バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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ネタ投稿です。

本編にはかんけぇねぇからでぇじょうぶだ!!
誰がどの配役か予想してからどうぞ?



すぐ答え出ますけど・・・


オマケ時空篇5- 恐怖体験!!彼女たちは見た!!
日・常・風・景6 リアルおままごと特別編『2人はロゼキュア MaxBeat』


あぁ・・・どうしてこんなことになってしまったのだろう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はーっはっは!!お前たちはこの大魔王あこによって倒される!!そしてこの世界はあこによって支配されるのだー!!」

 

「私達は勝ちます・・・!!」

 

久々に見る中二病全開のあこ――もとい、世紀の大魔王・あこ。

それに立ち向かうのは本日の犠牲者である2人の少女。

 

「さぁ・・・!!ふたりでロゼキュアに変身するにゃん!!」

 

「・・・」

 

妖精?の言葉を聞いた犠牲者リサは生気が失せたような表情を浮かべて、隣にいるもう1人の犠牲者へと視線を送る。

 

 

「さぁ!!リサさん、行きましょう!!」

 

・・・いや、犠牲者と思っていたのはリサ1人だけであり、もう1人は全く問題にもしていない。

その姿にリサはプライドを投げ捨て、半ばヤケクソ気味になって隣の相棒と共に高らかに名乗りを挙げる。

 

「「2人はロゼキュア!!」」

 

この喜劇の始まりは数時間前に遡る・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もリサは練習のためにCircleへとやってきた。

その受付前の前には他のバンドメンバーが既に集まっていた。

 

「みんな~!!おはよー!!」

 

「おはようございます・・・」

 

「リサ姉!!おはよー!!」

 

「今井さん。おはようございます。あら?湊さんはご一緒ではないんですね?」

 

「あれっ?家出る時にはもういなかったから先に練習してると思ってたんだけど・・・?」

 

紗夜の言葉に疑問を浮かべるリサ。

リサが家を出る時には既に隣の家に住んでいる友希那の姿はなかった為、既に来ているものと思っていたがどうやら違っていたようで疑問に思うリサたちのステージの方から友希那が現れる。

 

 

「あら?みんな来ていたのね・・・?」

 

「友希那さん!!おはようございます!!」

 

「おはよ~。友希那?なんでステージの方から?」

 

「それは後で話すけど、今日は1日フルでステージを借りたわ」

 

「・・・?」

 

「どういうことですか?今日はスタジオのレンタルが午前しか出来ないと聞いていましたが・・・?」

 

ステージから現れた友希那の言葉に全員が理解できていないメンバーを代表して紗夜がその疑問を投げかける。

 

「スタジオが借りれないけど、ステージを1日中借りれたからそこで練習をするのだけど・・・」

 

「だけど・・・?なにかあるんですか・・・?」

 

「それにステージのほう貸し切りって相当お金かかるよね?どこからそんなお金が・・・?」

 

「理由は話すから移動しましょう」

 

一同は友希那の言葉に従ってステージへ向かう。

しかし、ステージの前には2人の人影。

不審に思うリサたちを他所に友希那は足早に彼女達の元へと歩いていく。

 

「お待たせ。全員揃ってたわ」

 

「あぁ!!皆さん!!もう来たんですね!!」

 

「あら、皆早いわね」

 

「白鷺さんに大和さん・・・?」

 

人影の正体が分かった燐子は静かに呟く。

ステージの前にいたのはアイドルである千聖と麻弥の2人。

そんな彼女たちの元にステージの袖からまた1人、彼女達に向けて歩み寄る影が1つ。

 

「・・・っ!!」

 

その人影の正体が分かった燐子はステージから逃げ出した。

 

 

 

 

 

「りんりん?そんな走ったら危ないよ~」

 

「あこちゃん離して!!」

 

 

 

 

 

しかし、親友の魔王からは逃げられない―――

 

「白金さん?どうしたんですか・・・?それに瀬田さんもどうしてここに・・・?」

 

「それは私から説明するわね・・・」

 

紗夜の疑問に答えるように千聖がにこやかな顔をして現状の説明を始める。

 

 

 

 

 

「実は・・・私と麻弥ちゃんなんだけど、次の仕事でアニメ映画の声優をすることが決まったの・・・」

 

「アニメの声優!?すっごーい!!どんなアニメなの!?」

 

「日曜の朝にやってる女の子向けのアニメよ?」

 

「あー。昔に友希那と2人で見たようなきがするなぁ・・・」

 

「それで芝居に詳しい薫さんに相談してたんですけど・・・。お恥ずかしながら3人ともそう言うアニメについて疎くて・・・」

 

「ですが、それと私達に何の関係が・・・?」

 

その話と自分たちがここにいる関係性が分からない紗夜だったが、あこに捕まっていた燐子は状況を理解して愕然とした表情を浮かべていた。

 

「まさか・・・」

 

「そこで考えたのは詳しそうな人たち聞けばいいって思って最初に思い浮かんだのがあなた達だったのよ!!」

 

「・・・それだったら、幼い妹がいる山吹さんや奥沢さん達の方がいいのではないでしょうか・・・?」

 

「・・・・・・子供の夢を壊すわけには行かないわ」

 

燐子から出た尤もらしい意見を千聖は営業スマイルを浮かべて誤魔化す。

 

「だから、前みたいにちょっとやってほしいのよ・・・」

 

「前・・・?」

 

「あぁ、あの時ね~」

 

「楽しかったよね!!」

 

「震えが・・・」

 

千聖の言葉の意味が分からない紗夜。

しかし話を聞いた他のメンバーは以前の事を思い出してさまざなは反応を示す光景にますます疑問が強くなっていく。

 

「そのためにここを1日借り切ったのだけど・・・?それに前とは違ってこっちからお願いしてるから、私達の練習に付き合ってくれた後はここで練習するってことで友希那ちゃんと話してたはずなんだけど・・・」

 

「ゆ~き~な~!!」

 

「予定より長く練習も出来るし・・・それに白鷺さんには世話になったからいいじゃない。みんなもいいわよね?」

 

「はーい!!」

 

「「「・・・」」」

 

「みんな~?やんないの~?」

 

友希那の言葉に賛同したのはあこただ1人。

他のメンバーは困り顔を浮かべていたが、そんな様子にあこは疑問を浮かべていた。

 

「ちょっと心の準備がね~・・・。この間みたいなのは違ってキャピキャピしたのはきっついかな~」

 

「私も・・・あんな恥ずかしい思いはしたくないです・・・」

 

「確かに白鷺さんに迷惑をかけてしまいましたが、それはそれです」

 

否定的な返事が返ってきていたが千聖の表情はどんどんと悪い顔になっていく。

 

 

「なるほど・・・そういう事ね・・・」

 

「千聖さんが彩さんにも見せたことのないようなすっごい悪い顔してます・・・」

 

「鬼・・・!!悪魔・・・!!千聖・・・!!」

 

「りんりん!?どうしたの!?」

 

「あぁ・・・儚い・・・」

 

そうして鬼の最初の標的になったのは紗夜。

千聖はそっと彼女に近づいていくと自身のポケットに手を入れながら紗夜の耳元で語りかける。

 

「紗夜ちゃん。そういえば彩ちゃんと花音からこんなものを貰ったの」

 

「なんですか・・・?それは・・・!!」

 

「手伝ってくれるならお礼として、あげようと思ったんだけど・・・」

 

「なっ!?」

 

千聖がポケットから見せてきたのは彩と花音がアルバイトをしている店で使えるポテトの無料引換券。

それを見た紗夜は明らかに動揺するが必死に表情を隠そうとするが、千聖の前には無意味だった。

 

 

「そんなのには・・・釣られませんよ・・・?」

 

「1枚、2枚、3ま~い」

 

「そっそんな・・・」

 

千聖は紗夜の耳元でゆっくりと誘うような声で引換券を数えていく。

 

「4ま~い・・・・・・5ま~~~い」

 

「ぽっぽっぽっぽっ・・」

 

紗夜はその枚数の多さに圧倒され、次第に正常な判断が出来なくなっていた。

 

「6ま~い・・・7ま~・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「ぜひやりましょう!!何なりとご命令ください千聖様!!」

 

「紗夜!?」

 

「氷川さん・・・!?」

 

ポテトに目が眩み紗夜が買収されて、片膝をついて千聖へと跪く。

それを見た悪魔は笑みを浮かべながら次の標的―――燐子に向かって歩き出す。

 

「白鷺さん・・・?今度は私ですか・・・?」

 

「・・・ごめんなさい。燐子ちゃんは今回はナレーションなの・・・」

 

「ふぇ・・・?」

 

「燐子ちゃん上手過ぎるから今回は私達と一緒に指導側に回ってもらおうと思ってたのよ。それにあこちゃんの頑張ってる姿を見守りましょう・・・。それに・・・・」

 

ここで千聖が燐子に耳打ちをすると彼女の目が次第に輝いていく。

 

 

 

 

 

「・・・ぜひやりましょう。私も出来る限り頑張ります・・・!!」

 

「燐子!?」

 

紗夜に引き続いて痛い目に会わないことが分かってしまった燐子は千聖からの甘い言葉にそそのかされてされて千聖側へと寝返る。

 

そして最後に満面の笑顔をリサに向けながら千聖は声を挙げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあリサちゃん。Roseliaの皆で多数決しましょう?私達の練習に付き合ってくれる人~」

 

 

悪魔の言葉にリサを除いた4人が手を挙げているその光景にリサは膝から崩れ落ちた。

 

「それじゃあ、多数決で決まったことだし役は・・・くじで決めましょう!!じゃあリサちゃんから!!」

 

買収されることもなく力技によって沈黙させられたリサ。

こうして彼女にとっての地獄の練習が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「友希那さん・・・セリフと歌詞は一緒です・・・。書いた人の気持ちを汲み取ってそれを表現すればいいんです・・・」

 

「分かったわ。燐子」

 

「これが出来れば国語の成績も良くなると思いますよ・・・?」

 

「勉強の話はやめてちょうだい・・・。そうだ。これだとキャラが薄いから語尾変えてみましょう・・・」

 

 

 

 

「紗夜ちゃん。今度はもっと動きを大きくしてみようか・・・」

 

「瀬田さん。それはどういうことでしょうか・・・?」

 

「ライブの時に友希那ちゃんを思い浮かべてごらん?歌声だけではなく身体を使って曲を表現をしているだろう?」

 

「なるほど・・・こんな感じでしょうか・・・?」

 

「闇雲に動くだけではダメじゃなくて動きに緩急をつけて・・・」

 

「やってみます」

 

 

 

「ちさ先輩!!ここってどういうこと・・・?」

 

「考えすぎてはダメよ?理解することも大切だけど1番は自分らしくすることよ?」

 

「うんっ!!」

 

 

 

 

 

 

「なるほど・・・!!勉強になります!!」

 

麻弥はその練習風景を見て真剣な表情でメモを取る

その横ではリサが死んだような表情を浮かべていた。

 

「麻弥にとってはいいけど、これアタシにとっては罰ゲームだよ・・・」

 

「すいません・・・。ジブンが不甲斐ないばっかりに・・・」

 

「リサ。何を言ってるの?全てを吸収し成長するのがRoseliaよ?そんなのでどうするの?」

 

「今井さん。練習だからと言って手を抜いていい訳ではありません。練習は本番のように、本番は練習のように」

 

「今井さん・・・?練習ですから・・・あこちゃんもやってますからね・・・?」

 

「リサちゃんは恥ずかしがっているのかい?ふふっ・・・困った子だ・・・」

 

「うっわぁ・・・皆の顔を本気で引っ叩きたくなってきたぁ・・・」

 

「リサちゃん余裕そうね?それならそろそろ始めましょうか?じゃあ、2人はこれに着替えてきて」

 

「ちょっと!?これを着るの!?」

 

リサの叫びも虚しく、女児向けに出てきそうなフリフリの衣装に着替えた2人が戻ってくると喜劇が開始されてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

タイトル『ふたりはロゼキュア MaxBeat 』

脚本:白鷺千聖

 

配役

ロゼキュア 『今井リサ、・・・・』

妖精 『・・・』 

敵 『・・・』 

 

ナレーション『白金燐子』

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

 

 

―――ここは妖精のいる世界。

しかしその世界は大魔王あこよって支配されてしまったが、支配から逃れた妖精はとある伝説を信じて別の世界に逃げのびていた。

 

―――伝説って?

 

 

あぁ―――

 

世界を救う伝説の戦士"ロゼキュア"―――

これは普通の2人の少女達がロゼキュアになって世界を救う物語―――

 

 

 

「いっけなーい!!遅刻しちゃう~!!」

 

アタシ、今井リサ!!どこにでもいる普通の高校3年生!!

今日も部活の朝練があったんだけど、寝坊しちゃって急いでるんだ!!

 

それで走って曲がり角を曲がったアタシは何かにぶつかってしまった。

 

「いっててー。あれ?誰もいない・・・?」

 

「痛いにゃん!!」

 

「は・・・?」

 

 

 

 

そこにいたのは猫耳を付けて”妖精”って書かれた看板?を首にかけている頭のおかしそうな人だった。

 

 

「もしかしてあたしが見えるにゃん?」

 

「すいません。頭のおかしい人と思われたくないので・・・」

 

「待つニャン!!私は妖精の友希ニャン!!」

 

変質者―――いや自称妖精()の友希ニャン。

今すぐ逃げ出したかったけど、友希ニャンはアタシの腕にしがみついてくる。

アタシはそのまま自称妖精を連れてとりあえず人のいないところまで走った。

 

 

 

「ちょっと離してよ!!」

 

「嫌ニャン!!妖精が見えるのは資格がある人だけにゃん!!」

 

「確かに・・・でも、何でアタシはえぇっと・・・?「友希ニャン」・・・友希ニャン、その資格・・・?ってなんなの?」

 

「あなたが2人の伝説の戦士”ロゼキュア”の1人になる資格ニャン!!」

 

「ロゼキュア・・・?」

 

「お願いニャン!!もう1人のロゼキュアを探して、2つの世界を救ってほしいにゃん!!」

 

「何を言ってるの・・・?」

 

 

意味の分からない言葉が聞こえたと思ったら、朝だったのにも関わらず周囲が一気に暗くなる。

そんな状態にアタシは慌てて人のいる方へと走り出す。

 

そこにあったのは私と友希ニャン以外の人が石のように固まって動かなくなっている光景だった。

 

 

 

「嘘でしょ・・・人が止まってる・・・?」

 

「あいつが来たんだニャン!!大魔王が・・・!!」

 

「はい・・・?」

 

「はっ~はっは!!愚かな人間たちよ!!」

 

 

 

急に空から響いてきたのは高笑いする子供の声。

声のする方向―――空には少女がいた。

 

「我が名は大魔王あこ!!この世界を征服するためにやってきたのだー!!」

 

「まずいにゃん!!このままだとこの世界も大魔王あこに征服されてしまうニャン!!」

 

「この世界”も”ってどういうこと・・・?」

 

「既にその妖精の世界は我がしゅちゅーに収まっているのだー!!」

 

「えぇ!?そうなの!?」

 

「はーっはっは!!お前たちはこの大魔王あこによって倒される!!そしてこの世界はあこによって支配されるのだー!!」

 

「・・・まずいにゃん2人そろわないとロゼキュアに変身できないニャン・・・」

 

「うっそ~!!」

 

 

驚きを隠せない。

妖精を名乗る変質者にあったと思ったら、人が石みたいに動かなくなってる上に空には魔王を名乗る女の子。

 

普通の高校生活だったはずなのに、気が付けばファンタジー。

でも、それもすぐに最悪の形で終わってしまいそうだ・・・。

 

そんなことを考えていたら道の向こうから人影がこっちに向かって走ってくる。

 

「えぇっと・・・氷川さん・・・?」

 

 

間違いない。あれは隣のクラスの氷川紗夜さんだ・・・。

でも何で動けてるの・・・?

 

「今井さん!!何が起こってるんですか?それにそちらのコスプレしている人は・・・?」

 

「友希ニャンが見えてる・・・もしかして!?」

 

「2人目が見つかったニャン!!」

 

「見えてる・・・?2人目・・・?ニャン・・・?一体何を言ってるんですか?」

 

都合よく2人目・・・?が見つかってまさかのバットエンド回避。

意味の分かっていない氷川さんは首を傾げている一方で、大魔王あこも驚きを隠せていない。

 

「なに~!?ロゼキュアの伝説はほんとうだったのか~!?」

 

「さぁ、2人でロゼキュアに変身して世界を守るニャン!!奴は時間を止めるのに力を使ってるからチャンスニャン!!」

 

 

「急に何言ってるんですか・・・?訳が分かりません・・・」

 

「時間が動き出す前に世界征服の第一歩を行おう!!・・・りんり~ん・・・。あぁ・・・うん!!わかった!!

さぁ!!我がしもべたちよ!!世界中のフライドポテトの芋をジャガイモから山芋に変えてしまうのだ~!!」

 

 

「・・・なんですって!?」

 

大魔王あこの言葉に氷川さんが怒りを露にする。

 

「友希ニャンさん・・・でしたか?私は闘います!!世界中のポテトを守るために!!」

 

「2人だけで私に挑もうなど片腹大激痛!!」

 

「私達は勝ちます・・・!!」

 

「さぁ・・・!!ふたりでロゼキュアに変身するにゃん!!」

 

「・・・」

 

「さぁ!!リサさん!!行きましょう!!」

 

「氷川さん・・・ううん。紗夜!!やろう!!」

 

妖精の数え方が分からないけど・・・とりあえず2人?からの視線。

それに紗夜からの言葉に答えるように横に並ぶ。

 

「さぁ、変身するニャン!!呪文で変身するニャン!!」

 

呪文なんて分かんないけど、ロゼキュアになると決意したら頭の中に呪文が浮かんできた。

隣の紗夜も同じような感じを出してるし、なんか行ける気がする―――!!

 

アタシと紗夜で手を繫いでそして変身の呪文を高らかに唱える。

 

「「ロゼキュア!!ゆらゆらリンドンダンス!!」」

 

そして手を離して2人で各々ポーズを取ってから名乗りを挙げる。

 

「音楽の使者!!キュアギター!!」

 

「音楽の使者!!キュアベース!!」

 

個人の名乗りを挙げてポーズを変えて、紗夜と同時に叫ぶ。

 

 

「「2人はロゼキュア!!」」

 

2人が高らかに名乗りを挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、ここで想定外の出来事が起こってしまい喜劇が悲劇に変わってしまった。

 

 

 

―――――――――

 

「はい皆さんこんにちは!!まん丸お山に彩を!!丸山彩でーす!!」

 

彩はカメラに向かって挨拶をする。

彼女は今、配信サイトに投稿する為の動画を撮影していたのだ。

 

「今日は千聖ちゃんと麻弥ちゃんがオフで2人きりで練習してるらしいのでこっそり見学しようと思いま~す!!・・・花音ちゃん、本当にここでやってるんだよね・・・?」

 

「そのはずだけど・・・恥ずかしいから動画で名前呼ばないでよ~」

 

「大丈夫だよ!!動画投稿するときはそこはカットするから!!」

 

「ならいいけど・・・」

 

彩のカメラマンとして彩のスマホで撮影を行っているのは素人の花音。

そんな2人はまりなの許可を得てからCircleの入り口前で撮影を行っているところに歩み寄ってくる2つの影。

 

 

 

 

「あっ・・・!!彩ちゃん!?何をしてるんですか!?」

 

「ちょっとパレオ!!待ちなさいよ!!」

 

「パレオちゃん、チュチュちゃん。こんにちは~」

 

「こんにちは~」

 

やってきたのはチュチュとパレオ。

彩たちは2人へと挨拶をするが、その時にパレオは花音の手に持っているカメラを見つけて更に慌て始めた。

 

「カメラ?・・・ってことはもしかして今は撮影中ですか!?申し訳ありません!!」

 

「あはは・・・。でも、動画投稿用のだし!!今のところはカットするから大丈夫だよ?でも2人はどうしてCircleに来たの?」

 

「はい!!今度RASでRoseliaのホームに乗り込んでライブを行うための下見です!!」

 

「そうなんだ!!頑張ってね!!」

 

「彩ちゃん!!ありがとうございます!!パレオ感激です!!」

 

「パレオ!!喉渇いた!!」

 

「はい!!チュチュ様!!」

 

チュチュの言葉に反応してパレオはチュチュへと飲み物の入った水筒を渡す。

その姿を見て、何を思ったのか彩がチュチュたちへと提案する。

 

「そうだ!!2人とも良かったら一緒にステージ見に行ってもいいかな?今、千聖ちゃんと麻弥ちゃんがそこで練習してるらしくて・・・」

 

「千聖さんと麻弥さんもいるんですか!?はわわ~!!」

 

「パレオ落ち着きなさい!!・・・そうね。ワタシたちもステージを見る予定だったし、邪魔しないなら構わないわよ」

 

 

そうして4人はCircleのステージの前へとやってきたが、練習中にも関わらず音が全く漏れていないことに疑問を感じていた。

 

「ねぇ、本当にここで練習してるの・・・?」

 

「千聖ちゃんがそう言ってたよ・・・?それに薫くんいるらしいよ・・・?」

 

「とにかく中に入れば分かるわよ」

 

「でも、練習中だから静かに入りましょう」

 

パレオの提案に同意して4人は静かにステージの客席へと入っていく。

そこには話に挙がっていた3人と燐子が静かにステージを見上げていた。

 

「あれは・・・千聖ちゃんに麻弥ちゃん?でも、何で燐子ちゃんが一緒に・・・?」

 

花音が疑問に思っていたが、彼女達は彩たちの存在に気が付いておらず、ステージ向かって千聖が声をかける。

 

「じゃあ始めるわよ!!3,2,1!!」

 

「ここは妖精のいる世界・・・」

 

千聖のカウントが終わると千聖の横にいる燐子が何かを話し始める。

意味の分からない彼女達だったが、燐子の声に驚いていた。

 

「何してるの・・・?」

 

「分かんないわよ・・・」

 

「でも、凄いお上手ですね・・・!!」

 

燐子の語りが終わると、ステージの上でフリフリの衣装を纏ったリサが現れて彼女達は思考が停止する。

しかし、それだけで終わらなかった。

 

猫の様な語尾で話す友希那。

いつも通り中二病で話すあこ。

そして、リサと同じような衣装を着た紗夜。

 

次々に起こる理解不能な出来事が彼女達を混乱させていく中に最大級の爆弾が投下される。

 

 

 

 

「「2人はロゼキュア!!」」

 

 

「「「「・・・・」」」」

 

 

フリフリ衣装を身に纏った2人がステージの上でポーズを決めて訳の分からないことを叫んでいる光景を見て、遂に彼女たちの思考はショートした。

 

 

あまりの衝撃にチュチュがパレオから受け取っていた水筒を床へと落としてしまい、その音がステージ中へと響き渡る。

 

その音に設定上、時間が静止していないはずのステージ上の時間が静止する。

そしてフリフリの2人を始めとして、全員が彩たちを視界に捉えた。

 

「・・・ロゼキュア」

 

「「~~~~!?!?!?!!?!?!」」

 

チュチュが思わず呟くとステージ上の2人は恥ずかしさのあまりにその場でのた打ち回る。

全員がそれを放置して、彩たちへと話かけていく。

 

 

「彩ちゃん!?それに花音も!?」

 

「それにチュチュさんにパレオさんもこんなところでどうしたんですか?」

 

「ふえぇ~それはこっちのセリフだよ~!?」

 

「あら?松原さんの持ってるのってスマホよね?もしかして撮影してたの?」

 

「なっ!?!?」

 

「ちょっと花音すぐに消して!!」

 

「うん!!・・・あれ?彩ちゃんこれなに・・・?」

 

「うん?どうした・・・の?」

 

花音は言われた通りカメラを止めようとしたが、見慣れない画面に首を傾げて彩に渡す。

しかし、画面を見た彩は途端に顔を引きつらせて笑い、不審に思った千聖は彩へと歩み寄る。

 

「あら?彩ちゃん?どうした・・・の?」

 

スマホの画面を覗き込んだ千聖も彩同様に顔を引きつらせて怒気を含めた笑みを彩へと向ける。

そんな様子に花音が2人へと声を掛ける。

 

 

 

「2人ともどうかしたの・・・?」

 

「彩ちゃん・・・。ちゃんと言いなさい・・・」

 

そして、彩の口からとんでもない事実が語られた。

 

「ごめんなさい・・・。動画の撮影をしてたんだけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

操作間違えて配信してました・・・」

 

「「いやぁあああああああああああああああ!!」」

 

彩の言葉にステージ上にいた2人の悲鳴と共に彩の生配信が終了して、その配信は伝説になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

伝説の配信後―――

 

 

「あーロゼキュアだー!!」

 

「あはは~。ごめんね~。それはあたしのおねーちゃんだよ~」

 

「そっか~」

 

街を歩くと小さい子達からロゼキュア扱いされる日菜は子供の夢を壊さないように姉がそうであるように説明をするのが恒例になってしまっていた。

 

日菜自身は姉の活躍?に満足しているようで満更でもない様子。

 

一方で本人たちは―――

 

「ロゼキュアだー!!」

 

「握手して~!!」

 

「えぇ・・・」

 

「あはは~。慣れないな~」

 

「でも、あれのお陰で子供のファンが増えたじゃない・・・」

 

「あこちゃんなんて・・・」

 

慣れない2人を宥める友希那と燐子はあこの方へと視線を向ける。

 

 

 

 

 

 

「まおーさまは次はどんなことするの~?」

 

「音楽で世界征服するのだ~。しもべ達よ!!魔王達に声援を送るのだ~!!」

 

「「「はーい!!」」」

 

魔王様は子供の人気者になっており、子供たちの輪の中に入って馴染んでいた。

呆れるリサのスマホへと1件の通話が入る。

 

「電話だ・・・。もしもし?」

 

『もしもし?リサちゃん?今時間あるかしら?』

 

「どうしたの・・・?」

 

『ロゼキュアをドラマ化すr』

 

リサは千聖の言葉を最後まで聞かずに通話を切る。

 

「リサ・・・?」

 

「いや・・・どうしてこうなったんだろうってね・・・」

 

友希那の言葉に空を見上げて、リサは涙を必死に堪えていた。

 

 

 




誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

次は・・・みんなが期待していた?あの人が登場予定(未定

小ネタ解説
そんなものは不要だ!!
エイプリルフール2019年・・・だったかな?
あれと魔王バンドで電波受信した。

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