣も
みんなを助けようとしてたんだよね?」
さんご「…うん!人魚も怪獣も
みんなのために戦ってる
それにとっても可愛いよ♪」
このやり取りを見ていたタツヤは
安堵の息をはいた
そして数日後の休日
前の休日の時と同じメンバーで
買い物にきていた
なおみ「あ、これいい!」
きりこ「可愛い~!」
ゆみ「流行りそ~!」
さんご「ホントだ、可愛い♪」
タツヤ「そうだね」
さんご「でも…こっちのも可愛いと思う」
きりこ「わぁ!ありかも!」
なおみ「可愛いよ!」
ゆみ「いいね!」
きりこ「中も見ようよ!」
ゆみ「オッケー!」
3人は店内に入っていった
まなつ「ちゃんと言えたね、自分の可愛い」
さんご「うん!でも
なんだかまだ信じられない…」
まなつ「プリキュア、一緒に頑張ろうね!
なんなら部活も!」
大輔「まなつ、部活決めたのか?」
まなつ「あっ、まだだった…
まぁ、これからよろしくね、さんご!」
さんご「私の方こそ、よろしく、まなつ!」
まなつとさんごは握手をする
大輔「さ!俺達も入ろうぜ!」
まなつ「うん!」
大輔とまなつは店内に入っていった
タツヤ「よかったね、さんご」
さんご「うん…タツヤ」
タツヤ「ん?」
さんご「えっと…あのね」
大輔「タツヤ~!さんごちゃ~ん!
早く来いよ~!」
タツヤ「あ、は~い!
俺達も行こっか」
さんご「う、うん」
中に入ろうとする中
さんごはチューリップの時の事を思い出す
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さんご『…』
幼いさんごは涙目になりながら
自分のチューリップを見ていた
タツヤ『どうしたの?』
そこに幼いタツヤがやってくる
さんご『…誰?』
タツヤ『僕、ななみタツヤ
明日からこの幼稚園に通うから
けんがくに来たんだよ
…なんだか、泣きそうだよ?』
さんご『…チューリップ、みんなピンクを
選んでて、私だけ紫だったの
私もピンクにすればよかった…ヒッグ…っ!』
さんごはポロポロと涙を流す
タツヤ『…僕は、可愛いと思うよ
紫のチューリップ』
さんご『えっ…?』
タツヤ『だって、こんなに綺麗な色なんだよ?
僕も紫のチューリップが欲しいなぁ…』
さんご『…ほんとう?』
タツヤ『うん!』
さんご『…ありがとう!タツヤくん!』
タツヤ『うわぁ!』
さんごはタツヤに抱きつく
さんご『私、すずむらさんご!
よろしくねタツヤくん!』
タツヤ『う、うん!
よろしくねさんごちゃん!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さんご(そう…あのチューリップのおかげで
私とタツヤは仲良くなれたんだよね…)
さんごは前を歩くタツヤを見る
さんご(私、必ず伝えるよ…本当の想いを…
待っててね、タツヤ……///)
タツヤを見るその顔は
ほんのりと赤くなっていた…
初めて一万字まで描いてしまった…
それはそうと次回から
賢とみのりのストーリーです!
お楽しみに!
感想お待ちしています!