バンドリの3期見直したけど・・・
バイクで鴨川行くシーン、橋のデザイン的にゲートブリッジ通ってるよなこれ・・・
このルートだとアクアライン通るルートになるんだけど・・・あっ・・・(何も見なかった。いいね?アッハイ
RASが普段からライブを行っているライブハウスdub。
先日騒ぎがあったにもかかわらず、今まで通りにライブが開催されるこのライブハウスの中で傷だらけの弦太朗が先ほどロックから受け取ったジャーキーを片手に空腹に耐えていた。
そんな彼の周りを人が避けて通る状況で彼はボソリと呟いた。
「くっそぉ・・・腹減った・・・」
「あっ、先輩だ・・・」
「おーい」
「弦太朗くん・・・?なにしとんの・・・?」
「おたえにりみに沙綾か・・・」
そんな彼の前にやってきたのはたえ達だったが、彼女達はこんな所でジャーキーを齧っている弦太朗の姿に疑問しか覚えなかった。
「なんでジャーキー・・・?チュチュみたい・・・」
「腹減ったからとりあえず食ってたんだ・・・」
「腹減ったって・・・さっきうちでパン買ってたよね・・・?」
「実はパンがジャーキーに化けたんだ・・・」
「・・・?どういうこと・・・?」
「チュチュちゃんとパンとジャーキーを交換したのかな・・・?」
「・・・」
弦太朗の言葉を聞いてまるで意味が分かってない沙綾とりみは首を傾げていた。
それを見たたえは何を思ったのか先ほどレイヤに渡したのと同じ飴をポケットから取り出していた。
「先輩・・・これ食べる・・・?」
「いいのか?」
「だって、パンをチュチュに食べられちゃったんでしょ?」
「まぁそうなんだけどよ・・・」
「それじゃ・・・」
それを聞いたたえは何を思ったのか個包装されていた飴を自身の手に取りだす。
あげると言ってなぜ袋から出したのか分からない弦太朗だったがその飴はたえの指につままれてそのまま弦太朗の顔へと向けられた。
「先輩・・・はい・・・」
「おう・・・」
弦太朗はたえの手の下に自身の手を差し出すが、彼女はそこに飴を落とすことはなく彼の顔に突き出してくる。
「おたえ・・・なにしてんだ?」
「あーん・・・」
「・・・!?」
「えっ?おたえちゃん・・・?なにしとんの・・・?」
「餌付け。おっちゃん達にもこうするから」
「俺はうさぎと一緒の扱いかよ・・・」
突然の出来事に言葉を無くした沙綾とりみは関西弁が飛び出すほど驚いているが、そんな2人に対してたえからうさぎの世話と同等に扱っていると宣言された弦太朗は非常に複雑な心境になっていた。
「先輩・・・はい。あーん」
「いや・・・その・・・流石に・・・」
流石の弦太朗もこれには恥ずかしさから抵抗感を覚えて戸惑っていたが、そんな中で彼女は動いた。
「・・・!!」
「うおっ!?」
「沙綾ちゃん!?」
「沙綾・・・私の指ごと食べないで?」
「もう、バカなことしてるからでしょ?」
ここで何を血迷ったのか弦太朗に差し出されていた飴へと沙綾の口が迫り、たえの指諸共彼女は飴を口に入れてそこから飴だけを回収した。
たえは指を咥えられたことを沙綾に言うが、彼女はそれを聞き流す様に口の中で飴を転がしていた。
そしてたえは別の事が気になって弦太朗の空腹の話とは全く関係ない話へと話題を変える。
「先輩、レイ達は?」
「控室に行ったぞ?俺は着替えるからって言われて追い出されたからここにいるけどな・・・」
「そっか・・・レイ・・・」
「それに今日は・・・「あっゲンちゃんだ!!」香澄達も来たのか」
「なんでジャーキー?」
「有咲、それはもうやったよ?」
「私は知らねぇんだよ!!」
「とりあえず控室行こ~!!ゲンちゃんも!!」
「ちょ!!勝手に決めんな!!」
「有咲ちゃん・・・準備しないと・・・それに・・・」
「・・・覗くなよ?」
弦太朗がたえにRASの事を伝えようとするが、ここで香澄達が遅れてやってきたことによってその事を伝えそびれてしまい、香澄に連れられて弦太朗はポピパの控室前まで連れてこられた。
中で準備をしているポピパを他所に、今のRASの現状について話そうかと考えいたらすぐに準備を終えた彼女達に連れられた。
そこでRASの演奏を見ていたらいち早く香澄がRASの異変に気が付いた。
「パレオちゃんがいない・・・?」
「本当だ・・・。打ち込みの音があったから気が付かなかったわ・・・」
「パレオちゃん、どうしちゃったんだろ?・・・風邪ひいちゃったのかな?」
「だったら最初に説明するだろ?」
「そう・・・だよね・・・?それにパレオがいないこともそうだけど、なんか違和感が感じるけど・・・弦太朗は何か知ってるの?」
「来てねぇことしか分かんねぇな・・・っておたえ?」
ここまでポピパ達が話している中でたえだけは無言で舞台に立っているRASを見つめていた。
「みんな上がってるだけに見える・・・」
「おたえ、どういうことだ?」
「チュチュ達、ライブに全く集中してない・・・」
たえの言葉の意味が分からずに、たえの説明を聞き直した弦太朗。
しかし、彼からしたらそんなことは全く分からないが彼女達はたえの言葉を聞いて違和感の正体に納得したような表情を見せているとRASの演奏を終えていた。
演奏の終わると同時にフロアからのアンコールを求める声が聞こえてくるがチュチュはそれを無視して早々に舞台から降りていき、他のメンバーもその後に続いて舞台から降りる。
しかし、その行動に不満があったますきから声が挙がる。
「待てよ!!おいチュチュ!!」
「ますき・・・」
「あっ・・・レイ・・・」
「・・・」
ますきからの声を無視してチュチュはポピパ達を無視して控室へと向かってしまい、それを追ってますきやレイ達も視線を向けたり軽く会釈しながらポピパ達の横をすり抜けていく。
「先輩・・・レイ達のところ行ってあげて・・・?」
「でも・・・いいのか?」
そんなRASを見てか、たえが弦太朗に懇願するような言葉を聞いた彼は、その横にいた香澄達に視線を向けてしまった。
「おたえちゃんはレイヤさんと幼馴染だし、RASでギターもしてたことがあったから他のみんなより心配してるんだよ・・・?」
「しかもRASもあんな状態でロックが狙われてんだ・・・。正直、こっちのライブ見てる状況じゃないだろ」
「残念だけど・・・これは仕方ないか・・・」
「ゲンちゃん!!頑張って来て!!」
「悪い!!行ってくる!!」
視線を向けた彼女達から返ってきたのはたえの意見に賛同する意見だった。
それを聞いた弦太朗はステージに背を向けてRASの控室へと向かうと、ちょうどロックが控室へ入る直前で追いつくことは出来たが着替えがあるため彼は控室の前で彼女達を待っていると―――
「もうちょっとメンバーの事、考えろよ!!」
「ますき・・・?なんかあったのか?お~い入るぞ!!」
控室からますきの怒声が響いてきたことに心配になった弦太朗は控室の扉を開けようと手を掛けようとしたが、それと同時に内側から扉が開かれると同時にチュチュが弦太朗にぶつかりながらそのまま部屋から飛び出してきた。
「うおっ!?・・・ってぇ・・・!!」
チュチュとぶつかってしまった弦太朗は倒れないように踏ん張ろうとしたが、怪我した足で踏ん張ってしまったしまい足に痛みが走る。
しかし、彼はそれを押し殺してそのまま控室へと入っていく。
「仕方ねぇ!!行くぞロック!!」
「えっ・・・はい!!・・・ってあの・・・どこに・・・?」
「弦太朗・・・」
「レイ・・・何があったんだ?」
彼が控室に入るとすぐにますきとロックが部屋から飛び出してくるとレイヤと弦太朗だけが控室に残されてしまった。
そんな中でレイヤはこのわずかな時間に起こった出来事を弦太朗に伝える。
「パレオの事で・・・ますきの言葉聞いてチュチュは帰っちゃって・・・」
「それでますき達はどうしたんだ?」
「・・・多分だけど、ますきとロックでパレオを迎えに行ったんだと思う。・・・ってバイクの2人乗りで行ってどうするつもりなんだろ・・・?」
「・・・」
しかし、ますき達が”2人”で迎えに行ったことを思い出した。
バイクの定員は2人なのに2人で向かってどうするつもりだったのか疑問を覚えてしまったレイヤだったが、ここで弦太朗はあっさりと答えを出した。
「うっし、なら俺も行ってくる。それなら大丈夫だろ?」
「弦太朗・・・いいの?」
「レイ達の為だ!!気にすんなって!!」
「ふふっ・・・」
「そんでパレオの奴はどこにいんだ?」
「千葉の鴨川だって・・・。そこまでしかチュチュから聞いて無くて・・・」
「鴨川・・・って千葉のどこだ?」
「えっと・・・ここかな?パレオは電車出来てるからこの駅に行けばわかるかも・・・」
想像通りの弦太朗の反応を見て、レイヤは笑みを浮かべるとそのまま自分のスマホで地図を見せる。
「ここからなら高速道路で2時間くらいだけど・・・」
「任せとけって!!そんでレイはどうすんだ?」
「・・・チュチュのところに行って話してくる。そこから先は・・・何も考えてないかな?」
「そっか。そんじゃ行ってくるぜ!!」
弦太朗はレイヤの言葉を聞いて笑みを浮かべると控室を飛び出して、ますき達の後を追いかけ始めた。
そして1人になったレイヤはつい先ほどの自分の言葉を思い出していた。
「何も考えてない・・・か・・・。ふふっ・・・私もますきみたいに考え方が弦太朗に似てきたのかな・・・?」
そう呟くと彼女もチュチュの後を追いかけて控室を飛び出していくのだった。
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