次回がモニカ最終回。
今のところ2章の予定はない。
流星くんは・・・未定!!
「お前の
「ん~・・・?」
「流星さんも、ルイもどうなってんだよ!?」
「昨日と人が変わったみたい・・・」
先日までとはまるで別人のような流星の姿に困惑するモニカ達、しかしその中でましろだけは彼に真剣な眼差しを送っていた。
「よっし!!なら一緒にやるか!!」
「あぁ・・・!!」
弦太朗が懐からフォーゼドライバーを取り出すと、流星も自身のドライバー・・・メテオドライバーを取り出すと同時に腰に装着する。
「何あれ・・・?」
「ベルト・・・かな・・・?」
「一緒に・・・?もしかして・・・!!」
つくしや透子の理解が追い付かない中、2人の言葉を聞こえた七深が呟く。
そんな彼女達を他所に弦太朗がドライバーのスイッチを入れる中、流星もまたドライバーのトリガーを引く。
―――メテオ レディ?―――
ドライバーが流星へと”準備はいいか?”と問いかける。
流星はその言葉を聞いて腕を大きく回して構え、その心を戦士の物へと切り替える。
そしてフォーゼドライバーのカウントダウンが終わり、流星は自身のドライバーからの問い掛けに答えるように覚悟の言葉を叫ぶ。
「「変身!!」」
その言葉に合わせて弦太朗はドライバーのレバーを押し込む横で流星もまた自身のドライバーのレバーを叩く。
そして2人が白い煙と青い光に包まれる。
「えっ!?朔田さん!?」
「いったいどうなってんの!?」
「おぉ~・・・・・・!!」
「綺麗・・・」
モニカのメンバーが思い思いの感想を口にする中青い光が弾け飛んで弦太朗を包んでいた煙ごと吹き飛ばす。
煙と光が晴れて彼女達の前にいたのは白いフォーゼと水色の装甲を身に着けた黒い男の姿だった。
「宇宙・・・来たぁーー--!!」
「・・・」
「あなた・・・。一体・・・」
2人は視線を目の前にいるダスタードの群れへと向ける。
その群れの向こう側からスコーピオンが変身した流星へ向けて小さく呟いた。
「仮面ライダーメテオ。お前の
「流星!!あいつまでの道は作ってやる!!」
――ロケットON――――――――
「行くぜ!!」
フォーゼはロケットを起動すると同時に大群へと突撃して、ダスタードの群れを割りスコーピオンの眼前へと迫る。
「・・・っ!!」
「よっと・・・!!」
スコーピオンの針がフォーゼへと迫る。
その針をフォーゼは余裕をもって回避すると同時に急旋回。
「行け!!流星!!」
「アタァ!!」
それと入れ替わるようにダスタードの群れの間を駆け抜けたメテオはその勢いのままにスコーピオンの胸部へと鋭く蹴り込んだ。
目の前で繰り広げられていた光景に私が目を奪われていた。
「アタァー!!」
荒々しく立ち向かっていた如月さんとは違って、流星さんが昨日の怪物たちを流れるような動きでどんどんと倒していく。
打倒される怪物たちの向こう側に怪物の姿をしたるいさんに恐怖を覚えるが、目の前で戦いが繰り広げられているのにも関わらず私とるいさんの目が合って声を掛けられる。
「倉田さんも何も出来ないのによく来たわね・・・」
るいさんの言葉が私に突き刺さる。
確かにるいさんのの言う通り、流星さん達のように闘ったりするようなことは出来ない私はここにいても何もできないかもしれない。
でも、さっき流星さんに言われた言葉を胸にるいさんに答える。
「そうかもだけど・・・でも、それは何もやらなくていい言い訳にはならない。って教えてもらったから・・・」
「でも、それだけでは無意味よ。今のあなたには何も出来ないわ」
「確かに何が出来るか分かんないけど・・・。また皆でバンドがしたい・・・。これだけは分かるから・・・この気持ちだけははっきり伝えたい・・・!!」
その言葉を聞いたるいさんは表情は見えないけど明らかに怒っているように感じたが、私は気持ちを正直にるいさんに伝え、呆然と目の前の2人に視線を向ける。
呆然とした私の目の前で2人が白い煙と青い光に包まれる。
その神秘的な光景に私は―――
「綺麗・・・」
思わず呟くと私の目の前で青い光が弾け飛び、それに包まれていた流星さん達が目の前で変身した。
青い光が弾け飛ぶ―――
まるであの悪夢の続きの様な―――
そんなことを考えていたが皆の声に私の意識は現実へと引き戻された。
「やっぱり!!流星さんも仮面ライダーだったんだ・・・!!」
「メテオって・・・英語だよね・・・?」
「流星って意味だよ~!!」
「って自分の名前じゃん!?」
横でそんなやり取りをしていたら、白くなった如月さんの腕にロケットを付けると、怪物たちの群れを割るように飛んでいき、出来た割れ目を流星さんが走る。
るいさんが昨日流星さんへと突き刺した尻尾を如月さん目掛けて伸ばす。
しかし、如月さんは難なく交わすと飛ぶ向きを変えると入れ替わるように流星さんが飛び出す。
その2人の間には会話は無かったが、その間で何かが光る。
そして、流星さん達はるいさんを外へと追いやるとそのまま一緒に外へと飛び出す。
「・・・っ!!」
「ルイ!!どこ行くんだよ!!」
「るいさんたちを追わないと・・・」
「危ないよ!!」
私が2人を追って外へと出ようとするが、他のみんなに止められてしまう。
「大丈夫だよ~。流星さんも仮面ライダーなんだから~」
「でも・・・」
ななみちゃんの言葉を聞いた私は少し不安だった。
目の前の如月さんとは違って、流星さんとるいさんは変身してるとは言っても元は人間同士が争い合ってる。
そう考えると凄く怖くなる。
でも、あの2人の事はしっかりと見ないといけないって心の中で何かが訴えてきてる。
「ここは如月さんが倒したら連れてってもらお?」
「うん・・・」
つくしちゃんの言葉に頷くと目の前で繰り広げられている戦いへと目を向けると、先ほどまでボロボロにされていた如月さんは怪物の群れに立ち向かっていた。
「これだ!!」
――――ランチャーON――――――
――――――ガトリングON――――
「いっけぇー---!!」
如月さんの足からミサイルと弾が次々と放たれ、怪物たちに当たると爆炎と火花が盛大に噴き出して怪物は塵となって消えていく。
しかし、そんな中を数匹がくぐり抜けると、私達の方へと向かってくる。
「またこっちに来た!?」
「しゃがんでろ!!」
如月さんの言葉に従って私達は咄嗟にその場に屈む。
――マジックハンドON――――――――
機械の音声が流れたその後、何かが私達の頭の上を通り抜ける。
その正体は身体を捻って後ろにいるこちらを向いていた如月さんの右腕。
マジックハンドって言ってたけど・・・。多分それが私達の頭の上を通り抜けて怪物をそのまま吹き飛ばしたのだろう。
「如月さん!!」
「後ろ!!」
しかし如月さんの後ろ・・・いや、身体捻ってるから前・・・?からやってきていた怪物を見てつくしちゃん達が叫ぶが、如月さんはそのままベルトを弄る。
――――――――シールドON――
その言葉を共に左腕から盾が出てくると、それで攻撃を弾いてそのまま左腕の盾で殴りつけてから足の銃弾を浴びせるとそのまま塵になって消える。
その後も如月さんはその場から動くことは無く弾を撃ち続け、近寄ってきた相手には盾で殴りつけ、右腕に付いた腕で投げ飛ばす。
それがどのくらい続いたのかは分からないけど、そうしている間に目の前の怪物が全て塵になって消えると如月さんは腕や足についていた武器たちをすべて消すと私達へと歩み寄る。
「よっし!!流星のところへ行くぞ!!」
「ルイ!!待ってろよ!!」
「エスコートよろしくおねがいします~」
「・・・っ!!」
「ましろちゃん!?待って!!」
如月さんの言葉に皆が答えるが、私はいても立ってもいられなくなってしまって皆より先に流星さん達の元へと駆け出して行った。
でも、足が遅くてすぐに追いつかれてしまい少しだけ恥ずかしくなった―――
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