バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。

そういえばアニメだと”LOUDER”をバシバシやりまくってたけど、
アプリストーリーだと封印してたよな・・・?

どっちに寄せようかな・・・


歌・姫・独・唱-8 毒の青薔薇

 

「そう言えばさっき、リサ姉に連絡したらバイト終わったらすぐにこっちに来てくれるって!!」

 

「リサちゃんも知ってるんだ・・・」

 

カプリコーンによって興奮している人たちがごった返していたCiRCLEから友希那を抱えながら弦太朗達は羽沢珈琲店の前へとやってきた。

 

「・・・わりぃけど店のドア開けてくれ」

 

「はい・・・」

 

友希那を抱えて手がふさがっている弦太朗の言葉を聞いて燐子が喫茶店の扉を開けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぱ~~~ん~~~!!」

 

「モカちゃん!!追加のパンだよ!!」

 

「巴、簀巻きにしちゃったけど・・・大丈夫なの・・・?」

 

「これ以上暴れて誰かに怪我させるよりかはマシだろ」

 

「む~!!」

 

 

 

 

「なにこれ・・・」

 

「おねーちゃん!!」

 

「あこ!!無事だったんだな!!」

 

一心不乱にパンを食べ続けているモカと巴と蘭によって簀巻きにされたひまりが床で跳ねている。

そんな奇妙な店内に困惑している弦太朗達だったが、それを見て固まっていた弦太朗達の存在にいち早く気が付いたのはつぐみだった。

 

「如月くん!!それにまりなさんも一緒って・・・」

 

「その湊さん・・・?でいいんだよね?どういうこと?」

 

「CiRCLEで今回の犯人と戦っててな・・・」

 

「その事も話しますのでまずはまりなさんに説明からでも良いですか?」

 

「それはいいんだけど・・・友希那ちゃんはどうするの・・・?」

 

「如月くん。とりあえず友希那先輩は・・・ひまりちゃんの横に転がしておけばいいよ」

 

「床?椅子じゃなくていいのか?」

 

「なんか、つぐみちゃんの顔が怖いんだけど・・・」

 

はっきりと弦太朗に指示を出したつぐみに言われるがままに友希那を暴れているひまりの横に寝かせると気まずそうに席に着く。

 

その際のつぐみの表情に困惑していたまりなだったが、オロオロしながら席に着くと巴と蘭がモカにパンを食べさせ続ける光景から目を逸らしつつも、今までこっていた事件について簡単に説明をしていく。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・で、それを弦太朗が全部解決してたの!!」

 

「最近、変わった事件が起きてた裏ではそんなことがあったのね~・・・」

 

今までの出来事を一通り聞いたまりなは気持ちを落ち着けるために珈琲を口に含むが、そこでにとって予期せぬ出来事が起こる。

 

「ヤベェ!!パンが無くなった!!」

 

「パ~~~~ン~~~~~!!」

 

「うわぁ!?」

 

 

 

 

 

 

「モカちゃんずるい!?」

 

「弦太朗!?」

 

 

モカに食べさせてたパンが切れてしまい、突如としてモカが弦太朗へと飛び掛かって彼を床に押し倒す。

皆が油断していたため誰もそれを止められず、目の前の光景に一同はそれぞれ抱いた感情が違うが身体は固まって動かなくなっていたがその中でモカが動いた。

 

 

「いただきま~す」

 

「モカ止めろ!!」

 

 

 

その言葉と共にモカが弦太朗の顔へと吸い寄せられるように自身の顔を近づけて――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼のリーゼントに噛みついた。

 

「ぱ~~~ん~~~!!」

 

「モカちゃん!!」

 

「おい!!モカ離れろ・・・ってこいつこんなに力あんのかよ!!」

 

目の前の光景に弦太朗と我に返ったつぐみがモカを引き剥がそうとするが、モカは一向に彼のリーゼントから離れない。

 

そんな間抜けな光景に思わずまりなが口に含んでいた珈琲を噴き出してしまったが誰もそれを気にすることも無く、弦太朗の叫ぶが響く。

 

「巴も蘭も見てないで手伝ってくれ!!」

 

「そうだよ!!」

 

「いや・・・そうしたいんだけど・・・如月の髪の毛をパンだと勘違いして食べ続けるならこれ以上暴れることもないしな・・・」

 

「悪いけど、しばらくそのままで・・・」

 

 

 

 

「おいっ!!」

 

しかし弦太朗の言葉を聞いても誰も動くことはなく、彼はモカの暴走を止める生贄にされてしまった。

そんな彼を見捨てた彼女達は今回の事件についての話になっていく。

 

 

「それで青葉さん達がああなったのって・・・」

 

「多分、動画見たからですかね?・・・アタシ達も見ようとした時に麻弥先輩から連絡があったから見てないですけどね」

 

「おねーちゃんどれなの?」

 

「これだよ」

 

「ありがとー」

 

 

「あぁ・・・っておい!!何しようとしてんだ!!」

 

そう言って巴がひまりから送られた動画の画面を見せるとあこが自身が持っていたイヤホンをスマホに挿して動画を確認しようとしたが巴がそれより先にあこからスマホを奪いとり、言い訳しようとしたが巴があこにそれを離すことを許さなかった。

 

「麻弥さん達の話が本当ならあこもああなるんだぞ!!」

 

「でも~!!」

 

「あの巴さん・・・私達はもう聞いてしまったんですよ・・・」

 

 

 

「「「えっ・・・?」」」

 

燐子の言葉を聞いて正気のAfterglowの3人からは声が漏れる。

あの動画を見たと言っているのに正気でいるあこ達に驚きを隠せなかった。

 

「動画見たのに何で平気なんですか?」

 

「多分ですけど・・・聞いてからああなるまで時間がかかるんだと思います・・・」

 

「だからあこ達が聞いて確認しようと・・・」

 

「・・・納得はできないけど・・・分かった」

 

その言葉を聞いて納得はできない巴だったが、あこの言葉を聞いて自身のスマホを再びあこに渡すがあこの手から再びスマホが奪われた。

 

 

 

 

「だったら、あたしが聞くよ」

 

「まりなさん・・・何を・・・?」

 

「あたしも聞いちゃったし、それに子供だけに危ないことはさせられないしね!!」

 

「でも、さっきのは私達がやった曲でしたから・・・」

 

「ほら!!それに私もギターやってたからね!!さっきのもギターの動画だったから同じ人か分かるかも知れないし!!」

 

「でも!!」

 

 

大人(まりな)子供達(あこと燐子)で意見が噛み合わず、時間だけが過ぎていくがその時に店の扉が再び開かれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごっめーん!!ってあれ?なんでまりなさんがいるの?ってモカ!?弦太朗に何してるの!?それに友希那!?」

 

「リサ姉!!」

 

「今井さん・・・!!実は・・・」

 

後れてきたのはバイト終わってすぐに駆けつけてきたリサだった。

そんな彼女はモカに押し倒されてる弦太朗や床に転がっている友希那とひまりの姿に困惑するが、巴が力技でリサを椅子に座らせると燐子が今までの経緯を彼女に説明する。

 

 

 

 

 

 

「なるほどね~。だったらまりなさんとあこ達 で2人で聞いたらいいじゃんじゃない?」

 

「ちょっとリサ先輩!?何言ってるんですか?」

 

「あことまりなさん達がああなったらもう手掛かりも掴めないんだしさ~。それにギター弾いてたまりなさんが聞けば何か分かるってのもそうだと思うしね~」

 

「でも・・・」

 

「それに私達の曲だったら、Roseliaが聞けば1発でわかるからね~。まぁ、友希那が意識ないから2人だけでってことになっちゃうけど・・・」

 

「大丈夫・・・です・・・!!」

 

「あこも!!」

 

「なら私達はみんなに連絡して聞いた曲を・・・!!」

 

リサの言葉に弦太朗を除いた全員が動き出し、Afterglowが原因と思われる動画を集めだし、あこ達はみんなから離れてからイヤホンで音楽を聴き始めると集まった動画を一通り確認したあこ達がそのことについて話出すと、リサが自分に言い聞かせるように呟く。

 

 

 

「紗夜達と日菜、それに彩が聞いたのが”LOUDER”で、ひまり達とモニカが"BRAVE JEWEL"、

それでRASが"FIRE BIRD"・・・」

 

「さーや達が聞いたのが分からないけど!!全部Roseliaのだよ!!」

 

「多分弾いてる人も一緒だと思うよ?・・・・・・でも、結構昔にどこかで聞いたことあるような気がするんだけど・・・どこだろ・・・?」

 

「ちょっとまりなさん!?それってどういう・・・!?

 

 

 

「わりぃ!!誰か出てくれ!!」

 

そんな呟きをしたまりなにリサが質問しようとしたところに弦太朗のマグフォンから着信音が響くが、モカにリーゼントを齧られている弦太朗が電話に出ることが出来なかったのを見てリサがしぶしぶと言った様子でマグフォンを手に取って電話に出た。

 

「もしも・・・」

 

『ゲンちゃん!!大変だよ~!!』

 

「ちょっと香澄!?どうしたの!?」

 

『えっ!?リサさん!?何で!?』

 

電話口の慌てぶりと予想外の相手が出てきてお互いに驚き合う2人だったが、すぐに香澄が状況を伝える。

 

『えっと急におたえとさーやがぐったりしちゃって~!!』

 

 

「香澄、それって動画見た2人だよね・・・?もしかして疲れて・・・ってこと・・・?」

 

『わかんないよ~!!』

 

「とりあえず、休ませてあげて!!」

 

『・・・はい!!』

 

リサの言葉に香澄は落ち着いたのかしっかりと返事を返すと、今度はリサから話題を切り出していく。

 

「ねぇ香澄?沙綾達が見た動画って知ってる?」

 

リサの問い掛けに香澄からは思いがけない答えが返ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

『それなら昨日さーやと一緒に見ましたよ!!』

 

「「「はぁ!?」」」

 

「何で香澄は平気なの・・・!?」

 

「それは後!!それで香澄!!その動画って・・・」

 

『さーやのスマホで見てたので分かんないですけど・・・リサさん達が学園祭で演奏してた曲でした!!それをおたえがレイヤさんと一緒に見たって!!』

 

「そうなんだ・・・」

 

『それじゃあ!!』

 

そう言って香澄は特大の爆弾を投下して電話が切れた。

どうして彼女が大丈夫なのかは分からないが、香澄の行ったことを聞いてまりなが席を立った。

 

「それじゃ!!私もそろそろCiRCLEに戻らないと!!紗夜ちゃん達が倒れてるかもしれないし!!これお会計ね!!」

 

「あこ達もいきます!!」

 

「それでは・・・」

 

「ちょっと待ってよ!!弦太朗!!友希那をよろしく!!」

 

そう言ってまりなは珈琲代を置いてそのまま店を出るとRoseliaが置いていった紗夜が気になってしまい、友希那を置いてその後を追いかけていく。

 

 

「パ~~~ン~~~!!」

 

「良いから助けてくれ~!!」

 

「モカ!!いい加減にしろ・・・!!」

 

弦太朗のリーゼントに噛みついているモカ、その横でまな板の上に乗った魚のように跳ね回るひまりだったが、そんな彼女達も次第に疲れ果てたのか完全に沈黙してしまう。

 

そんな光景にAfterglowの面々と髪の毛がめちゃくちゃにされた弦太朗が頭を抱えていたが、そんな中でも友希那が目を覚ますことはなかった。

 





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