遅くなりました。
なんもかんも仕事が悪い・・・
ポピパ篇は16くらいに終わるかな・・・?
そしたら3章突入よ(なおそれで各バンドストーリー最後の模様
約束の日―――
授業を終えた弦太朗は香澄と昇降口で待ち合わせるが、そこには他のバンドメンバー達はいない。
「香澄、有咲達は?」
『今日、行くのは2人だけだよ』
弦太朗の問いに香澄は首を振るとスマホに文字を打って答える。
それを見た彼は今回は有咲達は帰りを待っていると考えた弦太朗はそのまま香澄へと話しかける。
「そっか、みんなは待ってるんだな?」
『うん。終わったらあっちゃんやロック達でご飯食べよ!!』
「それだったら、さっさと終わらせてみんなのとこに帰るか!!」
『うん・・・!!』
「・・・でもよ、約束の場所は香澄が知ってるって言ってたけど、わかるのか?」
「・・・!!」
その言葉を聞いた香澄は思い当たる場所があるようで、首を激しく縦に振って答えると弦太朗の手を掴んで引っ張っていく。
「ますきの実家のとこにバイク停めてるけど歩いて行ける距離なのか?」
「・・・?」
弦太朗の質問に香澄は首を傾げて答えるが、その仕草は質問の答えとして弦太朗には伝わっていなかった。
「まぁいいか、時間もあるし・・・それなら有咲達に行くって連絡を・・・」
「・・・!!」
「なんだ?連絡はしない方がいいのか?」
「・・・!!」
弦太朗は有咲達に連絡をしておこうとマグフォンを取り出すと香澄はそれを止めようとする。
そんな香澄を見た弦太朗はそんな行動に疑問を感じたが、その行動を”有咲達を心配させないため”と盛大に勘違いをして彼は深く考えるのを辞めると香澄の引っ張られるようにして学校を離れて行く。
「ふぇ?如月くんに香澄ちゃん・・・?」
この時の弦太朗は自身が大きな勘違いをしていたことと、今の姿をとある少女に見られていたことに気が付くことはなかった。
――――――
「あぁ・・・お姉ちゃん。早く来ないかなぁ・・・」
約束の場所で宙を見上げながら私はお姉ちゃんを待っていた。
その後ろでは黒い忍者、たしかダスタードって言ってたかな?そいつらが私の命令で昨日学校で連れ去った時と同じ制服姿のあこと六花を取り押さえていた。
「お姉ちゃんが来たらどうしようかな?
一生お姉ちゃんが外に出れないように部屋に閉じ込めなきゃ・・・。
でも、それだと逃げられちゃうかもしれないから足は壊して首輪して・・・。それから有咲さん達によって毒されちゃってるかもしれないから私が頑張って料理して・・・それから・・・」
私は2人ではなくこれから来るはずのお姉ちゃんの事で頭がいっぱいになっていた。
そんな幸せな妄想が膨らんでいくが―――
「あすか・・・!!」
「明日香ちゃん・・・」
「チッ・・・!!」
後ろで急に声をあげたあこによってその妄想は破裂した。
幸せに包まれていた私は一気に不快感に襲われると宙からあこ達へ向ける。
六花は怯えた様子を見せている横であこは真っすぐに私に視線を向けていることに苛立ちを覚えた私は舌打ちをするとゆっくりとあこへと歩み寄る。
「あすかなにを・・・ウガァ!!」
「ひぃ~~~!!」
「うぅ・・・痛い・・・」
スイッチの影響かここ最近、自身の力が上手く抑えられない私は怒りのままにあこの顔面を殴りつける。
その拳はあこの鼻を直撃したらしく、彼女の泣きそうになりながらも痛みに耐えるが鼻からは大量の血を垂らしていた。
目の前の光景に六花は悲鳴を上げていたが、私は六花の声と拳に不快感を感じて苛立ってしまう。
そんな中で自身の拳に視線を向けるとそこにはあこの血がべっとりとくっ付いていたを見て、思わず呟いてしまった。
「汚いなぁ・・・あこのせいで汚れちゃったじゃん・・・。それにそんな気持ち悪い声を出さないでよ・・・」
あこにそう言ってて私は拳に着いた血をあこの制服で拭うと、あこを押さえていたダスタードは私の意思を汲み取ってあこを地面に倒す。
そして私は地面に倒れたあこの側頭部を踏みつけるが、あこの目は未だに私に対して反抗的な視線を向けていた。
「そんな目で見るな!!」
「う”あ”ぁ”ぁぁぁ!!」
あこの視線によって感じた怒りをそのままぶつける様に足であこの頭をグリグリと地面に押し付ける。
痛みに耐えられなくなったのかあこは叫び始めるがその声が私の苛立ちを加速させ、足に力が籠っていくとあこの声もそれに伴って大きくなっていくがそれに伴って六花の悲鳴が次第に小さくなっていく。
「あっ・・・!!」
そんな中で六花が何かを見つけたようで突然声を上げると私は彼女の視線が向いている方向を見る。
「あっ!!」
「はぁ・・・はぁ・・・っ!!」
「お姉ちゃん!!」
その視線を向けた先には私の大好きなお姉ちゃんが肩で息をしていながら立っていた。
――――――
「・・・」
「香澄。ここなのか?」
弦太朗は香澄に連れられて約束の場所と思われる場所にやってきていたと思っていたが、彼の目の前にはあるのは森の様な場所。
本当に合っているのか疑問に感じていたが、弦太朗の問いに香澄からの返ってきたのはメッセージではなく、腕を掴むという行動だった。
それに多少驚いた弦太朗だったが、香澄はそれを気にすることはなく森の中へと入っていくと薄暗い空の光を頼りに歩いていく。
「う”あ”ぁ”ぁぁぁ!!」
「この声・・・!!あこのか!!」
「・・・!!」
「香澄!!待て!!」
そして突如としてあこの悲鳴が森に響きわたる。
香澄はそれを聞いて弦太朗の腕を放してそのまま森の中へと駆け出すと、それに遅れて弦太朗も駆け出して声が聞こえた方へと走り出す。
そして少し走ると開けた場所に出るとそこでは明日香があこの頭を踏みつけている光景が広がっていた。
「はぁ・・・はぁ・・・っ!!」
「あっ!!」
そんな光景を前にしても香澄は声を出せず、肩で息をしているとロックの目が香澄達の姿を捉えて声を挙げると、あこを踏みつけたまま明日香が香澄へと視線を向ける。
「お姉ちゃん!!」
明日香は満面の笑みを浮かべながら声を挙げると共にあことロックがダスタードの拘束から解放される。
そして今まで踏みつけていたあこの存在を邪魔と感じた明日香があこをそのまま蹴り飛ばすとその体は力なく地面を転がり、ロックがそれを追いかけ始めるが彼女はそれを全く気にしていなかった。
「お姉ちゃん!!一緒に帰ろ!!これからはずっと一緒だよ?」
「・・・」
そんな言葉をかけながら明日香は香澄へと歩み寄ろうとするが、その歩み寄った分だけ香澄は後ろへと下がってしまった光景に明日香の表情から笑みが消える。
「なんで?お姉ちゃんが私から逃げるの?私を避けるお姉ちゃんなんてお姉ちゃんじゃない!!」
「・・・」
「ユルサナイよ・・・!!」
「おらぁ!!」
明日香の言葉と共に先ほどまであこ達を拘束していたダスタード達が香澄を捉えようと一気に駆け出すが、その間に弦太朗が割り込むとそのうちの1体に対して頭突きを見舞うとすぐさまドライバーを腰に装着していた。
「あこをあんなに傷つけたな・・・。おめぇは許せねぇ・・・」
そう言って弦太朗はドライバーのスイッチを入れるとカウントダウンが響く。
3―――
そのカウントと共に2体のダスタードが再び弦太朗へと駆け出していく。
2―――
ダスタード達を回し蹴りを見舞って纏めて蹴り飛ばすのを見ながら明日香もスイッチを取り出す。
1―――
「そっか・・・。あなたのせいでお姉ちゃんが・・・!!」
「変身!!」
カウントが終わると同時に弦太朗はドライバーのレバーを押し込むと同時に、明日香も自身が持っているスイッチを押す。
弦太朗と明日香が白い煙と黒い煙の様にも見えるコズミックエナジーに包まれると同時に互いに目掛けて駆け出して行った。
誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。
現状次章のメインバンドは・・・決まってません!!
そもそも、ハロハピとパスパレに関しては3章の構成すら出来ていません!!
だが私は謝らない。