今回の小ネタ時空篇はここまでデス!!
ここで一気に不参加キャラを消化していくぅ!!
ある日の羽沢珈琲店。
「えっとね!!げんたろーがやられたと思ったら、その後に立ち上がったら新しいの使ってどーん!!って感じでね!!カッコよかったんだよ!!」
「あぁ!!アイツ、ボロボロになってたのに一気に大逆転でな!!・・・ってひまり?」
宇田川姉妹は今この場にいるAfterglowのメンバー達にこの間のフォーゼ達の戦いを熱く語っていたが―――
「ねぇ・・・モカ?2人の言ってること分かる?」
「ん~・・・モカちゃんにもわかんない。多分まだ来てない蘭も分かんないと思うよ~」
「あはは・・・珈琲お待たせ」
「サンキュー!!にしても蘭の奴、まだ来ないのか・・・」
しかし、熱くなっている2人の感覚的過ぎる会話にモカですら話が理解出来ていない。
そんな中で会話を聞き苦笑いを浮かべながらもつぐみは珈琲を差し出すと巴はそれを勢いよく飲み干していく。
「珈琲ってそんなゴクゴク飲むものだったっけ・・・?」
「トモちんは最近はどんどん男前になってますからなぁ~・・・」
「女の子としてダメじゃないかな・・・?」
苦笑いを浮かべる彼女達だったが、そんな中で店のドアが開かれる。
「ごめん。お待たせ・・・」
「よっ!!」
「蘭ちゃん!!それに如月くん!!いらっしゃい!!」
「あれ?なんで弦太朗くんが蘭と一緒にいるの・・・?」
そこに現れたのは蘭と弦太朗。
2人が一緒にいることに疑問を感じたひまりだったが誰もその声に応えることはない。
「それで巴とあこは何の話してたの?」
「えっとね!!この前のげんたろうのことだよ!!」
「この前・・・?あぁ・・・弦太朗が死にかけたって奴・・・?」
「らん~あんまり驚いてないね?」
「だって・・・こいつが死ぬのが想像できないし・・・」
「通じ合ってますな~」
「何言ってるの?」
「「ぐぬぬ・・・」」
「げんたろー、おねーちゃん。ひーちゃん達は何してるの?」
「分かんねぇ・・・」
「あこにはまだ早い・・・」
蘭をモカが茶化し、それを見て悔しそうな表情を浮かべるひまりとつぐみを見て首を傾げる弦太朗とあこと言う奇妙な状況が繰り広げられる。
そんな中で空気をぶっ壊したのはあこだった。
「そうだ!!げんたろう!!」
「あこ?どうしたんだ?」
「前リサ姉達にやってたみたいにあこ達にもやってよ!!」
「・・・なんだ?」
「如月くん。それってもしかして前に生徒会室でやったやつのことじゃない?」
「あれか!!」
「それって、如月くんのあれ?前にグループに動画載せてた・・・」
「そんなのもありましたなぁ~」
「そういえばそんなのもやってたな~」
「あぁ・・・あれか・・・」
「如月くん・・・こころちゃん達の続きでもいいからやってあげれば?」
「あ~それはいいけどよ・・・」
説明を聞いて納得のいく彼女達を見てつぐみは弦太朗に提案を聞こうとするが言葉に詰まる。
「げんたろう?どうしたの?」
「いや、続きだと場所変えねぇとダメなんだよ」
「私は大丈夫!!蘭達もいいよね?」
「あたしは別にいいけど・・・」
「うん!!」
「でも、どこ行くの~?」
「そうだよ。どんなところがいいの?」
前回の続き、No.26から説明しようとすると場所を移動しなければいけなかった例えば―――
「海とか・・・?」
「そんなの近くにある訳ないじゃん・・・」
「それなら学校のプールは?」
「簡単には入れねぇだろ?」
「大丈夫!!私、これでも生徒会の副会長だからね!!」
どこから来るか分からないつぐみの自信満々の発言―――
そして、その発言は現実のものになる。
「マジで学校のプール開けやがった・・・変身・・・!!」
つぐみは宣言通り学校のプールを借りたのだ。
弦太朗もそれを見てフォーゼへと変身して準備を始める中、仲間からは賞賛の声が響く。
「つぐちん!!凄い!!」
「でも、何て言ったの?」
「日菜先輩が何か企んでる。って言ったらすぐに借りれたよ!!」
「つぐみが凄いのか・・・日菜先輩が酷いのか分かんないね・・・」
「まぁ、結果的にはいいだろ?日菜先輩には悪いと思うけどな・・・」
「よし!!そんじゃ始めっか!!」
そしてプールにはフォーゼの声が響き渡り、1つのスイッチを取り出す。
「まずはこいつだな!!No.26のホイールだ!!」
「足に・・・車輪?だよね?」
「あっ!!これ前、リサ姉といた時に見た奴だ!!」
「リサさんって・・・学校に出た時の・・・?」
「うん!!蘭ちゃん追いかけてたよ!!」
つぐみの言う通り、足に車輪を付けたフォーゼ。
それを見てふと疑問に感じたことをひまりが声に出していた。
「でも、弦太朗くんって空飛んだりバイクあるのにいるの・・・?」
「ひーちゃん、それじゃ狭いところはいけないでしょ~?」
「あっ!!そっか!!」
「モカの言った通り、バイクとかだと入れねぇ時とかはこれだな!!学校の壁とか走れるぞ!!って事で次行くか!!」
「おぉ~!!どんなの?」
「次は27番のスクリューだ!!」
「スクリュー・・・?だから水って言ってたの?」
「おう!!これ着けてると・・・」
その言葉と共にフォーゼは盛大な水しぶきを上げてプールへと飛び込むとひまりだけがその水しぶきをモロに被るが、フォーゼはそのままプールの中をスクリューを使って高速で泳ぎ出す。
「うえぇ・・・びしょ濡れだよ~・・・!!」
「すごい・・・速い!!」
「明日香が泳いでたのより速い!!」
「全力出すと潜水艦みてぇに速く泳げるけどここだとな・・・」
「それが潜水艦並みに速いってどうなってるの?」
「スゲーな・・・」
「そうだね・・・如月くん!!そろそろ次のを!!」
「おう!!それじゃ次行くか!!」
「って!!無視しないでー!!」
「ん?ひまりは何でそんなに濡れてんだ?」
「弦太朗くんのせいだよ!!」
「とりあえずひまり・・・着替えてこいよ」
「巴!!流石に着替え何てないよ~!!」
「部活での練習服は置いてたりしないの~?」
「流石にないよ~!!」
「じゃあ、いったんここでやめるか?それともファイヤーで乾かすか?」
「乾かして~!!」
ずぶ濡れひまりの言葉を受けて解説を一旦止めて、フォーゼはファイヤーステイツに変身して火炎放射を放ち、器用にひまりが着ていた服を乾かす。
その光景にそれを見ていた蘭達は微妙な顔をするが、当事者たちはいたって真面目であり服がある程度渇いたのを確認するとフォーゼはファイヤーのスイッチを切ってベースステイツへと戻る。
「とりあえず、続けっか!!」
「・・・うん」
微妙な空気の中で蘭がなんとか声をひねり出し、それに答えてフォーゼは次のスイッチを取り出した。
「次がNo.28のハンドだ!!」
「足に手が生えてる・・・」
「なんかキモイ・・・」
「蘭、それは思っても言ったらダメだろ・・・」
「お前ら、聞こえてんぞ!!これだけで自転車を解体出来るくらいにはスゲー器用なんだぞ!!」
足から手が生えてる光景に1度見たことがあるあこを除いて全員が微妙な顔をしていた。
流石に説明をしているがインパクトの強い光景に説明が頭に入ってこなかったが、何を思ったのかフォーゼはハンドをあこへと伸ばす。
「ちょっと弦太朗!!何やって・・・!!」
「見て!!あこちゃんの髪の毛が!!」
「すごい勢いでヘアセットしてますなぁ~」
「あれ片手でやってんのかよ・・・」
あこへと伸びたハンドに驚きの声を挙げた蘭だったが、その手は物凄い速さで彼女の髪を編み込んでいき一同はその速さに感心していた。
「どうだ!!」
「ねぇ?あこの髪の毛どうなって・・・ってすごーい!!」
「いいなぁ~・・・」
あこは自身の髪のセットを見て驚きの声を挙げる横ではひまりが羨ましそうな表情でそれを見つめていた。
「まぁ、こいつの事も終わったし次行くぞ。No.29のスコップ!!」
「スコップって言うよりも・・・ショベルカーの先っぽみたい・・・」
「確かに蘭の言う通りだね・・・」
「そうか?こいつはどんなに硬い地面もサクサク掘れるんだ!!例えば・・・」
「如月、ここの地面掘るのはダメだからな?」
「いや、やんねぇよ!!ってもこいつは普段は別の使い方するんだけどな・・・」
「別の使い方って・・・?」
フォーゼの説明にひまりを筆頭にAfterglowの全員が首を傾げるが、その中であことモカは心当たりがあった。
「別って友希那さんと一緒にいるのみたいなの?」
「そうだな。こいつを動かすためのスイッチだな!!」
「パン~!!」
「ちょっとモカ!!あれは食べ物じゃないから!!」
「う~・・・」
そんなやり取りの中でフォーゼはスイッチを切ってからホットドックに差し込みなおしてスイッチを入れる。
「こいつはホルワンコフって名前でな。こいつは穴掘るのが上手くてな」
「イヌ?でいいんだよね?」
「そう言えばモカちゃんあの子をパンと間違えて食べようとしてたよね・・・」
「そんなのがあったのか・・・。本当はこいつは人に寄ったりするんだけど・・・最近のこいつらはみんな誰かに懐いてるんだよなぁ・・・」
「でも、この子・・・可愛いね」
つぐみがそう言った途端ホルワンコフが彼女へと擦り寄ってくると、彼女はホルワンコフを拾い上げて腕に抱える。
「つぐ、いいなぁ~パンに好かれてる~」
「だからモカ、パンじゃないって・・・」
微笑ましいものを見るような視線を送る一同だったが、そんな中でモカだけは元がホットドックの形をしているだけであるがパンに好かれているつぐみへと羨ましそうな視線を送っていた。
フォーゼはそんなやり取りを見つつ、マグフォンを取り出す。
「まぁ・・・そしたら、今回の最後の奴に行くか・・・!!」
「それって・・・前に使ってた・・・」
「あこも見たよ!!」
「まぁ、そうだな。これが2つで1つのスイッチになってて・・・割って挿す!!・・・そんで同時にスイッチを入れると・・・」
「げんたろうが太った!!」
「マグネットステイツは一回りデカくなるんだよ!!肩の砲台を支えるために必要なんだよ!!」
「ひーちゃんみたい?」
「モカ!?私も太ってないよ~!!」
あことモカの素っ頓狂なボケに突っ込んでしまう2人。
それを見ていた蘭達も内心太ったと思っていたが理由を聞いて納得していた。
「こいつになると磁力を操ってビーム打てるんだけど。見た目の通り動きにくくなっちまうんだよ。まぁ、頑張れば空中浮遊位できるんだけどな・・・」
「飛べない豚はただの豚~」
「モカの奴はさっきから何言ってんだ?」
「お姉ちゃんも分かんないの?」
「さぁ・・・?」
「あはは・・・私も分かんないかな・・・」
モカの様子がおかしくなっていくが誰もそれを気にしない・・・訳ではないが、あまり深く考えないようにしていた。
「んじゃ、これで終わりにすっか!!ここの戸締りもしねぇといけねぇんだろ?」
「うん!!如月くんありがと!!」
「げんたろう!!楽しかったよ!!」
「おう!!」
「弦太朗くん!!次も呼んでね!!」
「タイミングが合えばな?」
今回の説明が終わるとマグネットステイツのまま彼はドライバーのスイッチを何気なく交換していた。
そして他愛ない話を始める彼女達だったが、ふと蘭が時計の時間を確認すると表情が変わる。
「ねぇ弦太朗。時間大丈夫?」
「ん・・・。やっべぇそろそろ行かねぇと・・・」
「如月、蘭もどうしたんだ?」
「いや、この後予定があって・・・」
「「予定?」」
「あぁ、この後天校のダチがうちに来るんだよ!!」
「でも~、何で蘭も?」
「あたしも呼ばれてるから・・・」
「「は?」」
理由を聞いたつぐみとひまりの表情が一気に冷たいものに変わるとカタカタと震えながら笑いだす。
「アハハ。ランチャンナニイッテルノカナ?」
「ヌケガケハユルサナイヨ?」
「弦太朗、逃げるよ!!」
「よく分かんねぇけど・・・分かった!!」
「「なっ!?」」
蘭はフォーゼの腕に捕まるとつぐみ達はそれを見て驚きの声を挙げるが、それを気にすることも無くフォーゼは先ほど紹介したホイールのスイッチを起動する。
「それじゃまたな!!」
「げんたろう!!らんちゃん!!ばいばーい!!」
「蘭~、気を付けて~」
「モカ、あこの前でその手の握り方はやめろ」
フォーゼはホイールを使って蘭と共にその場から退散し、それを巴達が見送っていた。
「つぐ!!どうしよう!?」
「ワンちゃん!!如月くんを追って!!・・・ってなんで嫌がるの!?」
巴達の横では蘭達を見て慌てるつぐみ達を他所にホルワンコフがそこから動きたくないかの様につぐみの腕の中へと納まり続けるのだった。
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次からは本編帰ります。
3章の開始はRoseliaさんからです・・・
スイッチャ―どうしよう・・・
ここまで装備解説編不参加リスト
RAS
・レイヤ、パレオ、チュチュ()
モニカ
・つくし以外