バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。
なんで女の子たちがこんなバグってるのってメッセージ頂いてますが、そこの理由は設定してます。

物語中で語るよ・・・Afterglow3章でな!!



反・骨・出・奔-11 ツナガレ、ヨゾラモヨウ

 

屋上を見上げ、弦太朗達たひまりへと声を掛ける。

しかし、弦太朗の問い掛けにも反応を示さないひまりとその横で2人を見下ろすペガサス。

 

それを見た弦太朗はドライバーを装着すると蘭の前へと躍り出ると変身の構えをとると、蘭は少しだけ後ろに下がる。

 

 

3―――――――

2―――――――

1―――――――

 

「変身!!」

 

弦太朗は蘭の目の前でフォーゼへ変身した。

 

「宇宙キターーーーーーー!!」

 

「・・・」

 

「弦太朗!!」

 

フォーゼの言葉聞いたペガサスは屋上からフォーゼへと向けて蹴りかかる。

ペガサスの脚はそのままフォーゼの頭を捉える軌道。

 

避けることだけなら簡単なそれだったが、大きく回避したら後にいる蘭が狙われることが分かっていたフォーゼは身体を捻るとその横をペガサスの脚が通り抜ける。

 

「おらっ!!」

 

「がっ!?」

 

「女の声・・・?」

 

そしてすれ違いざまにフォーゼの左拳がペガサスの顎を捉えてその体を再び宙へと浮き上がらせるとそのまま地面に倒れる。

拳と地面の衝突の衝撃に堪らずペガサスから女の声が挙がるが、蘭も聞いたことがない声に疑問を覚えていた。

 

「蘭も知らねぇのか・・・?とりあえず蘭!!ひまりは任せたぞ!!」

 

「うん!!」

 

フォーゼの言葉に蘭はその場を離れてひまりの元へと駆け出す。

その背中を見たフォーゼは再びペガサスへと視線を戻す。

そこには蘭へと視線を向けながら立ち上がろうとしていたが、そんなペガサスにフォーゼは殴りつけた拳をそのまま突き出す。

 

「仮面ライダーフォーゼ!!タイマンはらせてもらうぜ!!」

 

 

――――――――ハンマーON――

 

いつものセリフをと放つと同時にスイッチを起動してペガサスへ向けて走り出す。

 

 

ハンマーによってペガサスを殴り飛ばす、そしてペガサスの意識を蘭から逸らすためにそのままフォーゼは攻撃の手を緩めることなく追撃を開始する。

 

フォーゼは左手のハンマーを何度もペガサスへと叩きつけてダメージが与えているが、ペガサスもそれに対応し始めてフォーゼを蹴りつけようと叫びと共に足を振るう。

 

「・・・シッ!!」

 

「よっっと!!」

 

――――チェーンソーON――――――

――――――スパイクON――――

 

 

「食らえっ!!」

 

「あぁあああ!!」

 

しかし、その蹴りは簡単に避けられてしまいその仕返しとばかりにフォーゼはチェーンソーを起動すると同時にペガサスを切りつけて、切られて仰け反ったところに連続でスパイクによるキックを浴びせる。

 

打撃に慣れてきていたペガサスが自身の身体がチェーンソーによって身体を切り裂かれる感覚とスパイクに身体を貫かれる度に叫びを挙げる。

しかし、予想外の事態にフォーゼの攻勢が終わってしまう。

 

 

 

 

「このまま一気に・・・ぐわぁあ!!」

 

「・・・!?」

 

攻勢をかけていたはずのフォーゼだったが背後から何かによって攻撃を受ける。

ペガサスも何が起こっているのか分かっていない様子を見せていることに疑問を覚えたフォーゼはそのまま後ろを振り返ってしまう。

 

 

「なんでこいつらが!!」

 

フォーゼを襲った正体はダスタード。

見えている範囲で8体ほどのダスタードが中庭に現れたことに衝撃を受けていたフォーゼ。

驚きを隠せなかったフォーゼだが、先ほどのペガサスの様子からある結論に至った。

 

「でも、こいつが出したわけじゃねぇよな・・・。もしか・・・うわぁ!!てめぇ!!」

 

しかし、ペガサスに背を向けたことによって大きな隙が出来たフォーゼの背中にペガサスの蹴りが直撃すると中庭に中心付近まで飛ばされると、その周囲をダスタードが取り囲み始める。

ペガサスはいきなり現れたダスタードについてよく分かっていないだったが、今の行動を見て自分の味方と認識してフォーゼから視線を屋上にいるひまりへと向ける。

 

 

 

 

 

「蘭・・・こっち見られてる!!」

 

「嘘でしょ・・・!!」

 

「おい!!止め・・・!!」

 

ペガサスの視線の先にはひまりを引き揚げようとしている蘭の姿が映る。

それを見たフォーゼはペガサスの行動を察して静止させようと声を挙げるがそれでペガサスが止まることは無く。

 

「シッ!!」

 

「「きゃああああああああああ!!」」

 

「蘭!!ひまり!!」

 

「・・・」

 

ペガサスは足を振るとそこから蹄に似たエネルギー弾が蘭達のいる屋上へと放たれると、2人の悲鳴と同時に爆炎が挙がる。

それを見たペガサスはゆっくりと校内に入って屋上へ向けて歩き出す。

 

「待ちやがれ・・・!!って邪魔すんなよ」

 

フォーゼがそれを追おうとするも、その目の前にはダスタードたちが立ちふさがりフォーゼの進路を阻む。

 

「纏めて相手してやる!!」

 

ペガサスを追いかけるためにもフォーゼが目の前のダスタードの集団へと飛び込んでいった。

 

 

 

 

 

――――――

 

あたしはつぐみから借りていた学校の鍵を使って、弦太朗に言われた通りにひまりがいる屋上へと駆け上がって屋上へ出る扉の前へとやってきた。

 

休日の屋上なんて普通は鍵がかかってると思ってたけど、その扉はいつもあたしが見てるのとは違って鍵の部分があの怪物によって壊されていた。

 

「ひまり・・・!!あれ・・・誰?どこかで見たような気もするけど・・・」

 

あたしはそのまま屋上へと飛び出す。

そこには以前に見たひまりのように白い毛みたいなのに覆われた女、見覚えがあるような気がするけど特に考えもせずにひまりの元へと駆け寄る。

 

「ひまり!!」

 

「・・・」

 

あたしはひまりに声を掛けるが返事がない。

最悪の事態が一瞬だけ頭を過ったが考えを振り払って周囲を探し始める。

そしてあたしはひまりを吊るしている鎖が括りつけれている屋上の手すりを見つけた。

よく見たら同じような鎖が手すりに数本括られていたけど、

 

これってもしかしてあたし達とかあこにも同じことを・・・?

 

不意に考えてしまったあたしは嫌な考えを振り払うために首を振ってその考えを消してひまりがつられている鎖を掴む。

 

「ひまり・・・重い・・・!!」

 

あたしはなんとか引き上げようとするけど、ひまりの重さのせいでゆっくりとしか引き揚げられずにいた。

次第に手が痛くなってきたけど、あたしはそれに構うことなく鎖を引き続けると急に体が手すりへと引き寄せられる。

そして手すりの下を覗き込むとひまりが意識を取り戻したがあまりの光景に取り乱してミノムシのように暴れ出す。

 

「えぇ!?何これ!?あれ弦太朗くん!?」

 

「ひまり!!暴れないで!!」

 

「蘭!?」

 

「いいから黙ってて!!」

 

いまいち状況が呑み込めていないひまりをなんとか黙らせると再び鎖を引き上げる。

しかし、先日の足の痛みがここに来て再び痛み出して、その痛みと手の2重の痛みがひまりの引き揚げを遅らせる。

 

手の力が入りにくくなってきたあたしは鎖のあまりを自分の右腕に巻きつけながらそのままひまりを引き揚げ続ける。

 

嫌な予感がしたあたしはひまりを急いで揚げようとするが、それも上手くいかなかった。

再びひまりが暴れ始める。

 

「ひまり!!だから暴れないでよ・・・!!」

 

「蘭・・・こっち見られてる!!」

 

「嘘でしょ・・・!!」

 

ひまりから告げられた悪い知らせ。

それと同時にあたし達の近くで何かが弾けるような衝撃があたし達を襲った。

 

「「きゃああああああああああ!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あたしの目にひまりを吊るしていた手すりが衝撃ではじけ飛ぶ光景が映る。

ひまりを支えていた手すりが無くなった事によって

ひまりの体重が一気にあたしを襲ったことによってあたしは転んでしまい、引き摺られるようにひまりの元へと引き寄せられるが、運よく衝撃によって吹き飛ばなかった屋上の縁に身体が引っかかることによってあたし達は奇跡的に地面への落下を防いでいた。

 

しかし、右腕はひまりの全体重がかかる。

屋上から乗り出して見えない右手からは手汗のような感覚が手に伝わり、その次に先ほど以上の痛みが襲ってくる。

 

「ひゃ!?」

 

「どうしたの!?」

 

「今、生暖かい水みたいなのが背中に・・・」

 

何かに驚いたような様子で声を挙げるひまり。

水・・・?よく分かっていないあたしだったがひまりはそれの正体に気が付いたらしく声は焦りに変わっていた。

 

 

 

 

 

 

「蘭っ!?手から血が出てる!!」

 

さっき感じた手汗の様な感覚。

そして、ひまりの言っていた水みたいな物の正体はあたしの手から出た血で、それがひまりの元へと届いたんだ。

それを理解した途端、手のひらから物凄い痛みがあたしを襲った。

 

 

 

「あぁあああああ!!」

 

「蘭!!離して!!」

 

「・・・っ!!」

 

あたしは痛みによって叫びをあげる。

それを聞いたひまりから出た諦めの言葉に反抗するようにあたしはそのまま腕に力を入れて握りしめる。

 

「蘭!!離して!!このままじゃ蘭も落ちちゃう!!」

 

「やだ・・・!!離さない・・・巴にも謝ってない!!それにひまりを連れてみんなで帰るって約束したか「蘭っ!!後ろ!!」・・・らぁぁぁああああああ・・・!!」

 

あたしの言葉を遮るようにひまりが叫ぶ。それと同時にあたしが踏みつけられてその痛みに叫びを挙げる。

 

どのくらいか分からないが踏みつけられる感覚が無くなるとあたしは後ろを振り返る。

そこには先ほど弦太朗と戦っていたはずの怪物が目の前で足を挙げていた。

 

「蘭っ!!逃げて!!」

 

「ぁあああ!!」

 

ひまりが声を挙げるが怪物は転がっていたあたしの頭を踏みつける。

その痛みで意識が飛びそうになるが、その度に右手のありったけの力を込めるが身体がもう限界寸前。

そんなあたしの耳には今、一番聞きたかった声が届く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アタシの親友に・・・手、出してんじゃねぇ!!」

 

「巴・・・」

 

その声と共に怪物があたしの視界から消えると、真っ赤な髪を揺らして怪物を殴り飛ばしたあたしの親友がその視界に写っていた。

 




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