オリジナル設定のゾディアーツを送っていただいたのですが、申し訳ないですがアンケートで扱いを決めさせてもらいます。
申し訳ないですがご協力おねがいしますでます。
ということで投稿です。
「みんな。ライブお疲れ様~」
Afterglow の控室へとやってきた弦太朗達。
控室の中にいたのはステージに立っていた5人と見たことのない小柄の少女―――
「おぉ~。さーやにげんたろーさん。ども~」
「おぅ、今日はチケットありがとな!!」
「いえいえ~」
「「「「「・・・」」」」」
呼び出した張本人のモカは自然体で話をするのとは対照的に、こちらに警戒心むき出しの視線を弦太朗へ向ける少女達――
控室内に緊張感が増す中、そんな空気を意にも返さず3人の会話は続く。
「ちょっとモカー。急に電話で呼び出してどうしたの?」
「げんたろーさんから感想を聞こうとおもいまして~」
「あぁ!!みんなスゲーし、歌もこう熱くて、最高だったぜ!! 」
「モカ、今日もいつも通りすごかったよ。他のお客さんたちの反応もよかったよ」
「いやーモカちゃんたちですから~」
「でも、モカ。もし弦太朗がうちで働いてなかったらそのチケットどうしたの?」
「うーん。そこは考えてなかったですなー。まぁ、結果オーライということでー」
「「「「「・・・」」」」」
蘭達の弦太朗への警戒心は依然として変わらない。
その一方でこの場の空気に耐え切れなくなった一人――――
「ねぇさーや!!この人がさーやの彼氏なの!?」
「えっ!?」
「「「あこ(あこちゃん)!?」」」
「あこ・・・恋愛に興味を持つようになって・・・。姉としてその成長が嬉しいよ・・・」
「トモちん、その反応はないよー」
――あこである。
沙綾が何故男の人といたのか興味があったが、
彼らが控室に来たタイミングで姉である巴によって後ろに隠されたこと。
控室入って早々に会話を始めた3人に対して彼女なりに我慢して黙っていたが――
”女子の実家で働き、2人で一緒にライブへ行く。”
そんな恋愛マンガでありそうなシチュエーションを聞き、しかもその相手が自身もよく知る人であった。
そんな状況を前に元々好奇心旺盛なあこの我慢が限界を迎えたが故の質問であった。
突然のあこの質問に困惑する沙綾と蘭。
驚きつつも興味津々といった表情が隠せないひまりとつぐみ。
恋愛に興味を持った妹の成長を喜ぶ姉。
沙綾達の関係性を把握してこの状況を楽しんでいるモカ。
「沙綾とはダチだ!!」
「うん、そうだよ。ただの友達だよ・・・今はね・・・」
「沙綾、最後なんか言ったか?」
「ううんなんでもないよ!!」
弦太朗は答えるが、その答えには内心を不満に感じながらも同意する沙綾。
彼女としては危機を助けてもらった彼との関係を進展させたいと思いが少し表情に出てしまっていた。
「っていうか、自己紹介してなかったな。俺は如月弦太朗、よろしくな!!」
「アタシは宇田川巴、Afterglowのドラム担当!!こっちは妹のあこ」
「あこです!!あこもドラムやってます!!」
「羽沢つぐみ、キーボード担当です!!実家は沙綾ちゃんと同じ商店街で喫茶店やってます」
「上原ひまり!!ベース担当でAfterglowのリーダーです!!」
「・・・」
「ちょっと蘭~。流石に名前くらい言おうよ~」
「・・・美竹蘭」
「青葉モカでーす。ギター担当で~す」
「って、モカはうちでもう自己紹介したじゃん」
「えへへ~。ここはする流れかな~って」
「おぅ、よろしくな!!」
自己紹介を終えて控室の緊張感が薄れる中、ひまりが何かを思い出して声を上げる。
「って、そうだ!!ステージの片付けしに行かないと!!」
「とりあえず、今からでも行くぞ。あこは入口で待ってろ」
「わかった!!」
「ライブの片付けもがんばろーえいえいおー!!」
「おぉー!!」
「「「「・・・・・・」」」」
「げんたろーさん、やらないのがあたし達のお約束なんですよー」
「そうだったのか?」
「みんなもやってよー!!」
「・・・いいから、みんな行くよ」
そう言ってAfterglowのメンバーは控室から出て行った。
「じゃあ弦太朗、私たちは帰るよ。片付けまでがライブだからね」
「そういうもんなら、仕方ねぇな」
「あこも入口まで一緒に行くよー」
「あこは巴と一緒に帰るの?」
「うん!!そーいえば、さーやはなんでげんたろーと友達になったの??学校も違うのに」
「元々はりみりんの友達でそこから色々あって友達になったんだー。後、弦太朗は理由があって今は花咲川に通ってるんだよ」
「そーいえば、りんりんと紗夜さんが言ってた!!学校に男子がしばらく通うって!!でも・・・」
「紗夜の事は知ってるのか?って”りんりん”って誰だ?」
「”りんりん”はね。あこの友達で花咲川の生徒会長で。紗夜さんとりんりんと同じバンドやってるんだよ」
「なるほどな。じゃあ、あこ。俺ともダチになってくれ」
「うん!!よろしくね!!げんたろー!!」
弦太朗はあこに手を出し、友情のシルシをする。
あこは何をやってるか分かってないようだが「かっこいい!!」とのことでなかなか上機嫌だ。
「弦太朗そろそろ行くよ」
そんな中、沙綾はバイクに置いてあったヘルメットを弦太朗に渡すと、自分もヘルメットを被る。
「おぅ。って沙綾、帰りも乗るのか?」
「いいじゃん。よろしくね」
「げんたろーってバイク乗れるの!?今度あこも乗せてよ!!」
「おぅ!!また今度な!!」
「さーや。げんたろー。ばいばーい!!」
「じゃあね。あこ」
「またな!!」
弦太朗と沙綾はバイクに乗り、帰路へ着くのだった。
――――――――――――――――――――――――――――
ライブの撤収作業が終わって5人でライブハウスを出た。
「お待たせあこ。沙綾達はどうしたんだ?」
「あっ!!おねーちゃん!!さーやならげんたろーのバイクに乗って帰ったよ!!」
「なんか恋愛漫画みたいじゃん!!」
「ちょっとひまり・・・」
「今度ね!!あこも乗せてくれるって!!」
「良かったね。あこちゃん」
「うん!!」
そんな他愛も無い話をしながら6人でそれぞれの家に帰る。
そして、みんなとの分かれ道。
「じゃあ、明日はひまりちゃんがバイトだから反省会は月曜日ね!!」
「みんな~ごめんねー」
「別に気にしないでいいから・・・」
「それじゃあ、みんな月曜日な!!」
「じゃ~ね~」
みんなと別れて家へと向かう途中、黒いスイッチみたいなのが足元に落ちていた。
物が落ちてても普段ならそこまで気にも留めないが、何故かスイッチを拾い上げてスイッチを入れる。
どす黒い感情に呑まれるのと同時に身体に違和感を覚え、街灯についているミラーを見上げた。
そこに写っていたのは怪物へと変身した自分の姿だった――
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