誤字報告に助けられて笑顔になる。
てか評価欄に色ついてるぅぅぅぅ!!
こころんにはもうちょっとだけ暴走してもらうんじゃ
有咲によって生徒会室に引きずり込まれた美咲。
そこは普段、生徒会長・白金燐子が率いる生徒会の拠点である。
しかし、美咲の目の前に広がる光景は想像以上の混沌であった。
「おっ!!お前が美咲か!!」
「そうよ弦太朗!!美咲の笑顔はとっても素敵なのよ!!」
「げんちゃん先輩とこころん!!やっぱりすぐに仲良くなれたね!!」
「奥沢さん。もうだめだぁ・・・。助けてくれぇ・・・」
「えっ・・・?何これ・・・」
美咲の目の前には香澄とこころ――
花咲川の一部から問題児扱いされる2人と意気投合している不良。
目の前の状態に美咲は困惑の声を上げる。
「えぇー・・・」
そんな状態の美咲に対して、涙目になりながら有咲は美咲に縋りついて懇願する。
「頼む!!弦巻さんだけでいいから何とかしてくれぇ!!」
「私があの中に入ってこころを?無理無理・・・」
「香澄と如月は私でなんとかするから!!」
「あ~。それなら何とか・・・。(呼び捨て・・・?)」
美咲が問題児3人の引き剥がしを快諾すると涙目の有咲の表情がみるみる明るくなっていく。
「よし!!じゃあ頼んだ!!」
「うん・・・。おーいこころ?」
「あら?どうしたの美咲?」
「そろそろ生徒会室閉めるから帰るよ~」
「そうだったのね。なら今日はこれで失礼するわね!!」
「おう!!またな!!」
「こころん!!美咲ちゃん!!ばいば~い」
こころと美咲は弦太朗達に見送られて生徒会室を後にする。
”花咲川の異空間”が去った後の生徒会室は静寂に包まれる。
「2人とも、もう生徒会室閉めて帰るぞー」
「えぇー!!」
「もう大丈夫って言ってたけど怪我した後だからな」
「そうだった!!モカちゃん達から聞きましたよ!!大丈夫なんですか!?」
「おぅ!!もう戦うのも問題ないぞ」
「でも有咲ー。怪我した後なのにげんちゃん先輩に生徒会室の掃除手伝わせたの!?」
「私も断ったけど本人が大丈夫って言ったからな・・・」
「そっか!!」
「おぅ!!掃除くらいならいつでも手伝うぜ」
「あぁ・・・。そん時はまた頼むわ。とりあえず早く出てくれ」
こうして弦太朗達は生徒会室から出た後、学校の前で香澄達と別れて帰路についた。
翌日の放課後―――
3年A 組の授業に加わっていた弦太朗も途中で睡魔に襲われたり、ここ数日同じ席が空席になっていることに気を取られることはあったもののある程度まじめに授業に取り組んでいた。
そして席に座りながら帰り支度中に彼は前から声をかけられる。
「あの・・・」
弦太朗は顔を上げて声の主を見る。
「ん?ってあんたは確か生徒会長の・・・?」
なんと声をかけたのは花咲川生徒会会長の白金燐子だった。
しかし今の彼女は目を回して混乱しているのが彼女と関わりのない弦太朗にもすぐ理解した。
「はっ・・・はい。あっ・・・あの!!わ・・・・わた・・・!!」
燐子は何かを伝えようとするも、混乱のあまり言葉が出ない。
見る人から見れば愛の告白に緊張する姿に見えなくもないが、
彼女の目的は”有咲がする予定であった生徒会室掃除を手伝ったことの礼を言う”ただそれだけである。
「とりあえず、一回落ち着け」
「はっ・・・はい・・・。あの・・・・わた!!・・・・私!!」
「だから1回落ち着けって。しかし、あこの言ってた通りだな・・・」
「・・・えっ?あこちゃんのこと・・・知って・・・」
そんな彼女の言葉を遮るように教室のドアが勢いよく開けられた。
燐子はその音に驚いて一瞬身体が固まるが、弦太朗と2人でドアへと視線を移す。
その視線の先には先日、香澄の紹介で出会った少女、こころがドアの前に立っていた。
こころはそのまま教室へと入り、ある生徒の元へと駆け寄る。
「花音!!ここにいたのね!!今からうちでハロハピの作戦会議よ!!」
「こころちゃん?どうしたの?」
「今日も世界中を笑顔にするために次のライブについての作戦会議をするのよ!!ってあら?どうして弦太朗がここにいるのかしら?」
「おぅ。今日はここで授業受けてたんだ。でも上級生の教室まできてどうしたんだこころ?」
「あたしは同じバンドメンバーの花音を探してたのよ」
「ふえぇぇぇぇ」
先ほどこころに声をかけられていた花音の声が響く中、教室内の空気が凍る。
”花咲川の異空間”と呼ばれるお嬢様と不良―――
一件合わなそうな2人が意気投合して話をしている光景にその場に居合わせている生徒たちは驚きを隠せない。
この空気を変えれるであろう2人の人物。
1人は弦太朗が学校に来てからずっと欠席し、もう1人は荷物を置いて早々に教室から離れてしまったため、教室にいる誰一人こころを止められずにいた。
「そうだわ!!弦太朗も一緒に来てあたしたちと作戦会議よ!!」
「おぅ!!・・・って。作戦会議ってなにするんだ?」
「決まりね!!そうなったら花音!!弦太朗!!行くわよ!!他のみんなは先にあたしの家で待ってるわ!!」
「ふえぇぇぇ・・・・!!」
「ちょっとこころ!!俺たちのカバン!!」
そうしてこころは花音と弦太朗の腕を引いて教室から去っていく。
その後すぐに、こころの家の黒服が教室へと入り花音と弦太朗の荷物を回収して教室から消えた。
目の前で起こった出来事にフリーズする彼女たち。
廊下からは紗夜達の声が響く。
「弦巻さん!!松原さん!!廊下を走らないでください!!それと早くその不良から離れなさい!!」
「うおぉぉぉ。こころとりあえず腕を離してくれぇぇぇぇ・・・」
「ふえぇぇぇ・・・」
廊下から聞こえる花音達の声は次第に小さくなっていく。
こころは紗夜の注意を無視して弦太朗達の腕を引いて行ったのだろう―――
教室にいた全員がそう思ってる中A組の教室に紗夜が戻ってきた。
全員が教室へと入ってきた紗夜に視線を向ける。
教室内からの視線を一切気にも留めずに紗夜は自分の荷物を纏める。
燐子はその姿を見て、自身の荷物を持って紗夜へと近寄る。
その際に紗夜の小さく独り言をつぶやいた。
「早くあの不良を何とか・・・」
「氷川さん・・・?」
「・・・いえ、何でもありません。それより白金さん。早くスタジオに向かわないと練習時間に遅れますよ」
「えぇ・・・。そうですね」
そうして紗夜は燐子を置いて先に教室から出て行ってしまった。
彼は先日、生徒会室から有咲をなぜ連れ出したのか?
弦太朗がどうしてあこの事を知っていたのか?
こころとはいつ知り合ったのか?
燐子は疑問は尽きないが、今そのことについて答えれくれるものはこの場にはいない。
モヤモヤした気持ちを抱えながら、彼女はスタジオへ先に向かっていく紗夜の後を追いかけるのだった。
これ後半半分はRoseliaなのでは・・・?
誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。
誤字報告は非常にありがたいです!!
アンケは次回更新までで結果締め切ります。