でもかーなーり短い!!
そしてガルパ5周年おめでとう!!
「サソリの毒はこれで大丈夫だろ・・・」
「それにしても、刺されたにしては出血も少ないし・・・大丈夫ですかね~」
「まぁ、如月ので見たから大丈夫だろ・・・っていってもそれ以外にもダメージが大きいけどな・・・」
メディカルで精製した解毒薬を流星に飲ませた後、フォーゼはその場で変身を解除する。
弦太朗の背後には荒れた店内が先ほどまでの戦闘の状況を生々しく物語っていた。
それをあまり気にすることもなく有咲は店の端へと視線を向ける。
「なんかすっごい嫌な感じがした・・・」
「いやぁ・・・怖い・・・!!」
「2人ともしっかりして~!!」
「るいさん・・・なん・・・で・・・」
「ましろちゃん!!ちょっと!!起きて!!」
「シロ!!おい!!しっかりしろって!!」
スコーピオンを見て得体の知れない何かを感じた香澄と、以前に襲われた時の記憶がフラッシュバックした沙綾が店の片隅で震えている一方で、襲ってきた怪物の正体が瑠唯であることを知った精神的なダメージに耐え切れなくなりそのまま意識を失う。
そんな中でたえは弦太朗に問いかける。
「それでこの後はどうするの・・・?」
「まずは流星をなんとかしねぇと・・・!!わりぃけど有咲の蔵でいいか?」
「この際だから仕方ない・・・。モニカの皆も悪いけど・・・」
「わかりました~。でも有咲先輩、さっきの事とか話してくださいよ~」
「それは如月から聞いてくれ・・・。それじゃ行くぞ・・・」
有咲の言葉に従って彼女達は蔵に場所を移して、弦太朗は先ほどまでの出来事について説明する。
「ってわけだけだけど・・・」
「都市伝説の仮面ライダーがこんなに近くにいたなんて・・・」
弦太朗の話を聞いて目を輝かせながらも沈んだ表情をする七深を他所に、他2人は先ほどまでの光景―――
襲ってきた怪物の正体が瑠唯だったことがいまだに信じられずにいた。
「自分で見たけど・・・今でも信じられないよ・・・」
「でも!!ぜんっぜんわっかんねぇ!!なんでルイがあんなことをしたんだよ!!」
「私だってわかんないよ!!」
「それにルイのあれってめっちゃヤバイやつなんでしょ!?」
「ちょっと2人とも~落ち着きなよ~」
「ななみちゃん!!そんなこと言ってる場合じゃないよ!!」
「じゃあ、ふーすけはどうすんのさ!!」
「あ~!!もう!!落ち着けって!!ここで騒いでもどうにもなんねぇだろ!!」
「あたし!!ルイを探してきます!!」
「ちょっと!!透子ちゃん!?」
「あっ!!おい!!待て!!」
モニカのメンバー同士で言い争いが始まるが開始直後に有咲が割って入るも彼女達は落ち着くことはなく、透子はそのまま瑠唯を探すために蔵を飛び出すと蔵の中は静まり返る。
「・・・七深ちゃん達はどうする・・・?」
「私はるいさんと透子ちゃんが気になるけど・・・ななみちゃんは?」
「るいるい達は心配だけど、広町的にはこの後一旦休んでこの後どうするか考えたいかな~って」
不安を隠せないつくしの横では七深はいつも通りの調子で自身の考えを語る。
「乗りかかった船だし、あたし達に手伝いたいけど・・・」
「香澄も沙綾も大丈夫・・・?」
「うん・・・大丈夫だよ!!」
「私も少し落ち着けたから平気だよ」
たえの言葉に全員の視線が香澄と沙綾へと向けられるが、彼女達は先ほどまで恐怖で震えているような様子すらなくなっていた。
「でも2人とも・・・?無理したらダメだよ?」
「流石にあれの後だからな・・・その・・・沙綾達、泊ってけよ・・・」
「有咲?顔真っ赤だよ?」
「うるせー!!」
「それなら有咲、流星の事頼むわ。俺はもう帰るぞ・・・」
「おう。お疲れ」
「弦太朗くん。またね・・・」
「さよなら~」
「待って!!」
「香澄・・・?どうかしたのか?」
弦太朗は有咲やりみ達に見送られ蔵から外へと出ようとするが、香澄によって呼び止められる。
そしてその後には驚きの言葉が待っていた。
「折角ならゲンちゃん先輩もお泊りしよ!!」
「いいねぇー。面白そう」
「はぁ!?香澄!!沙綾!!お前達なぁ!!」
香澄の突拍子もない提案に沙綾が賛成するが、家主である有咲がそれに待ったをかける。
「俺は別に構わねぇ・・・いや、ちょっと家に連絡しねぇとな・・・」
「先輩の家に蘭が家出中なんだっけ・・・?」
「そろそろ帰るって言ってたけどな」
「・・・」
「ひぃ!?」
「へぇ~」
たえの発言を聞いた沙綾は途端に目から光が消えた姿につくしは小さな悲鳴を挙げ、その横では七深がニヤニヤとしていたが、そんなこと気にすることも無くおたえの爆弾投下は続く。
「それに有咲とりみは先輩が来たその日に一緒に寝たよね?」
「なっ!?おたえ!!それはただの寝落ちだろ!!」
「へぇ~」
「なっ///」
ポピパ達の会話を聞いてつくしが真っ赤に顔を染めるが、そんな彼女に流れ弾が飛んでくる。
「つくしちゃん達はどう?ましろちゃんもいるし・・・」
「確かにましろちゃんは心配だけど・・・その・・・」
「まぁまぁつーちゃん。リサ先輩も言ってたけど、弦太朗さんはヘタレらしいから~」
「じゃあいいよね?けってーい!!」
「おい勝手に決めんな!!」
「それならとーこちゃんにも連絡しておきますね~。でも家が厳しいから大丈夫かな~?」
つくしと家主の意見が通らないまま、急遽としてお泊り会が決定した。
その事を七深は透子の家の事情を考えたが面白そうなので彼女にこの事を連絡した後に、七深は手を挙げて弦太朗へと話しかける。
「それなら広町は弦太朗さんの仮面ライダーになった話とか聞きたいで~す」
「ん?いいぞ」
「私も前に聞いたけど他に何かないの?」
「それなら・・・」
そうして弦太朗のライダー語りが始まるが、既に同じ内容を聞いていた有咲とりみはその話を聞くことなく眠りに付く。
弦太朗の事や、それまでの体験を語っていたら朝になっていたことに気が付かずすぐに眠りに付いていた有咲とりみ以外は眠気に耐えながらも、そのまま学校へと向かう。
しかし、それまでに流星とましろが目を覚ますことは無かった。
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