ライブ参加だとバンドリとミルキィしか履修してないので断念
ミルキィ見たかった・・・!!
そんな思いで投稿です
「チュチュ!?」
「ひぃ~!!死んでる~!?」
部屋で倒れているチュチュにレイヤとロックが声を挙げてしまう。
しかも、ロックの言った言葉は先日に自身が襲われたという状況もあってそれを真に受けてしまった弦太朗とますきが先頭にして全員がチュチュへと駆け出す。
「おい!!」
「チュチュ!!何があったんだ!?」
「チュチュ!?」
緊迫した空気が周囲を包むが・・・
グゥゥ・・・・・・キュルルルル・・・グルッ・・・・・・・・・
「「「「んっ・・・?」」」」
室内に―――
正確に言えばチュチュの腹部から響いた音によって緊迫した空気がぶち壊された。
「ゔっ・・・ジャーキー・・・・ゔぅ・・・」
「おい!!チュチュ!!」
そんな音を響かせた張本人は自身の好物を呟いて再び項垂れてしまい、弦太朗は彼女の肩を掴んで身体を強く揺さぶり始めた。
「私!!買ってきます!!」
「「あっ・・・」」
「ロック待て!!」
「如月先輩?どうして?」
チュチュの言葉を聞いてロックは勢いよく立ち上がってスタジオから飛び出そうとするが、弦太朗の言葉に動きを止めるとそのまま弦太朗に視線を向けると彼はロックのカバンを指差した。
「さっき、俺が買ったパン預けたろ?とりあえずそれ食わせりゃいいだろ?」
「えっ・・・?あっ!!はい!!」
「パンだけだとアレだし・・・あたしのお茶まだ飲んでないから飲ませとけ」
「ますき!!」
「んじゃ、あたしはロック追っかけてくる」
ロックは弦太朗から預かったパンの袋を何故かレイヤに渡すとジャーキーを求めて外へと飛び出してし、そんな彼女を見えてますきはお茶を渡すとロックの後を追ってスタジオを飛び出してしまった。
そんな2人を見送るとレイヤが袋からパンを1つ取り出してからチュチュへと歩み寄る。
「チュチュ!!とりあえずこれ食べて」
「おい・・・レイ・・・」
流石の彼女もチュチュにこんな状態になるまでジャーキー以外を食べてなかったことに呆れてしまい、弦太朗が止めているにも関わらず彼女は強引に口の中に弦太朗が買ったパンをねじ込んでからますきのお茶を使って無理やり空の胃に流し込んでいく。
「・・・」
「チュチュ・・・?」
レイヤが無理やりパンを食べさせた後、チュチュはゆっくりと身体を起こすとレイヤが持っていたパンを受け取るとそのまま齧りつき始めた。
それを見たレイヤは袋をチュチュの前において一旦弦太朗の元まで戻って話し始めた。
「良かった・・・。それにしても弦太朗パンが3つしかなかったけど1つあげちゃってよかったの?」
「まぁ、あの状態で放ってなんて出来ねぇだろ?・・・にしても、チュチュの奴何で飯食ってなかったんだ?」
「チュチュ、普段はジャーキーしか・・・。あっ、でもたまにはぐみちゃんの所のコロッケ食べてたかも・・・」
「ん・・・?」
「弦太朗?どうしたの?」
ここでレイヤの話を聞いた弦太朗は当然の疑問が頭に浮び、何気なくそれを口に出していた。
「なんでチュチュはそんなのばっか食ってんだ?親とかは・・・」
「弦太朗知らないの?チュチュ、ここに独り暮らしだよ?」
「それってまさか・・・」
「えっと、チュチュの親って普段は海外で仕事してるから・・・」
「そうだったのか・・・、でもチュチュ1人にするのってどうなんだ・・・?まだ中学生だろ?」
「それはそうかもしれないけど・・・」
チュチュの家庭事情を初めて聞いた弦太朗だったが、彼はそれに納得が出来ていなかった。
レイヤやロックもら親から離れて暮らしている。
高校生である2人が独り暮らしをしていることについては天校にいる彼の友人と同じであることもあるが、それ以上に自分の目標のために自分で選んだ結果だから納得も理解も出来る。
しかし、チュチュに関しては確かに学年でいえば高校生かもしれないが、実際はまだ中学生と同じであり、彼女が親から離れて独り暮らしをしていた。
それに死別してしまった弦太朗の両親と違って、親は普段は海外で仕事をしているということも彼には理解しがたいものだった。
「でも、チュチュも納得してるからいいんじゃないかな・・・。なんだかんだ言って賢いし・・・」
「でもよ・・・」
「それに普段はパレオが世話焼いてるし・・・」
「あいつも中学生だよな・・・?」
ここで2人でチュチュに視線を向けていたが、ここで彼は自分も昼食を食べてないことを思い出した。
「まぁ、本人がいいならいいのか・・・?それじゃ、俺も昼飯のパンを・・・」
そう言って弦太朗はレイヤから視線を外して、パンが入っている袋を取ってそこから自身の昼食を取り出そうとするが――――
「ん?」
「弦太朗?どうしたの・・・?」
「パンがねぇ・・・。まさか!?」
言って2人がチュチュの方へと視線を向けると、彼女はパンを口に運ぼうとしていた。
それもレイヤが最初に渡したのとは別のパンであった事もあって2人はそれが弦太朗が買っていた最後の1つであることは容易に想像が出来てしまった。
「ちょっとチュチュ待って!!」
「チュチュ!?待て!!俺の昼飯!!」
2人の説得も虚しく、チュチュは最後のパンをその口に運んでしまった。
「戻りまし・・・」
「「あ~~~~~~~~!!」」
「ひぃぃ~!!」
「戻ってきて早々に何叫んでんだ・・・ってなるほどな・・・」
しかし、その叫びと同じタイミングで買物に出ていたロック達が戻ってきてしまう。
2人の声に驚くロックを後目にしてチュチュの方へと視線を向けたますきは先ほどとは違い現状を完璧に理解した。
「ロック、とりあえず弦太朗にもジャーキー渡してやれよ。弦太朗もとりあえず何も食わないよりはいいだろ?」
「わりぃな・・・」
「・・・」
そう言って弦太朗はロックからジャーキーを受け取るとそのまま口にすると、パンを食べたチュチュも彼と同じようにジャーキーを口に運ぶ。
弦太朗も何も食べないよりはマシだと思ったが、口に入れると物足りなさを感じてしまい逆に空腹感が目立ってしまう。
一方で弦太朗のパンとジャーキーを食べたチュチュは完全に復活して、いつもの調子を取り戻していた。
「ご馳走様。10分で支度よ。・・・それとBadBoyを呼んだつもりはないのだけれど?」
「ねぇ。本気で言ってるの・・・?」
「・・・」
「レイ、落ち着けって。俺は気にしてねぇから・・・」
「でも・・・」
「こいつが良いって言ってんだからいいだろ」
レイヤはチュチュの態度が流石に許せなくて彼女を問い詰めようとするが弦太朗がそれを止め、ますきもこの後のライブの事を考えてこれ以上の問題を起こさない方がいいと判断して弦太朗に乗っかる。
本人が気にしてないと言っているのに自分が怒るのもおかしいと思ったレイヤはなんとか自身の気持ちを沈める。
しかし、ここでパレオがいないことについて思わずロックがその事を質問してしまう。
「あの・・・パレオさんは・・・?」
「来なかったら打ち込みで行く」
「来ないってなんだよ!!アイツ、連絡も無しにライブに穴開けるような奴じゃないだろ?」
「・・・行くわよ」
「なんで、パレオに連絡しねぇんだ?」
「煩い!!部外者は黙ってて!!」
パレオに連絡をするような素振りも見せないチュチュに弦太朗がその事を聞くが、彼女から返ってきたのは怒りの籠った叫びだった。
流石にそれを聞いたますきは怒りを隠せず、チュチュへそれを向ける。
「おいっ!!チュチュお前!!」
「ますきさん!!先に行きましょ!!」
「ロック!!弦太朗も放せって!!」
今にも掴みかかりそうなますきを見て、ロックは無意識に彼女の腕を掴むと抵抗されるがそこに弦太朗も加わってなんとかスタジオの外へと引っ張り出していく。
レイヤも先に出た3人を追ってそのままスタジオを後にするが、その時に一瞬だけチュチュのいるほうへと視線を向ける。
遠目だからレイヤにはハッキリとは分からなかった。
しかし―――
レイヤにはチュチュがポケットに
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