バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。

ファミレスで襲われると思った?
ここで美咲ちゃんの好きなものを考えてみましょう・・・


歪・曲・笑・顔-2 積もる不安・感じる違和感

 

「いらっしゃいませ~。って弦太朗さん達じゃないですか~」

 

「あっ!!ななみんだ~!!」

 

「おう!!今日はバイトだったんだな!!」

 

「そうなんですよ~。とりあえず席にご案内しますね~」

 

ファミレスに着いた一同はバイトの七深によって席に通されるとそれぞれがメニューとにらめっこしていた。

 

 

 

 

「う~ん・・・はぐみはカレーにする!!」

 

「ふふっ・・・。私はケーキが食べたいな」

 

「私はチョコ・・・」

 

「りみ、チョココロネはねぇぞ?」

 

「も~・・・それは知ってるよ~。とりあえず甘いものがいいからチョコのパフェとかにしようかな・・・」

 

「うぅ~・・・甘いもの食べたいけどカロリーが~!!」

 

「美咲ちゃんはどうする・・・?」

 

「・・・・・・」

 

花音は美咲へと声を掛けるも、何かを考え込んでいたようで美咲からの返事はなかった。

そんな美咲に再び花音が声を掛ける。

 

「・・・美咲ちゃん?」

 

「・・・あぁ、すいません花音さん。少し考えますね・・・」

 

「えぇ・・・?うん・・・。みんな、ドリンクバーは付ける?」

 

美咲の様子を不審に思った花音だったが、美咲の言葉を信じてこの場で話を聞くこと諦める。

全員が注文を待つ中でとある人物から話題が上がる。

 

 

「そう言えばみんな知ってる?」

 

「「ん・・・?」」

 

「はぐ、何のこと?」

 

はぐみの言葉に弦太郎とりみは飲み物を飲みながらはぐみへ視線を送る中でひまりがはぐみへ質問した後に飲み物を口にする。

 

「えっとね!!最近、このファミレスでおばけが出たんだって!!」

 

「ふえぇ・・・?おばけ・・・?」

 

「うん!!1回目は黒い犬!!2回目は忍者だって!!」

 

 

 

 

 

 

「「ぶっ!!」」

 

「けほっ!!」

 

「ちょっとひーちゃん達どうしたの!?」

 

はぐみは屈託のない笑顔で答えるが、その2回の現場に居合わせていた弦太朗とひまりは飲み物を噴き出し、りみも驚きのあまり飲み物でむせて咳き込んでしまう。

 

「わりぃ・・・。すげぇ話で驚いちまったぜ・・・。な?ひまり」

 

「・・・うん」

 

「でも、そんな簡単には出ないんじゃないかな・・・?」

 

「そっか~。はぐみも1回でいいから見てみたいな~」

 

「「「・・・・・」」」

 

「あはは・・・。はぐみちゃん・・・」

 

「お待たせしました~」

 

「ねぇななみん!!このファミレスでお化けが出たってホント?」

 

言葉に言葉を失う弦太朗達3人を見て、理由を知っている花音は苦笑しているところにななみが商品を持ってくると、はぐみが今度は七深へ同じ質問をする。

それを受けて顔を弦太朗達へと向けるとそこにはりみとひまりがジェスチャーで話さないように伝えると七深はそれに乗った。

 

「あ~。はぐ先輩、広町は”お化け”は見てないですね~」

 

「そっか~。ななみんバイト頑張ってね!!」

 

「ではしつれーしますー」

 

七深の言葉に残念がっているはぐみだったが、すぐに目の前に運ばれていた自分の注文に手を付け始めると弦太朗達も会話をしながらも食事を終えて店を後にする。

 

 

 

「それじゃ、私はそろそろ家に帰るね!!」

 

「そうだね。はぐみもうちの手伝いしないと行けないんだった!!」

 

「私も妹たちの面倒見ないと・・・」

 

「それじゃ皆!!またね!!」

 

「ばいばーい!!」

 

「おう!!またな!!」

 

「ばいばい」

 

 

 

 

「それじゃ俺たちも・・・」

 

「如月くん。りみちゃん。ちょっといいかな・・・?」

 

「ん・・・?なんかあるのか?」

 

「花音先輩・・・?なんで私も・・・?」

 

ひまり達の後に続いて弦太朗達も店を離れようとしたところを花音に呼び止められる。

弦太朗はその事に何も思うことはなかった。

しかしりみは花音に呼び止められる心当たりがなく疑問を感じていたところで彼女は話し始めた。

 

 

「えっとね。美咲ちゃんの事なんだけど・・・」

 

「美咲ちゃん・・・ですか?」

 

「美咲に何かあったのか?」

 

「えっとね。さっきこころちゃんと別れた後から急に考え事してたみたいだったのが気になって・・・」

 

「でも、美咲だって考え事くらいするだろ?」

 

「こころちゃんがどんな提案をするか・・・とか考えてたんじゃ・・・」

 

「まぁ、急にライブ始めるようなことするからな・・・」

 

 

そこで弦太朗は以前にハロハピが突発でライブを行った事を思い出していたが、花音にとっては思い当たる節がいくつかあったのでどれの事か分からなかったが突発的にライブをしていることには同意見だった。

 

「それはそうかもだけど・・・。なんかいつもと違うような気がして・・・」

 

「いつもと違うってどういうことだ・・・?」

 

「えぇっと・・・うまく説明するのは難しいかな・・・。でも最近はハロハピも集まって会議する回数も減ってるし、こころちゃんは1人でどこか行くことが増えてるんだよね・・・」

 

 

花音は思っていることをうまく説明できずにもやもやとした感じを出しているのを見て、弦太朗とりみも

その姿を見てこころ達の事を考え始める。

 

美咲がこころの事で何か考えているのは想像がついたが、肝心のこころについては2人も全く想像がつかなかった。

 

 

 

 

「こころがどっか行くのはいつもの事だと思うけどな・・・」

 

「うん・・・。同じクラスだけど、休み時間はいっつもどこかに行ってるよ・・・?」

 

「そうなんだ・・・。それに最近は色々あるから・・・それを考えると心配になっちゃって・・・」

 

「とりあえず、こころに聞いてみようぜ!!」

 

「ふえぇ~!?」

 

「ちょっと弦太朗くん!?いきなり過ぎるよぉ~!!」

 

「うだうだ考えるよりも直接聞いちまった方がいいだろ?」

 

「確かに弦太朗くんの言う通りかもしれんけど・・・」

 

心配する花音へと思わぬ提案をする弦太朗。

そんな彼に驚くりみだったが、提案を受けた花音はその話を聞いて考え込んでいた。

 

「確かに・・・そうかも・・・!!うん!!そしたら明日こころちゃんに会ったら聞いてみるね!!」

 

「おう!!」

 

「なんでや・・・」

 

まさかの提案を受け入れた花音に思わず関西弁が出てしまったりみ。

しかしに、そんなことがあっても花音の表情が先ほどに比べて明るいものになっていた。

 

「それじゃ2人ともありがとね」

 

「また明日!!学校でな!!」

 

「花音さん。さよならー」

 

「うん!!またね!!」

 

 

 

 

「それじゃ、俺は明日の朝飯のパンでも買って帰るか」

 

「それなら私も沙綾ちゃんのお店に行こうかな・・・」

 

花音と別れた2人は明日のパンを求めてやまぶきベーカリーへ向かう。

そこで店番をしていたのは沙綾だった。

彼女は2人が仲良くしている光景に鋭い視線を送りつけていたが、その後に2人が1日中一緒にいたことを聞いた彼女はりみに対して羨ましさと嫉妬が混ざった視線を送っていた。

 

その視線に気が付いていない弦太朗と苦笑いするりみがやまぶきベーカリーで別れるとそのまま帰路についた。

 

 

 

 

 

 

そして翌日の学校も何事もなく授業を消化した弦太朗は特に予定もなかったのでこのまま家に帰ろうとしていたタイミングで教室の扉が勢いよく空いた。

 

「花音!!ハロハピの作戦会議するわよ!!」

 

「ふえぇ~!!」

 

「おっ。こころ」

 

「あら弦太朗もいたのね!!ちょうどいいわ!!あなたも会議に参加してくれるかしら?」

 

「それはいいけど」

 

「それじゃあ行くわよ~!!」

 

「ふえぇ~!!こころちゃ~ん!!引っ張らないで~!!」

 

「おい!!廊下走ると紗夜の奴に怒られるぞ!!」

 

そんな軽口を叩きつつこころ達と共に弦巻邸へと久しぶりに足を運んだ弦太朗。

そこには既に他のハロハピメンバーも揃っており、挨拶を済ませるとこころは設置されていたホワイトボードの前に仁王立ちしていた。

 

「それじゃあ、作戦会議を始めるわ!!」

 

「こころん!!今日は何するの?」

 

「いい事を聞いてくれたわ!!」

 

「きっととっても儚い事が待っているんだろうね・・・」

 

「どうなることやら・・・」

 

「美咲。しっかりしろ!!俺がついてる!!」

 

「暴走させた前科があるのに・・・」

 

「あはは・・・」

 

期待感と美咲の心労が感じられる室内でこころは今日の会議内容について話し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は私が笑顔になれることを考えるわよ!!」

 

「「「んんっ・・・?」」」

 

こころの言葉に美咲だけでなく花音と薫もこころの言葉に違和感を覚えて首を傾げるのだった。

 

 




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