バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。
次でAfterglow篇は終わりの予定です。
予定です!!

それにしてもここの巴が脳筋キャラみたいになってきた・・・。

本章ではダイザ―に乗ってもらうつもりはないから巴さんの生身での戦闘シーン()がここまでだ!!



熱・唱・稲・妻-10 Shout!!少女の気持ち

店内に取り残されて泣き崩れるつぐみ。

つぐみの様子が落ち着いた頃、弦太朗はつぐみへ語りかける。

 

「つぐみ。俺はひまりを捜してあいつを止めに行く」

 

「・・・止めるって、怪我してるのにまた戦うの・・・?」

 

「あぁ・・・。あいつがまた変身したら俺にしか止められねぇからな。だから、そうなる前につぐみ達であいつを止めてくれ」

 

「あんなこと言った後なのに・・・。出来るわけないよ・・・」

 

「つぐみ達の友情はそんなもんじゃ壊れねぇ!!それに今の俺じゃ言葉であいつを止めらんねぇ。だから俺に出来ないことをやってくれ!!」

 

「如月くん・・・」

 

「それに、つぐみ。お前は一人じゃねぇ。蘭もモカも巴もいる。みんなでダチを止めてくれ。それでもダメなら戦ってあいつを止める」

 

「・・・分かった。やってみる!!」

 

つぐみはひまりの凶行を止めることを決意する―――

 

「うっし!!だったら今からひまりを追いかけるぞ!!場所はこっちで――」

 

「だったらあそこかも!!街外れの公園があるの!!多分そこだよ!!」

 

「何でそこまで分かるんだ?」

 

「普段集まる学校の屋上は靴を履き替える時に捕まっちゃうし。ここから公園はそれなりに距離はあるけど、ひまりちゃんが変身したならそこまで行くのに問題ないと思うから!!」

 

「ナゲット出した意味がなかったぜ・・・!!とにかくその公園に行くぞ!!バイクの後ろに乗れ!!」

 

「うん!!」

 

こうして2人を乗せたバイクは目的地へと走り出す―――。

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――

 

アタシたちはつぐみの店を飛び出したひまりを追いかけているが、距離が次第に離されていく―――

蘭も走って追いかけているが次第に蘭とアタシ達の距離が離れていっている。

普段のひまり相手だったらすぐにアタシかモカが追い付くんだけどそれにしても―――

 

「ひまりの奴、早すぎるだろぉ!!」

 

「流石にモカちゃんもキツいよぉ~」

 

「はぁ・・・はぁ・・・きつっ・・・」

 

「蘭!!頑張れ!!」

 

「・・・」

 

つぐの店から始まったこの追いかけっこ―――

始まってからそれなりに時間が立っているのにひまりの奴はあれだけ走っていて息1つ切らしていない。

こっちは蘭の体力が限界寸前だし、このまま闇雲に追いかけてもこっちが体力が持たなくて逃げられてしまう・・・。

せめて目的地が分かれば・・・。

 

「なぁモカ!!ひまりどこ向かってると思う?」

 

「さぁ?方向的には昔良く行ってた公園だと思うけど」

 

「それにしても、何でひまりは前みたいに変身してないんだ!!あれだったらすぐ逃げれるだろ!?」

 

「そこまでは分かんないよ~!!」

 

 

アタシ達を振り切るだけなら変身すればすぐだけど―――

走り続けてるから頭が廻らなくなってきた・・・。

 

「でも、つぐはどうするの~?」

 

「知らん!!今は目の前にいるひまりだ!!」

 

つぐは如月が何とかしてくれるはず・・・。

昨日話して分かったけどあいつほど”友情”を大事にするやつを見たことがない・・・。

そんなあいつだったらアタシ達の”友情”も分かって何とかしてくれるはずだ!!

だから今のアタシに出来ることは―――

 

「とにかくこのまま追いかけるぞ!!蘭!!踏ん張れ!!」

 

「・・・話しかけないで・・・。しんどい・・・」

 

こうしてアタシ達は会話を終えて目の前のひまりを追いかけることに集中した。

 

 

 

そのまま走り続けていると急にひまりが走るのをやめた。

アタシ達もそれに合わせるように足を止めた。

少し遅れて着いた蘭は地面に倒れこんで肩から息をしている。

 

息が落ち着いてきたアタシは場所を確認するために周りを見渡した。

 

 

今、アタシ達がいる場所―――

それは小さいころよく来ていた公園だった・・・。

 

 

――――――――――

 

 

 

 

「あれ?つぐは来てないんだ?」

振り返ったひまりはつぐがいないことを指摘する。

 

「・・・」

 

「はぁ・・・はぁ・・・。ひまり!!」

 

「蘭も倒れるくらい頑張って走ったんだ」

 

「ひーちゃん!!何でここに来たの?」

 

モカはこの場所に来た理由をひまりに質問する。

そして、ひまりの自身の気持ちを語る。

 

「懐かしいよね。昔はここに5人で集まって遊んで、夕焼けを眺めてから帰ったよね。

でも中学にはいる前かな?この場所へ来なくなって、学校の屋上から夕焼けを見るようになったよね。そこからクラスがバラバラになったからバンドを始めて、5人で一緒にいる時間が増えてさ・・・」

 

「そうだね。ひーちゃん・・・」

 

「でも、高校生になってからみんなバイトを始めて・・・。つぐも生徒会に入ったりお店を手伝う時間も増えたから、5人の時間が減ってきて・・・。それに色んなバンドの人と交流をするようになってからは、5人だけの時間がどんどん減ったよね・・・」

 

「ひまり・・・。お前・・・」

 

「最近はあの男が来て、つぐたちと仲良くなってさ・・・。これ以上5人でいる時間が減るのは嫌なの!!そのせいでみんなに嫌な思いをしてほしくないの!!

だから5人の時間を奪うモノはどんなことしてでも・・・私が・・・!!」

 

 

ひまりの語りの声が叫びに変わっていく―――

しかし、とある一言がひまりの叫びを止める。

 

「・・・ふざけないで・・・」

 

「蘭~!!」

 

蘭はモカの肩を借りながら立ち上がる。

 

「正直よく分かってないけど悪いことしてるのは分かった。だからこれ以上はあたしが止めるよ!!」

 

「蘭ちゃん!!みんな!!」

 

蘭の言葉とともにつぐみ達を乗せたバイクが到着し、つぐみが蘭達へと駆け寄る。

 

「「つぐ(つぐみ)!!」」

 

「蘭ちゃん。違うよ?」

 

「えっ?」

 

 

「”あたしが”じゃなくて、そこは”あたし達が”だよ」

 

 

「つぐみ・・・!!」

 

「だな!!」

 

「モカちゃんもやっちゃうよ~!!」

 

「つぐ・・・。その人も一緒なんだ・・・」

 

「ひまりちゃん・・・。もうやめよ・・・?だからスイッチを渡して?」

 

「つぐ・・・」

 

「ひまり!!もうやめて!!」

 

「そっかぁ・・・。つぐだけじゃなくてみんな変わっちゃったんだ・・・。だったら・・・!!」

 

 

そしてひまりはポケットの中からスイッチを取り出す。

取り出すと同時にスイッチはラストワン状態へと形を変える。

 

「みんなを変えちゃった全部を消して”いつも通り”を取り戻さないと!!」

 

 

その叫びとともにスイッチを押すひまり。

人間の身体はその場に横たわり、ひまりはハウンド・ゾディアーツになった―――

 

「ひまり!?」

 

「ひーちゃんが昨日のに変身した!!」

 

「・・・」

 

「ひまりー!!」

 

ひまりの変身を目の当たりにした蘭達は戸惑いの表情を浮かべる中、怒りに身を任せた巴が先日と同じようにハウンドに殴りかかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、今回のハウンドは巴の攻撃を意に返さない。

 

「いってぇ~!!」

 

「巴・・・。邪魔だよ・・・」

 

「うわぁ!!」

 

ハウンドは殴りかかってきた巴の腕をつかむとそのまま巴を投げ飛ばす。

投げられた巴は蘭の横へと飛んでいき、地面を転がるように受け身を取る。

 

「トモちん!?大丈夫~?」

 

「あぁ・・・。でも昨日と全然違うぞ!!どうすんだよ!!」

 

「・・・如月くん!!後はお願い!!」

 

「おぅ!!」

 

つぐみの言葉とともに弦太朗はハウンドの前へ出る。

 

「何?自分から消されに来たの・・・?」

 

「ちょっと!!何やってんの!?」

 

「如月!?」

 

「2人とも!!大丈夫だよ!!」

 

「つぐ~?どういうこと?」

 

「すぐわかるよ」

 

そうして弦太朗はドライバーを取り出して構える。

 

 

 

「ひまり・・・。俺が今からお前を止める!!」

 

その言葉とともに弦太朗はドライバーを腰に当ててひまりに告げる。

 

 

 

 

「先輩の言葉を借りてお前にはこう言うぜ・・・。”さぁ、お前の罪を数えろ”!!」

 

 

 




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感想評価は気分次第でお願いします。

誤字報告は非常にありがたいです!!

活躍無かったジャイロくん。君のスイッチカウントは無しだ!!

次回予告
宇宙いくぞー!!
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