バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。

イヴちゃんが完全に人間卒業してしまいました。
だが私は謝らない。



未・来・彩・色-6 ギリギリCHAMBARA!!

 

車から上がっている炎の向こうの影が人外に変わる。

 

明らかな異常事態だったが、彼女達は弦太朗が目の前にいるへの安心からか1名を除いてそれなりに落ち着いた様子を見せていた。

 

「嘘・・・!?」

 

「彩ちゃん落ち着きなよ?ゲンちゃんだっているんだよ?」

 

「でも~!?」

 

 

 

 

 

「チサトさん、最近起こってるアイドルの事故は・・・」

 

「間違いなくあれの仕業ね・・・流石にこんな堂々と襲ってくるのは考えてなかったけど・・・」

 

「見てください!!片手が変ですよ・・・?」

 

「・・・武器を持ってるようには見えないですね?」

 

 

 

 

「片手が変・・・?まさか!?」

 

麻弥とイヴ言葉を聞いた弦太朗の警戒心が一気に高まり、ドライバーを装着するとスイッチを入れいたが、彼の内心は全く穏やかではなかった。

 

 

 

 

 

彼が今まで戦ってきたゾディアーツの殆どが人に似た形で星座の模様と手持ちの武器以外は基本的には左右対称なものが殆どだったが、そんな中にも例外がいる。

 

最近で言えばペルセウス―――

あの左腕は人を石化させる為に人に近い形ではあるがそれは右腕と大きく形が違っていた。

それ以外には―――

 

 

彼はそこまで考えるとすぐにドライバーのスイッチを叩き始めるが、途端に燃え上っていた車が縦に切り裂かれるゾディアーツが炎の中を突っ切ってその姿を現した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの腕・・・ハサミ・・・?」

 

炎の中から現れたのは左腕そのものがハサミになっているかに座のゾディアーツ―――キャンサーゾディアーツの姿だった。

 

「やっぱり・・・かに座か!!」

 

その言葉と同時に弦太朗はドライバーのスイッチを入れ終えてカウントが響き始めるのと同時にキャンサーが自身が切り裂いた車へ向かって歩き始める。

 

 

 

3―――――――

 

そのカウントと同時に弦太朗達の前へとダスタードが現われる光景に身構えるも、彼らの前で不思議な行動を取り始める。

 

2―――――――

 

ダスタード達は弦太朗の妨害をするような素振りも見せずに切られた車の横に道を作る様に並び始めた。

光景に弦太朗を含めた全員が疑問を覚えるが、弦太朗はすぐに目の前のキャンサーへと意識を向け直す。

 

 

1―――――――

 

「変身!!」

 

カウントを終えたドライバーの音声を聞いた弦太朗が叫びフォーゼへと変身するが、

キャンサーは自身が切り裂いた車の間を通ってダスタード達が作った道をモデルのような足取りで悠然と歩くが、フォーゼへと変身が完了した姿を見てその歩みを止めた。

 

 

 

 

「宇宙・・・」

 

「「きたぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」

 

 

 

「日菜さん!!急に耳元で叫ばないでください!!」

 

「麻弥ちゃん!!ごめんごめん!!」

 

フォーゼと共に日菜がいつものように拳を空へと突き上げるが、耳元で叫ばれた麻弥からは注意が飛ぶも日菜はそれに平謝りをしてフォーゼへと視線を向けていた。

 

「仮面ライダーフォーゼ!!タイマンはらせてもらうぜ!!」

 

その言葉と共にキャンサーとダスタードがフォーゼの後ろにいた日菜達の一歩前にいたイヴ目掛けて一斉に動き出す。

フォーゼはイヴが商店街で巴達と大暴れした件を思い出して、ダスタードだけならなんとかできると考えてキャンサーへと前蹴りを食らわせながらコズミックスイッチを取り出す、

 

 

 

 

 

このまま追撃をしようとフォーゼだったが、ここで1つ誤算があった。

 

「うわぁ!?どうしよう!?こっちきたよ!!」

 

「こっちにはイヴちゃんがいるよ!!イヴちゃん、やっちゃえ~!!」

 

彼女達もイヴなら大丈夫と思っていたが―――

 

 

 

 

 

 

「ダメです!!今は竹刀も木刀もありません!!」

 

 

 

「マジかよ!?」

 

「そんなイヴちゃん!?何でないのよ!?」

 

「そりゃ、楽器の練習直後なんですからもってないですよね!?」

 

楽器の練習をした直後だったため、彼女は武器の類の物を持っていなかったのだ。

 

それを聞いたフォーゼと千聖からは声が挙がるが、麻弥はその言葉に慌てながらもツッコミを入れてしまう。

 

流石の彼女も武器がなければどうしようもない。

なんとかして武器を奪うことも考えたが、奪った武器を出したダスタードが消えると武器自体も消えてしまう事を商店街の時に学んでいた彼女は武器を奪うことはせずに迫ってくる刀を紙一重で躱し続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えぇっとこれは学校の教科書で・・・これがさっきの練習着で・・・。ダメだ~代わりになりそうなのないよ~!!」

 

「彩ちゃん?カバンひっくり返して何をバカなことをやってるのかしら?」

 

「何かないかなって・・・。ねぇ!!あのバス停の看板はどう!?」

 

「彩さん!?あんなもの持てるわけないですよ!!」

 

彩が某未来の猫型ロボットの如く自分の荷物を当たりに撒き散らしながらイヴの武器の代わりをなる何かを探し始めるが、それを千聖に白い目で見られたことで軽くパニックになって想像の斜め上を行くような提案をすると途端に麻弥がツッコミをいれる。

 

そんなバカをやってる横で日菜があることを思いつく。

 

 

 

「ゲンちゃん!!電気のアレ!!イヴちゃんに!!」

 

「そっか!!前の時みたいに!!」

 

フォーゼは日菜の言葉に一瞬だけ悩んでしまった。

 

以前のようにエレキステイツでロッドをイヴに渡すだけなら戦闘経験が豊富なフォーゼにとってはそこまで問題ではないが、今回は相手が悪すぎた。

 

以前それをやった時の相手は十二使徒ではないキグナスで厄介ではあったもののロッドを使用しなくても問題がない相手ではあったが、今回は十二使徒のキャンサーであることを考えるとエレキ戦いを続けるよりもコズミックで一気に力押しをした方がこの場での勝算は高い。

 

ここまで考えた弦太朗はドライバーのスイッチを入れ替えた。

 

 

 

 

――エレキON――――――――

 

フォーゼはこの場の勝算を捨てた。

コズミックステイツを諦めてエレキステイツへと変身するとすぐにロッドとイヴ目掛けて投げつけるとロッドはイヴ目掛けて真っすぐと飛んでくるが、イヴはそれを身体を捻って躱しながらロッドの柄を掴むものの勢いに負けて後ろへと体勢を崩してしまった。

 

「イヴさん!?」

 

「「「あぁ~!?」」」

 

体勢を崩したイヴ目掛けてダスタードが突っ込んでくる。

最悪の想像が思い浮かんで麻弥たちが声を挙げてしまったが、イヴの身体スペックは彼女達の想像を遥かに超えてきた。

 

「・・・っ!!」

 

イヴは投げられたロッドの勢いに負けて後ろに身体をもっていかれたが、その勢いに逆らわずことをせずにそのまま勢いに身を任せて倒れながらダスタードの攻撃をやり過ごすとすぐに体勢を立て直してダスタードの横腹にロッドを叩きつけるとダスタードはそのまま塵になって消えた。

 

相手を倒したことへの感傷に浸る間もなくイヴは残っていたダスタードに視線を向けると、立ち塞がる様に構えるがそれを見たからかダスタードは一斉に距離を取ると爆弾を一斉に投げ始める。

 

「「イヴちゃん!?」」

 

「・・・」

 

しかし、爆弾が迫っているにも拘らず彼女は慌てる様子も見せずに、数歩前に歩きながらロッドを振り回すと彼女の足元や少し離れた位置で小さな爆発が起こる。

彩たちは理解できていなかったが、日菜だけはイヴが何をやったのかを理解して声を挙げた。

 

 

「イヴちゃん!!すご~い!!」

 

「えぇ!?」

 

「日菜ちゃん?あの子が何をしたか分かったの?」

 

「えっとね。自分に当たりそうな奴だけアレで撃ち返してたんだよ!!前に出たのは私達に飛んでこないようにするためじゃないかな?」

 

「「「は?」」」

 

 

 

 

 

 

「みんな見えてなかったの?」

 

「普通見えないわよ・・・」

 

「でも、日菜ちゃんにも出来そうだよね?」

 

「あはは~・・・流石に無理!!」

 

当たり前のように言葉を返した日菜に一同は間抜けな表情を浮かべてイヴへと視線を送る。

そこにはイヴがゆっくりと歩きながらも次第の腕の速度が上がっていき、ダスタードを射程圏内に捉えるとダスタードは爆弾から刀へ持ち替えようとするが余りにも遅すぎた。

 

 

 

 

 

 

「ブシドー!!」

 

イヴが気合いの籠った声と共にロッドを振り抜くと同時にダスタードが地面に倒れると同時に塵になって消える。

そして、全てが片付いたをの確認したイヴは塵が舞い上がる中でロッドを振って塵を払うと彩たちの元へと戻っていく。

 

「イヴちゃん!!凄い!!」

 

「ヒナさん!!ありがとうございます!!」

 

 

 

 

 

 

「あぁ!!如月さん!?」

 

こちらはなんとかなっていたが麻弥がフォーゼの方へと視線を向けると同時に叫びを挙げる。

それを聞いた彩たちも麻弥と同じ方向へと視線を向けるのだった。

 

 

 

 





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オマケ
人間やめた人たちの倒し方
・イヴ
3人の中では比較的容易に倒すことが可能です。

彼女の場合は刀剣類や棒状の武器を持つ前に倒してしまうか、武器を持たれた際は武器破壊を狙って立ち回りましょう。
また、彼女には人質が有効ですが少しでも人質に傷つけると覚醒して移動速度と攻撃速度にバフが掛かり3人の中で最速になり手が付けられません。
いずれの状態でも彼女には圧倒的な回避力+必中攻撃を高確率で回避するスキルがあるため、攻撃が切り払われる心配のない広範囲技を用意する必要があります。


・美咲
平常時の耐久は一般人と同等なのでミッシェルに入るかダイザーに乗り込む前に倒す必要がありますが、ミッシェルの場合は商店街用の無改造品でも手が付けられないので絶対に阻止しましょう。
また、彼女の前でバンドメンバー(特にこころ)への攻撃は厳禁です。
攻撃した場合は発狂モードに突入して生身でも通常のゾディアーツ程度なら余裕で倒すほど強化されます。

または、美咲に会う前にこころ達を洗脳して美咲へと攻撃させる方法も有効ですが、戦いが長期化すると美咲に精神バフが発生して対処不能になります。


・巴
彼女を倒す前の事前準備として必ず妹かバンドメンバーの誰かを人質にしてください。
そして自身は人質を殺さない程度に痛めつけるのを見せつけて精神攻撃をして、巴への直接攻撃は仲間に任せましょう。
しかし、彼女の耐久値は高耐久のリサ姉の3倍以上あるため長期戦は必至ですので仲間を入れ替えながら絶え間なく攻撃を繰り出してください。
万全の準備を整えたとしても彼女の耐久を削り切って倒すのには3日程度かかります。

準備のいずれかを怠った際は
――――――諦めてください。
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