バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。

そろそろちょこっとだけ戦闘挟みたいなぁ・・・
少しポピパ篇長くなっちゃうけどバランス理論でみんな同じくらいだからいいよね?


アンケートの結果、さーやはお外でデート()させます。


鼓・動・再・輝-10 Moonlight Talk

 

弦巻邸に泊まることになったポピパ達。

夜も更けて全員が寝静まった廊下で1つの影が動いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く、こころのやつに乗せられちまったけど。なんで俺も泊ってるんだ?」

 

その影の正体は弦太朗。

彼もまたこころの提案に流されて屋敷に泊まることになってしまったが、彼は屋敷の豪華な環境に慣れることが出来ずに1人で月明かりに照らされていた廊下を歩いていた。

 

「2回目だけどこの豪華なのには慣れねぇなぁ・・・。ってなんであそこ開いてるんだ?でも・・・誰の部屋だ?」

 

廊下を歩いていた弦太朗は並んでいる客室の1つの扉が開いていることを発見すると何を思ったのか弦太朗はその開いていた扉からその室内を覗き込んでしまう。

 

 

 

 

 

 

 

「香澄か・・・ってまだ起きてたのか」

 

「・・・ぁ・・・」

 

「無理に話さなくていいぞ?」

 

扉の向こうにいたのは暗い表情をしてベットから外を眺めていた香澄。

そんな香澄が扉から顔を出していた弦太朗に気が付いて身体を起こして声を出そうとするが思うように声が出せないでいると弦太朗はそのまま室内へと入っていくと香澄が寝ていたベットの端に座り込む。

 

「それにしても香澄は寝ねぇのか?・・・って言っても声が出せねぇんだったな・・・」

 

「・・・ぅぁ・・・」

 

弦太朗の問いに答えようとするが香澄は声が出せなかった彼女は首を縦に振って答える。

そんな姿を見た弦太朗はベットにいた香澄を見つめると思わず彼は声を出してしまった。

 

 

 

「それにしても・・・猫耳じゃねぇ香澄は初めて見たな・・・」

 

「・・・っ!!・・・!!」

 

「何言おうとしてるか分かんねぇよ・・・」

 

弦太朗の言葉に声が出せない香澄は必死に何かを伝えようと声を挙げようとするが、声が出ることはなく弦太朗に彼女の考えが伝わらない。

そんな香澄は黒服から借りたスマホが視界に入るとそれを手にとると指を高速で動かした後にスマホの画面を弦太朗へと突きつけた。

 

「なんだ・・・”星”・・・?どういうことだ?」

 

弦太朗が見た画面のチャット欄は”星”と一言だけ書かれた画面が見せられたが全く意味が分からない彼に香澄は再びスマホに文字を打つ。

 

『あの髪は猫耳じゃなくて星なの!!』

 

「いや星って・・・。香澄の髪だと星がひっくり返ってねぇか・・・?」

 

『イメージだからいいの~!!』

 

「そんなもんか?よく分かんねぇけど・・・」

 

そう文字を打った香澄は頬を膨らませながら画面を見せつけると弦太朗もそれを見てとりあえず香澄の言葉に納得していると香澄は再び文字を打つ。

 

『そういえばゲンちゃん先輩はなんでここに来たの?』

 

「なんでって・・・豪華すぎて落ち着かなくてな・・・。それで廊下歩いてたらここが開いてたからな・・・」

 

『そうなんだ。でも、大丈夫なの・・・?』

 

「まぁ、天校でもこんなことはあったからな。心配すんなって!!明日香の事は任せとけ!!」

 

「・・・・・・」

 

明日香の名前が出た途端に香澄の表情は一気に暗くなってしまう。

そんな表情のままで彼女はスマホの上に指を走らせる。

 

 

『あっちゃんがみんなに酷い事してたのはショックだったし、辞めさせないといけないのは分かってるんだけど・・・。でも分かっているんだけどゲンちゃん先輩と戦ったりしてほしくないなって・・・』

 

「香澄・・・」

 

『どうしたらいいのかもうわかんないよ・・・』

 

 

言葉の届かない明日香を止める為には弦太朗が戦って止めるしかない。

香澄は頭ではその事を理解しているつもりだった。

しかし、大切な妹である明日香と友人になった弦太朗と戦ってほしくないという気持ちもあって、今の彼女はそんな思いの中で揺れていた。

そんな中で香澄は再びスマホに指を走らせる。

 

『ゲンちゃん先輩は前の学校だと、戦ってたのは学校の人たちだったんでしょ?」

 

「まぁ最初は誰か分かんなかったけど、大体は学校のやつだったぞ?」

 

『辛くなかったの?友達もいたんでしょ?』

 

「まぁ・・・。辛いって思ったこともあったけど・・・。ダチが間違いは止めてやんねぇとだろ?だから、明日香は俺が助ける。だから泥船に乗ったつもりで任せとけ!!そうだ。香澄、ちょっとこれ預かっててくれ」

 

「・・・?」

 

その言葉と共に弦太朗は懐から何かを取り出すと香澄にそれを持たせると、受け取った香澄は受けとったそれをまじまじと眺める。

 

 

 

 

 

 

 

香澄が受け取ったのは透き通るような青い色をした40の数字が書かれていたスイッチ。

弦太朗が普段使っているのとは明らかに形が違っておりスイッチがカバーに覆われており、それからは以前瑠唯が持っていたスイッチを見た時と同じような大きな何かをそれから感じ取っていたが、前回とは違って嫌な感じはせずに、香澄はそれを握りしめていた。

 

「それじゃ俺はそろそろ戻るから・・・」

 

弦太朗がそう言ってベットから離れようとしたが、離れようとする弦太朗の腕を香澄が捕まえるとそのまま自身の方へと引っ張ろうとしていたが弦太朗は抵抗していたが―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うるせー!!香澄!!お前さっきからなんで私にメッセージ送ってき・・・て・・・」

 

叫びと共に部屋のドアを勢いよく開かれた。

その叫びの主は有咲。

 

どうやら弦太朗との会話で文字を打っていた香澄はその悉くを寝ている有咲へと送信しており、彼女はその鳴りやまない通知音によって目を覚まして香澄の部屋に乗り込むと彼女に向かって歩き出そうとするが、彼女は弦太朗の存在を認識すると同時に歩みを止めて弦太朗へと視線を向けていた。

 

「は・・・?」

 

「よっ・・・よぉ・・・有咲」

 

震える声で有咲へ声をかける弦太朗。

そんな光景を見て寝不足の有咲は必死に頭を回転させてある結論に至った。

 

 

「すまん・・・邪魔したな・・・」

 

「ちょ!!待て!!香澄からも何か言って・・・!!」

 

「zzz・・・」

 

「じゃ・・・ごゆっくり・・・」

 

「おいっ!!」

 

弦太朗は香澄と共に有咲に事情を説明しようとするが香澄は弦太朗の腕を掴んだまま夢の世界に旅立ってしまい、有咲も彼の言葉を聞かずに誤解したまま扉を閉めると部屋から去ってしまい取り残された弦太朗は部屋に戻るのを諦めてそのまま寝てしまう。

 

 

 

 

 

そして弦太朗が目を覚ます。

どうやら寝ている間に香澄によって身体ごとベットに引きずり込まれており、彼の腕は香澄の抱き枕と化していた。

 

「おい・・・香澄。朝だぞ~」

 

寝ぼけ半分で状況を認識できていない弦太朗は身体を起こそうとすると―――

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「・・・・・・」」」」」」」

 

一緒に泊まっていた少女達の視線が突き刺さっていた。

 

 

「ゲンちゃん先輩!!おっはよー!!」

 

「弦太朗!!何で香澄と寝てるのかしら?」

 

「あー。こころは気にしなくていいから・・・てか、何やってんですか・・・」

 

「夢だと思ったけど現実だったのか・・・」

 

「香澄って大胆・・・」

 

「弦太朗くんおはよー」

 

「アハハハハハハハハハ」

 

 

 

 

 

「おい!!香澄!!起きろ!!」

 

「zzz・・・」

 

そんな騒ぎが起こっているにも関わらず、香澄は穏やかな寝顔のまま未だに夢の世界に旅立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで―――?

 

なんで?何で?ナンデ?なンで?なんデ?ナんデ?ナンで?

 

ナンデお姉ちゃんがいないの?

その事をお母さんに聞いたら友達の家に泊まったらしい。

 

 

 

 

 

全部あいつらのせいだ―――

許さない許さない許さない許さない許さないゆるさないゆるさないゆるさないユルサナイユルサナイユルサナイ―――――!!

 

私は表情を作って朝ごはんを食べるとすぐに家を出て、お姉ちゃんの姿を探すがどこにもいない。

 

学校が始まる時間がギリギリまで探すけどお姉ちゃんが見つけられず、仕方なく自分の学校へ向かい友達の待つ教室へと入っていく。

 

「あっ・・・あすか。おはよー」

 

「おはようございます・・・」

 

「おはよう。2人とも何かあった?」

 

「ううん!?なんでもないよ!!ね?ろっか!!」

 

「ふぇ!?う・・・うん・・・あこちゃんの言う通りだよ」

 

「そう・・・?」

 

そして私は自分の席に着いたが、2人の様子が明らかにおかしい。

あいつらが余計なことでも言ったから警戒してるのかな?

 

それだったら―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴミを釣る餌にでもなってもらおうかな―――

 

私は俯くとポケットのスイッチを手で弄りながら歪んだ笑みを浮かべていた。

 

 





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おまけ

「あ~黒服さん。山吹さんが怖いので早く調べてください・・・」

「う~ん・・・。これは・・・シロですかねぇ・・・」

「うっし!!」

「なんで私がこんな目に・・・」

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