バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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スイッチ解説投稿!!
今回の小ネタ時空篇はここまで!!

アンケは装備解説強い・・・
装備解説特別編-Verメテオか ダイザ―・バイク篇かなぁ・・・




装・備・解・説-5 ハロー、ハッピースイッチ?

 

「全くこころは・・・」

 

ペルセウス―――こころの事件が終わった翌日、奥沢美咲はこころからの招集を受けてボロボロの身体で屋敷に向かっていた。

勿論、美咲は屋敷で何が待ち構えているのかは到着するまで知る方法はない。

 

「なんか、めんどくさそうだなー、っと着いたしとりあえず中に入りますか・・・」

 

呟きの中と共に屋敷の門をくぐってから美咲は屋敷の中にいるであろうこころの元へと向かう。

屋敷へと近づくに連れて、めんどくさそうな予感を感じた美咲だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふえぇええええええええええええ!?」

 

「この声?花音さん!?」

 

美咲の嫌な予感は的中した。

不意に聞こえた花音の悲鳴に美咲はその声が聞こえた屋敷の前に向かって走り出し、そこに待っていたのは―――

 

 

 

 

 

「如月様、そこを地面をお願いします」

 

「うっす・・・」

 

「こころん!!凄いよ!!」

 

「えぇ!!あんなに地面が早く掘れるのね!!」

 

「儚い・・・」

 

「ふえぇ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「如月先輩?何してるんですか・・・?」

 

スコップを腕につけたフォーゼが黒服の指示で屋敷の前の地面を掘り起こしたり、埋め立てたりしている光景を見て驚きの声を挙げているバンドの仲間たちがいた。

呆気にとられる美咲に困惑した花音が彼女に駆け寄ってきた。

 

「ふえぇ~美咲ちゃん~」

 

「花音さん・・・これ、どういう状況ですか・・・?・・・ってさっき声挙げてたから知ってるわけないですね・・・」

 

美咲は目の前で繰り広げられてる光景を理解しようとするが、全く理解することが出来ずに頭を抱えるとそんな様子に気が付いたこころ(3バカ)達が声をかけてくる。

 

 

「やぁ、美咲遅かったじゃないか」

 

「みーくん、やっほー!!」

 

「あら!!美咲、遅かったじゃない!!」

 

「これは一体どういうこと・・・?」

 

「つまり・・・そういうことさ・・・」

 

「はぐみが来た時にはもう始めてたよ!!」

 

「面白いわね!!」

 

「つまり何も分かってないってことね・・・」

 

遂に何でこんなことになっているのか分からない美咲はバンドメンバーを放置して、穴を掘っているフォーゼへと直接理由を聞くことにした。

 

「如月先輩!!」

 

「よっ!!美咲、どうしたんだ?」

 

「それはこっちのセリフなんですけど・・・。なんでそんなことしてるんですか?」

 

「この間、ここで戦った時にこの辺ボコボコにしちまっただろ?だから直してんだよ!!」

 

「あ~・・・」

 

フォーゼはその手を止めることなく美咲の質問に答えるが、その間もその手を止めることはなかった。

 

美咲は彼が作業している原因が自分のせいでもあり、その時に彼から無断で借りたダイザーをボロボロにしてしまった事を思い出してかなり複雑な表情を浮かべてしまった。

 

「それだったら私も、手伝いますよ・・・。アレも壊しちゃったし・・・」

 

「奥沢様。こちらはもう終わりますし、あのロボットの方は如月様の友人の方を呼んで修理を行ってますので・・・」

 

「すいません・・・。痛っ・・・」

 

黒服の言葉を受けて少しだけ安心できた美咲はボロボロの身体から痛みが襲う。

 

 

「美咲、大丈夫か?」

 

「いえ大丈夫じゃないです。昨日のダメージが残ってるんで・・・」

 

「ちょっと待ってろ」

 

そんな美咲を見たフォーゼは彼女の元へと駆け寄るとメディカルスイッチを使用すると左腕から注射器を取り出すと、美咲は顔が青くなる。

 

「あの~・・・、その注射は・・・?」

 

「心配すんな!!痛みは一瞬だ!!」

 

「いやいやいや!!そんなの急に言われても!!」

 

そんなやり取りを見てこころとはぐみはその目を輝かせていた。

 

 

 

 

 

 

 

「すごいわ!!他にはどんなのがあるのかしら!!」

 

「ゲンちゃん先輩!!見せてよ~!!」

 

「そういえば前にうちの学校で見せてもらったね・・・」

 

「私達も黒服さん達と一緒に見せてもらったよ?」

 

花音の言葉に黒服は無言で頷くのを見た美咲はフォーゼの注射から逃げるために全力で思考する。

 

「如月先輩。他にはどんなのがあるんですか!!」

 

「美咲も乗り気だな?どうしたんだ?」

 

「私はみんなと違って如月先輩のそれについてよく分かってないな~って思って」

 

「弦太朗。それなら前のようにしてくれるかい?」

 

「それは構わねぇけど前からの続きでいいか・・・?」

 

そう言ってフォーゼはメディカルを切るとドライバーから外すのを見た美咲は内心ガッツポーズをするが表情は全く崩さない。

そんなことは誰も知らず、フォーゼ達が話を進めていく。

 

 

 

 

「それでいいんじゃないかな?私達が見てた時は黒服さん達が動画撮ってたし・・・」

 

「私達の時も麻弥がロボットで撮影してくれてたね。みんなも気になってるだろうからカメラで撮っておこうか」

 

「そんなこともあろうかと。用意しておきました」

 

「黒服さん・・・いつの間に・・・」

 

薫の言葉に反応していつの間にか黒服たちがカメラを回し始めていた。

その事に反応を示したのは美咲だけで、他は全く反応すら示さない。

 

「薫。どこまでやったか覚えてるか?」

 

「あぁ、20番・・・炎を出したところで終わったね」

 

「それなら今回は21番から5つだな・・・」

 

フォーゼはそう言って5つのスイッチを取り出すとそのうちの1つを右足のスロットへと装填して起動する。

 

「No.21ステルススイッチだ!!これを使うと・・・」

 

フォーゼが右足を地面へ振り下ろすと、その場から姿を消してしまった。

 

「・・・居なくなったわ!!」

 

「ゲンちゃん先輩、どこ~?」

 

「ステルス・・・姿を消すってこと・・・?」

 

「そのようだね・・・」

 

「でも、どこ行ったんだか・・・」

 

「ここにいんぞ?」

 

「ふえぇ!?」

 

「うわぁ!?如月先輩!?いきなり出てこないでくださいよ。心臓に悪い・・・」

 

 

 

「まぁ、こんな感じに5秒間だけ姿を消せるんだ」

 

「全く気が付かなかったわ!!」

 

「おもしろーい!!」

 

「儚い・・・」

 

こころ達には大好評の様でそれぞれの感想を聞いたをフォーゼはそのまま説明に戻る。

それを見た美咲はもう考えるのを辞めた。

 

「それじゃあ次はこいつだ!!No.22のハンマーだ!!」

 

「おっきいわね!!」

 

「まぁ、これはさっきのみたいに特別なことは出来ねぇけどな」

 

「そうなんだ~!!ゲンちゃん先輩次は何?」

 

見たまんまのハンマーにこころ達の興味は早々に失せて次のスイッチへと変わる。

若干それに残念がるがフォーゼは気を取り直して説明を続ける。

 

「次はNo23!!ウォーターだ!!」

 

その言葉と共にフォーゼの左足に蛇口が現れる。

想像の斜め上の物が出てきたので彼女達は首を傾げる。

 

「蛇口だわ!!」

 

「でも、蛇口だけだよ?」

 

「どうせそこから水が出てくる・・・ってオチじゃ・・・」

 

「美咲の言う通りだな!!そら!!」

 

フォーゼは足を持ち上げてそのまま放水。

しかし、彼女達の想像の遥か上を行く水量と水圧に目を丸くしてそれを見ていた。

 

 

「ふえぇ・・・」

 

「どうなってるんだろ・・・」

 

「俺も良く分かんねぇけど・・・宇宙の力だな!!」

 

「宇宙の力ってすごいわね!!」

 

「そうだね!!」

 

「儚い・・・」

 

「もう何も驚かない・・・」

 

「美咲ちゃん・・・」

 

 

こころ達の反応に遂に花音も言葉を失い、成り行きに身を任せ始めてしまう。

そして、次のスイッチの説明へと戻るがフォーゼはここでミスを犯してしまう。

 

「よし!!次はNo.25の・・・ペンだ!!」

 

「・・・ふえぇ?ねぇ・・・」

 

彼はここでスイッチを1つ飛ばしてしまうミスを犯すも、花音以外の誰も気が付く様子がない。

 

 

 

「足に筆って変なの~」

 

「それ、この前も使ってましたよね?」

 

「おう。これで物を書くと・・・」

 

そういってフォーゼは地面に絵を描き始め、書き終えるとそれを手に掴んで持ち上げる。

 

 

 

「こんな感じだな」

 

「絵が本物になったわ!!」

 

「ふふっ、素敵じゃないか・・・」

 

「その筆、黒以外も描けるんですね・・・」

 

「じゃあ・・・25番までやったから今回はここまで・・」

 

「あのぉ~・・・如月くん。24番?飛ばしてるよ・・・?」

 

彼女達は目の前で描いた絵が実体化したことに驚く中でフォーゼはスイッチの説明を終わらせようとするが、ここで花音がついに順番を飛ばしたことを指摘できた。

 

「24・・・?あっ!!そう言えば忘れてた!!」

 

「あら!!そうなのね!!」

 

「24・・・24・・・。こいつか・・・」

 

フォーゼはスイッチを取り出すとそれを見て何かを考え出す。

そして、何を思ったか彼はそのまま黒服へと声をかける。

 

「黒服さん!!美咲を捕まえてくれ!!」

 

「失礼します・・・」

 

「えっ?はぁ!?如月先輩何を!?」

 

フォーゼの言葉を聞いて黒服たちは美咲を捕まえ、捕まった当人はそれを見て取り乱し始めるがフォーゼは全く気にする様子はない。

 

「それじゃあ、飛ばした24番、メディカルスイッチだ!!」

 

「ゲンちゃん先輩。それってさっき出してたよね?」

 

「ちょっと黒服さん!?放してください!!」

 

「これは見せたほうが早いからな・・・」

 

そう言いながらフォーゼはそのままスイッチを起動して左腕に精製された医療キットから注射器を取り出すと美咲へと歩き出す。

注射器を片手に持って向かってくるフォーゼに美咲は逃げ出そうとするが、黒服からは逃げられない。

 

「大丈夫だ!!これで痛いのはなくなるからな!!」

 

「なんかそれ危なそうなんですけど!?」

 

「大丈夫!!痛みは一瞬だ!!」

 

そう言ってフォーゼは美咲にそのまま注射器を差し込んだ。

 

 

「うわぁあああああああああ!?」

 

「ふえぇ~美咲ちゃん!?」

 

こころの突拍子もない行動に振り回されることに慣れている美咲。

そんな彼女も注射器をいきなり刺される事は無かったため驚きの声を挙げてそのまま意識を失い、その声に驚いた花音もつられて声を挙げてそのままなし崩し的にスイッチの説明が終わってしまう。

 

そんな光景に薫はやれやれと言った雰囲気を纏いながら、呟いた。

 

「儚い・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メディカルの注射器を刺された美咲は自身の部屋で何事もなかったかのように目覚める。

こころからの呼び出しから先が夢だと思っていたが、彼女のスマホには夢?で見た内容と同じ内容の動画が送られてきていた。

 

そして、夢だと思っていたことが現実だったことに理解が追い付かずにそのまま部屋で頭を抱えてしまう美咲であった。

 





誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

次回からポピパ篇2章突入します。
嫉妬沙綾からのスタートです。

ここまで装備解説編不参加リスト
Afterglow
・つぐみ以外
Roselia
・あこ
パスパレ
・イヴ
RAS&モニカ
・全員!!

っべーわ・・・
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