次回でパスパレ篇終了です。
終了後は予告してたバンド篇を投稿・・・
の前に温泉篇です。
アンケートの結果ですが、
モニカ・・・そして流星くん。
君たちはお留守番よ!!
ーサブタイ入れ忘れた間抜けな私ががいるそうです。
直しましたが
『ちょっと如月くん!?そっちにいるの!?』
「あぁ。だからそっちは頼む」
キャンサーのスイッチャーであるあゆみが現われた。
その事を聞いたつぐみがインカム越しに声を挙げるが、弦太朗は耳につけていたインカムを投げ捨てながら何気ない様子で声をかける。
「よぉ・・・」
「・・・なんで!?」
弦太朗に声をかけられた彼女はその姿に予想外の出来事に驚きを隠せずにいたが、それ以上の驚きが目の前に広がっていた。
「社会人なのに学生服なの・・・?」
「そりゃ・・・学生だからな・・・」
あゆみは彩達と一緒にいて変身までした弦太朗のことを”見た目が若いマネージャー”として鮮明に覚えていた。
問題は彼の服装にあった。
あゆみからしたら見た目が若いとはいえ社会人が学生服―――しかも、改造した学ランなんて絶滅危惧種を身に纏っており、その答えにも驚きを隠せなかったが、芸能界に長くいた彼女はすぐに我に返って別の疑問を叫ぶ。
「でも・・・なんでここに・・・!!別の入り口で騒ぎを起こしたのに・・・!!なのに何でここにいるの!?」
「そりゃ、あんたがあっちにいねぇんだ。それならあれは罠だろ?・・・まぁ、これはダチの考えだけどな・・・」
何気なく答える弦太朗だったが、彼女は古典的な作戦だったがそれに自信があったのに台無しにされたことに不快感を露にして、彼を無視してライブ会場へと向かおうとするが、弦太朗がその道の前に立ち塞がる。
「わりぃけど・・・こっから先は関係者以外立ち入り禁止だぜ?」
「どいてくれる・・・?」
「何考えてるかは分かんねぇけど・・・彩たちのところへは行かせねぇ・・・」
「そう・・・だったら・・・」
「力ずくってことか・・・?そっちがその気なら!!」
あゆみがスイッチを取り出すのを見た弦太朗はドライバーを装着して操作をしているが、ドライバーのカウントダウンの途中で先に変身したキャンサーがその左腕を弦太朗に向けて振り下ろしていた。
「えっ!?」
「・・・ってぇなぁ!!変身!!」
キャンサーは弦太朗の身体をハサミで斬るつもりは無かった。
叩きつけて吹き飛ばせばいいと思って振り下ろしたが、弦太朗はハサミが振り下ろされる前にその腕を右腕で止めたことに驚いて身体が止まる。
わずかな時間だったが弦太朗にはそれで十分だった。
既にカウントダウンを終えていたドライバーを弦太朗は左腕でレバーを引くと、弦太朗はフォーゼへと変身が完了する。
「宇宙・・・・・・きたぁ~~~~~~!!」
「キャァ!!」
「仮面ライダーフォーゼ・・・タイマンはらせてもらうぜ!!」
フォーゼは止めていたキャンサーの腕を振り払い、かけ声と共に渾身の右ストレートをその顔面へと叩きこむと悲鳴を挙げて後ろへと吹き飛んでいくが、それと同時にフォーゼはキャンサーへと飛びながらもスイッチを交換していく。
――コズミックON――――――――
「おらぁ!!」
「キャァ!!」
「まだまだ!!」
空中でコズミックステイツへと変身すると、スラッシュモードに変形したバリズンソードを落下の勢いを乗せてそのまま振り下ろすとキャンサーは避けることも出来ずに斬撃が直撃すると、そのまま勢いに任せてバリズンソードで堅いキャンサーの外皮の上から滅多切りにする。
ソードで切られたキャンサーが悲鳴を挙げる。
キャンサーの堅い甲羅に弾かれてしまい、その表面に切り傷をつける程度のしか出来ていなかった。
着られているはずなのにもかかわらず痛みを感じないキャンサーは自身の身体を確かめると思わず呟いてしまう。
「痛くない・・・」
「斬ってダメなら・・・!!ぶん殴るまでだ!!」
「キャ!!」
「・・・ってぇ!!」
斬撃のダメージが通りにくいのが分かるとフォーゼはスラッシュモードからブーストモードに切り替えて殴りつける。
その衝撃はキャンサーの甲羅を伝わってその内部にダメージを伝えるが、そんな堅いものを殴りつけたフォーゼにもその反動は返ってくるがそれでも構わずフォーゼは殴りつける。
殴られたキャンサーは再び後ずさると思わず彼女は声を挙げてしまう。
「私の邪魔しないで・・・!!」
「邪魔・・・?お前の方が彩たちの邪魔してんじゃねぇか!!お前は何が目的なんだよ!!」」
「また・・・また・・・!!アイドルとしてステージに立つためよ・・・!!」
「また・・・?」
キャンサーの言葉にフォーゼは思わず聞き返してしまうとそれに答えるように彼女は語り始める。
「確かに私はアイドルグループとしての活動は終わりにした・・・。でも、芸能界を引退したつもりなんてなかった・・・!!でも、世間は・・・そう思ってなかった・・・!!」
「世間って・・・?」
「グループは解散しても事務所には所属してた・・・。でも、世間が求めてたのは"Marmalade "としての私で私自身じゃなかった・・・!!」
「でも!!それならなんで彩達を襲ったんだよ・・・!!」
「ライバルになる相手は少ない方がいいわ・・・」
「千聖の奴が言ってたけど、それで仕事がもらえるようなもんじゃねぇだろ?」
「分かってる・・・。でも、これしか手段がないのよ!!」
フォーゼの言葉を聞いて半狂乱でなってしまったキャンサーはそのままがむしゃらに腕を振り回し始める。
距離もまともに詰めずに大振りの攻撃を繰り出すキャンサーの攻撃は周囲の物を壊すだけでフォーゼに全く当たることはない。
「こうなったらこれだ!!」
――――ジャイアントフットON――――――
――――フリーズON――――――
「そらっ!!」
右足のスイッチを交換すると同時に胸のパネルとタップしてから右足を振り下ろすと、キャンサーの上空に氷の足が出来るとそれが彼女の頭上へと落ちていくとキャンサーの身体の一部が凍り動きが鈍る。
それを見たフォーゼはソードを再びスラッシュモードへと変形させるとドライバーからコズミックスイッチを抜いてソードに装填する。
―――リミットブレイク―――
「ライダー・・・・超銀河フィニッシューー-!!」
けたたましい警告音と共にソードからの音声が響く。
フォーゼはキャンサーへと駆け出すと甲羅に覆われていない腹部をすれ違いざまに斬りつける。
「まだ・・・!!こんな所で・・・!!」
「やったか・・・」
そんな断末魔と共にキャンサーの身体を中心に爆発が起こるがその炎が消えることはなく、いつの間にか暗くなっていた周囲をその炎に照らされていたフォーゼは呟いた。
「如月先輩、お疲れ様です・・・」
「・・・そっちも終わったか?」
「美咲に巴!?それにみんな来たのか!?」
巴と美咲を先頭にわざわざ着いてきたAfterglowとハロハピのメンバーがその後ろに続いてきていた。
「如月くん!!急に返事しなくなって心配したよ!!」
「そうだよ!!つぐも私も心配してたんだからね!!」
「ん~これはモカちゃんも同意ですな~」
「これは弦太朗が悪い・・・」
「凄い爆発だったわね!!」
「そうだね!!」
「でも、ミッシェルは別の用事があるから帰ってしまったのが残念だね・・・」
「ふえぇ~」
それぞれのバンドが思い思いの事を口にすると、今日の主役たちがライブをしているドームの方からは漏れてきているライブの歓声が彼らの耳にも響いてきていた。
聞こえてくる歓声を聞いたフォーゼは変身を解こうとしてドライバーに手を伸ばす。
「弦太朗くん!!あれ!!」
「ひーちゃん?どうしたの~?」
しかし、その動作はひまりが挙げた声によって止められ、理由が分からないモカがひまりに聞くと彼女は炎の中を指差す。
「カニ野郎・・・!!」
「まだ終わってないの・・・?」
「あの爆発でまだ動くのかい・・・?」
「ごめん。ちょっと行ってくる!!」
「ちょっと!!みーくん!!どこ行くの~!!」
炎の中にはキャンサーがフラフラになりながらも立ち上がっていた。
その光景に驚きを隠せない一同だったがそれ以上の驚きが彼らを待っていた。
「おや・・・。胸の星が光っているね・・・?」
「薫くん?胸のだけじゃないみたい!!」
「お前ら下がってろ・・・!!」
「あぁぁぁあああああああああああああああああ!!」
カニ座の星が光る―――
その後に起こる最悪に事態が頭を過り、フォーゼが声をかけるとキャンサーが獣のような叫びを挙げると同時にそれは起きた。
「嘘でしょ・・・」
「カニがおっきくなっちゃった・・・!!」
「マジかよ・・・!!」
そこには先ほどまでフラフラになっていたキャンサー・ゾディアーツがキャンサー・ノヴァへと変貌を遂げてフォーゼ達の前に立ち塞がっている光景だった。
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