バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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遅くなりましたが投稿です。
リアルが忙しくてなかなか更新できずにすまない。

後2~3話でRoselia篇終わらせたいたいたい・・・




歌・姫・独・唱-12 想定外のアンサー

 

2度目のカプリコーンによる人々の暴走が起きた次の日、弦太朗が学校に向かうが昨日に比べて圧倒的なまでに生徒の数が減っていることに気がついた。

 

「どうなってんだ・・・?」

 

「あっ・・・如月くん・・・」

 

「花音。これは・・・?」

 

「わかんないよ~」

 

 

 

「ゲンちゃん!!大変だよ~!!」

 

「香澄ちゃん・・・?」

 

余りの人の少なさに困惑する花音に弦太朗も首を捻るが、そんな時に教室へと香澄がやってくると一目散に弦太朗の元へと飛び込んでくる。

 

「ゲンちゃん!!大変だよ~!!」

 

「ふえぇ~!!」

 

「どうしたんだ・・・?」

 

「えっと!!あのね!!さーや達が学校に来てないの!!」

 

「まだ学校に来てないだけじゃねぇのか?」

 

弦太朗の当たり前の意見を述べるが、それを聞いて香澄は首を横に振って答える。

 

 

「ううん!!りみりんが朝にコロネ買いに行った時にはもう家にいなかったんだって!!」

 

「沙綾達ってことはおたえもいねぇのか?」

 

「そうだよ~!!」

 

「もしかしたら・・・紗夜ちゃん達も・・・?」

 

「羽丘も一緒なのかな・・・?私!!あっちゃんに聞いてみる!!」

 

香澄はそう言うと自身のスマホを取り出して妹の明日香へと電話を掛けると弦太朗にスマホを渡すと同時に明日香は電話に出た。

 

『もしもしおねーちゃん?どうかしたの?』

 

「よぉ明日香!!ちょっと聞きたいことあるんだけどいいか?」

 

 

 

『はっ・・・はひっ!!』

 

姉からの電話だと思っていた明日香だったが、弦太朗と言う思いがけない相手の声が聞こえて思わず返事を噛んでしまった。

しかし、そんなことを気にすることなく弦太朗はそのまま本題に入っていく。

 

「今そっちにロック達いるか?」

 

『へっ?六花とあこだったらまだ学校来てませんけど?・・・そういえば学校に来てる人少ないような・・・』

 

「そっかサンキュー!!」

 

『えっ?あの・・・!!』

 

明日香が何かを言おうとするが弦太朗はその言葉を待たずに電話を切ると、すかさず今度は弦太朗のマグフォンから着信音が響くと弦太朗はスグにその電話を取った。

 

「もしもし?」

 

『如月!!大変だ!!』

 

『モカとひまりが学校に来てなくて・・・それに家にも帰ってないみたいだし・・・』

 

「巴に蘭か!!そってモカ達もかよ・・・」

 

『おいモカ達”も”ってなんだ?』

 

「実は・・・」

 

電話の向こうでは蘭からの話を聞いた弦太朗は数少ない分かっていることを巴達に伝えると、電話の向こうからは納得したような頷きが聞こえてくる。

 

 

 

 

『そうなんだ・・・。それならアタシ達は放課後にモカ達探しに行くから・・・』

 

 

 

 

 

 

 

「ならみんなで探しに行きましょう!!みんなで作戦会議するわよ!!」

 

「あっ!!こころんだ!!」

 

「ふえぇ~こころちゃ~ん!!」

 

「てかどっから聞いてたんだよ・・・」

 

電話に乱入してきたのは花咲川の異空間と呼ばれるこころが3年生の教室の入口に仁王立ちしていた。

 

「それなら放課後にうちに集合して作戦会議しましょ!!」

 

『よっしゃ!!任せろ!!』

 

『分かった・・・』

 

「私!!有咲達呼んでくるね!!」

 

「ふえぇ~!!」

 

 

こころの宣言にノリノリの2年生組とは対照的に困惑する花音というそんな何とも言えない空気の中で普段よりも少ない人数で授業が始まっていく。

 

 

 

―――――――――――――――

 

「・・・」

 

私は学校に来ていたが今日も授業に全く集中できていなかった。

 

「リサ・・・」

 

机を見るがそこにリサの姿はない。

それに隣のクラスにいるはずの日菜も大和さんもいないし、クラスの人も普段以上にに少ないことにどこか違和感を感じる。

 

 

それにしてもリサはどこに行ってしまったのかしら・・・

音楽を聴いた紗夜達が暴れ出して外に出たと思ったらまたCiRCLEに戻った後に何で戸山さん達のところへ・・・?

後は、如月が言うには私もそれを聴いたはずなのになんで私は平気だったのかしら・・・?

 

疑問はたくさんあっても、考えても頭が痛くなるだけだから考えなくて良いわね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても・・・

リサも日菜もいないし、瀬田さんの周りで声を挙げている人も少ないから今日の学校はいつも以上に静かね・・・・

 

 

 

 

 

 

でも何故かしら・・・?

前までは1人でいても平気だったのに、今ではその光景に少しだけ寂しさを感じてしまう私がいた。

 

「だめね・・・」

 

落ち込んだ気分を誤魔化すように今日の練習の事へと考えを切り替える。

 

でも、リサもいないし紗夜達もあの調子だから今日は練習は無理そうね・・・

家で作曲でもしようかしら・・・

 

そんなことを考えながら私は集中できない授業を聞き流して時間だけを浪費していくのだった。

 

―――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

「さぁ!!みんな行くわよ~!!」

 

「「「「おぉ~!!」」」」

 

「儚い・・・」

 

「ふえぇ~!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「流石にあの巴達について行けないんだけど・・・」

 

「どうしてこんなことになったんだよ・・・」

 

「市ヶ谷さん?こころと戸山さんが交わったらに何を言っても無駄だよ・・・」

 

弦巻の屋敷に集まった彼女達はこころの声にハロハピの面々や香澄達が声を挙げるが、その一方で蘭や有咲などの比較的冷静な面々はこころ達のテンションに着いて行くことが出来なかった。

 

「それじゃあみんなで行きましょう!!」

 

「ちょっとこころ待って!!」

 

そんな有咲達を気にすることなくこころは屋敷を出ようとするが、流石に美咲が声をかけた。

 

 

「みーくん?どうしたの?」

 

「ほらみんなで探すよりも別れて色んな所探したほうがいいんじゃない?」

 

「でも、みんなで一緒の方が楽しいわよ!!」

 

「そうかもしれないけど早く見つけたほうがみんな笑顔になれるからね?」

 

「流石美咲だね!!そうしようか!!」

 

「じゃあ何人かに別れて・・・割り振りは市ヶ谷さんよろしく」

 

「はぁ!?」

 

美咲はこころを止めて、効率的な案をそれっぽい理由をでっち上げてこころをコントロールすると、後の面倒ごとをすべて有咲へとぶん投げる。

投げられた有咲は声を挙げるがみんなの視線が刺さり、仕方なしにこの場を仕切りだす。

 

「とりあえず、いるのがパスパレと友希那先輩以外は全員いるんだよな?」

 

「後!!あっちゃんもいるよ!!」

 

「あーはいはい。分かった分かった。とりあえずバラバラになり過ぎてもアレだし基本はバンド毎でいいだろ?」

 

 

 

 

「だったらRASはモニカと一緒に行くぞ。流石に2人だけだとアレだしな・・・」

 

「佐藤さん。よろしくお願いします」

 

 

「なら、香澄達はあたし達と一緒?」

 

「蘭ちゃん!!」

 

「お姉ちゃんが行くなら私も!!」

 

「あっちゃ~ん!!」

 

有咲の簡単な提案でグループに分かれていく彼女達をを見て弦太朗は笑みを浮かべたが、それに気が付いたのはりみだった。

 

 

 

 

 

 

「弦太朗くん?どうしたの?」

 

「いや、なんかライダー部みてぇだなってな。まぁ・・・こんなに人数はいなかったけどな」

 

 

 

「だったら、私達も花咲川の仮面ライダー部よ!!」

 

「こころ、そんな部活ないから」

 

「こころちゃん・・・それに花咲川以外の人もいるよ?」

 

「それならCiRCLE支部とでもしようか?みんなが使うライブハウスだからね・・・」

 

「おっ!!薫さん!!それいいっすね!!」

 

そんな弦太朗の一言で話は一気に脱線し始めてしまい、宇宙仮面ライダー部CiRCLE支部なるものがいつの間にか出来上がってしまっていた。

 

 

 

「部活だったら部長が必要だな!!」

 

「でも、マッスーさん。誰が部長なんですか?」

 

「じゃあ、部長はゲンちゃん先輩だね!!」

 

 

 

「弦太朗に部長・・・?」

 

「に・・・似合わね~・・・!!」

 

「蘭ちゃん!!巴ちゃんも笑ったらダメだよ!!」

 

 

 

「戦うのに部長は負担が大きすぎるんじゃないかな・・・?」

 

「倉田さん?その通りかもしれないけど、そんな部活は無いわ」

 

 

 

「それなら部長はミッシェルにしましょう!!」

 

「儚い・・・」

 

「ふえぇ~!!」

 

 

 

「じゃあ私がやる!!」

 

「ちょっとお姉ちゃん・・・!!」

 

「香澄ちゃんに明日香ちゃんも落ち着いて~!!」

 

 

 

 

 

「うるせー!!」

 

「「「「「・・・・・・」」」」」

 

やかましくなる室内だったが有咲の一言によって一気に静まり返る。

そして視線が有咲に集まるとそれを見て美咲が彼女に近寄ってそっと肩に手を乗せる。

 

「流石だね。部長」

 

「有咲部長~!!」

 

「あーちゃんぶちょう~!!」

 

 

 

 

 

 

 

「だぁ~!!もう分かったから!!とりあえずお前らは探しに行ってこい!!」

 

こうして勝手に部長として任命されてしまった有咲の言葉によって彼女達は外に出る準備を始めていくが、有咲はその場を動かない。

 

 

 

「あれ?有咲は何で準備しないの?」

 

「それは・・・あれだよ。誰かしら残ってみんなの連絡係はいるだろ?」

 

「有咲ちゃん?それって自分が動きたくないだけじゃ・・・?」

 

「りみ違うからな?組織のトップってのは動くことも必要だけど、基本はどっしり構えておくもんなんだよ」

 

「有咲~」

 

「うるせー!!香澄はとっとと行ってこい!!」

 

有咲の叫びと共に彼女達は次々と屋敷から外に出て行くが、そんな中で弦太朗も外に出ようとしていた。

 

 

「いや、如月。お前はここで待ってろ」

 

「はぁ?何でだよ」

 

「お前が動きまくってたらすぐに戦いに行けねぇだろ!!探すのは香澄達に任せて少しでも休んどけ」

 

「でもよ・・・」

 

弦太朗は今にも探しに行きたかったが、有咲の言いたいことも分かった彼はしぶしぶといった様子でそれに同意しようとした。

 

しかし、それに待ったをかけた人物がいた。

 

 

 

「弦太朗。それだったら、友希那のところに行ってあげてくれないか?」

 

「薫さん?どうしてですか?」

 

「今日学校で友希那を見たんだけれどね。彼女が暗い表情をしていたんだ。きっと彼女もリサ達がいなくなって不安になっていると思ってね・・・。そういえば家で作曲すると呟いてたよ・・・」

 

「有咲・・・!!」

 

「あぁ~・・・!!分かった!!でも、すぐに動けるようにしとけよ!!」

 

「おう!!薫!!サンキューな!!」

 

「気にしないでくれ。ではこころ達が待ってるから私はそろそろ行くよ・・・」

 

こうして彼女達が学校に来ていなかった生徒達を探し始めると弦太朗も友希那がいるであろう彼女の家に向かってバイクで走り出していくのだった。

 

 




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ピコ見て思うが
ロリさよひなって最っ高やな・・・!!
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