アンケートの大事なとこで誤字する野郎がいるってホンマかー?(っ鏡
勘のいい読者はCircleはネタエンドの温床だって気が付いてるな・・・
弦太朗達を乗せたバイクは商店街へと到着するが、目的地である羽沢珈琲店には騒ぎを聞きつけた人たちが群れを成していた。
「みんな!!」
「蘭っ!!」
しかし、蘭はバイクから飛び降りると同時にその人の群れの中へと飛び込み弦太朗もその後を追う。
人を掻き分けて店の前までやってきた蘭と弦太朗の目の前に広がっていたのは破壊された扉と机や椅子がなぎ倒されて荒れた店内だった。
人混みを掻き分けてきた弦太朗達の存在に気が付いたモカが2人に向かって手招きをして呼ぶ。
「げんたろーさん~蘭~」
「如月くん!!蘭ちゃん!!」
「モカ!!つぐみ!!」
「2人とも大丈夫!?」
「うん。私達は平気だけど・・・」
「つぐのおとーさんが病院に運ばれて・・イヴちんは今、さーやが・・・」
「私は大丈夫です・・・!!」
「イヴちゃん!?」
つぐみが言葉を詰まらせていると、店の奥からイヴが沙綾の肩を借りて店へと出てくる。
「すいません・・・。私が至らないばかりに・・・ヒマリさんとツグミさんのお父さんが・・・」
「イヴちゃんがあの時守ってくれなかったら、ひまりちゃんだけじゃなくて私達もどうなってたか分かんなかったし・・・。イヴちゃんが謝ることじゃないよ!!」
「ツグミさん・・・」
父親を傷つけられたつぐみが笑顔を作ると落ち込むイヴへとそれを向ける。
それを見た弦太朗はイヴの肩を軽く叩く。
「後は俺に任せろ!!ひまりは必ず助けっから!!」
「イヴちゃんは奥で休んでて」
「はい・・・後はお願いします」
「イヴ。とりあえず戻るよ・・・?」
そう言い残してイヴは沙綾と共に再び店の奥へ消えていく。
その背中を見送ったモカとつぐみは近くに倒れていた椅子を起して座り込む。
「でも、ひーちゃんはどこに連れてかれちゃったんだろ・・・?」
「・・・そもそも、なんであたし達が狙われてるの・・・?」」
「そうだね。蘭ちゃんが言った事を最初に考えてみよ・・・?」
蘭の言葉をきっかけにこれまでの事件について振り返っていく。
「最初は学校で、次はつぐの店・・・で間違ってないよね~?」
「学校の中庭よりも先は分かんないけど・・・」
「とりあえず学校で見たのが最初だろ・・・?」
「確かダンス部が練習してたんだよね?」
「俺は分かんねぇけど、ロックの案内で行った先にリサとあこがいたな」
「それなら中庭かな~」
「ダンス部は練習で中庭使うことあるし」
それまでの話を聞いた弦太朗があこの言葉を思い出す。
「そう言えば、あこが「誰か探してるみたい。」って言ってたよな・・・」
「うん。あいつが校舎内に逃げようとしたときにあこに手を伸ばしてきたのを庇ってあたしが校舎から投げ飛ばされたし・・・。
そう言えば瀬田さんが「巴が狙われてる。」って言ってたよね・・・?」
「被害に遭ったのは・・・あこちゃん・・・蘭ちゃん・・・ひまりちゃん・・・。最初はダンス部・・・その後はうちの店・・・。そっか!!」
「やっぱりトモちんが狙いってことだね~」
「本当に薫の言う通りだったのか・・・」
「あれ・・・?」
モカ達の言葉を聞いた蘭がある疑問が思い浮かんだ。
弦太朗も同じことを考えていたようで蘭の代わりに疑問を口にした。
「巴が狙いだとしたら最初からなんで巴を襲わねぇんだ?」
「そんなの簡単だよ~。周りから襲ってトモちんを追い詰めるためだよ~。
”将を射んとする者はまず馬を射よ”って言うでしょ~」
「ん?なんだそれ・・・?」
「えぇっと・・・。巴ちゃんを苦しめるために巴ちゃんの大切な人を狙ってるってことだよ?妹のあこちゃんとか幼馴染の私達とか・・・」
「ちょっと!!それなら・・・」
新しい疑問が浮かんだ蘭だったが最後まで口にすることはなかった。
関わりの深い妹のあこ、そして幼馴染である自身やひまり達が狙われることは分かった。
でも、それに比べればイヴと巴の関わりはそこまで深い物でもないし、つぐみの父に至っては幼馴染の親ってだけで巴自身とはイヴ以上に関わりはない。
理由が分からない蘭。
そんな蘭につぐみは自身が思い浮かぶ最悪の想像を口にする。
「こう言いたくはないけど、お父さんとイヴちゃんは私達の巻き添えで・・・」
「許せない・・・!!」
つぐみの震える声を聞いた蘭の言葉にははっきりと怒りの感情が現れていたが、モカがそれを理解しながらも落ち着かせようとする。
「蘭~。怒るのは分かるけど・・・」
「・・・ごめん」
「ううん。私も許せないもん・・・」
「でも、今はひまりを探さないと・・・!!」
ひまりを連れ去ったペガサスの行方が分からないのに彼女を探すと言った蘭の言葉に戸惑いを隠せないつぐみ。
「でも、どこにいるか分かんないよ!?」
「つぐ。んなもん決まってんだろ?」
「自分の足で探すんだよ?」
「・・・・・・」
「・・・蘭。げんたろーさんと似てきたね・・・。でも、ひーちゃんの事が心配だし、あたしもここでじっとしてられないかな~」
蘭の言葉に言葉を失う。
そんな光景にモカは笑みを浮かべて蘭の意見に同意する。
「だから。ひまりを追いかけよう・・・。ひまりを止めるためじゃなくて、助けるために」
「うん!!・・・でも・・・」
「つぐも行ってきなよ・・・」
つぐみは言葉に詰まる。
ひまりの事を探しに行きたいが店の事も放っておけない責任感で悩むつぐみに
店の奥から出てきた沙綾がそれを察してつぐみへ優しく語りかける。
「沙綾ちゃん!!でも・・・」
「うちにはお母さんもいるから大丈夫だよ?だからみんなはひまりを探して・・・?」
「さーや・・・」
「沙綾ちゃん・・・!!お願い!!みんな!!いこ!!」
つぐみは沙綾の提案を受け入れて、弦太朗と3人はそのまま店を飛び出そうとする。
「・・・待って!!」
「沙綾・・・?どうしたんだ?」
しかし、飛び出そうとする彼らの沙綾が呼び止める。
全員が振り返るとそこには不安そうな表情を浮かべた沙綾がいた。
「1つだけ約束して?・・・ちゃんとひまりを連れてみんなで帰ってくるって・・・」
「おう!!」
「もち~」
「うん。ちゃんとみんなで帰ってくるよ・・・」
「沙綾ちゃん!!行ってきます!!」
「うん・・・!!いってらっしゃい!!」
沙綾の言葉を聞いた全員が笑みを浮かべて答えると沙綾はそれに笑顔で返すと4人は振り返ってそのまま店の外へと駆け出して行く。
「どこ行ったと思う~?」
「ひまりちゃんを連れて行ったままだと遠くには行けないと思う!!すぐ見つかっちゃうから!!」
「モールの方からバイク乗って来た時は騒ぎになんて起こってなかったぞ」
「ならモール方面以外だね!!となると・・・?」
「ひーちゃんをどこかに隠してからまた誰かを襲いに行ってるのかな?」
「あこはさっき会ったけどバンド練習って言ってたよ」
「ならそっちは私とモカちゃんで行くよ!!2人は・・・」
「学校かな~。犯人は現場に戻ってくるって言うし~」
「今日は学校は空いてないはずだよ・・・?」
「ならそっちはあたしと弦太朗で行くよ・・・バイクで行けばすぐ行けるし・・・」
「ならこれ!!職員用玄関の鍵!!生徒会で使ってる奴だからこれで校内に入れるよ!!」
「つぐ~!!行くよ~!!見つかったら連絡してね~」
「うん!!・・・あれ?弦太朗・・・?」
蘭の言葉を疑問に思ったつぐみを他所にモカはつぐみの腕を引いてCiRCLEへと駆け出していくと共に、弦太朗も蘭と共にバイクで羽丘女子学園へと向かい、学校へと到着すると2人は学園内を走り回る。
そして中庭に到着すると中庭に不自然な影を見つけると、蘭は屋上を見上げる。
「弦太朗!!あれ!!」
「ひまり!!」
弦太朗達が目撃したのは屋上から逆さに吊るされたひまりとその横で弦太朗達を見下ろすペガサス・ゾディアーツの姿があった。
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なんでひまり逆さ吊りかって?
タロットカード捲ったら”吊るされた男”が正位置で出たからというクッソしょうもない理由