RAS篇は後1~2話かな・・・
ハロハピから逃げたい。
あなた達6人で話が完結してる・・・
流石に3章でリベンジマッチは無理やぞ・・・
「―――なんでMomがここにいるのよ!?」
「チュチュ様・・・!!」
「それにその一緒にいるのは誰なのよ!!」
「2人とも!!」
「ちょっとレイヤ!?どうしたのよ!?」
ここにいるはずのない人物の登場に困惑を隠せないチュチュをパレオが心配するような素振りを見せていた。
その中で目の前の危機的状況が理解できたレイヤが2人へと駆け寄ろうとするが、チュチュの母の横に立っていたダスタードがレイヤに向かって何かを投げるのをますきにはハッキリと捉えていた。
「レイ!!停まれ!!」
「えっ?きゃ!!」
「レイヤさん!!」
「また爆発!?どうなってるのよ!?」
ますきの叫びにレイヤの速度が遅くなると、2人とレイヤの間で再び小さな爆発が起こる。
たまらずレイヤもその爆発に怯んでしまって2人と再び距離を取ってしまうが、レイヤを心配するパレオの横でこの状況が全く理解できていないチュチュは声を挙げてしまうが、それに答えたのは彼女の母親だった。
「ふふっ?凄いでしょ?ちゆも練習すれば大丈夫よ!!」
「何を言って・・・?」
「あら?プレゼントは使ってないの?」
「・・・・・・・・・」
チュチュは今だに手に握っていたスイッチへと視線を向ける。
反応を見て未だにスイッチを使っていないと判断したチュチュの母の視線は彼女からロックへと視線を移していた。
「あなたね?ちゆの邪魔をしているのは・・・」
「邪魔・・・?何を言って・・・」
「だって、あなたはちゆに”相応しくない”もの・・・」
「!?」
「その言葉・・・!!」
「じゃあ、昨日ロックを狙ったのはあんたか・・・!!」
「でも・・・なんで・・・相応しくないって・・・?」
その言葉を聞いてレイヤは驚愕の表情を浮かべ、ますきは仲間を狙われたことに怒りを覚えるが、当の本人はそれ以上に理由が理解できていなかった。
「だって、あなたはそっちの2人はプロとして活動してるのに、あなたは何もしていないじゃない」
「・・・それがなんだってんだ・・・?」
「ちゆと一緒に音楽やるなら、最低でもプロが相手じゃないと」
「ちょっと待って!!それだと・・・!!」
「えぇ・・・だから、あなた達は相応しくないわ」
彼女の視線はロックからパレオへと移っていく。
ロックだけではなくパレオも彼女の標的にだったことが分かって驚きの表情を浮かべる一同を他所に彼女は淡々と話を続けていく。
「でも、そっちの子は探しても見つからなかったから・・・あなた達が場所を教えてくれて助かったわ」
「じゃあ、もし私達が来なかったらパレオは・・・!!」
「レイ!!今、その事を考えても仕方ねぇだろ!!」
レイヤは自分たちがパレオを危険に巻きこんでしまったと思ってしまい、、ますきがそれを真っ先に否定する。
2人のやり取りを見て、ただ淡々と作業をこなすかの様な様子で彼女はロックとパレオへと問いかけた。
「今なら・・・ちゆと音楽をやらないというんだったら見逃してあげるけど・・・?」
「この5人でRASなんや!!やから・・・・RASを抜けるなんて・・・そんなのありえへん!!」
「・・・っ!!待ちなさい!!」
ロックが答えると同時にチュチュ達の元へと駆け出したのを見てダスタード達が再び爆弾を投げていくと爆発がロックの周りで起こるが彼女はその爆発の中を走り抜けるとチュチュ達の元へと辿り着くとチュチュの腕を掴む。
「2人ともこっち!!」
「・・・はい!!チュチュ様!!」
「ちょっと!!どういう事よ!!」
訳の分かっていないチュチュを無視してパレオが立ち上がるとロックとは反対の腕を掴んで立ち上がらせると2人で腕を引いて、レイヤ達の元へと戻っていく。
「これ以上は仲間に手を出させるわけにはいかねぇ・・・!!」
「流石にこれ以上は見過ごせない・・・」
「レイヤ!!マスキング!!あなた達まで!!」
流石にチュチュが近くにいるからか攻撃を止めてきたがダスタード達は彼女達の元へと近寄ってくると、今度はレイヤとますきが彼女達を庇うように立ち塞がった。
その光景にはチュチュも驚いている様子だったが、その一方で彼女の母は怒りの表情を浮かべていた。
「何のつもりかしら?」
「・・・ますきが言った通りです」
「親かも知んねぇけど、だからって子供の邪魔して良い訳じゃねぇだろ・・・!!」
「ちゆ・・・今のお友達はあなたに相応しくないわ・・・!!」
ますきが何気なく放った言葉に彼女の琴線に触れてしまい、彼女はそのままスイッチを押してアクエリアスへと変身した。
その光景に今まで変身するのを見たことがない面々は驚きの表情を浮かべていた。
「花ちゃん達から話だけは聞いてたけど・・・!!」
「マジで・・・人がなるんだな・・・」
「・・・!!」
「何よ・・・どうなってるの・・・?」
「ちゆには新しいお友達探してあげるわ・・・」
「うぉおおおおお!!」
アクエリアスの言葉と共にダスタードがゆっくりと5人へと近づいてくる。
その様子に得体の知れない恐怖に襲われたチュチュだったが、ここでRAS達の影から1つの影が飛び出してダスタードを体当りで弾き飛ばしながら地面を転がっていた。
「弦太朗・・・!!」
「如月先輩・・・!!」
「ちょっと!!BadBoy!!あんた!!そんな怪我で何してんのよ!!」
「如月さん・・・その傷で・・・」
「弦太朗!!お前それでやれんのか・・・?」
彼女達は既にボロボロになっている弦太朗に声を挙げるが、彼はやせ我慢で痛みを抑え込んで何事もなかったかのように立ち上がって彼女達へと振り向きながら答える。
「・・・レイとロックが根性見せたんだ・・・!!だったら俺も根性見せねぇとな!!」
「・・・如月先輩!!・・・・・・お願いします!!」
「おう!!」
やせ我慢であるのを見抜いたロックはそれを指摘することはなく弦太朗に声をかけると、彼は笑みを浮かべてそのままダスタード達へと視線を向けると懐からドライバーを取り出していた。
「これが終わったらマンションでチュチュの誕生会だ!!」
「What's・・・?」
得体の知れない何かを取り出した様にしか見えなかったチュチュの怪訝そうな視線を他所に弦太朗はドライバーを装着するとそのままスイッチを押してドライバーからのカウントが響いていく。
3―――――――
「何よ?このカウント」
2―――――――
「そんなん気にすんなよ」
1―――――――
「マスキング!!何を言って・・・!!」
チュチュとますきがカウントが響く中で会話をしていた中でカウントダウンが終わる。
カウントが終わると怪我していることなど感じさせずに弦太朗は構えて、いつもと同じ言葉を叫ぶ。
「変身・・・!!」
ドライバーのレバーを押し込み、夜空に向かって手を伸ばすと彼を白い煙が包み込み、その中で彼はフォーゼへと変身を完了すると腕を振って振り払うと煙が霧散してその姿を現した。
「ちょっと!!何がどうなって・・・!!」
弦太朗も急に姿を変えた現実にパニックを起こしているチュチュだったが、誰もそれを気にすることはない。
そしてパニックを起こしたチュチュを他所にフォーゼは身体を縮こませていき、それが更に彼女のパニックを大きくさせていく。
しかし、それを気にすることなく―――
「宇宙・・・・・・来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
「はぁ・・・?」
「変身・・・そっか・・・!!」
「ちょっとパレオ!!何がどうなってるのよ~!!」
「・・・・・・来たーーーーーーーーーーー!!」
「ちょっとパレオ!?」
「かわいいな・・・」
フォーゼの言葉に困惑するチュチュだったが、その横では先ほどロックに言われたことを思い出したパレオがフォーゼと同じように声を挙げたことに彼女は更に混乱し、そんなチュチュに視線を奪われたますき。
「”仮面ライダーフォーゼ”、タイマンはらせてもらうぜ!!」
そんなカオスな状況を差し置いてフォーゼはいつも通りに腕を突き出して宣言すると共にバックパックで跳躍してダスタード達へと向かっていくのだった。
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