バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。
ギスギスドリドリしたい・・・!!
醗酵(薄幸)少女さん!!頑張ってくれ・・・!!

アンケは締め切ります。



鼓・動・再・輝-3 悪意のRush!!

 

戦闘を終えた弦太朗達を学校に残っていた生徒や教師たちから隠れながら生徒会室へと移動すると、

りみと有咲の2人が戦闘前に起こっていたこととピスケスの事を紗夜たちへと説明していた。

 

「大体分かりました・・・」

 

「如月さんは・・・その・・・大丈夫なんですか?」

 

「こんぐらいはなんでもねぇ・・・いってぇ!!りみ!!もうちょい優しくだな・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

「弦太朗くん、我慢して・・・?それに私がやってるわけじゃないから・・・」

 

弦太朗は出来た火傷を冷やしていたが痛みを感じてりみに抗議するも、りみは弦太朗の火傷へ冷気を送っているソフトーニャを手に乗せているだけで彼女自身が冷やしているわけではないので彼女は困り顔を浮かべていた。

 

弦太朗はその言葉を聞いて我慢することにしたが、ふと気になってしまったことがそのまま口に出てしまう。

 

 

 

 

 

「あのよ・・・。さっきからなんでみんなはチラチラこっちを見るんだ?」

 

「弦太朗くんが上着を着てないからじゃないかな・・・」

 

彼は爆発によって燃えた服を脱ぎ捨てた後、そのまま生徒会室までやってきてしまったため、彼は上半身には何も身に纏っていない。

 

りみ以外の3人はそんな彼を直視することが出来なかったが、彼が気になるのかチラチラと視線を送っていたことが気になってしまったのだ。

 

「牛込さんの言う通りです。とりあえず何か着てください・・・」

 

「でも着替えなんてねぇぞ?」

 

「如月さんの服ですが・・・。もう服と言えるような状態じゃないですし・・・」

 

そう言いながら燐子が先ほどまで弦太朗が着ていた服を手に持って広げる。

焼け焦げて大穴が空いており、もはや服としての機能が完全に失われているのは明らかだった。

 

「それにここは女子校だから弦太朗くんが着れるような服があるわけないよね・・・」

 

「どうすりゃいいんだ?」

 

「だったら変身してろ!!」

 

着替えがなく困っていた彼らだったが、有咲の提案で弦太朗は再びフォーゼへと変身するとそのまま椅子に座り直す。

戦っているかRoseliaの練習でスピーカーにされる姿のフォーゼしか見たことがない彼女達はそんな彼が何もせずに椅子に座っていることに違和感を覚えるも、なんとか話を続けていく。

 

「如月さん。先ほど市ヶ谷さんが”幹部”と言ってましたがなんなんですか?」

 

「それに八潮さんと一緒って・・・」

 

「さっきの魚座と瑠唯ちゃんが変身した蠍座ですけど。如月が自分の学校で戦ってた敵のグループ・・・たしか”ホロスコープス”?ってとこでは幹部だったらしくて・・・如月、合ってるか?」

 

「魚は相手の幹部じゃなかったけどな」

 

「そんくらい強いってのが分かればいいんだよ・・・。でも、なんであいつは私達を襲ったんだ?」

 

説明が下手な弦太朗に変わって大まかな説明をした有咲は当然の疑問を口にする。

彼女達は考える中で、変身していた弦太朗があることを思いついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれじゃねぇか?ほら・・・!!バンドリ?ってイベント!!あれに出てるからじゃねぇか?」

 

「可能性としてはあり得そうですが・・・。違うと思います・・・」

 

「私もそう思うぞ」

 

「燐子?それに有咲もなんでだ?」

 

「だって、氷川先輩達が来た時に帰っていったんだよ?Roseliaも参加してるのに・・・」

 

「あまりこういう言い方はしたくありませんが、現在の順位で言えばRoseliaが上ですから如月さんの理由は違うと思います」

 

出した意見が即座に全否定されたフォーゼに変身したままの弦太朗は椅子の上で体育座りをして落ち込むと、それに続いて紗夜が意見を出す。

 

「そうですね・・・。成績による妬みでしょうか?市ヶ谷さんはテストの成績はトップでしたよね?」

 

「でも、私は有咲ちゃんみたいに成績は良くないですよ?」

 

「それが理由だったとして・・・、私達が来た時に逃げる必要ないですよね・・・?」

 

弦太朗に続いて紗夜も撃沈して、弦太朗の横に椅子を置いて座り込み、意見が否定された2人から沈んだオーラが見えるが誰も突っ込まない。

 

「バンドリは関係なくても、バンドの関係だったりして・・・。戸山さんとかライブで色々やってますから・・・」

 

「あり得るかもしれないですけど、それも私達が襲われる理由にはなりますかね・・・?」

 

「・・・すいません」

 

 

 

 

 

 

「うわぁ・・・」

 

有咲の言葉に燐子も紗夜たち同様に撃沈して、紗夜同様に椅子に座りこむ。

そんな3人並んで落ち込む3年生達を見た有咲は情けない3年生の姿を見て声が手でしまうが、3年生達は誰もその事を気にしている様子はなかった。

 

「あはは・・・。とりあえず、香澄ちゃん達にも連絡しとくね・・・?」

 

「私は香澄に連絡するからりみはおたえからで。急ぎだから電話で連絡するか・・・」

 

「うん・・・!!」

 

そう言って2人は同じバンドのメンバーに連絡し、りみが連絡したたえはバイトの休憩中だったのかすぐに電話に出てくる。

りみが簡単に事情を説明するとバイトの休憩終わりということですぐに電話が切れる。

 

「おたえちゃんには連絡したよ?そのまま沙綾ちゃんにも連絡するね?」

 

「ん・・・おう・・・」

 

「有咲ちゃん?どうかしたの?」

 

「いや、香澄のやつ電話に出ねぇんだよ。とりあえずメッセージ入れとくか・・・」

 

電話に出ない香澄にメッセージを送ろうとする有咲の横でりみは沙綾へと電話を掛ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、その電話の向こうからは焦るような声が響いてきた。

 

「あっ沙綾ちゃん・・・」

 

『りみ!!大変なの!!この前のファミレスで見たのが出たの・・・!!』

 

「えぇ!?」

 

りみの驚く声に落ち込んでいたフォーゼが再起動する。

一気に緊張感が高まる室内にりみのスマホから沙綾とは違う、どこか間延びした別の声が響いてくる。

 

 

 

『もしも~し?』

 

「この声!!モカか!!」

 

『げんたろーさんもいたんだ~』

 

「それでどこにいるんだ!?」

 

『今、みんなで商店街にいたんだけど~。あたし達の学校に出た忍者?みたいなのがお店の外にいたさーやを襲おうとしてたんだけど・・・』

 

「だけど・・・?どうしたんだ?」

 

 

 

『ん~とね~。それを見たトモちんとイヴちんと美咲ちんの3人が大立ち回りしてるんだよ~』

 

「はぁ?とりあえず今から行くから待ってろ!!」

 

『は~い。とりあえずなんとかなってるけどみんなに伝えとく~』

 

「おう!!それと出来ればつぐの親父さんの服用意してくれ!!」

 

『ん?りょ~かい~』

 

その言葉と同時に電話が切れる。

 

「わりぃ!!行ってくる!!」

 

「あたし達もすぐに行くから!!」

 

「おう!!」

 

りみの言葉に応えたフォーゼが窓から飛び降りるとすぐにロケットで空を飛んでいく。

それを見送ったりみと有咲は未だに気落ちしている3年生を放置して、生徒会室から商店街へ向かって駆け出して行った。

 

 

 

 

 

 

―――――――

 

「お客さんも来ないし、お店の前の掃除でもしてようかな」

 

弦太朗達がいなくなってからしばらく経つがそこからお客さんは誰も来ない。

店を離れるわけにもいかないからあまりやることがないからそそくさと店の奥から掃除道具を出してから店の掃除を始める。

 

「ふんふ~ん~」

 

 

先ほど取り付けた弦太朗との約束の事を思い出して鼻歌交じりで店も前を箒で掃く。

体感ではあっという間に店の前の掃き掃除を終えると店の窓を拭くために窓へと視線を向けるとそこには窓に反射した上機嫌な私の顔が映る。

 

 

 

 

 

 

 

「ひぃ・・・!?」

 

しかし、それもその後に写りこんだ物を見た途端、上機嫌な私の顔はすぐに恐怖の色に染まる。

 

私の後ろには以前にファミレスでモニカの子達と見た奴らが私のすぐ背後に迫って来ていた。

逃げだすのも不可能なほどに近寄ってきていて恐怖で身体が固まってしまっていた。

 

「そぉーい!!」

 

黒い影は突如としてピンク色の何かと共に私の後ろからいなくなるとそのピンクを視線で追った。

 

「美咲!?」

 

「山吹さん?大丈夫?」

 

そこにはミッシェルを着た美咲が黒いのを突き飛ばしていた。

驚いていたのも束の間、黒い奴はどこからか剣を出すと美咲目掛けて振り下ろすが鈍い金属音が美咲の方から響いてきた。

 

 

「なんで・・・?」

 

「黒服さん・・・ミッシェルに何入れたの・・・?」

 

黒い奴が振り下ろした剣はミッシェルの頭に命中した。

命中はしたが、その頭には刃が弾かれていたことには当の本人も困惑していたがその後ろには新しいのが出てくると美咲目掛けて剣を突き立てようとしていた。

 

「メーン!!」

 

「イヴまで!?」

 

美咲の次に出てきたイヴは持っていた木刀で黒い奴の手首を叩き、剣を叩き落していた。

 

「大丈夫ですか!?」

 

「まぁ・・・うん。ミッシェルが凄い堅くなってる以外は・・・って来るよ!!」

 

「参ります・・・!!」

 

その言葉と共にイヴが黒い奴の中に飛び込んで次々と黒い奴らから剣を叩き落しながら胴や面に木刀を打ち付けていく。

一方で美咲も剣を受け止めては次々と突き飛ばすと次々と黒い奴が塵になっていく。

 

 

 

塵になって数は減っているはずなのだが、塵となって消える度にどこからかまた黒い奴が現れてくる。

 

 

「まだまだです・・・!!」

 

「でも、まだこんなにいるのか・・・」

 

2人はまだまだ行けると言った様子だったが数が多すぎる。

なんとか抑えていたが1体が2人を抜けて私の方に向かって来るが、私の横を誰かが駆け抜けていった。

 

 

 

 

 

 

「商店街で何やってんだ!!」

 

 

 

「巴!?」

 

 

 

「さ~や~」

 

「大丈夫!?」

 

「みんなまで!?」

 

私の横を駆け抜けていったのは巴が向かって来ていた黒い奴を蹴り飛ばすとイヴたちに混ざって黒い奴をなぎ倒いていく。

 

そんな彼女を追ってAfterglowのみんなが私の方へと走ってきていた。

 

「沙綾ちゃん!!大丈夫!?」

 

「うん・・・」

 

「弦太朗くん呼ばないと・・・!!」

 

「そうだ・・・!!弦太朗・・・!!」

 

ひまりの言葉を聞いて私はここでようやくスマホを取り出すと同時にりみから電話がかかってきたのですぐにそれに出た。

 

『あっ沙綾ちゃん・・・』

 

「りみ!!大変なの!!この前のファミレスで見たのが出たの・・・!!」

 

『えぇ!?』

 

 

りみの言葉の後ろでは弦太朗の声が聞こえたが私はもう完全にテンパってしまって、ここからの言葉が出てこない。

 

それを見たモカが私からスマホを奪い取ると代わりに話し出した。

 

 

「もしも~し?」

 

『この声!!モカか!!』

 

「げんたろーさんもいたんだ~」

 

『それでどこにいるんだ!?』

 

「今、みんなで商店街にいたんだけど~。あたし達の学校に出た忍者?みたいなのがお店の外にいたさーやを襲おうとしてたんだけど・・・」

 

『だけど・・・?どうしたんだ?』

 

 

蘭やつぐみ達が目の前の光景に困惑していたが、モカは少しだけ考える様な仕草を見せてたが目の前に広がっている光景をありのまま伝えていた。

 

 

 

 

「ん~とね~。それを見たトモちんとイヴちんと美咲ちんの3人が大立ち回りしてるんだよ~」

 

『はぁ?とりあえず今から行くから待ってろ!!』

 

「は~い。とりあえずなんとかなってるけどみんなに伝えとく~」

 

『おう!!それと出来ればつぐの親父さんの服用意してくれ!!』

 

「ん?りょ~かい~」

 

それと同時にモカが電話を切ると大立ち回りしている3人に声を挙げていた。

 

 

「みんな~もうちょっとしたらげんたろーさん来るって~」

 

「分かった!!」

 

 

 

 

その言葉を聞いた3人は先ほどよりも早く黒い奴らを倒していき―――

 

「ラストォー!!」

 

巴が最後に残った黒い奴を蹴り飛ばすと、黒い奴は完全にいなくなった。

それに少しだけ後れて、白い弦太朗が空から落ちてきた。

 

「待たせたな!!っていねぇのかよ・・・」

 

「弦太朗!!」

 

私は弦太朗に飛びついた。

ひまり達から視線を感じるが、流石に先ほどの事もあって引き剥がすようなことはしてこなかった。

 

 

「弦太朗・・・。あんた何してたの?」

 

「わりぃ。学校でも出て来て戦ってた後だったんだよ」

 

「如月くん!!これ!!」

 

蘭の疑問に返ってきた弦太朗の言葉に全員が驚いていたが、そんな中でつぐみが家から何かを持ってきていたけど・・・洋服?

 

「わりぃなつぐ!!ちょっと着替えてくるから待っててくれ!!」

 

変身したままの弦太朗はそれを受け取ると店の影に消えたことに疑問を感じた私達は全員で弦太朗の事を隠れて観察

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして弦太朗は変身を解くと、何故か上には何も来ていない状態で現れた。

 

「あいつ・・・何やってんの・・・?」

 

「なんで上に何も着てないんだ?」

 

「ほほ~」

 

「ブシドー・・・」

 

「何やってんだろ・・・あたし達・・・」

 

何食わぬ顔で素直に疑問を口にした蘭と巴。

何を考えているか分からないが声を挙げるモカに、自分のやっている行動に自己嫌悪を覚えているイヴ達。

 

「「「・・・・・・」」」

 

そんな中でつぐとひまりと私は弦太朗を凝視する。

つぐは顔を真っ赤にしているが、私とひまりは鼻から赤い情熱(鼻血)が溢れ出てきていた。

 

 

 

「お前たち・・・なにしてんだ?」

 

そんな状況がまるで理解できず、戻ってきた弦太朗は首を傾げていた。

 





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