バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。
次でAfterglow篇は終わらせるまで書いたら長くなってもうた
わしの能力じゃ切れなかったんじゃ・・・

これでAfterglow篇は終わり!!(次がないとは言ってない)




熱・唱・稲・妻-11 いつも通りな型破り

げんたろーさんは懐から取り出した何かを腰に当てるとそこからベルトが伸びて腰に巻かれた。

そして慣れた手つきでそれに着いてるスイッチを入れて構えてる・・・。

 

流石のモカちゃんも目の前で起きてることに理解が追いつかないし、蘭達も頭の上に”?”を浮かべている。だけど、つぐはこの後のげんたろーさんが何をするか知ってるっぽい・・・。

げんたろーさんと向かい合うひーちゃんは警戒して身構えている。

 

そんな状況下で、聞き覚えのないカウントダウンが私たちの耳に鳴り響く。

 

「ちょっと!!あんた!?」

 

3―――――――

 

「如月!!」

 

2―――――――

 

 

「あれ・・・?」

 

1―――――――

  

 

「変身!!」

 

その言葉とともにベルトのレバーを弄ったげんたろーさんは上に手を伸ばしだした。

それに合わせてげんたろーさんの方から煙が勢いよく噴き出し、その勢いが強くって蘭とトモちんが煙から目を背けたり、顔を守ってるけど、つぐとあたしは中心にいるげんたろーさんを見ていた。

煙で段々とげんたろーさんの姿は見えなくなっていく・・・。

でもすぐに煙の中から見たことのない腕が出てきてその腕が煙を払う・・・。

煙を振り払うとそこには変身したげんたろーさん?がいた。

そして、身体を縮こませてから両手を上に突き上げながらいきなり叫びだした・・・。

 

「宇宙キターーーーッ!!」

 

げんたろーさんの声がする。

ってことは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

「おぉ~。げんたろーさんも変身した~」

 

「「はぁ・・・?」」

 

そのままげんたろ―さんは右腕をひーちゃんへと向ける。

 

「仮面ライダーフォーゼ!!タイマンはらせてもらうぜ!!」

 

「私には罪なんてないよ!!」

 

その言葉とともに目の前で姿を変えたげんたろーさんとひーちゃんは殴り合いを始めた。

 

 

 

 

「仮面・・・?」

 

「らいだぁー?」

 

「おぉ~!!」

 

”仮面ライダー”って都市伝説の・・・。

 

蘭達はげんたろーさんが言った意味が分からず声を出してるけど、まさかげんたろーさんが都市伝説の”仮面ライダー”だったことに自分でも分かるくらいには興奮していた。

 

「ねぇ。モカ知ってるの?」

 

「"仮面ライダー”は都市伝説のヒーローだよ~。あたし達は今。都市伝説を見てるってことだね~」

 

つぐはげんたろーさんのあの姿を見たことがあるから特に驚いてないみたいだけど・・・。

そんなことを思ってるとトモちんがつぐに質問をしていた。

 

「なぁ。つぐ。ひまりの奴はどうなってるんだ?あそこに身体が転がってるけど。声はイヌの方から聞こえたんだけど・・・」

 

確かに・・・

ひーちゃんの身体は地面に転がってるけど、怪物からひーちゃんの声が聞こえる。

よくわかんないけど、あの状態のひーちゃんをやっつけたらどうなっちゃうんだろ?

 

「確かに・・・!!あれがひまりならあいつが倒したら・・・」

 

その言葉に嫌な考えが頭を浮かんでしまったであろう蘭とトモちんは顔をどんどん青くしてる・・・。

先ほどまで都市伝説と浮かれていたあたしも蘭達みたく青くなっているのだろう・・・。

 

 

 

 

でもつぐだけは違っていた。

 

「如月くんがいうにはひまりちゃんがさっき押したスイッチを切れば元に戻るって。おたえちゃんも有咲ちゃんもそれで元に戻るのを見たって言ってたから間違えないと思うよ・・・」

 

そっか・・・。なら少しは安心できるね。

蘭達の顔色も段々とさっきよりは良くなったけど、蘭は走った疲れがまだ顔に出てる。

 

「とりあえず、アタシがひまりの身体をこっちに持ってくるからみんなは離れててくれ」

 

そう言ってトモちんは戦いを避けてひーちゃんの身体を回収しに行った。

その間にあたし達は戦いから離れた場所へ移動して目の前の戦いに目を向ける。

 

「・・・如月くん。・・・ひまりちゃん」

 

「ひまり・・・」

 

つぐも蘭も心配そうに目の前の戦いを見つめてる。

姿は違うけど実際は知り合い同士が目の前で殴り合いしてるだよね・・・。

 

 

しかも、げんたろーさんの動きがどこかぎこちない・・・。

 

あたしは不安を感じる中、目の前で行われている戦いを見つめた―――

 

 

 

―――――――――

 

 

 

 

殴り合いから始まったハウンドとの戦いは次第にフォーゼがハウンドに押され始める。

 

「ほらっ!!早くやられてよ!!全部そっちが悪いんだから!!」

 

「くっ・・・!!」

 

「ほらほらっ!!どうしたの!!」

 

フォーゼを押し始めたハウンドの攻撃は次第にフォーゼの右足へと集中する。

攻撃に耐えきれなくなったフォーゼは体勢が崩れて転倒する。

ショッピングモールでの戦いからフォーゼと距離を取ることが危険と認識しているハウンドはフォーゼの左腕を自身のチェーンで拘束する。

 

「これでもう距離は取らせないよ・・・。だから早くやられてね!!」

 

そうしてハウンドはフォーゼが転倒するたびに拘束したチェーンを引くことで

フォーゼの身体を自身へと寄せては右足への攻撃を繰り返す。

 

「如月くん!!」

 

「ひまり・・・。あいつが怪我してる足を集中して攻撃してる・・・」

 

「如月!!」

 

 

 

 

ハウンドからの攻撃によって身体の正面から倒れこむフォーゼ。

勝機を確信したハウンドはフォーゼにとどめを刺すための先ほど以上に強くチェーンを引き、フォーゼを自身へと引き寄せる。

引き寄せられるタイミングに合わせフォーゼはスイッチを起動する。

 

 

――ロケットON―――――――――

 

 

「うぉおおおおおおおおおおお!!」

 

ロケットの推進力を加えてハウンドの引き寄せられる力を合わせて、ハウンドへと突撃する。

 

 

 

「うああああああ!!」

 

ハウンドは拘束を外して突撃の回避を試みるも間に合わずに大きく吹き飛ばされる。

フォーゼもロケットをOFF にするが、右足に力が入らずに膝から崩れ落ちる。

 

だが、拘束も外れて距離が開いたハウンドへ追撃するためにフォーゼは左足のスイッチを交換して起動する。

 

 

 

――――――ガトリングON――――

 

 

「食らえ!!」

 

フォーゼのガトリングから放たれた弾の多くがハウンドへと直撃し、ダメージを与えるがフォーゼのピンチには変わらない。

最初の肉弾戦とこのガトリングでハウンドにはそれなりのダメージは入っているため、ここから必殺技を決められれば勝つことは出来る。

しかし、必殺技を使うにはそのためには今使用しているガトリングを止める必要があるが、止めた途端にハウンドは自身を再び拘束して怪我をしている足を狙われた時点で戦いは一気に苦しいものになる。

他の形態の必殺技を使うとしてもフォーゼの足が耐えられない。

 

 

しかし、モカが放ったある言葉からフォーゼは勝機を見出した

 

 

 

 

 

―――――――――

 

ひまりの身体を回収したアタシは蘭達の元へ移動して如月たちの戦いを見ていた。

目の前の光景から蘭が不安をそのまま口にした。

 

「足をあんなにやられたら流石に・・・」

 

「・・・」

 

本当は大声で「大丈夫!!」と言いたかった。でもそんな訳がない。

 

どんなことをするにしたって足の力は大切だ。

軽い筋肉痛が起こるだけでも楽器の演奏や日常生活にだって影響する場合がある。

ただの筋肉痛ですらそれだけの影響があるのに、如月が今行っているのは文字通りの”命がけ”の戦いだ。

足も筋肉痛なんて生易しいものではなく、怪我も決して軽い物じゃない。

 

今も足から弾を撃って時間を稼いでいるが、それもひまりが対応してしまったらアウトだ・・・。

 

「足がうまく使えないならさ~。"(そら)”で戦えばいいんじゃない?」

 

「そっか!!"宇宙(そら)”か!!」

 

モカの言葉に反応した如月は変わった形の携帯を取り出して何かを操作する。

 

如月とモカでなんか字が違った気がするが・・・。

 

そんなことを考えていたら誰も乗っていないバイクが如月の元へと走り出す。

驚くアタシ達を他所に如月は弾を撃つのをやめて、バイクに乗ってひまりへと突っ込んでいく。

 

「そんなバイクに乗っても!!」

 

「おぉぉぉぉ!!」

 

ひまりは自身のチェーンを如月に飛ばすが、アイツはお構いなしに突っ込んでいくがひまりは如月のバイクを避けた―――

 

 

 

 

しかし、避けたひまりは急に来た黄色い車と衝突して吹き飛ばされる。

 

 

そして如月がバイクもろともその車の上に乗り上げると車がいきなりひまりに対してミサイルを乱射した。

そのミサイルの爆風はひまりの身体を上空へ大きく打ち上げる。

 

「ねぇ!!あれ!!」

 

つぐの突然の声にみんなの視線はつぐが指をさしていた如月へと向いた。

その車はいつの間にかロケットの発射台のような形へと形を変えていた。

 

 

ははっ・・・。

まさかそのままひまりに突っ込むのか・・・?

 

そんな考えをしていたら最初に聞こえたカウントダウンが響く。

 

 

 

 

3―――――――

 

 

2―――――――

 

 

1―――――――

 

 

―――Blast off!!

 

 

「いっけぇええええええええええええええええええ!!」

 

 

 

如月がハンドルをひねると同時にバイクと共に空へと打ちあがる。

そして打ち上げられたひまりへと突っ込んで、そのままひまりを巻き込んでどんどん高く飛び上がり

 

 

 

そして、アタシ達の視界から2人の姿は見えなくなった――――

 

 

 

 

――――――――――――

 

 

 

 

黄色い車―――パワーダイザーによって宇宙へと打ち上げられたフォーゼとハウンド―――

 

ハウンドは初めての宇宙空間で上手く行動が出来ない中、フォーゼはスイッチの交換を終えるとバイクから飛び降りる。

 

「ひまり!!これで終わらせる!!」

 

その言葉とともにスイッチを起動して、ベルトのレバーを倒す。

 

――ロケットON――――――――

――――――ドリルON――――

 

 

―ロケット・ドリル・リミットブレイク―

 

 

 

 

「ライダーロケットドリル宇宙キィィィィィック!!」

 

 

「あああああああああああああああああああああ!!」

 

宇宙空間で放たれたそのキックは容易にハウンドの身体を貫いて爆発を起こした。

爆発の中からスイッチがフォーゼへと飛んでくる。

それを右手で掴むと、左手用のスイッチを交換する。

 

「ひまり。お前の罪は心配してたダチを悲しませて泣かせたことだぜ・・・。俺もやったことあるけどな・・・」

 

その言葉とともにフォーゼは大気圏へと突入した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォーゼをハウンドが宇宙へと飛び立った後、状況が分かっていない4人は公園―――

 

「あいつどこまで行ったの・・・?」

 

「見たまんまだけど本当にロケットの打ち上げだったね・・・」

 

「いや~。まさかモカちゃんも宇宙まで行くとは思ってなかったよ」

 

「とりあえず終わったってことでいいのか・・・?」

 

「ねぇ!!あれ!!」

 

フォーゼたちが飛んで行った方向を見つめながら話す4人。

そして空からなにがこちらに向かってくるのを見つけたつぐみ。

最初は豆粒ほどしか見えなかったそれが次第に大きくなり、途中で左腕からパラシュートを展開しながらつぐみ達の方へと落ちてくる。

 

「あれって・・・!!」

 

「げんたろーさん!!」

 

「パラシュートまであるのかよ!!」

 

「おわああああああ!!」

 

しかし、足のケガがあるフォーゼは着地に失敗して自身の展開したパラシュートを巻き込みつつ地面を転がる。

 

パラシュートのスイッチをOFFにして4人の元へと向かう。

 

「ふふっ・・・」

 

「如月・・・。最後はカッコよく決めてくれよ・・・」

 

「いや~。流石にやばいと思ったよ~」

 

「ちょっと、どうなったの!?ひまりは!?」

 

フォーゼに詰め寄る4人にフォーゼは目の前でゾディアーツスイッチを切り、スイッチが消える瞬間を見せる。

 

「これで大丈夫だ・・・」

 

そう言いながら変身を解除した弦太朗はその場に座り込む。

 

「流石にもう足が限界だ・・・」

 

「如月くん。お疲れ様・・・」

 

「げんたろーさんおつー」

 

「さんきゅーつぐ、モカも・・・」

 

 

 

 

そんなやり取りの中、ひまりが意識を取り戻す。

 

「あれ・・・?みんな・・・?」

 

「ひまり!!気が付いたんだ!!」

 

「ひーちゃん!!(ひまり!!)(ひまりちゃん!!)」

 

4人はひまりの元へと駆け寄る。

 

「ひまり大丈夫か!?」

 

「うん・・・」

 

「さっきまでの事覚えてる?」

 

「覚えてるけど、なんか夢みたい・・・。自分が自分じゃないような・・・。みんな迷惑かけてごめんね・・・」

 

「うん!!」

 

「今からまたいつも通り5人でいようね・・・」

 

「蘭・・・。うん!!」

 

 

 

 

 

5人の光景を見た弦太朗は公園から見える夕日を眺めながら、

「今日の夕日は一段と目に染みるぜ・・・」

そう呟いて意識を落とした。

 

 

 

 

 

 

「でも、ひーちゃん。お礼はげんたろーさんに言わないとねー。さっきまで怪我した足にすっごい攻撃し続けてたんだから~」

 

「おい!!モカ!!」

 

「巴!!私のせいだからいいの!!ってえぇ!!」

 

「ひまりちゃん?どうしたの?」

 

「足!!すっごい血が出てる!!」

 

「えぇ!!ちょっと如月くん!?」

 

「おぃ!!」

 

「110番しなきゃ!!」

 

「・・・どうすんのこれ・・・」

 

「もしも~し、救急車おねがいしまーす」

 

 

 

バタバタ慌てる4人を他所にモカは救急車を呼び、弦太朗は運ばれていった。

それを見送るながら5人一緒に帰路へ着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日、羽沢珈琲店にて――――

 

「ねぇ・・・」

 

「ん?どうしたんだ蘭?」

 

「いや、巴じゃなくて、あんたが何でここにいるの?」

 

 

 

蘭が話しかけた相手―――それは先日救急車で運ばれたはずの弦太朗だった。

 

「なんであんな怪我してたのにそんなにピンピンしてるの・・・?」

 

「不思議だね~」

 

「はーい。コーヒーとケーキセットどうぞー」

 

「さんきゅー。つぐ」

 

「弦太朗くん!!話はつぐから聞いたよ~。沢山迷惑かけちゃったからこれからは弦太朗くんの事をみんなで手伝うね!!じゃあ早速!!あ~ん!!」

 

「ちょっとひまり!?」

 

「・・・ひまりちゃん?何してるのかな・・・?」

 

「だって、助けてもらったからこれくらいはしないと!!」

 

「ひまりちゃん・・・!!」

 

「なぁ、2人ともどうしたんだ?」

 

「弦太朗くん(如月くん)は黙ってて!!」

 

「・・・おぅ・・・」

 

 

目の前の光景が理解できない弦太朗に対して目の前に火花を散らすひまりとつぐみ。

残った3人はその光景を餌に話しを進める。

 

 

 

「なぁ、つぐはなんとなく分かるけど、どうしてひーちゃんまで・・・?」

 

「スイッチ使うと精神とか考えがおかしくなる。って言ってたけどそのせい・・・?」

 

「その時の記憶もあるって言ってたし、助けてもらったからそのせいじゃないか?それかあれだろ戦って芽生える友情的なあれ」

 

「あれは恋愛感情だと思うし、トモちんのいうそれは漫画だけだよー。でも、漫画以上に面白い光景はこれから見れるよ~」

 

「は?モカどういう・・・」

 

「入口に注目~」

 

モカの言葉とともに入口のドアが開かれるとそこにはパン屋のエプロンを付けたままの沙綾の姿あった。

 

「ねぇ・・・つぐにひまり・・・?それってどういう状況かな・・・?」

 

「「沙綾(ちゃん)!?」」

 

「ねぇ、2人とも外で詳しくお話ししよっか・・・」

 

「「「ふふふっ・・・・・・」」」

 

 

 

 

「なぁ、まさか・・・」

 

「そのまさかだよー。トモちん」

 

「・・・頭痛くなってきた」

 

3人は話を戻すがその時に別の乱入者が―――

 

「おぅ、如月もAfterglowも全員いるな・・・」

 

「あっ・・・」

 

「忘れてた・・・」

 

「ひーちゃんの後にげんたろーさんの運ばれたのもあったからすっかり忘れてたね~」

 

「お前達なぁ・・・!!」

 

この後、有咲を放置していた6人が後日怒られる事。

そして弦太朗が先輩であることを知るのはまた別の話である――――




誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

誤字報告は非常にありがたいです!!

オリ設定としてはマグフォンからのダイザ―操作っすねぇ
あれ資料だとカバンからしか遠隔操作できないっぽいんすっよねぇ・・・
宇宙行くためにはカバンをバンドリキャラに使わせるよりもそうした方が話つくりやすい・・・
非力な私を許してくれ・・・

次章はクマかな・・・

質問あった弦太朗の呼ばれ方(呼び)アフターグロウ篇
弦太朗は基本的下の名前orあだな()呼び
蘭:あんた・あいつ -名前で呼ぶのは恥ずかしい
モカ:げんたろーさん
巴:如月
ひまり:弦太朗くん
つぐみ:如月くん(つぐ)次章以降から

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