バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。
うーんこの・・・

前回後書きにさらっと人外判定貰ったリサ姉ですが、たぶんそのタフネスが活かされることはない。



未・来・彩・色-7 白鷺千聖はそこから何に気が付いたのか

 

エレキステイツになるも自身の武器をイヴへと投げつける光景が理解できないキャンサーは首を傾げるが、そんなキャンサーを他所にフォーゼは次の行動へと移っていた。

 

 

――――――ウォーターON――――

 

「食らえ!!」

 

「・・・!!」

 

「マジか・・・。これ当たんのかよ・・・」

 

フォーゼは流れでウォーターのスイッチを起動して左脚を持ち上げるとキャンサーへと放水するが、こんな目に見えた攻撃が直撃したことにフォーゼは驚きながらもそのまま放水を続けるとキャンサーはそのまま勢いに負けて歩いてきた車の間をそのまま後退していくと未だに燃えている車の影に隠れていく。

 

「逃がさねぇ・・・っとその前に消火だ!!」

 

フォーゼはそのまま水流で燃え上っている車を消火するも、その隙にキャンサーを見失ってしまい周囲を見回すとすぐにその姿を捉えたが―――

 

「隠れてる見てぇだけど・・・背中の足が丸見えだぞ・・・?」

 

人間にはついていない背中についているカニの足のような部分が隠れていた別の車の影からはみ出ているのを見つけて力が抜けてしまうがキャンサーは気が付いていないようなのでそのままウォーターを切ってからドライバーのスイッチを交換する。

 

 

――――ステルスON――――――

――――――――ハンマーON――

 

「サテト~ドコイッタンダ~・・・?」

 

ハンマーを構えながらフォーゼは下手糞な演技をしながらキャンサーを探す振りをする。

その言葉が聞こえたのかキャンサーは未だにその場を動こうとしないのを確認したフォーゼは右足を振り上げてステルススイッチによってその姿を完全に消すとキャンサーの背後に回り込んでそのままハンマーで振りかぶって叩きつける。

 

「おらっ!!」

 

「っ!?」

 

突如として聞こえてきた声と背後に現れたフォーゼに驚くキャンサーは咄嗟に左腕のハサミを振り上げるがフォーゼは再びステルスで姿を消すのを見たキャンサーは闇雲に左腕を振り回し始める。

 

近くにあった車や病院の外壁が切り刻まれているが、フォーゼは冷静に距離を取りながら回避をするとステルスの時間切れによってキャンサーから離れた位置にその姿を現す。

 

「すげぇな・・・でも!!これなら!!」

 

 

フォーゼはイヴへと視線を送るとここでイヴが最後のダスタードを倒した光景が映るとフォーゼはコズミックスイッチを取り出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ!!如月さん!?」

 

しかし、目の前のキャンサーの戦闘力が低かったこともあって完全に油断してしまったフォーゼは視線を麻弥へと移してしまったのが完全に仇になってしまった。

 

「ん・・・?うわぁ!?」

 

完全に油断したフォーゼはキャンサーが近づいていたことに全く気が付いておらず、手に持ったコズミックスイッチをキャンサーによって弾き飛ばされてしまう。

 

「こいつ、ここまで動けたのか・・・!!」

 

普段だったらここまで油断することなどありえないが、先ほどまでは戦い慣れていない様子を見せていた事や、先ほどまで慣れない環境にいたことによって見えない疲れが出てきていたのかあり得ないミスをしてしまった。

 

「ちょっと弦太朗!?大丈夫なのよね!?」

 

「心配すんな!!ちょっと気が抜けちまっただけだ!!」

 

千聖から心配の声が挙がるがフォーゼはそれに答えながら気合いを入れ直してキャンサーへと視線を向けるが、そこには壁になる様にダスタード達を出していたキャンサーの姿があった。

 

「ゲンタローさん!!これお返しします!!」

 

「サンキュー!!ってあぶねっ!!」

 

イヴがロッドをフォーゼの足元へ向けて滑らせる。

足元へと滑ってきたロッドをフォーゼは器用に足で持ち手を蹴り上げて構えるが、ソケットがロッドに差し込まれた状態だったことに驚きを覚えつつエレキスイッチをロッドへと装填した。

 

 

 

 

 

―リミットブレイク―

 

「ライダー100億ボルトバースト!!」

 

フォーゼは地面にロッドを突き立てるとダスタード達の足元まで伸びていた水たまりを伝わせて電流を流し込むと盛大にダスタード達は爆発するのを見てすぐさま爆風の向こう側へと走り出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそっ!!どこにもいねぇ!!」

 

「バガちゃん!!探して!!」

 

爆風の向こうにはキャンサーの姿は影も形もない。

千聖が持っていたバガミールとフォーゼの目視で周囲を探すが見つけることが出来ず、仕方なくフォーゼは変身を解除して不思議そうな顔をしながら麻弥たちの元へと戻っていった。

 

 

「う~ん・・・」

 

「ゲンちゃん?どうしたの?」

 

「いや、アイツ・・・なんだったんだって思ってな・・・?」

 

「なんだったって如月くん。犯人じゃないの・・・?」

 

「いや、そうじゃなくて・・・」

 

「もう、何が言いたいのかしら・・・?」

 

弦太朗の歯切れの悪い言葉に千聖が不満そうな声を挙げると、彼なりに考えてから不審な点を話し始める。

 

「なんつーかよ。戦いには慣れて無さそうなのに動きがよかったっていうか・・・」

 

「あ~・・・それって麻弥ちゃんみたいってこと?」

 

「えっ!?ジブンっすか!?」

 

弦太朗の下手な説明に日菜がピンときたようで例えで麻弥の名前を挙げるが挙げられた本人は驚きの声を挙げてしまうが日菜自身は何事も無いように話を続けていく。

 

 

 

「麻弥ちゃんドラムで身体動かすのは出来るけど、普通の運動は苦手でしょ?」

 

「それはそうですけど・・・どういうことですか・・・?」

 

「なるほどね・・・アイツは麻弥ちゃんとは逆で普通に動くのは出来ても、戦いは専門外だからできなかったってことかしら・・・?」

 

 

「そうそう!!・・・だよね?ゲンちゃん!!」

 

「まぁ・・・そんな感じか?」

 

弦太朗の言いたいことがなんとなく分かった彼女達だったが、ここで彩が来た当初の目的を思い出した。

 

「ならとりあえず、病院の中にいこ?そのために来たんだから!!」

 

「ですね・・・まだ気になるところはありますが・・・」

 

「でも、こんな騒ぎの後で大丈夫でしょうか・・・?」

 

「とりあえず、行きましょう!!」

 

「そうだね~」

 

 

 

 

 

「みんなは先に行ってくれるかしら?私はちょっと弦太朗と話があるから」

 

「そういう事らしいから・・・悪いな」

 

疑問が残るもののそれを口にする前に当初の目的を果たすために一同は病院へと入っていくが、千聖はここで弦太朗をその場に残すと他のメンバーは先に病院の中へと入っていく。

 

「それで何で残したんだ?」

 

「大したことじゃないんだけれど、あなた明日からそのスーツ着るのはやめておきなさい」

 

「お前、急に何言ってんだ?」

 

「あなたのそのスーツ・・・亡くなったお父さんの形見なのよね?」

 

千聖に親の事は1度も話したことはないのにも関わらず、親の事が彼女の口から出てきたことに弦太朗は目を丸くしてしまった。

そんな彼は驚きながらも彼女からの質問に答える。

 

 

「そうだけど、なんでお前がそこまで知ってんだよ?」

 

「りみちゃんと蘭ちゃんから話は聞いてたのよ?大丈夫、この事を知ってるのは私だけで彩ちゃん達は知らないから」

 

「あいつら・・・」

 

弦太朗は自身の知らないところで自分の事が話されていたことに頭を抑えるが、千聖は彼の秘密を知ったことが嬉しいのか小さく笑みを浮かべていた。

 

 

「だから、明日の練習前にスーツ買いに行くわよ?」

 

「おいそんな金急に・・・」

 

「私に任せなさい。それに私達の都合でこんなことさせてるのだからスーツの代は私で用意するわよ」

 

「でもよ・・・」

 

「あなたバイト代のお金を受け取らないんだから、バイト代の代わりに受け取っておきなさい!!」

 

「でもな・・・」

 

「あぁ!!もう明日買いに行くの!!いいわね?・・・それじゃ、私達も行きましょう」

 

「おいっ!!・・・ちょっと待てよ・・・!!」

 

彼の言葉を聞く様子もなく千聖はさっさと日菜達の後を追って病院へと入っていくと、弦太朗もその背中を追いかけるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――

 

 

私はみんなと別れて家に帰ってからシャワーを済ませてから、自分のベッドに横になりながら明日の事を考えていた。

 

とりあえず、私の好みと弦太朗の好みで2着は買うとして、他にも靴とかも一緒に買いそろえて・・・

 

あら?弦太朗のスーツを買いに行くけど・・・これってもしかして・・・

 

「これって傍から見たらデートよね?・・・って何を彩ちゃんみたいなことを言ってるのかしら・・・」

 

疲れからか頭が全く回らずに彩ちゃん見ないなことを言ってるわね・・・

でも、まだやらないといけないことがあるから寝るわけにはいかない。

 

「バガちゃん、こっちにいらっしゃい」

 

私は一緒に帰ってきたバガちゃんを呼び、あの時は分からなかったけど何か見落としてる物を探すために襲われた直後の映像を確認し始めると人影が写っていることに気が付いた。

 

 

 

「バガちゃん。ここ拡大してくれるかしら?」

 

バガちゃんにお願いするとちゃんと私が気になった箇所をしっかりと拡大してくれたけれど、でもまだ画像が粗いけど・・・・

 

「この人・・・」

 

私はこの人影の正体に見当がついてしまった。

もしかしたら似ているだけかもしれないけれど・・・。

 

「みんなに教えるわけにはいかないわね・・・。バガちゃん、この悪いけれどこの映像消しておいてくれるかしら?勿論、弦太朗にも送っちゃだめよ?」

 

バガちゃんにそう伝えてちゃんとその時の映像を消してくれたのを確認した私は気持ちを落ち着かせつつそのままベッドで眠りについた。

 





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