バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。
この章の着地点だけは考えてるのに繋ぎがうまくいかない・・・!!
(なおハロハピ3章だけはプロットは完全に白紙!!)



祭・狂・騒・曲-4 マワタ×ノ×クビワ

 

「つぐ!!おはよう!!」

 

「・・・巴ちゃん!!おはよう!!」

 

「昨日は大変だったな~!!ってどうしたんだ?」

 

「・・・なんでもないよ!!」

 

商店街の事件が起こった翌日、巴とつぐみは学校の通学路で鉢合わせた。

巴からの声に振り返ったつぐみは巴の表情を確認するが、昨日の事はあまり気にしている気配が感じられなかったので笑顔で彼女の言葉に答えるとそのまま並んで学校まで向かっていく。

その中で巴の方から昨日の話題が出てきたとこにつぐみは目を丸くしたが取り繕って答えるが、彼女は笑みを浮かべていた。

 

「巴ちゃん。あの時は心配したんだから・・・」

 

「悪かったって・・・」

 

「でも、どうして祭りの邪魔なんて・・・」

 

「理由はよく分かんないけど、如月もいるしなんとかなるだろ!!」

 

「そうだね・・・!!」

 

巴から弦太朗の名前が出ると、今までの事件を解決してくれている彼の事を思い出してつぐみは笑みを浮かべていた。

そんな中で学校へと近づいてく2人の周りには同じ制服を着た生徒達の姿が見えてくるが、その大半は2人―――いや、巴に視線を向けていた。

しかも、それは好意的な視線ではなく恐怖感や不安感と言った負の感情が籠ったもので、生徒が増えるたびに彼女は生徒達からの視線を浴びていた。

 

 

「なんだ?アタシなんかしたか?」

 

「・・・さぁ?」

 

つぐみは昨日の商店街での出来事が頭を過ったが、視線を集めている巴は視線には気が付いていたが理解できていないようで、それを見た彼女は口から出そうになった言葉を飲み込んで誤魔化した。

そんな時につぐみの考えを全く考えない彼女達の先輩が後ろから彼女達へと駆け寄ってきた。

 

「お~い!!つぐちゃ~ん!!巴ちゃ~ん!!」

 

 

 

 

 

「日菜先輩!?」

 

「おはようございます」

 

「イヴちゃんから聞いたけど、昨日から大変だね~」

 

「えぇ・・・まぁ・・・。って昨日・・・から・・・?」

 

「日菜先輩?昨日からってどういう事ですか?」

 

「えっ?巴ちゃん。今凄いことになってるんだよ?知らないの?」

 

「「・・・?」」

 

確かに昨日"は"商店街にダスタードが出てきたので大変だったが、もうそれは昨日で終わっている。

そのはずなのに目の前にいる日菜は昨日”から”と言っていた。

その言葉に2人は違和感を覚えて顔を見合わせていたが、そんな様子を見た日菜は状況を知らない彼女達に驚くが状況を伝えることにした。

 

 

 

「えっと、巴ちゃんが商店街で暴力沙汰を起こしたって話になってるんだよ!?」

 

「日菜先輩!!それってどういうことですか!!」

 

「つぐ落ち着けって!!」

 

「巴ちゃん!!・・・ごめん・・・」

 

「いや、アタシも気になるし・・・」

 

衝撃的な内容に2人は混乱していたが、つぐみは急に日菜に向かって怒った様子で詰め寄ろうとしていた。

しかし、自分以上に怒っているつぐみを見て巴は怒るタイミングを完全に見失ってしまったのでなんとかつぐみを宥め、彼女が少しだけ落ち着くのを見た日菜はそのまま話を続けていく。

 

「実はね。イヴちゃんから説明を聞いた後に、リサちーが学校の友達から連絡が来たんだって~」

 

「そんな・・・!?」

 

「ゲンちゃん関係でしょ?知らないんなら仕方ないんじゃない?」

 

「でも・・・」

 

 

「あはは・・・!!つぐ、大丈夫だからさ」

 

「ほら、巴ちゃんもこう言ってるんだし!!」

 

「そう・・・ですね・・・」

 

 

「そういえばね~!!―――」

 

巴は笑っていたが、つぐみにはそれが作り笑いであることを見抜くがあえてその事を追及することはせず、日菜もそれに気が付いているのかは分からないが、そのまま自分の話を聴かせ始める。

 

その言葉に耳を傾け始めた2人は一時だけとはいえ、周囲の視線から意識から消えていた。

しかし―――

 

 

 

 

 

 

「「「「きゃあああああああああああああ!!」」」」

 

「うわぁあああああああああああ!!どいてどいて~~~~!!」

 

「リサ・・・!!」

 

「友希那~~~!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リサちー!!友希那ちゃん!!」

 

「・・・っ!!」

 

「ちょっと巴ちゃん!!待って!!」

 

突如として聞こえた悲鳴。

 

その後にリサ達の声が聞こえてくるが、詳しい場所が分からずにいたところに友希那の手を引いて全速力で駆け出すリサの姿とその後ろには昨日も商店街に現れていたダスタードが2体で2人を追いかけている光景が目に飛び込んできた。

 

事情を知らない周囲の生徒達も同じ学校の生徒が武器を持った不審者に襲われている光景にパニックを起こし始め学校へ向けて逃げようとする中を巴だけはつぐみの静止を振り切ってその流れに逆らって走り出してすぐに目の前の事態に変化が起きた。

 

 

 

「きゃ!!」

 

「友希那!!」

 

リサが手を滑らせて友希那の手を離してしまうのと同時に友希那が顔面から地面へと転んでしまう。

そんな彼女にダスタードが追いついて手に持っていた刀を振り下ろそうとした時、巴は友希那の頭上を飛び越えると同時に拳を固く握りしめていた。

 

 

 

「ソイヤっ!!」

 

「宇田川さん・・・」

 

「大丈夫ですか!!」

 

「巴!!後ろ!!」

 

巴はその勢いのままダスタードを殴りつけて吹き飛ばして、心配の声をかけるがリサが巴の後ろから迫るダスタードの姿に声を挙げる。

 

リサの言葉を受けた巴だったが、彼女は反応が遅れてしまい気が付けばダスタードは刀を振り下ろしていた。

 

「「「巴(ちゃん)!!」」」

 

「宇田川さん・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ってぇなぁ!!」

 

巴の身体は反射的に避けようとするが躱しきれずにその刀は腕を掠める。

制服が斬れてそこから若干の血が滲みだすのも構う事なく巴はそのままダスタードに前蹴りを見舞って先ほど同様に吹き飛ばすと巴はそのままダスタードへと視線を向ける。

 

しかし、その巴の姿を見てかダスタード達はそのまま彼女に背を向けて逃亡を開始していた。

 

「待てっ!!」

 

「巴ちゃん!!ダメ!!」

 

「つぐ!!」

 

巴もダスタードの後を追いかけようとするがつぐみが彼女にしがみ付いてそれを止める。

その行動に巴は不満そうに声を挙げるがそこにリサがつぐみの援護を始める。

 

「羽沢さんの言う通りよ・・・」

 

「湊さん!!でも・・・!!」

 

「そうだよ!!その腕で行ってやれるの!!」

 

「腕・・・?」

 

巴は自身の腕を見ると制服の袖からは血が滲んでいた。

先ほどまでは軽く痛みを感じた程度で大したことはないと思っていたが、自身の腕を見ると怪我の状態を理解したのか先ほどよりも痛そうな素振りを見せていた。

 

 

「とにかく!!一旦腕をなんとかしてから!!」

 

「・・・すいません。つぐも悪かったな・・・」

 

「大丈夫だよ!!」

 

巴はきつく当たってしまったリサとつぐみに申し訳なさそう表情を向けるが、つぐみは笑顔を作って彼女に答える。

そんな2人にリサも口角をあげて視線を向けるがすぐに彼女は動き出した。

 

 

 

「とにかく!!まずは学校の保健室行くよ!!友希那はさっさと立つ!!つぐみはタオルで傷口抑えてあげて」

 

「はいっ!!ほら友希那先輩も早く立ってください!!」

 

「・・・はい」

 

「みんな~!!どいてどいて~!!」

 

こうしてリサの指示が飛ぶと若干1名だけは落ち込んでいることを気にすることなく彼女達は周囲の視線を集めながらそのまま学校の保健室へと向かっていく。

 

 

そして学校について早々にリサが慣れた手つきで巴の腕の処置をしながら話しかける。

 

「巴、さっきは助けてくれてありがとね・・・」

 

「巴ちゃんもだけど、リサちー凄いよね~。あたしの時もやってくれてたんでしょ?」

 

「えぇ・・・そうよ」

 

「なんで友希那先輩が偉そうなんですか・・・」

 

「つぐみ~友希那が馬鹿なこと言ったら無視した方がいいよ~。よしっ!!これで終わり!!」

 

「・・・ありがとうございます」

 

巴は怪我した腕を見つめながら、手を握ったり開いたりを繰り返して感触を確かめる。

若干の痛みは走るが大して動きに問題がないことを確認してからリサへと感謝を伝えるとリサは微笑みを返すとそのままつぐみは気になっていたことを話し始めていた。

 

「リサ先輩。どうしてさっきはあんなことに・・・?」

 

「う~ん・・・分かんないんだよねぇ・・・」

 

「分かんないってどういう事ですか?」

 

「リサが私の家で朝ごはん作ってから学校来る途中で急に出てきて追いかけられたのよ・・・」

 

「でもさ~。変だったよね?友希那なんてすぐ捕まりそうなのに全然追いついてこないしさ~」

 

「ん・・・?それってどういう・・・?」

 

 

 

 

「ねぇ?みんな~。そろそろ授業始まっちゃうよ?」

 

「そっか~。それじゃあみんな、教室行こっか!!」

 

「えぇ~。リサち~みんなでサボろうよ~」

 

「ダメです!!」

 

「ちぇ~」

 

つぐみは気になったことがあったのだが、授業が始まるということでしぶしぶここで聞くのを諦めた。

そして、つぐみは巴の後を着いて行って教室に入るとその中に広がっていた光景に彼女は目を丸くしてしまった。

 

「これは・・・」

 

「どうなってるの・・・?」

 

教室の中あったのは不快感を隠そうとしない蘭と、心配そうに2人を見るひまりとモカ。

そして―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「・・・・・・」」」」」」

 

巴に不安と恐怖が籠った視線を送ってくるクラスメイト達の姿だった。

 





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