恋愛感情ないやつがヒロインっぽいムーブする。
この作品じゃそうだから
~~~小ネタ48:弦太朗のギター特訓・羽丘篇
以前花咲川のギター組が弦太朗にギターを教えていた事を聞きつけた日菜が弦太朗を羽丘の生徒会室に呼び出すとそこには羽丘に通っているギタリストが集結していた。
「それじゃ!!みんな行っくよ~!!」
「おっ・・・おぉ~!!」
「儚い・・・」
「いきなり呼び出されたから用意なんてねぇぞ?」
「大丈夫!!蘭ちゃんのがあるから!!」
「・・・・・・」
「蘭~どしたの~?」
「なんでもない・・・」
「もしかしてギター貸すのが嫌だった?」
「そうじゃないけど・・・」
楽しそうな雰囲気を出す日菜達の一方で蘭だけは不機嫌そうな表情を浮かべていた。
モカはギターを貸すことになったのが嫌だったのかと思ったが、予想とは違う答えが返ってきたことに不思議そうに首を傾げている中で弦太朗の特訓が始まるのだった。
―――ロックの場合
「なぁロック・・・」
「はい?どうかしましたか?」
弦太朗はロックが構えているギターに視線を向けて思ったことをそのまま聞いてしまった。
「なんかみんなと使ってるのと形がちげーんだな・・・」
「・・・!!」
弦太朗は何気なくその事を言った途端、彼女は肩を震わせる。
何か言ってはいけないのかと思って困惑し始めた弦太朗だったが―――
「そうなんですよ!!」
「うおっ!?」
返ってきたのはロックの満面の笑みだった。
突然の豹変に驚いていたが、そんな彼を気にする素振りすら見せずロックは自身のギターを抱いて語り始める。
「このギターはですね!!人間工学に基づきデザインされているのが特徴でして・・・
また、この形状はヘッドレス・ギターと呼ばれてる従来のギターの形状とは異なるヘッドを取り払った構造で、ヘッドを取り払ったことによって軽量のボディによって長時間に亘る演奏にも向いていてクリアなサウンドが―――」
「だぁあああ!!もう十分分かったから!!」
「それにこのネックなんですが!!実は―――!!」
「勘弁してくれぇ~!!」
結果:OTAKU modeが止まらない
―――薫の場合
「さぁ・・・始めようか・・・」
「おう!!ってなんで薫はギター持ってねぇんだ?」
「まず楽器を弾く前に重要なことがあるんだよ」
弦太朗の前に立つ薫だったがその手の中にギターは無く、手ぶらで彼の前に立っていた。
薫は自信満々で立っているので弦太朗も彼女の話に耳を傾けていた。
「弦太朗、ギターを弾くのに大事なのは心の在り方だよ」
「どういうことだ?」
「じゃあ、まずは目を閉じて・・・」
意味が分からない弦太朗だったが、言われるがまま薫の指示にしたがって目を閉じる。
少しだけ時間が経った頃、弦太朗は薫から声をかけられる。
「落ち着いたようだから次に行こう。では次に自分がどんな風に演奏するのかを強くイメージして・・・」
「ちょっとどんなイメージかよく分かんねぇ・・・」
「ふふっ・・・大したことじゃない。イメージするのは常に最高のパフォーマンスをする自分さ・・・」
「よく分かんねぇけど・・・やってみっか!!」
「これって楽器関係ないよね・・・?」
「蘭~思ってても言っちゃだめだよ~」
結果:イメージするのは常に最高の自分。でもそれは今じゃない・・・
―――日菜の場合
「じゃあゲンちゃん!!弾いてみて!!」
「おう!!じゃあダチの親父に教わった曲だ!!」
弦太朗はそう言いながら特に歌う訳でもなく、ただ1曲分を弾き終える。
「儚い・・・」
「おぉ・・・」
弦太朗が弾き終えると率直な感想が漏れ始めるが、日菜は何故かニコニコしながら弦太朗へと声をかける。
「じゃあゲンちゃん!!次は私達の曲やろ!!」
「でもよ・・・」
「大丈夫!!ゆっくりやるから!!」
そう言って日菜もギターを弾き始めると弦太朗もその後に真似るように音を出す。
テンポはかなり遅いがそれでも弦太朗がパスパレの曲を弾くというのがとてつもない違和感を生み出していた。
気をよくしてしまった日菜は次第にテンポを上げ始め、なんとかついていく弦太朗だったがそれもすぐに限界を迎えてしまった。
「ちょっと日菜!!」
「るんっってきたーーーーーーーー!!」
そう言っていつもよりもアップテンポで自分たちの曲を弾き始める日菜をもはや誰も止めることが出来なかった。
結論:しゅわっと弾けるはずが勢い余って大爆発!!
―――モカの場合
「じゃ~いっちょやっちゃいますか~」
「おう!!で、どうすんだ?」
「ん~。ど~しましょ~」
「じゃあ、日菜先輩の時みたいにやりましょ~。あたし達のバンドの曲をゆっくりやるので真似してみてください~」
「モカ達の曲って・・・」
「それじゃ~"That is How I Roll!"~」
モカは何も考えてなかったのでとりあえず日菜と同じように弦太朗の真似をさせる手法で演奏をさせることにした。
「(お~、いい感じに弾けてる~)」
ミスもそれなりにあるもののなんとかついて行けていることに感心しながらもモカはそれを声に出すことなくそのまま演奏を続けていく。
「よっし!!どうだ!!」
「すっごい!!ゲンちゃん!!」
「初めて曲でここまでなら凄いと思います!!」
「先生が優秀ですからな~」
「・・・・・・」
結論:モカちゃんは天才ですから~・・・おや?
「それじゃ~最後は・・・あれ?蘭?」
「どうしたんでしょうか・・・」
「なんか怒ってるね~?薫くん分かる?」
「つまり・・・そういうことさ・・・」
最後の順番になっていた蘭だったがその表情からは不満が駄々洩れなのは誰が見ても明らかだった。
周囲は蘭の事が気になり彼女の言葉を待っていると思わぬ言葉が飛び出してきた。
「ねぇ、なんで前に教えたところ出来てないの?」
「「「えっ・・・?」」」
「蘭~どういうこと~?」
「こいつの家に泊ってた時に私達の曲で練習させてたんだけど・・・」
ここまで蘭が説明すると周囲は状況を理解し始める。
「つまり、前の時より出来てないってこと~?」
「でもそれは・・・!!最近ずっと大変だったからで・・・」
「少しくらい大目に見ても・・・」
「・・・」
ここまで日菜達が弦太朗の事を庇ったものの、彼女は迷わず弦太朗の腕を掴む。
その様子に驚いていた彼女達を他所に蘭は弦太朗を生徒会室の外まで連れ出そうとする。
「蘭!!なにすんだ?」
「今から家で練習するよ」
「家って・・・蘭の家か?」
「はぁ!?弦太朗の家に決まってんじゃん」
「うちか!?」
「だってお爺さんは今日飲み会でいないって連絡貰ってるから」
「俺には来てねぇぞ!?」
「うるさい。とにかく今日は出来るまで寝れると思うな!!」
「おいっ!!ちょっと・・・!!」
弦太朗が反論しようとするものの蘭はその言葉に耳を貸すことはなく、弦太朗を引き摺って生徒会室を後にした。
「「「「・・・・・・はっ!?」」」」
余りの衝撃的な展開にモカや日菜ですら着いて行くことが出来ず、彼女達が再起動したころには弦太朗達の姿は羽丘の敷地内から完全になくなっていた。
「蘭・・・眠いんだけど・・・」
「ほら、また間違えた。やり直し」
「眠いからミスんだよ」
「言い訳しない」
そして、蘭の言った通り弦太朗は本当に出来るようになるまで眠らせて貰えることはなかった。
―――蘭の場合
結論:今夜は寝かさない・・・
~~~小ネタ49:焼きたて!!ポッピンパン
―――イギリスパン・ドイツパン・フランスパンはあれど、Poppin'Partyのパン”ポッピンパン”はない。
いや、正確に言うならば以前に一度ポッピンパンと言う名のハンバーグ定食は作ったが・・・
ともかく、ないならこれから作るしかない!!
この物語はそんな熱い思いが秘めた少女・山吹沙綾が世界に誇れる。Poppin'PartyのPoppin'PartyによるPoppin'Partyのためのパン・ポッピンパンを作っていく。
一大叙情詩である。―――
「と言う訳で!!ポッピンパンを作ります!!」
やまぶきベーカリーに沙綾の声が響き渡るがその言葉に集まっていた他のバンドメンバーは首を傾げていた。
「沙綾?前に作ったよ・・・?」
「じゃあ、おたえ。この写真見てどう思う?」
そう言って沙綾は以前に作ったポッピンパンの写真を見せる。
最初に作った時は勢いと謎の達成感からか何も思わなかったが、冷静になった一同が抱いた感想はみな同じだった。
「「「「ハンバーグ定食だ・・・」」」」
「でしょ?」
「でも沙綾ちゃん・・・どうするの・・・?」
このハンバーグ定食からどう軌道修正をするのか不安になっていたりみに沙綾は自信満々に答える。
「私、考えたんだけどさ。別に一個だけじゃなくてもいいんじゃないかな?」
「さーや、どういうこと?」
「このハンバーグ定食をポッピンパン0号として・・・1号2号・・・って増やしていくの!!」
「「「「おぉ~・・・」」」」
「まずこれが試作のポッピンパン1号!!香澄パン!!」
「沙綾・・・普通の食パンだよな・・・?」
「とりあえず食べてみてよ!!」
沙綾の考えに関心の声が零れる中で沙綾はどこからかパンを取り出した。
しかし、何の変哲のない普通の食パンに一同は再び首を傾げてしまうが自信満々の沙綾の姿に疑問を覚えながら彼女達はそれを口に運んだ。
「普通の食パンだよね・・・?」
「でも・・・何か違うような・・・?」
「もしかして・・・米粉か・・・?」
有咲が漏らした言葉に沙綾が驚きの表情を浮かべると香澄が持っていたパンに驚いていた。
「えぇ!?これお米なの!?」
「香澄がご飯好きだしね~それにしても有咲よく分かったね・・・」
「たまたまだって・・・。それでこれ以外もあるのか?」
「そうだね。次は2号のおたえパン!!」
「中にお肉が入ってる・・・ボリューム感あるね・・・」
「「そう・・・?」」
「てっきりうさぎ型のが出ると思ったけど・・・」
「あはは・・・うさぎ型で中身お肉だと絵面的にやばいかな~って・・・」
その言葉に一同はうさぎ型のパンの中から肉が溢れ出てくる光景をイメージしてしまう。
流石に動物型の食べ物から肉は危ないと思った彼女達は何も考えなかったことにしてそのまま次に行く事にした。
「次は流れで言えばりみの番だけど・・・」
「「「コロネだよね?」」」
「あはは・・・流石に分かっちゃうか~・・・」
しかし、彼女が取り出したコロネは普通のコロネではなかった。
「これイチゴのチョコや!!」
「凄い!!りみりんっぽい色になってる!!」
「おいしい・・・」
「見た目もかわいいし良いんじゃねぇか?」
「ふふんっ!!かなり自信作なんだ!!」
りみをイメージしたコロネはかなりの好感触に沙綾は嬉しそうな表情を浮かべていると、たえが何気なく呟いた。
「最後は有咲・・・?オチ担当だね・・・」
「勝手にオチ担当にすんじゃねぇ!!」
「まぁ実際にオチっていうか・・・」
「えっ・・・」
たえが冗談半分で言った言葉に沙綾が同意すると一瞬で空気が固まる。
あの沙綾がオチと言ったのを否定しなかったことに一同は身構えると出てきたのはなんの変哲もないカレーパンだった。
「有咲パンは甘辛カレーパン・・・!!」
「勝手につけられた二つ名ネタじゃねーか!!」
「みんな食べよ?」
そう言って4人はカレーパンを口にすると不思議なことに反応が2パターンに別れていた。
「辛っ!!なんだよこれ!?」
「さーや!!水~!!」
「辛い・・・?これ物すっごく甘口のカレーだよね・・・?」
「ハチミツ入りかな?」
「こんな馬鹿みたいに辛いんだぞ!!りみもおたえも舌が馬鹿になってんじゃねぇのか!?」
「えっ・・・だって本当に甘いし・・・」
「なんで香澄があんなに暴れてるのか分かんない・・・」
「それ・・・カレー2種類で別れてるから・・・」
「「「はっ・・・?」」」
「みじゅ~~~~~~~~!!」
香澄がのた打ち回ったのにも関わらず、何を思ったのかその翌日にはその4つ共が販売される事になっていた。
その事を普段通りコロネを買いに行った時のりみは驚いていたが、それ以上に一番の人気は有咲パンだったという事を沙綾から伝えられた彼女は驚きの余りコロネを4つしか食べることが出来なかったのだった。
~~~小ネタ50:ばんメモ!!~ばんどりメモリアル
山吹沙綾、上原ひまり、羽沢つぐみ、丸山彩、白鷺千聖―――
とある共通点をもつ少女達はCircleのとある1室の少女達が集まって無言で視線を送り合い、最後の1人を待っているが一向に現れる気配がなく徐々にイライラを募らせていた。
「初回から遅いですね」
「時間守りそうな人なのに・・・」
「普段は時間前には来るのに・・・」
「何かあったのかな・・・?」
「もう少しだけ待ちましょう・・・」
千聖の言葉に同意して待つこと数分。
締められたドアが開かれ最後の1人が入ってきたと思った彼女達は視線を入口に向けるが―――
「ごっめ~ん!!おまたせ~☆」
「「「「なっ!?」」」」
「なんでリサちゃんがここに!?紗夜ちゃんはどうしたの!?」
「さっき日菜がどこかに連れて行っちゃったよ?それで面白そうだから来ちゃった」
「まぁ・・・いいでしょう・・・。外野も意見を聞くべきだわ・・・」
「外野・・・?千聖?どういうこと・・・?それにこのメンバーって・・・あっ・・・」
リサはここに集まっていたメンバーを見てあることを理解した。
「ではこれより!!弦太朗淑女協定会議を始めるわ!!」
弦太朗に好意を持った彼女達、誰が呼び始めたか”ラバーズ”であるということを―――
「それでは最初の話ですけど・・・最近、如月くんへ対する好感度が軒並み上がってきている件についてです」
「つぐみちゃん。どういうこと?」
「ここからは千聖さんにお願いします」
「うわぁ・・・」
生徒会で培った会議の進行能力が無駄に発揮されているつぐみに外野のリサは思わず声が漏れるが誰も気にすることなく進行が千聖へ変わっていく。
「・・・まずこれを見てもらえるかしら?」
「なんですかこれ・・・」
「調査担当・・・ラブ探偵パレオ・・・?なんかIQ低そうな探偵だなぁ・・・」
「探偵を雇って調べた。みんなの弦太朗に対する好感度よ!!」
千聖の言葉に一同は食い入るように資料に目を通し始め、その流れに逆らえなくなったリサもしぶしぶ渡された資料に目を通し始め、リサもアホらしく感じてしまうが恋愛には興味があるのか資料に目を通していく。
「さて・・・資料を見たのだけれど・・・リサちゃん?どういう事かしら?」
「へっ?」
「この資料によれば、Roseliaのみんなが弦太朗に恋愛感情を持ってるとあるんですけど・・・?ドウイウコトデスカ?」
「ショス?ショス?」
「もう沙綾ちゃんもひまりちゃんも落ち着いて。話を聞いてからでも遅くないから」
「じゃあリサちゃん!!説明して!!」
急にカタコトになった沙綾とひまりをつぐみが止めると彩がリサに詰め寄っていく。
ゾディアーツに襲われるのとは別の恐怖を感じた彼女だったが、資料を見ながら話し始めた。
「えっと・・・まず、Roseliaだけど・・・少なくとも誰も恋愛感情は無いから!!」
「ふ~ん。で?」
「紗夜はただのドMだからどうでもいいとして・・・。あこは変身する弦太朗がカッコいいって言ってるだけだし。燐子は前に話を聞いたけど”匂い”が好きなだけで弦太朗には何とも思ってないから!!友希那は恋愛とかまるで分ってないから!!」
「それでリサさんは?」
「友希那の育児があるのに恋愛なんて余裕ないよ!!」
「「「「「確かに・・・!!」」」」」
リサの言葉に全員が納得する。
今いないRoselia―――特に燐子は怪しいが、少なくともリサについては今のところは弦太朗に何も思っていないのだろう。
それが分かると彼女達はリサから他のメンバーへと興味を移していく。
「では、ここにいないメンバーね。Morfonicaの子たちは弦太朗には先輩程度の認識しかないみたいね」
「そうですね。つくしちゃんから話聞きましたけど!!瑠唯ちゃんは弦太朗くんの友達に興味があるみたいです!!」
「「「「ならばよし!!」」」」
弦太朗に興味がなければ彼女達は邪魔はしない。
それが”ラバーズ”の掟なのだ。
掟を知らないリサはこの空気について行けず呆けた表情を浮かべていたが誰も気にすることはなく、話を続ける。
「次はRASですけど、パレオちゃん資料によればチュチュさんが態度が柔らかくなったって!!」
「でも、名前呼ぶようになっただけでしょ・・・?」
「リサちゃん!!甘いわよ!!」
「人間どう変わるかなんて分からないんですよ!!」
「あぁ・・・うん・・・」
リサの意見を言うとすぐに千聖とひまりから反論が飛ぶと、そこで彼女は紗夜の変化を思い出して反論するのを諦めた。
「それにロックも弦太朗と一緒のお風呂に入ったこともあるし・・・」
「RAS、やっぱり強敵だね・・・」
「えぇ・・流石最強と名高いガールズバンドだけはあるわね・・・」
音楽とは全く関係ないとこで最強バンド認定されているRAS。
流石にこれにはチュチュも不服だろうが残念ながら彼女はこの場にいないため、誰もツッコむことなく会議は進行していく。
「じゃあ次は、パスパレね・・・」
「そうだよ!!千聖ちゃん!!この前如月くんと買物デートしてたよね!!」
「千聖さん!!抜け駆けですか!!」
「しかも、プレゼントを贈るなんて・・・!!協定違反ですよ!!」
「違うわよ!!バイト代を現物支給しただけよ!!バイト代を現物支給したらダメなんて規定はないわよ!!」
「それはうちもパン屋手伝ってもらったことあるから何も言えないかな~・・・」
「じゃあ今度、うちのお店も手伝ってもらいます!!」
「「どうぞどうぞ」」
仕事を手伝ってもらうなどと言う三番煎じはもはや何も思うことはない。
余裕そうにOKを出す2人につぐみは悔しそうな表情を浮かべているがそのまま話は続いていく。
「後、日菜ちゃんは・・・まぁ、日菜ちゃんだし。他はイヴちゃんは戦友って感じだから大丈夫ね」
「パスパレは終わりだよ!!次はAfterglow!!」
「はいっ!!また蘭が弦太朗くんの家に行きました!!」
「話を聞くと弦太朗くんとその友達と一緒にご飯食べてそのままお泊りしたそうです・・・!!」
「・・・へぇ」
「「「「「(羨ましい・・・!!)」」」」」
5人の心は揃っていた。
羨ましいが自分たちが抜け駆けをしたら何をされるか予想もつかない。
互いが互いを押さえつける役割を果たしていたため、蘭を羨ましがることしか出来なかった。
「でも、蘭ちゃんは弦太朗くんのことは何とも思ってないみたいです。弦太朗くんのお爺さんに気に入られてるから顔見せに行くくらいに感覚みたいです」
「・・・ふぅ。ひまり、この話はいったん辞めよう。私の中で何かが切れそうになるから」
「じゃあ沙綾ちゃん。ポピパはどうなの?」
沙綾の提案に全員が同意すると蘭の話がここで終わってポピパの話になると沙綾は淡々と報告を始める。
「香澄も有咲もりみも今まで通り。でもみんな距離が近いかな~って思うけど。後おたえだけど・・・」
「「「「だけど・・・」」」」
「誕生日のプレゼントと言って弦太朗を家に招待してた・・・!!」
「「「ギルティー!!」」」
「待ってください。おたえちゃんの事をもうちょっとだけ聞きましょう!!それで?」
「家のウサギを見せて餌をあげてたりしてたみたい。そこまではいいんだけど・・・」
「「「「だけど・・・?」」」」
「レイヤが言うにはおたえのお母さんは弦太朗がおたえの彼氏だと思ってるらしくて、おたえも弦太朗に「結婚する?」って聞いたみたい・・・」
「「「「「ギルティー!!」」」」」
親の天然ボケを真に受けて結婚の誘いをしたたえに対するただの嫉妬だが、彼女達の気持ちは再び一つになった。
「では・・・ここからはたえちゃんと蘭ちゃんに対する制裁について決めましょう!!」
「あれ?ハロハピは・・・?」
ここでずっと黙っていたリサが口を開いてしまった。
リサからしたら特に美咲なんてイヴと同じ戦友みたいな感じで気をつけるべきなのではないかと感じたが、彼女達は何故ハロハピについてだけ何も話さないのかが分からなかった。
そんが疑問に彼女達は答えた。
「だってハロハピと弦太朗は・・・」
「「「「「ズッ友だもんね!!」」」」」
「・・・」
一同の言葉にリサは本当に呆れて物が言えなかった。
その状態になってしまった彼女はたえ達の対策の話になると部屋からつまみ出されると、周囲に恋愛事情が気になったのがずっと握りしめたままの資料に再び目を通し始めるのだった。
誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。
以下ネタ説明
小ネタ48
前に花咲川でやったのの羽丘版
蘭ちゃんが強かった
小ネタ49
ポッピンパン。
作り直そうってなったらふと・・・
小ネタ50
恋愛関係とその周囲の確認をば・・・
ちなみに
好感度5段階評価だと・・・
5(恋愛振り切りった勢)・沙綾、ひまり、つぐみ、彩、千聖
4(友達として大好き)・香澄、りみ、蘭、巴、ハロハピ、日菜、イヴ、レイヤ、ますき
3(普通よりも好き)・たえ、有咲、モカ、リサ、あこ、ロック
2(普通)・友希那、パレオ、チュチュ、モニカ、麻弥
EX(特殊な感情)、燐子・紗夜