トロピカル~ジュ!アドベンチャー02   作:のぞむ

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プリキュアと電獣ナイトの事を調べに
学校の図書室へ向かった大輔達
そこにいたのは…


今、冒険のゲートが開く


物静かな少女

まなつ「はぁ~~…

    今日も部活決められなかった…」

 

さんご「私もだよ…」

 

大輔「まだ部活決めてなかったのか?」

 

 

大輔、まなつ、タツヤ、さんご、賢は

プリティーホリックのカフェスペースに来ていた

 

 

まなつ「テニスでしょ、バスケに水泳

    ハンドボール、新体操もいいよね~

    文科系なら演劇部や吹奏楽部も

    楽しそう!あ、後応援部に手品部!

    みんなトロピカってて選べないよ~!

    あれもやりたい!これもやりたい~!

    いっそ好きな事が全部出来ちゃう部が

    あればめっちゃトロピカっちゃうん

    だけどなぁ~…」

 

賢「好きな事が全部出来る部って…」

 

タツヤ「さすがにないと思うなぁ…」

 

ローラ「無ければ作れば?

    グランオーシャンじゃ

    無ければ自分で作るが基本よ」

 

 

アクアポットの中にいるローラが

そう発言する

 

 

まなつ「自分で…そうか!

    その手があった!

    けど何部にしようかな…」

 

ローラ「そうだわ!いっそ

    プリキュア&電獣ナイト部ってどう?」

 

まなつ「プリキュアも電獣ナイトも

    部活じゃないよ~!」

 

ローラ「いいじゃない

    プリキュアと電獣ナイトと部活を

    同時に出来るわよ」

 

まなつ「だからプリキュアと電獣ナイトは…

    そもそもプリキュアと

    電獣ナイトって何?」

 

賢「確か、この前話してたよね

  伝説の戦士だって…」

 

ローラ「そうよ!グランオーシャンに伝わる伝説

    人魚の世界と人間の世界を救った2つの戦士

    それこそがプリキュアと電獣ナイト!」

 

まなつ「聞いた事ないよ…」

 

大輔「俺も…」

 

 

大輔とまなつはそう呟く

他の者も知らないと言っていた

 

 

賢「…それじゃあ

  本とかで調べてみるのはどうかな?」

 

ローラ「それよ!プリキュアと電獣ナイトの事を

    調べれば自然と新しいプリキュアと

    電獣ナイトも見つかるはずだわ!」

 

さんご「あの…部活の話は?」

 

タツヤ「この感じだと

    完全に忘れてると思うよ…」

 

大輔「でもよ、いったいどこで

   調べるんだ?」

 

まなつ「う~ん…学校の図書室とか!」

 

タツヤ「そんなに都合よくあるのかな…

    それも学校の図書室に…」

 

大輔「ま、物は試しだ!

   明日行ってみようぜ!」

 

ローラ「…そうだわ!

    あなたにデジタルソードを触らせるの

    忘れてた!」

 

賢「僕に?」

 

ローラ「あなた、パートナーのデジモンが

    いるのよね?」

 

賢「う、うん、ワームモンっていうデジモンだよ」

 

ローラ「それじゃあ触ってみて」

 

 

ローラは賢にデジタルソードを持たせる

 

 

 

しかし、何も起こらなかった…

 

 

ローラ「…反応無し、ダメね」

 

 

ローラはデジタルソードを

返してもらう

 

 

大輔「ちぇっ!賢ならいけるって

   思ったんだけどなぁ…」

 

賢「ごめん、力になれそうになくて…」

 

大輔「気にすんなって!

   俺やまなつ達だって

   最初はなんも起きなかったけど

   今は変身出来るんだぜ!

   そのうち賢もなれるって!」

 

賢「大輔…」

 

 

その後大輔達は各自家に帰っていった

 

 

 

 

次の日、あおぞら中の図書室にて…

 

 

まなつ「プリキュア…プリキュア…」

 

タツヤ「電獣ナイト…電獣ナイト…」

 

さんご「う~ん…やっぱりないね…」

 

 

まなつ達は手分けして

プリキュアと電獣ナイトに関する本を

探していた。大輔と賢は別の棚で本を探していた

 

 

まなつ「…じゃあ人魚とか海の妖精は?」

 

さんご「人魚姫なら読んだことあるよ」

 

まなつ「あ~!それならあるかも!」

 

タツヤ「まなつ!前!」

 

まなつ「え?」

 

 

ドン!

 

 

まなつは前を見ておらず

前にいた女子生徒とぶつかってしまう

ぶつかったのはみのりだった

 

 

まなつ「あ、ご、ごめんなさい!」

 

さんご「大丈夫ですか?」

 

みのり「私なら大丈夫…気にしてないから…」

 

さんご「あなたもここで本を

    探してたんですか?」

 

みのり「あ、えっと…」

 

タツヤ「あ、その本…」

 

 

タツヤはみのりが持っていた本を見る

本には『人魚姫』というタイトルが表記されていた

 

 

大輔「おーい!なんかあったか~?」

 

賢「大輔、図書室で大きい声を出すなよ」

 

 

そこへ別の棚を見ていた大輔と賢が

戻ってきた

 

 

大輔「あっ、わり…って一之瀬さん?」

 

みのり「本宮君、一乗寺君…」

 

タツヤ「知ってるんですか?」

 

賢「ああ、僕と大輔のクラスメイトだよ」

 

まなつ「って事は先輩!?

    私、1年5組、夏海まなつです!

    あなたは?」

 

みのり「私は、2年2組、一之瀬みのり…」

 

まなつ「あの!みのりん先輩って

    呼んでもいいですか?」

 

さんご「ちょ、ちょっとまなつ…」

 

みのり「別に構わないけど…」

 

タツヤ「あの、みのりさんが持ってる本って

    人魚姫ですよね?」

 

みのり「ん?これ?」

 

タツヤ「はい。その…なかなか人魚や

    妖精の本が見つからなくて…」

 

みのり「…そこはノンフィクションの棚」

 

まなつ「のん……へくしょん?」

 

賢「ノンフィクションだよ…」

 

みのり「つまり本当にあったこと

    作られた物語を探しているなら

    そこにはないわ…どうぞ」

 

 

みのりはまなつに人魚の本を渡した

 

 

まなつ「えっ!?いいの!?」

 

みのり「ええ」

 

まなつ「ありがとう!」

 

みのり「人魚や妖精のお話、好きなの?」

 

まなつ「はい!みのりん先輩も

    人魚姫が好きなんですね!」

 

みのり「…そうね。人魚姫は人間に恋をした人魚が

    魔女の力で美しい声とひきかえに

    脚をもらうって話なの

    ラストは少し残酷な気もするけど、私は大好き…」

 

まなつ「なるほど~!そういえば

    みのりん先輩は人魚や妖精って

    信じますか?」

 

みのり「えっ?」

 

賢「一之瀬さん?」

 

 

みのりの表情が少し変わり

それに気づいた賢が首を傾げる

 

 

みのり「…お話としては好きだけど

    あくまでおとぎ話だから

    実際にいるのかっていうと

    どうかな…それじゃあ…」

 

 

そう言うとみのりはこの場から去っていった

 

 

 

 

 

一方その頃、あとまわしの魔女のすみかにて…

 

 

 

チョンギーレ「いってぇー!!」

 

「料理中に手を切るなんて、お馬鹿さんねぇ…」

 

チョンギーレ「黙って治療しろ!ドクターヌメリー!」

 

 

料理中に怪我をしたチョンギーレは

ドクター、ヌメリーの治療を受けていた

 

 

ヌメリー「はい出来た。あなたみたいな人が

     うっかり怪我をしたせいで

     私の仕事が増えちゃって

     大変なんだから」

 

チョンギーレ「う、うるせぇ!」

 

バトラー「その傷での仕事は難しそうですね…」

 

 

そこへバトラーがやってくる

 

 

チョンギーレ「バトラー!」

 

バトラー「今回は別の方に

     お願いしましょうか」

 

 

バトラーはヌメリーを見る

 

 

ヌメリー「私ドクターなんだけど…

     ま、仕方ないわねぇ…フフッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大輔達は学校から出て下校していた

 

 

さんご「みのりん先輩って

    本当に人魚のお話が大好きなんだね」

 

賢「うん。僕も初めて知ったよ」

 

まなつ「そうだ!みのりん先輩

    プリキュアになれるんじゃないかな?」

 

さんご「プリキュアに?」

 

ローラ「どうかしら?

    ちょっと頼りない感じじゃない?」

 

大輔「でも仲間になったら

   頼りになりそうだよな

   一之瀬さん、賢と同じくらい頭いいし」

 

賢「大輔…とりあえず明日

  先生に一之瀬さんの事を聞いてみよう」

 

さんご「そうですね」

 

 

 

そして次の日、大輔と賢は

クラスの担任の紅葉原に

みのりの事を聞いていた

 

 

紅葉原「一之瀬さん?前は

    文芸部に入っていたわよ」

 

大輔「文芸部?」

 

紅葉原「ええ、確か文芸部の雑誌にも

    文書を書いていたはずよ」

 

賢「そうですか

  教えてくれてありがとうございます」

 

紅葉原「どういたしまして

    またなにか困った事があったら

    遠慮しないで聞いてちょうだい」

 

 

大輔と賢はその後

まなつ、タツヤ、さんごと合流した

3人も桜川にみのりの事を聞いていた

 

 

大輔達は図書室に行き

みのりが書いた小説を読むことにした

 

 

まなつ「凄い!人魚と人間の女の子のお話!

    めちゃトロピカってる~!!」

 

大輔「俺小説とかあんまし読まねぇけど

   結構面白いじゃん!」

 

賢「……」

 

大輔「どうした賢?」

 

賢「あ、ちょっとね…

  確かにストーリーは面白いよ

  だけど…いや、これは書いた本人に

  言うよ」

 

大輔「あ、ああ…」

 

ローラ「ふ~ん…まあまあやるわね」

 

まなつ「まあまあなんかじゃないよローラ!

    凄いよみのりん先輩!」

 

ローラ「あ~~~~~!!」

 

 

まなつはローラが入っているアクアポットを

ブンブン振り回す

 

 

さんご「ま、まなつ。ローラが…」

 

みのり「ローラって?」

 

 

すると後ろからみのりの声が聞こえてきて

大輔達は振り向く

 

 

大輔「い、一之瀬さん!?」

 

タツヤ「な、なんでもないです!」

 

みのり「あ、それって…」

 

 

みのりはまなつが持っている本に

目を向ける

 

 

まなつ「あ、みのりん先輩の小説

    マーメイド物語!

    すっごくトロピカってる!」

 

みのり「えっ?トロ…ピカ…?」

 

まなつ「うん!人魚と人間の女の子が

    世界を旅する大冒険!

    こんな凄い物語が書けるなんて

    本当に凄いです!」

 

みのり「えっ…」

 

まなつ「海で溺れたドジな人魚と

    助けた人間の女の子

    仲良くなった2人は凶悪なドラゴンから

    世界を救うため7つの海を巡る旅に出る!

    ドラゴンの目的は世界中のフルーツを

    食べ尽くす事!フルーツが大好きな女の子は

    勇敢に立ち向かう!この伝説のパパイアは

    絶対あなたには渡さない!」

 

みのり「やめて!!」

 

 

まなつが小説の内容を熱く話していると

突然みのりが声を上げる

 

 

まなつ「えっ…?」

 

タツヤ「みのり…さん?」

 

みのり「そ、それは…私が勝手に空想した話だから!

    人魚なんて現実にはいないし…

    私の小説もつまらないただのおとぎ話だし…!」

 

 

みのりはハっとなる

 

 

みのり「ご、ごめんなさい…それ、昔書いたものだし

    それに今はもう

    文芸部もやめちゃったから…」

 

まなつ「でも!本当に面白かった!

    私、この続きを読みたいって

    思いました!それに

    こんなに人魚の事が好きなら!」

 

みのり「ごめんなさい…

    この話はもういいの…」

 

 

そう言うとみのりは

逃げるようにこの場から去っていった

 

 

大輔「お、おい!」

 

賢「大輔」

 

 

大輔はみのりを追いかけようとしたが

賢に止められる

 

 

賢「今は、1人にしてあげるべきだ…」

 

大輔「賢…」

 

ローラ「…あれじゃ、やっぱりダメね」

 

 

 

 

 

その後、夏海家に帰ってきた大輔は

自室のベッドの上でサッカーボールを

天井に向けて軽く投げ、それをキャッチして

同じ事を繰り返していた

ちなみにまなつは今水族館に行っており

家にはいなかった

 

 

ブイモン「大輔、何か悩んでるのか?」

 

大輔「いや、そういう訳じゃない

   ちょっと気になってな」

 

ブイモン「なにが?」

 

大輔「…クラスの女子で勉強が得意な子がいてさ

   その子、小説書いてたらしいんだけど

   どういう訳かやめちまったらしいんだよ

   それが気になってさ」

 

ブイモン「そうなんだ…」

 

大輔「…でも、考えててもしょうがないよな!

   そのうちわかるんだしさ」

 

 

大輔はベッドから起き上がる

 

 

ブイモン「そういえばまなつは?」

 

大輔「あいつなら今

   水族館にいるはずだけど…」

 

まなつ「ただいま~!」

 

ブイモン「あ、帰ってきた」

 

 

ガチャ!

 

 

まなつ「大輔~!」

 

 

帰宅したまなつは

いきなり大輔の部屋に入ってきた

 

 

大輔「ま、まなつ!

   ちゃんとノックしてくれよ!」

 

まなつ「えへへ、ごめん

    それよりこれ!」

 

 

まなつは大輔になにかのチケットを見せる

チケットには人魚展と書かれていた

 

 

大輔「人魚展?」

 

まなつ「うん!水族館の館長さんから貰ったんだ!

    ちょうど5人分あるから休みの日に

    さんごとタツヤ、大輔と賢先輩も

    誘いたいんだ!どう?」

 

大輔「ああ、いいぜ」

 

ブイモン「なぁ大輔!俺も行きたい!

     ちゃんと大人しくしてるからさ!」

 

大輔「それなら大丈夫か…いいぜ

   ちゃんと大人しくしてろよ」

 

 

 

こうして大輔達は休日に

博物館に行く事になった

 

 

 

 

 

その頃、一乗寺家では…

 

 

賢「……」

 

 

賢は椅子に座り、紙になにかを書いていた

 

 

「賢ちゃん、なにしてるの?」

 

 

そこへ芋虫のような姿をしたデジモンが

話しかけてくる

デジモンの名は『ワームモン』

賢のパートナーデジモンだ

 

 

賢「ああ、ちょっとね…」

 

ワームモン「?」

 

賢の母「賢ちゃ~ん、ワームモンちゃ~ん

    ご飯出来たわよ~!」

 

 

そこへ母からの声が聞こえてきた

 

 

賢「は~い!行こ、ワームモン」

 

ワームモン「うん」

 

 

賢とワームモンは自室を出て

リビングに向かった…




今日のデジモンゴーストゲーム
面白かったな~!

それはさておき次回
新たな戦士が姿を現す!


お楽しみに!
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