バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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ギスギスドリドリがしたい・・・!!
と言うことで投稿です。

アニメ版と日程感がズレてますが・・・
すまん!!




本・心・不・通-2 フキゲン×ナ×キョウケン

 

意識を失って倒れた弦太朗が意識を取り戻したのは柔らかいベットの上だったが、病院とは違う部屋の天井が彼の視界に飛び込んできた。

 

「ってぇ・・・!!」

 

まずは状況を確認する為に身体を起こす。

自身の不格好ながら身体中には包帯が巻かれているのと、部屋に数本のギターらしきものが立てかけられていたのを確認すると同時に痛みに声が漏れる。

 

その漏れた声に気が付いて部屋にいた少女達が慌てた様子で彼へと視線を向ける。

 

 

 

 

 

 

「如月先輩!!」

 

「弦太朗!やっと起きたんだ」

 

「ってお前らこそ大丈夫か!?それにここは!?・・・っいってぇ・・・!!」

 

「とりあえず説明するから・・・」

 

 

部屋にいたのは彼が意識を失う前にそばにいたロック達。

そんな彼女達の無事と状況を聞こうと弦太朗は身体を起こそうとするが身体に走る痛みによって起き上がれない。

それを見た家主のレイヤが弦太朗を静止させると、彼はそのままの状態で質問を始めた。

 

「じゃあ・・・戦いはどうなったんだ・・・?」

 

「・・・それよりも弦太朗、お前はどこまで覚えてんだ?」

 

「実はマグネットに変身した辺りから全然記憶がねぇ・・・。水瓶野郎の壺をぶっ壊したような気はしたんだけどな・・・」

 

「マグネット・・・?携帯の奴ですか・・・?」

 

「あぁ・・・。それに何で3人が一緒にいたんだ?」

 

「じゃあ、先に弦太朗が覚えてないところからだけど・・・」

 

彼の記憶がなくなった場所を確認してレイヤはそれを聞いて丁寧に説明しようとするが横からますきが大雑把に説明を始めた。

 

 

 

 

 

「あの後、お前がぶっ放したら変身が解けて、アイツが吹っ飛んだけどすぐにダメージ回復して帰っちまったんだよ・・・」

 

「ますきさん・・・大雑把過ぎでは・・・?」

 

ますきの大雑把過ぎる説明だったが、今の弦太朗に詳細な説明よりは理解が早かった。

しかし、ここで彼との記憶の食い違う。

弦太朗はアクエリアスの瓶を壊したつもりでいたのに、変身したまま去っていたと言うことが引っかかる。

 

 

「回復したってアイツの壺ぶっ壊したろ・・・?」

 

「確かに壊れたけど・・・その・・・片方は無事だったんだよ」

 

「・・・そうだったのか。わりぃな・・・」

 

彼はますきとレイヤの言葉を理解して謝罪するが、3人は激しく首を横に振る。

それを見て申し訳なさそうにするが、再び彼の頭には疑問が生まれた。

 

「・・・でも、それなら何で帰ったんだ?こっちはもう戦えねぇって状態だったのによ」

 

「あぁ・・・それなんだけどよ。なんかお前にビビってたみたいだったぜ?」

 

 

 

 

 

 

「うん・・・見てるこっちもちょっと怖かったです・・・」

 

「そんな傷だらけなのに立ち上がって戦おうとしてたからね・・・」

 

弦太朗はレイヤに指を指されてそのまま自身の身体を確認するとそこには不器用な包帯を巻かれた自身の身体があった。

それを見て思わず弦太朗から声を漏らしてしまった。

 

「これ・・・」

 

 

 

 

 

「その包帯、レイとロックがやったんだぞ?」

 

「わりぃな2人とも・・・」

 

「いえ!!こちらが助けてもらったんですから!!」

 

「それに、そんな怪我した弦太朗を病院に運んでも、その・・・何て言えばいいか分からなかったから・・・。まぁ・・・ここじゃそのくらいしか出来なかったんだけどね」

 

弦太朗からの礼の言葉にロックが首と手首を引きちぎるような勢いで横に振り、レイヤもいつも通りのクールな印象を与えるような言葉を返す。

 

しかし、ここでますきが笑いながらある事実を言い放った。

 

 

 

「でも、そん時に弦太朗の上着脱がせた時にレイが顔赤くしてたぜ?」

 

「ちょっとますき!?」

 

「~~~///」

 

突然の暴露を受けてレイヤが取り乱し始めるとそれに釣られるようにロックも取り乱す。

そんな光景を見たますきは笑い始めるが、そんな中で空気を読まずに弦太朗が残っている疑問を口にした。

 

 

「大体、分かったけど・・・ここどこなんだ?」

 

「レイの家、あそこから一番近かったのがここだったんだよ」

 

「そっか・・・。ぐっ・・・」

 

「いいから。怪我人は休んでて!!」

 

「ぐぉ!?」

 

 

 

 

「ひゃぁああああ~///」

 

「ひゅ~レイやるなぁ~」

 

「・・・?~~~~!?」

 

弦太朗はますきの言葉を聞くと痛みを押し殺してそのまま起き上がろうとするのを見て、レイヤがそのまま彼をベットの上に強引に押し倒す。

 

そんな光景にロックが声を挙げる横でますきがレイヤを揶揄い始める。

最初は意味が分からなかったレイヤだったが、状況を把握するとすぐに弦太朗から飛び退いた。

 

「~~~シャワー浴びてくる!!」

 

「それじゃ、私もちょっと叔母さんに電話してきます~」

 

レイヤが普段とは違って怒ったような様子で部屋から出て行くのを見送ると、ロックも下宿先の叔母に連絡するために一度部屋から出て行く。

 

 

「ますき、レイの事揶揄いすぎだろ・・・」

 

「あんな事があった後だぞ?意識しねぇようにした方がいいだろ」

 

そんな2人を見送ると先ほどまで揶揄って笑っていたますきだったが、今は表情が一転して真面目な表情に変わっていた。

 

「弦太朗。お前、そんな怪我で戦えんのか?」

 

「・・・かなり厳しいけど、やるしかねぇ」

 

「そっか」

 

「相手の狙いが分かればなんとかなると思うんだけどよ・・・」

 

弦太朗が言った相手の狙いという言葉にますきは少しだけ考えるとすぐに結論が出る。

 

 

 

 

「あたしとレイの事は無視してたってことは 今回の狙いもロックか・・・?」

 

「ってことはお前らのオーディションの事で恨んでる奴いんのか・・・?」

 

「ロックがそんな風に言われてるのなんて聞いたこともねぇけどな」

 

「それにチュチュとパレオは大丈夫なのか?」

 

「チッ・・・。チュチュか・・・」

 

「ん・・・?どうしたんだ・・・?」

 

「パレオなら大丈夫だろ?チュチュは知るか・・・」

 

「おい。どうしたんだよ・・・?」

 

「うっせぇ」

 

 

 

 

「すいません~戻りました~ひゃぁ!!」

 

弦太朗がチュチュの言葉を出した途端にますきが不機嫌な表情を隠すことなく浮かべたタイミングでロックが電話から戻ってくるが、ますきの表情に驚きの声が漏れるが声を挙げられた彼女はそれを気にすることなくどこかイライラしているように見えた弦太朗は戻ってきたロックに話を振った。

 

 

「なぁ、ロック」

 

「はい・・・?」

 

「チュチュの名前出たらますきの奴が怒っちまったんだけど、なんか知ってるか?」

 

「えっと・・・その・・・」

 

「ちっ・・・」

 

 

 

「ますきさん・・・」

 

「なんなんだ・・・?」

 

「戻った・・・よ・・・?なにこれ・・・」

 

ますきはチュチュの話題になるとロックも言葉を詰まらせ、ますきはどこかイライラしたような様子を見せる。

原因が分からない弦太朗だったが、そこにシャワーを浴びたレイヤが戻ってくると部屋の重苦しい空気に困惑した様子を見せていた。

 

「レイ」

 

「弦太朗、ますきに何かしたの?」

 

「なんもしてねぇよ。ただ、チュチュとパレオの話をしたらああなっちまってな」

 

「あぁ・・・」

 

「えっと・・・その・・・」

 

 

 

「帰るわ・・・」

 

「ますき!?」

 

「ますきさん!?」

 

弦太朗の言葉を聞いてその理由が分かったレイヤも浮かない表情を浮かべ、ますます状況が分からない。

そんな中でロックが何かを言いだそうとするとそれから逃げるようにますきは部屋を出て行ってしまった。

 

 

重苦しい空気を放っていたますきがいなくなって、ロックは意を決して声を挙げた。

 

「えっと・・・チュチュさんとますきさんとで揉めてしまって・・・」

 

 

「喧嘩してああなったとしても、なんで喧嘩なんてしたんだよ?」

 

「実は・・・」

 

 

 

「ちょっと待って、ここからは私が話すから・・・」

 

「レイヤさん・・・?」

 

ロックが説明しようとした所にレイヤが割り込んでくる。

不思議に思ったロックだったが、言われた通りにレイヤに役割を譲ると、彼女はそのままチュチュとの間に起こった出来事を語り始めるのだった。

 

 





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