今回は特別編の解説です!!
次回はスイッチ解説してネタ終わり!!
3章の最初のバンドは・・・
母親の代わりに店番していた沙綾。
しかし、余りにも客が来なかったのもあってかレジの前で突っ伏すように居眠りをしてしまっていた彼女だったが、彼女は違和感を感じて目を覚ます。
「ん・・・んっ・・・?」
寝ていた姿勢こそ変わらないが彼女が腕に感じたのは木製のカウンターの感触―――
ではなく、レジャーで使うような堅い質感を腕に感じて違和感を感じたがそれ以上の違和感を身体の全身で感じていた。
「・・・風?」
ますきの家の八百屋やはぐみの家の精肉店のカウンターとは違い、屋内で締め切った環境であるはずのやまぶきベーカリーでは多少の換気はするもののここまで全身で風を感じることはない。
流石におかしい。
そう感じた沙綾は今まで突っ伏していた顔を上にあげた。
「ここ・・・どこ・・・?」
そんな彼女の目の前にはサーキットみたいな場所が広がっていた。
困惑する彼女の元には聞き覚えのある声が響く。
「あっ!!さーや!!おはよー!!」
「あっ・・・起きたんだ!!」
「はぐみ?・・・それにつぐみ?」
「後はつくしちゃんと巴ちゃん、マスキちゃんもいるよ!!」
「みーくんもいたよね!!・・・でも、何でみーくんがいるんだろ?」
2人が言うには商店街に関係するみんなが集まっているということにも疑問を感じていたが沙綾は根本的なところが気になっていた。
「私達こんなところにいるの・・・?」
「なにかやるんだって!!」
「何か・・ってなに・・・?」
「さぁ・・・?あっ・・・もしかして・・・あれじゃない・・・?如月くんのやつ!!」
「あぁ・・・」
沙綾の疑問につぐみの言葉を聞いて沙綾は納得していたが、あれならここまでする必要があるのかと
別の疑問が出てきてしまったがすぐにそれはかき消されることになった。
「ひぃ~~~~~~!!」
「この声!!ロックの!!」
「こっちに近づいてきてない?」
突如として響いてきたのはロックの悲鳴と共にバイクのエンジン音が響くと1台のバイクが沙綾達の元へと突っ込んでくる。
と思ったら、途中にあった縁石に乗り上げてその車体は彼女達の頭上を飛び越えていく。
「やっほー------!!」
「あぁぁぁあああああ!!」
「マスキちゃん!?六花ちゃん!?」
「あれゲンちゃん先輩のバイクだよね?」
「ちょっと2人とも!?大丈夫!?」
「おもしれぇな!!」
「面白くないですよ~!!」
「あっ・・・意外と大丈夫そう・・・」
突っ込んできたのは弦太朗が普段乗っているバイクだったが、それに乗っていたのはますきとロック。
ますきがバイクで飛び上がってそのまま着地して静止すると心配になってそのまま駆け出すもケロッとしたますきと少しフラフラしながら降りてくるロックを見て大丈夫だと勝手に納得したつぐみ。
そんな中でますきのバイクと1台のロボットが彼女達の元に近づいてくると、バイクは沙綾達の横で停止する。
「凄かった・・・」
「つくしちゃん!!」
「つぐみ先輩!!」
「おっ!!沙綾、起きたのか!!」
「弦太朗!!それますきの・・・」
「バイク交換してみたんだけど、ますきの奴がテンション上がり過ぎてな・・・」
「いや、そうはならないでしょ・・・」
「ねぇ?つくしちゃんはいつまで如月くんとくっ付いてるの?」
「ん・・・?」
「えっ・・・?あっ!!」
ますきのバイクに乗っていたのは弦太朗とつくし。
バイクの上で2人はますきについて話すも沙綾とつぐみは弦太朗の後ろに乗っているつくしにしか視線が向いておらず、つくしは2人の圧に耐えかねて早々にバイクから降りる。
そんなやり取りを眺めつつバイクの後ろからダイザーがその腕に巴とイヴを乗せてゆっくりと歩いてやってくる。
「何、2人はラブコメしてるんですか・・・」
「ラブコメ・・・?ミサキさん、どういうことですか・・・?」
「お~い!!沙綾!!つぐ!!」
「巴!?何てとこ乗ってるの!?」
「イヴちゃんも!!危ないよ!!」
しかし、そんな2人も後からやってきた巴達の姿を見て危ないと言い出して慌てだす。
そんな沙綾達の言葉を他所に2人は何も無かったかのようにダイザーの腕から飛び降りると美咲もダイザーの操縦席から這い出して来ると不満をこぼす。
「あの・・・バイトの予定だったのになんでこんな所であれに乗せられてこんなところにいるんですか・・・?」
「・・・私もバイトしてたらここまで連れられたので」
「私はツクシさんが連れていかれてたのでバガミールさんと着いてきました!!」
「私もGalaxyでのバイト中にますきさんに連れられて・・・」
「如月くん、なんとなくは分かるけど一応説明してくれる・・・?」
この状況が分からない美咲たちが疑問を口に出す。
それを聞いてなんとなくこの後に行われることの予想がついたつぐみが念のために弦太朗に質問するが、それに答えたのは弦太朗ではなかった。
「それなんだけどさ」
「話の最初はあたし達なんだよ」
「ますきが・・・?」
「巴ちゃん、どういうこと・・・?」
ますきと巴の言葉に戸惑う沙綾達だったが、2人に視線が向くと巴が口を開いた。
「ほら、つぐ達が如月のあれの説明を動画撮ってただろ?それをますきと如月と話してたらこころのところの家の人が聞いててな。そしたらこれの修理も終わったっていうから試運転するついでに話でも聞こうと思ってたんだよ」
「でも2人だけだと人が少ないからってことで商店街にいたつぐみ達を呼んだって訳だな!!」
「沙綾は店で寝てたからそのまま連れてきたんだけどな!!」
「あぁ、仕事についてはこころのところの人が代わりにやってくれてるから心配すんなって!!ここもこころの家のもんらしいし!!」
巴とますきと弦太朗が笑いながら説明すると、それを聞いた他の全員がその様子に唖然としていたが、
ハロハピ慣れしている美咲にとってこの程度は稀によくある出来事ですぐに我に返った。
「それじゃ、これの説明と試運転をさっさとやって帰りましょ・・・」
「美咲先輩すごい・・・。すぐに切り替えるなんて・・・」
「うん・・・」
そんな美咲の様子に1年生の2人はその変わり身の早さに関心を覚えるが、他のメンバーは誰もそれに気が付くことはなく説明は始まっていく。
「んじゃ、最初はこっちだな!!」
弦太朗は変身することなく最初にダイザーへと歩みを進めるとその表面を軽く叩くと説明を始める。
「こいつはパワーダイザーってんだ!!ダチの親父さんが働いてたとこが宇宙での作業用で作ったんだ!!それでこいつは今のロボットの状態以外にも車と発射台に変形するんだ!!」
「みーくんが乗る前は車で来てたよね!!」
「ニホンの驚異のメカニズムですね・・・!!」
「えっ?乗ってたけど発射台なんて知らないんだけど・・・」
「イヴ、それ絶対に違う。でも、弦太朗・・・それ変形するの・・・?」
「「「「あ~・・・」」」」
「ちょっと待って?そもそもなんでみんなこんなロボット見て驚きすらしないの!?」
目をキラキラさせるはぐみとイヴ、発射台と言う説明に見たことがない沙綾と美咲は疑問を覚え、直接見たつぐみ達と何となく覚えのあるロックは納得の声を挙げる。
しかし、そもそもこんなロボットが目の前にあること自体が驚きのつくしにとっては彼女達の言葉に驚きを隠せなかったが、それをあまり気にする様子もなく弦太朗は説明を続けていく。
「発射台については後で話すけど・・・車は車だし、特に説明することはねぇな」
「でも如月くん、前はミサイル出してなかった?」
「あーそうだったな。それで敵を打ち上げてたもんな・・・」
「何で車にミサイルなんて付いてるんですか!?」
「そうですよ!!」
「ろっか!!つーちゃん!!なんでってついてるからだよ!!それにミサイルは漢のロマンって前ににいちゃんが言ってたよ!!」
「はぐみ・・・それは絶対に違うから!!」
車―――ビークルモードについての説明を大胆にカットする弦太朗につぐみは前見た時の状況を補足でいれる。
しかし、それを聞いて戸惑う1年生組にはぐみは謎の説明へすかさずにツッコミを入れる沙綾。
そしてそのまま、今の状態のダイザーモードの説明をしようとするが―――
「んで、今のロボットで天校の時はこれにダチが乗ってたんだけど・・・んー・・・えーっと・・・」
「如月先輩?どうかしたんですか・・・?」
「いや、その・・・。俺、これに乗った事ねぇんだよ・・・」
「えぇ!?そうなの・・・って、如月は変身するから乗る必要もないか・・・」
ここで弦太朗の言葉が詰まり始め、それを見たロックが弦太朗に声をかけると「乗ったことがない」と言う回答に驚くが巴の言葉を聞いて一同が納得する。
「わりぃ!!美咲、乗った時のことは任せた!!」
「えっ!?・・・まぁ、乗ったことあるの私だけだし仕方ないか・・・って言ってもそんな言うことないですよ?」
「ミサキさん!!なんでそれ動かせたんですか!?」
「あーこれ、動かすのかなり簡単なんだよ・・・正直。ミッシェルの方が・・・」
「みーくん?ミッシェルがどうしたの?」
「ううん!!ミッシェルも動かせそうって」
「ミッシェルも動かせるの!?」
「でも!!身体が大きいから入らなかったんだよ!!」
美咲は乗った感想を言うが思わず「ミッシェルの方が難しい」と行ってしまいそうになったが、咄嗟に誤魔化す。
そんな光景を微笑ましいものを見る様な視線を送る弦太朗が何かを閃いたように声を挙げる。
「なら美咲以外が乗ってみたらいいんじゃねぇか?」
「ん~そうですね・・・。すっごい簡単ですし、ここなら迷惑かからないから良いんじゃないんですか?そうですね・・・1年生のどっちかでいいんじゃないか?」
「「えっ・・・?」」
「美咲先輩!!わたしは運動苦手ですから向いてないと思います!!」
「私だって向いとらん!!」
「いや、正直運動苦手でも動かすだけなら誰でもできるレベルだから・・・。とりあえずどっちが乗るか多数決で決めましょう・・・」
弦太朗の提案に同意する美咲が1年生のロックとつくしは思わぬ言葉に驚きの声を挙げると途端に2人はこの貧乏くじの押し付け合いを始めてしまうが、見かねた美咲は全員で多数決を取った。
そして――――――――
「なんで~~~~!!」
「ファイトだよ!!つくしちゃん!!」
「ツクシさんなら大丈夫です!!」
「全員からの指名だから腹くくれー!!」
「こんなの無理ですよ~~~~!!」
「とりあえずゆっくり操縦桿前に動かして~」
決まったのはつくしだった。
しかも、つくし以外は全員が「運動が苦手そうだから」という理由で指名して、泣きそうになりながらその操縦席に乗り込む。
乗り込んだ後もに不満そうに声を挙げるが、どうしようもなくゆっくりと美咲の指示通りに動かしてみる。
「・・・あれ?歩けた・・・!!」
「おぉ・・・すげーな・・・」
「つくし!!やるじゃねーか!!」
「つーちゃん!!すっごーい!!」
「つくしちゃん!!大丈夫なの?」
「はい・・・。歩くだけなら簡単でした!!」
「じゃあ段々速度上げて~!!」
ダイザーを歩かせたつくしに一同は驚きの声を挙げると、今度は美咲が速度を上げる様に言うとそれに従うがここで異変が起こる。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「つくしちゃん!?どうしたの!?」
「ちょっと動かしただけで体力が・・・」
「つくしちゃん止まって!!イヴちゃん、つくしちゃんを救出して!!」
「はい!!分かりました!!」
速度を上げた途端に急に中に乗っていたつくしの息が上がり始めたことに不安を感じたつぐみがつくしに静止するように伝えるとイヴに救出させる。
そしてダイザーがその場に座り込むと操縦席が開き、中から息の上がったつくしをイヴが引っ張り出して弦太朗達の元へと歩いてくる。
「つくし・・・大丈夫か?」
「如月さん・・・動かすのだけなら・・・簡単でしたけど・・・疲れました・・・」
「ゲンちゃん先輩!!次!!はぐみが乗る!!」
息が上がって汗塗れのつくしを見ても、はぐみはダイザーに乗ると言ってダイザーの操縦席まで走っていくと、容易く座り込んでいた機体を立たせて歩かせ始める。
「すごーい!!はぐみにも動かせたよ!!」
「運動苦手のつくしちゃんにも動かせて・・・」
「あのはぐみも動かせるって事は本当に簡単なんだね・・・」
「あの・・・つぐみ先輩に沙綾先輩・・・それってどういう・・・」
運動が苦手と言っていたつくしにも動かせ、お世辞にも頭が良いとは言えないはぐみにも簡単に動かせている状況を見て本当に簡単に動かせることが分かった沙綾とつぐみは驚くが、その驚き方に思わずロックがツッコミを入れてしまった。
しかし、それに2人は答えることなく目の前ではぐみが乗っているダイザーの行動に驚いていた。
「はぐみがあれ走らせてる・・・」
「美咲は最初に乗った時から全力疾走してたじゃねぇか・・・」
「ミッシェルに比べたら簡単ですよ・・・」
「おいおい、ミッシェルの中身ってどうなってるんだよ・・・」
「空飛べるからね・・・」
「美咲、お前そんなもんも動かせるのかよ・・・って戻って来たな・・・」
「でも、なんかちょっとふらついてない・・・?」
ミッシェルの事について話し始めた彼女達の元へとダイザーが戻ってくる。
しかし、その足取りはふらついていて不安を覚えていた彼女達の前でダイザーの操縦席が開く。
「これ疲れる~・・・」
「嘘・・・あのはぐみでもこうなるのってどんだけ疲れるの!?」
「でも、あれに乗って美咲先輩は戦ってましたけど疲れたように見えませんでしたよ・・・」
「えっ?なにそのおばけでも見るような視線・・・」
体力に自信のあるはぐみですら息が上がって操縦する代物。
それを疲れた素振りを見せることなく乗りこなす美咲に彼女達は視線を向けるも、向けられた本人はその視線に驚いていた。
「んじゃ、とりあえずこのくらいでこっちは終わりで次はバイクの方だな!!」
「待ってたぜ!!」
とりあえず弦太朗はダイザーの説明兼試乗会を打ち切るとバイクの元へと歩き出し、これをずっと待っていたますきが声を挙げる。
「こいつは、マシンマッシグラー!!これもダチの親父さんが働いてたところが作ったんだ!!」
「スゲー名前だな・・・如月、これ誰が名前つけたんだ?」
「俺だ!!」
「「「「「「・・・・・・」」」」」」
弦太朗のネーミングセンスに脱帽している彼女達だったが、それに目もくれず弦太朗は説明を続ける。
「こいつは人が乗ってなくても走ったり、手放しでも運転できるんだ!!そんでダチが言うには地上では時速500キロだ!!」
「そんな早く走るの!?」
「あの・・・それ、新幹線より早いんだけど・・・」
「飛行機だってそんなに早く飛びません!!」
「人が乗ってなくても走るって・・・しかも、バイクを手放しで危なくないですか!?」
「それにそんな速度出したら捕まりますよ!?」
「沙綾、驚くのはまだ早いぞ?」
「つくしちゃん、イヴちゃん?これはその程度じゃなんともないよ・・・」
「美咲もこれで驚いてたら持たないぞ?こいつはもっとすげーことするもんな・・・」
「そうですね・・・。あれがああなるなんて・・・」
「あれを至近距離で見るとビビるな・・・」
「何が起こるっていうの・・・?」
「如月!!あれ!!見せてやれよ!!」
「そうだな!!・・・変身!!」
驚愕の説明に驚く沙綾達だったが、あれを見たことがあるつぐみ達は説明を聞いても驚かない。
そして何を思ったか巴は上を指差して弦太朗へと声をかけると、弦太朗は巴の考えを理解すると突然変身するとバガミールがその手の上に乗るとスイッチを抜き取ってマグフォンと一緒につぐみにそれを渡す。
「ゲンちゃん先輩?どうしたの・・・?」
「いや、最後にとっておきのを見せてやろうと思ってな!!」
「みんな!!離れるよ!!」
「つぐみ!!どういう事!?」
沙綾の声が響くもこの後に起こることが分かっているメンバー達で沙綾達の背中を押して変身しているフォーゼ達から距離を取り、フォーゼはバイクを操縦してダイザーの上へと飛び上がる。
「なんでバイクで上に乗ったの・・・?」
「待って・・・さっき発射台って言ってたよね・・・」
「ははっ・・・まさかね・・・」
「ダイザーは発射台になって、このバイクを宇宙に打ち上げれる!!」
「「はぁ!?」」
「「えっ!?」」
驚きの説明を受けて見たことのない沙綾達が驚きの声を挙げるが、フォーゼは上に乗ったダイザーは変形するとカウントダウンが響く。
「それじゃ、カメラで宇宙撮るから見てろよ!!」
そう言うと同時にカウントが終わるとフォーゼはバイクのスロットルと前回にするとそのまま宇宙へと打ち上っていく。
「本当に打ちあがった・・・」
「すっご~い!!見たみーくん!!」
「驚くのにも疲れた・・・」
「ブシドー!!」
「えぇ・・・!?」
見たことない沙綾達が驚きの声を挙げ、その横では以前に見たことがある彼女達も余りの常識外れにまた驚いていた。
そして少し経つとつぐみが受け取ったマグフォンが震え、それを開くとそこには宇宙から撮ったであろう映像が映し出されて彼女達はそこで驚くのを辞めたのだった。
誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。
ここまで装備解説編不参加リスト
Afterglow
・蘭、モカ、ひまり
Roselia
・あこ
RAS
・レイヤ、パレオ、チュチュ()
モニカ
・つくし以外
おまけ
「巴とイヴならあれ乗れそうだよね?」
「あれには乗ったぞ?疲れたりはしないけど、あんなの全身におもりつけてるのと一緒だろ?」
「ワタシも同じです!!」
「まぁ、あれは慣れだから・・・」
「「「「「「は?」」」」」」