バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。

次回パスパレ篇2章終わる予定!!(未定!!
分かった理由がガバガバだって?
わしもそう思った(小並感


淡・色・逡・巡-12 どうして彼女達が狙われていたのか

 

 

「お願いです。あなたもアイドル・・・それもパスパレの妹分なんですから・・・」

 

 

「えっ!?麻弥ちゃん!?」

 

「・・・!!」

 

「そうなの?千聖ちゃん」

 

 

 

 

 

「パスパレの妹分なんていたのか?」

 

「さぁ・・・?私はよく分かりませんが・・・」

 

麻弥の放った一言に驚き・疑問など様々な思いが入り混じるパスパレの横では妹分など微塵も知らない弦太朗と紗夜は話に置いて行けなかった。

 

「・・・っ!!」

 

「その反応は私達の予想通りだったね・・・」

 

「ビビキャンの人たちって言うのは外れて欲しかった予想ですけどね・・・。この反応では確定でしょうね・・・」

 

一方では麻弥の言葉に明らかに取り乱しているキグナスを見て、千聖と麻弥は落胆した様子を見せていた。

 

 

 

 

「ビビキャン・・・?」

 

「さっき言ってた妹分でしょうか・・・?」

 

「も~!!おねーちゃんとゲンちゃんはちょっと黙ってて!!でも千聖ちゃん?どうしてだって分かったの~?」

 

「「・・・」」

 

状況が弦太朗と紗夜で小声で話していたが、日菜に怒られた途端に無言になると日菜がその疑問を千聖に聞いていた。

 

 

「1回目の時は私達を見て突っ込んで来て、2回目は仕事終わりの私を待ち伏せ。

そして今回はスタジオで日菜ちゃんと入れ替わった紗夜ちゃんを襲ったわ。

最初のは偶然かもしれないけど、他は場所を分かってないと待ち伏せなんて出来ないわ」

 

「千聖ちゃん?それも偶然じゃないの・・・?」

 

「彩ちゃん。アイドルが仕事する場所なんて簡単に分かるものじゃないわ」

 

「同じ事務所だったらある程度は分かるってこと?」

 

「まぁ他に比べたらですけどね・・・。それに昨日の千聖さんは事務所でMV撮影の打ち合わせでしたから・・・」

 

「そんな仕事が事務所の人以外に漏れると思う?」

 

「でも、事務所の人って言っても沢山いるけど・・・?」

 

千聖の話を聞いても彩はいまだに納得が出来ていなかったが、彼女はそんな彩を見て話を続ける。

 

 

 

 

「確かにあいつが出た時、事務所の人で予定がない人はそれになりにいたわ。でも、彩ちゃん?私達がいなくなって得をする可能性を考えてみなさい?」

 

「私達がいなくなって得をしそうな人・・・?」

 

「確かに、マネージャーとかがアイドルを襲うってメリット少ないもんね~」

 

「まぁ、自分の担当アイドルを売り出そうと考えてるなら別だけども・・・」

 

「それを含めてもジブン達と同じアイドルとして売り出しているビビキャンが一番怪しいってことですね・・・」

 

「えぇ・・・パスパレの妹分でデビューして、姉貴分がいなくなったら空いた仕事が自分たちに来るとでも思ったのでしょうね。

 

 

 

 

 

でも、芸能界って言うのはそんな簡単なものじゃないのよ?」

 

「ぐぅううう!!」

 

「でも・・・!!それだけで決めつけるのは早いよ!!」

 

「・・・皆さんこれを見てください」

 

千聖の言葉を聞いて唸るキグナスと千聖達の言葉を否定しようとする彩に麻弥が静かにスマホを取り出して彩たちへと見せると彩たちを始め、弦太朗達がそれを覗き込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

「麻弥ちゃんこれって・・・」

 

「ビビキャンの3人にジブンが連絡をしたんですよ。「練習を見学しませんか?」って」

 

「そっか~、そういうことだっただね~」

 

「なるほど・・・。そういう事でしたか・・・」

 

「ちょっとなんでみんな分かるの・・・!?」

 

「簡単ですよ。練習場所を伝える時に3人に別々の場所を伝えたんですよ」

 

「それにさっき他の場所を伝えた2人に連絡したけどすぐに返事が来たわ。それで連絡がないのはここを伝えた子だけよ?そうよね―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ViVidCanvas のリーダー・芹沢みおさん?」

 

「・・・」

 

千聖の言葉を聞いてキグナスは自身のスイッチを取り出して皆の目の前でスイッチを切るとそこいたのは長い茶髪を靡かせた1人の少女がいた。

 

それは千聖が言い当てた彼女達の妹分のリーダーでもある芹沢みお本人だった。

 

 

 

「嘘っ・・・なんで・・・」

 

「なんでそんなことをしたんですか!!」

 

「イヴちゃん・・・」

 

動揺する彩を他所にここまで無言だったイヴが声を荒げる、それを見た少女・みおはその疑問に答える。

 

 

 

 

 

「ねぇ・・・知ってますか?私達がいつも仕事場でなんて言われるか?」

 

「えっ・・・?」

 

「う~ん。分かんない」

 

「そうでしょうね・・・。どの現場に行っても「パスパレの妹分」ってずっと言われるんですよ?」

 

「そう言ってデビューしたんだったら仕方ねぇだろ・・・?」

 

何気ない弦太朗の言葉―――

しかし、その言葉が彼女の思いを暴走させてしまう。

 

「仕方なくない!!どこの現場でも聞こえてくるのは「パスパレ」、「パスパレ」・・・!!酷い現場では「パスパレの代役」なんて言われて・・・そんな風に言われるために私はアイドルになったわけじゃない!!」

 

 

 

 

 

「誰かと比べられるのが苦痛なのは分かります。ですが、それで人を襲っていい理由にはなりません・・・。

私が言える立場ではありませんが・・・」

 

 

目の前の少女を宥めようと紗夜が言葉を掛けるが、それが彼女にとっては逆効果だった。

 

自分たち比べられているパスパレの1人。

その中でも天才的な才能を持っている氷川日菜と瓜二つの人物から言われたその言葉が彼女が暴走してしまう最後に切っ掛けになってしまった。

 

 

 

 

 

「煩い・・・!!」

 

「みおちゃん・・・」

 

「すごく簡単なことだったんですよ?邪魔なアイドル―――いや、姉貴分を消せば、私はちゃんとビビキャンとしてアイドルになれる!!」

 

「そんな無茶苦茶だよ・・・!!」

 

「彩さん・・・姉なんですから、妹のために消えてくださいよ!!」

 

彼女の絶叫と共にスイッチはその形を変え、みおは人間の身体からキグナス・ゾディアーツへと最後の変身を遂げる。

それを見た弦太朗はドライバーを手に持って彼女達の前に踏み出す。

 

「俺は芸能界とかよく分かんねぇけど。でも、千聖たちの為にもこれ以上暴れさせるわけにはいかねぇ!!」

 

「弦太朗!!」

 

「如月さん!!お願いします!!」

 

「おう!!麻弥達は下がってろ!!」

 

弦太朗の言葉を聞いてパスパレたちはその場から離れ近くの物陰に隠れると、弦太朗はドライバーのスイッチを手早く叩いて構えるとドライバーからカウントが周囲へと響き渡るが、

 

 

3―――――――

 

2―――――――

 

1―――――――

  

 

「変身!!」

 

「宇宙、きたー----!!」

 

「って日菜!!それは俺のセリフだ!!・・・まぁいいや・・・」

 

その言葉と共に弦太朗はフォーゼへと変身を完了するが日菜にいつものセリフを盗られてフォーゼは少し気の抜けた様子を見せるもすぐに持ち直してキグナスへと拳を突きつけて叫ぶ。

 

「仮面ライダーフォーゼ!!タイマンはらせてもらうぜ!!」

 

その言葉を合図にキグナスは羽根をフォーゼ―――ではなく物陰に隠れている彩たちへと飛ばすが、フォーゼがそれに割って入って身体で受け止める。

 

「おい!!タイマンだぞ・・・!!」

 

「ゲンちゃん!!風だよ!!」

 

「・・・おう!!」

 

日菜から飛んできた指示をフォーゼは素直にそれに従ってスイッチを交換して起動する。

 

 

 

 

――――――エアロON――――

 

 

 

 

「邪魔しないで!!」

 

「おら!!吹っ飛べ!!」

 

キグナスは先ほど同様にフォーゼがいる後ろの物陰へ向けて羽根を飛ばすが、エアロから発生した風が羽根ごとキグナス本体を吹き飛ばす。

 

「おっし!!」

 

「次はフックからの・・・ビリビリだよ!!」

 

「分かった!!任せろ!!」

 

フォーゼは飛んできた日菜からの指示に従ってスイッチを交換する。

 

 

――エレキON――――――――

――――――――ウインチON――

 

 

エレキとウインチを同時に起動すると眩い光と電気がフォーゼの身体を包む。

その光に視界を奪われたキグナスへとフォーゼから飛んできたウインチが飛ぶとその体にワイヤーが巻き付くと同時にエレキステイツへと変身を完了する。

 

「行くぜ!!ライダー・・・電気ショーック!!」

 

「ぁぁぁぁああああ!!」

 

 

フォーゼはその言葉と共にロッドへプラグを装填してウインチのワイヤーからキグナスへと電気を流しこむとキグナスから悲鳴のような叫びが挙がる。

その光景に千聖は以前の事を思い出して少しだけ顔を顰めるが誰もそれを気にする様子はない。

 

「ゲンちゃん!!このまま一気に決めて・・・」

 

「っ!?弦太朗!!避けて!!」

 

「ちさ、うわぁ!?」

 

千聖の言葉と共にフォーゼの身体から小さな爆発が起こると、その衝撃によってキグナスはウインチの拘束から抜け出すとそれと同じタイミングでどこからか現われたダスタード達が彩たちの前へと躍り出る光景にキグナスを含めた一同は驚きを露にしていた。

 

 

「これってはおねーちゃんの時のが3体・・・」

 

「でも、様子が変じゃないですか?なんでみおさんも驚いているんですか?」

 

「確か・・・。この間のつぐみちゃんの時もどこからか出てきたって言ってたわね・・・」

 

「って、もう目の前にいるよ!?」

 

「・・・イヴちゃん!!」

 

「えーい!!」

 

1体のダスタードがイヴへ向かっていたが、ここで日菜が自身の持っていたカバンをダスタードの顔面へと投げつけて視界を遮ると同時にそのままダスタードを押し倒す。

 

「ちょっと日菜ちゃん!?」

 

「千聖ちゃん!!おねーちゃん!!」

 

「日菜!!えぇ!!」

 

「彩ちゃん!!麻弥ちゃん!!行くわよ!!」

 

「了解です!!」

 

「うえぇ~!!」

 

日菜の声に答えて彩たちは日菜が押し倒した1体に全員でのしかかって動きを止める。

しかし、残り2体が完全に自由になって彩たちに迫っていたが、再び日菜から指示が飛ぶ。

 

「ゲンちゃん!!パス!!パス!!」

 

「・・・っ!!おう!!」

 

その言葉を聞いたフォーゼは手に持っていた電気を帯びたロッドをダスタード目掛けて投擲して1体のダスタードを消滅させるが1体のダスタードが残される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「後は任せましたよ・・・イヴさん!!」

 

「・・・っ!!はい!!」

 

麻弥の言葉を受けたイヴは地面に落ちたロッドを拾い上げるとダスタードへ向けてそれを構える。

その表情には先日までの狂気などはなく、確固たる意志が宿っていた。





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感想評価は気分次第でお願いします。

紗夜がいるからネタエンド・・・になるのかなぁ・・・
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