バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。
ガルパピコフィーバー最終回
コメントで予想してたけど宇宙行っちゃったなぁ・・・

この作品も最後に宇宙行かすか・・・(なお最終回までどうなるか考えてない模様



淡・色・逡・巡-3 Pを探れ/ダンシングヒロイン

 

彩の自信満々な態度に不安を感じていた弦太朗達だったが、彼女の自信がどこから来たか分からぬまま放課後を迎えていた。

 

「さーてと・・・。千聖、この後はどうするんだ・・・?」

 

「悪いんだけど、放課後はパスパレの5人で雑誌の取材が「千聖ちゃん!!」・・・ってお迎えが来たわね。仕事中のイヴちゃんは私が見ておくから・・・」

 

千聖の言葉を遮って教室に彩が入ってくると千聖の話が聞こえていた紗夜が近づいてくる。

 

 

「白鷺さん。日菜のことよろしくお願いします」

 

「ふふっ。それじゃまた明日」

 

「2人ともまたね~」

 

「そうだ。如月くん!!お昼の話だけど!!CiRCLEに行ってくれるかな?そこで待ち合わせってことになってるから~!!」

 

 

2人は仕事に行こうと教室を出ようとするが、彩は教室を出る直前で振り返るとそう言い残してから教室を去っていく。

 

「おい!!待ち合わせって!?」

 

「・・・行ってしまいましたね」

 

彼が昼に感じていた不安とは逆に、彩は誰かと待ち合わせを取り付けたようだったが、相手と時間を教えないというミスをしてしまう。

時間も時間も分からない状態で待ち合わせをするという状況に弦太朗はどうするか頭を抱えてしまう。

 

「彩の奴、待ち合わせはいいんだけど相手と時間はどうなってんだよ・・・」

 

「とりあえずCiRCLEに行きませんか?私も練習があるので・・・ 」

 

「それは構わねぇけど、燐子はどうしたんだ?」

 

「彼女は生徒会長としての仕事があるので遅れるそうです。丸山さんの言ってたことは私の方から日菜にも聞いておきます・・・」

 

「すまねぇ・・・」

 

「いえ、私も羽沢さんは心配ですから・・・。それでは行きましょうか・・・」

 

こうして紗夜と共に教室を後にする弦太朗。

しかし、この光景を見ていた一部の生徒達はあらぬ誤解を周囲に広め始めるが、彼女達はそれを知る由もなくそのままCiRCLEへと歩き出す。

 

 

 

 

「それにしても、彩の奴は誰を呼んだんだ?」

 

「Afterglowの誰か・・・でしょうか?羽沢さんの店にも良く来ますから、若宮さんの事もよく知ってるかと・・・」

 

「でも、それならすぐ連絡が来るだろ?」

 

「そうなると私にはもう心当たりはありませんね・・・」

 

そして無言になる2人だったが、紗夜は何を思ったか声を挙げる。

 

 

「如月さん。今この時間に勉強しましょう」

 

「歩きながら勉強って何言ってんだよ」

 

「勉強って程ではありませんよ?私が出す質問に答えるだけです。大丈夫、昨日の復習ですから・・・」

 

「わりぃ!!俺は先に行くぜ!!」

 

「ちょっと待ちなさい!!」

 

こうして弦太朗は紗夜―――もとい勉強から逃げ出すべくCiRCLEへと駆け出すが、紗夜がそれを鬼の形相で追いかけていた。

そして周囲の視線を集めながら彼らはCiRCLEへと辿り着くが、彩の言っていたような人物も友希那達もまだ到着している様子はない。

そんな、弦太朗はカフェテリアへと駆け込むと誰も座っていない机の下へと素早く潜り込む。

 

 

 

「如月さん!!待ちなさい!!逃がしませんよ!!」

 

そう言いながら紗夜はCiRCLEの中へと入っていく。

それを見た弦太朗は何を思ったのかそのまま机から抜け出てから椅子に座って背もたれにうなだれる。

 

 

「なんで待ち合わせ前に勉強なんだよ・・・」

 

「学生ですから勉強するのは当然かと思いますが・・・?」

 

「・・・っ!?お前は!?」

 

突如として後ろから紗夜ではない誰かから声を掛けられた弦太朗は驚きの声を挙げて振り返ると、そこにいたのは特徴的な髪色をした少女。

 

「如月さんお久しぶりです!!」

 

「パレオじゃねぇか・・・」

 

「如月さん!!見つけましたよ!!・・・あなたはRASの・・・」

 

弦太朗の姿を見つけた紗夜は彼に詰め寄ろうとするが、彼の後ろにいた少女が見えると必死に取り繕って弦太朗達に近寄っていく。

しかし、紗夜の存在に気が付いていなかったパレオはトンデモナイ言葉を言い放った。

 

 

 

 

 

 

「はい!!あなただけのキーボードメイド!!パレオです!!」

 

「・・・何言ってんだ?」

 

「如月さん・・・」

 

「紗夜!?」

 

「如月さん、あなた中学生にそんなこと言わせる趣味があったんですね・・・」

 

「そんなもんはねぇっ!!パレオも何言ってんだよ!!」

 

パレオの言葉を聞いた紗夜は弦太朗へとゴミを見るような冷たい視線を送るが、言われた弦太朗もパレオの言葉の意味が分からずに混乱していた。

 

 

 

 

 

「こういえば男性の方は喜ぶと日菜ちゃんに言われたんです!!違いました・・・?」

 

「そういう趣味はねぇな・・・」

 

「それに日菜ってどういう事ですか・・・?」

 

「それはロックさん経由で、日菜ちゃんからお願いがあって!!

如月さんに『パスパレの事を教えてあげて欲しい』ってお願いされたんです!!

最初は彩ちゃんから話が来たらしいんですが・・・でも、どうして如月さんから直接連絡してこなかったんですか?」

 

「いや、彩が任せろって言って、ここに行けって言われただけで・・・」

 

弦太朗の説明を聞いたパレオだったが彼女はあまり状況がよく分からなかった。

というよりも、パレオにとってはそんなことは些細なことだった。

 

 

「彩ちゃんが・・・?状況がよく分かりませんが、パレオにお任せください!!このパレオが如月さん達を立派なパスパレオタクにして見せます!!」

 

「いや、そこまではいいんだけど・・・」

 

「達・・・?それって私もですか?」

 

「恥ずかしがらないでください!!パスパレは最高なんです!!それに妹である日菜ちゃんがどう思われているか気にならないんですか!?」

 

「・・・確かにアイドルとしての日菜がファンからどういう風に思われているのかは気になりますね・・・練習が始まる前まででしたら・・・。それまではスタジオでお願いします・・・」

 

「では行きましょう!!」

 

パレオの提案に紗夜はバンド練習が始まるまでで話を聞くことにして先にスタジオ入りすることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――

 

あこはダンス部での用事が終わってリサ姉と一緒にCiRCLEまで歩いてるの!!

りんりんは生徒会で遅くなるって言ってたけど・・・。あれ・・・?

 

「リサ姉!!友希那さんは?」

 

あこは友希那さんがいないことに不思議に思ってリサ姉に聞いたんだけど、もしかして先に行って紗夜さんと練習してるのかな・・・?

 

あこも早く練習したい!!

 

そう思ってたらリサ姉の表情が変わった。

なんだろう?明日香がたまにあこを見るみたいな表情になってる・・・。

 

「友希那は補修だよ・・・。なんであんだけ言ってあげたのに宿題やってないの・・・」

 

「そっか~」

 

「あこは宿題とか大丈夫?」

 

「うん!!おねーちゃんが教えてくれるんだ~!!」

 

「あこは友希那みたいに勉強サボっちゃだめだよ~」

 

あこも宿題があったけどおねーちゃんに教わりながらやったらすぐに終わったんだ~。

リサ姉もあこの言葉聞いてニコニコしてるからなんか嬉しくなってきちゃった。

 

そしたらあっという間にCiRCLEまで着いたけど・・・。

あれ?紗夜さんがいない・・・?どうしたんだろ・・・?

 

「紗夜は先にスタジオ入ってるって言ってたから行こっか~」

 

「うんっ!!」

 

リサ姉の後ろをあこは着いていくと、リサ姉はスタジオの扉の前で動かなくなっちゃった。

と思ったらすぐにスマホを取り出して中の様子を撮り始めた。

 

「リサ姉?」

 

あこの言葉にリサ姉はドアを指で刺してるからあこもついてる窓から中を覗く。

そこにはパレオとげんたろうの目の前に立ってる紗夜さんがいた。

 

 

 

 

 

 

と思ったら紗夜さんは2人の前で踊り出した。

私達に気が付いてないみたいでリサ姉はニコニコしながら動画を撮ってる。

それで少し経ったら無言であこの方を見てドアを指さしてる。

 

開けるってことかな・・・?

 

あこは静かにドアを開けるとパスパレの曲―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『こころ揺らし~幕がひらく~きみの声で~』っ!!」

 

それと一緒に紗夜さんの歌が聞こえたけど、ドアが開いても中の人たちは気が付いてないみたいで紗夜さんの声が聞こえてくる。

 

そんな中でスマホを片手にしたリサ姉と一緒にスタジオに入っていくと紗夜さんが動かなくなった。

 

「紗夜~可愛かったよ~」

 

「うん!!」

 

そう言ったら紗夜さんの顔がどんどん赤くなっていって―――

そのまま紗夜さんは動かなくなっちゃった・・・。

 

 

 




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