投稿です。
無課金でために貯めた100連分で見事に爆死した・・・
なので次回まで変身引き延ばす・・・
先日から気を失っていたましろは蔵の中で目覚めた。
「ん・・・どこ・・・?」
「おはよう、ましろちゃん。大丈夫・・・?」
「えっ!?朔田さん・・・!?あっ・・・」
目覚めてすぐに流星がいる、そしてその様子は昨日の朝に見たような雰囲気で話しかけてきたことに驚きを隠せないましろ。
しかし、彼女は先日の出来事を思い出す。
目の前にいる彼は先日、得ないの知れない何かに腹部を貫かれてもがき苦しんで―――
しかもその犯人は自分の友人で―――
その事を思い浮かべるとましろから暗い気持ちが湧いて言葉に詰まる。
しかも目の前にはそんな酷い目に会ったにも関わらず、こちらを心配するように話しかけてくれていることに驚きと申し訳なさを感じてしまっていたが、なんとかましろは声を絞りだす。
「あの・・・お腹・・・大丈夫ですか・・・?それに・・・苦しそうにしてたし・・・」
「そこまで深いケガじゃないから大丈夫だよ」
「そうなんですか・・・」
「でも、学校は・・・まずいかな・・・」
「学校・・・?」
流星の言葉の意味が分からなかったましろは自身のスマホで時間を確認する。
そこに写っていた時間にましろは目を疑った。
「嘘・・・日付が変わってる・・・」
「あんなことがあった後だから仕方ないよ」
「あんなことって・・・あっ・・・」
ましろはその事実を知って落ち込むが流星に慰められる。
自身の親以外に年上の男に慰められていることに彼女は恥ずかしさを覚えるが、彼女は流星の言葉を聞いて昨日の出来事を思い出すと同時にあの時の恐怖が蘇って震えだす。
「るいさん・・・どうして・・・なんで・・・!!」
「大丈夫・・・。八潮さんのことは俺たちに任せて」
「俺たち・・・?それって昨日の如月さんと朔田さんで・・・?」
「あぁ、天校で弦太朗達と一緒に何度もあいつらと闘ってたから」
「っ!?」
ましろの問いに対する流星の答えを聞いた彼女は驚愕の表情を浮かべる。
流星の言葉が信じられなかったましろだったが彼の真剣な顔を見てその言葉に嘘がないと察した。
「それに俺達・・・ってことは皆で闘ってたんですか・・・?」
「ううん。そんなことはないよ?闘うのは弦太朗と・・・」
「朔田さん・・・??もしかして怪我が・・・!?」
「あぁ・・・、ごめんね。怪我じゃないから心配しないで?」
彼は話の最中に何かを悩んでいるような表情を浮かべながら急に声が小さくなる。
それを見たましろは慌てた様子で流星を声を掛けるが、彼からの言葉を聞いて少しだけ落ち着けた。
しかし、落ち着いたましろはどんどんと表情が暗くなっていく。
「でも・・・そんなことしてて朔田さんは凄いですね・・・。私なんて何の取り柄も無いし・・・」
「別にそんなことは関係ないよ」
「えっ・・・?」
ましろの出たのは彼女らしい後ろ向きな言葉。
それに対して流星が返してきた言葉を聞いた彼女は驚きの声を挙げる。
「何か特技がある訳じゃないし・・・るいさんの事だってどうしてたらいいかなんてわかんないし・・・私なんて何にも出来ないですよ・・・」
「たとえ弱かったり何も知らなかったとしても、それは何もやらなくていい言い訳にはならないよ」
「・・・」
「だから、失敗しながらでいいから少しずつ自分の出来ることを増やせばいいんだよ。・・・歌だって練習して出来るようになったんでしょ?」
「・・・」
ましろは流星の言葉に思い悩むような表情を浮かべて何かを考え込むが、それはすぐに中断された。
突如としてましろのスマホが震える。
それに驚きながらもそれを手に取るとそこには七深からの着信。
「もしもし・・・」
『シロちゃん?流星さんもだけど・・・もう大丈夫?』
「うん。2人とも大丈夫だよ・・・?」
『ならよかったよ~。・・・ってそれはいいとしてシロちゃん達に言っておくことがあったんだ~』
「言っておくこと・・・?」
電話の目的は分からなかったが、ここで七深が衝撃的な言葉を放った。
『るいるいが見つかったよ~』
「ほんと・・・?」
『学校にいるらしいから弦太朗さんが来たら一緒に行くことになったんだ~』
「学校・・・?学校のどこ?」
『音楽祭で私達が演奏したステージのとこだよ~。シロちゃんは来るかは任せるから~。それじゃ~』
「ちょっと・・・七深ちゃん・・・?」
七深は伝えるべきことを伝えるとすぐに電話が切れる。
「ましろちゃん・・・?広町さんはなんだって?」
「るいさんが見つかったって・・・」
ましろの言葉を聞いた流星は立ち上がる。
それと同時に腹部からの痛みを感じてそれを抑え込むように手を当てると、そのまま蔵を出ようとする流星の姿にましろは驚きを隠せない。
「朔田さん!?なにしてるんですか!?」
「何って・・・。八潮さんを止めに行くんだよ・・・」
「そんな怪我で・・・無茶ですよ・・・」
「そうかもね・・・。でも、弦太朗にだけ無茶させるわけには行かない。友達だからね」
「友達・・・っ!!」
その言葉を聞いたましろは不安そうな表情なのは変わらないが、立ち上がると流星と同じように蔵を出ようとする。
「ましろちゃん・・・?」
「るいさんに何が出来るかは分かりませんけど・・・、ここから学校までの道案内くらいなら・・・。でも・・・」
「大丈夫。ましろちゃんや広町さん達のことはちゃんと守るから」
「お願いしますね・・・流星さん・・・」
ましろの言葉に笑みを浮かべる流星、それを見た彼女は少しだけ不安が薄れたような表情を浮かべる。
こうして彼らは瑠唯がいる学校へ向けて歩き出す。
七深がましろに連絡してから少し時間が経った頃、弦太朗は七深達が待っている月ノ森へ向かうが周囲の視線が刺さる中で弦太朗は七深達と合流する。
「弦太朗さん。遅いじゃないですか~」
「わりぃな!!学校抜けれなくてな・・・!!でも、俺が学校に入っていいのか?」
「私達の機材運びのお手伝いということで許可は取ってますよ!!後はルイのとこ行ってガツンと言ってやりましょう!!」
「ちょっと透子ちゃん!?それやったの私なんだけど!!」
「ふーすけ!!細かいことは気にすんなって!!ミクロンミクロン!!」
「シロちゃんにも連絡は入れてあるから、先にるいさんのとこにいきましょ~」
「ミクロン・・・?マカロンってお菓子の仲間か?」
「「「・・・」」」
そう言って彼女達は瑠唯がいる場所へと歩き出そうとするが、目の前で繰り広げられていた彼女達3人のやり取りを見ていた弦太朗のあまりにも間抜けな一言で彼女達の会話も歩みも止まってしまった。
少しだけ固まってしまった彼女達は我を取り戻すと瑠唯がいる音楽祭のステージへと向かう。
そこにはスイッチ片手にステージの上で1人佇んでいる瑠唯の姿があったがその目に光はない。
「ルイ!!」
「あら、桐ヶ谷さん・・・。それに皆も一緒なのね」
「るいるい?そこで何をしてるの・・・?」
「考えてたのよ・・・それで分かったのよ・・・。私にとってあなた達は必要ないわ」
瑠唯が放った言葉。
そこには全く感情が乗っておらず冷たい印象を受けるがそれを聞いて真っ先に声を挙げたのは透子だった。
「何言ってんだよルイ!!もうやめろよ!!」
「そうだよ!!るいさん!!」
「るいるい?それどこで手に入れたの?それにここにいる意味も分かんないな~」
「これはある人からもらったのよ・・・。ここにいたのはあなた達はやってくると思ったし、そこで全員消した方が効率的だと思ったからよ」
「何を言ってるの・・・?」
「それになんかルイルイの目が変だよ?正気じゃないみたい・・・」
「正気よ。これ以上、情に流されなくするためにあなた達には消えてもらうわ・・・」
その言葉と共に瑠唯は手に持っているスイッチを押してスコーピオン・ゾディアーツに姿を変えると同時に大量のダスタードを出すとその場で彼女達へ視線を送る。
「さよなら・・・」
スコーピオンの言葉と共にダスタードは彼女達の元へと詰め掛けるが、それを見た弦太朗は変身する間もなく生身で立ち向かっていく。
しかし、数が多すぎるダスタードを前に次第に弦太朗は押されていき、抵抗する彼の身体はボロボロになりながらもダスタードを打倒していく。
「無駄な足掻きね・・・」
「ダチを守るために体張ってんだ!!無駄じゃねぇ!!そんでお前ともダチになる!!」
「友情なんて、上を目指すためにはいらないわ・・・」
「友情に限界はねぇ!!」
「・・・」
弦太朗の叫びに言葉ではなく自身の尻尾による攻撃を返すスコーピオン。
しかし、それは間一髪で当たることはなかったがその拍子に弦太朗は床に転倒すると一斉にダスタードが飛び掛かる。
それに飛び込むように1つの影が迫る。
「アタァー!!」
「はっ・・・?」
「朔田さん!?なにあれ!?」
「みんな・・・!!」
「シロちゃん!!」
飛び込んできた影の正体は流星。
迫って来ていたダスタード目掛けて飛び蹴りを食らわせた後に、自身の拳を叩きこんでそのままダスタードを消滅させていく。
彼女達が知る流星とはかけ離れているその姿に七深達は唖然としている中で遅れてましろがその場へとやってくる。
「流星。お前もう大丈夫なのか」
「あぁ、待たせたな。弦太朗もだいぶやられてるな。立てるか?」
「あぁ!!それにしてもアリエスの時とは逆だな・・・」
「そうだな」
そう言うと流星は弦太朗に手を差し伸べてそれに捕まりながら弦太朗は立ち上がる。
それと同時に残っていたダスタードは再び2人へと襲い掛かるが喧嘩の様な荒々しい動きと拳法のように流れるような動きで次々と打倒していく。
その様子を気にすることも無くスコーピオンはましろへと声を掛ける。
「倉田さんも何も出来ないのによく来たわね・・・」
「そうかもだけど・・・でも、それは何もやらなくていい言い訳にはならない。って教えてもらったから・・・」
「でも、それだけでは無意味よ。今のあなたには何も出来ないわ」
「確かに何が出来るか分かんないけど・・・。また皆でバンドがしたい・・・。これだけは分かるから・・・この気持ちだけははっきり伝えたい・・・!!」
「しろちゃん・・・」
「シロ・・・!!」
「・・・うん!!」
彼女達は直接的な言葉を言わなかったが思っていることは同じ。
全員がスコーピオンに視線を送る。
それをほぼ同時にダスタードをすべて倒した弦太朗達はましろ達の元へと戻ると弦太朗が数歩前に出ると再び、スコーピオンはダスタードを再び出して視線を弦太朗に向ける。
「なら後は・・・!!」
「弦太朗、スコーピオンは俺にやらせてくれ」
「流星さん!?」
「何言ってるの!?」
「流石に無理だよ・・・」
「・・・」
流星は静かに弦太朗の横に並ぶ。
その光景につくしたちが驚きの言葉を口にする中で、ましろだけはその姿を静かに見守る。
「無駄よ・・・消えなさい・・・」
「それを決めるのはお前じゃない・・・」
スコーピオンが声に流星は静かにそして力強い言葉で言い返す。
「お前の
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