バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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短いですが投稿。
黒幕視点入れようかと思たけど、諦めた。
まぁ、黒幕は誰か薄々察してる人はいるだろう・・・


祭・狂・騒・曲-5 ひとのめ、よわりめ

 

騒動があった後にも関わらず、羽丘ではいつも通りの授業が行われていたが―――

 

「「「「・・・」」」」

 

 

 

 

「巴・・・。大丈夫?」

 

「ひまり・・・。いやぁ、流石にやりずらいな・・・」

 

「無理しちゃだめだよ?」

 

 

 

「・・・チッ」

 

「蘭~、気持ちは分かるけど~」

 

流石の巴も授業中や休み時間を問わず、負の感情が乗った視線に神経をすり減らしていたが、そんな中でも幼馴染達は巴の周りに集まって彼女へ心配する言葉を掛ける一方で蘭は巴に視線を送る生徒達を目で威嚇し始める横ではモカが蘭を宥めつつも周囲の生徒達を観察していた。

 

「それにしても・・・トモちんへの視線が凄いね~・・・」

 

「モカちゃん・・・。事情を知らない人たちからしたら・・・」

 

「ステージとかで視線には慣れてたつもりだったけど・・・この感じは慣れないな・・・」

 

「ホントにムカつく・・・。巴に助けてもらった人もいるのに・・・!!」

 

「蘭!!そうだよね!!」

 

 

 

 

「みんな、気持ちは嬉しいけど・・・。あんまり気にすんなよ?」

 

「巴はもっと気にした方がいいよ!!」

 

「ちょっとひまりちゃん。巴ちゃんがいいって言ってるから・・・だから今は・・・」

 

巴の言葉にひまりは声を挙げると、つぐみによってそれを止めると彼女は物凄く不満そうだった。

そんな彼女達を見てモカが話題を強引に変え始めた。

 

「ねぇ~放課後にラーメンでも食べに行かない~?」

 

「私はいいよ」

 

「さんせー!!」

 

「そうだな・・・!!」

 

「私も生徒会も無いから大丈夫だよ!!あっ!!そろそろ次の授業始まるから席に戻ろ!!」

 

 

 

 

 

「・・・」

 

「トモちん・・・」

 

放課後の予定も決まった彼女達はつぐみの言葉を聞いて自分の席へと戻る。

それと同時に周囲の生徒達は再び巴に視線が向け、向けられた彼女も再び居心地の悪そうな表情を浮かべ始めていたのをモカは不安そうな表情で見守ることしか出来なかった。

 

 

 

周囲からの視線を耐えに耐えた放課後―――

彼女達はいつも通りに教室から出て行くと約束通りにラーメンを食べるために歩き始めていた。

 

「それで~どこのラーメンにする~?」

 

「どこでもいいけど・・・?」

 

「それにしても、みんなでラーメンって久々だよね!!」

 

「うんっ!!」

 

 

 

 

 

「・・・」

 

「巴・・・?どうかしたの?」

 

「んっ・・・あぁ、そうだな・・・醤油豚骨だよな・・・」

 

「「「「・・・・・・」」」」

 

幼馴染5人が会話をしながら歩いているが、巴は学校での疲れが出ているのか他の4人と全く会話が噛み合わない。

そんな彼女を心配そうに見つめる4人だったが、今の彼女にかける言葉が思い浮かばずに困惑したが、そんな彼女達の向かい側からは見覚えのある顔が向かって来ていた。

 

「如月さん!!あなたは一体何をして・・・って、あら?」

 

「あっ!!」

 

「蘭達じゃねぇか」

 

「こんにちは・・・」

 

「紗夜さんに燐子先輩!!」

 

「こんにちは!!」

 

「どうも・・・。それで今回弦太朗は何をしたんですか・・・?」

 

「ってなんで俺が何かやったってことになってんだよ・・・」

 

向かいから現われたのは弦太朗と花咲川に通っているRoseliaメンバー達。

しかも、紗夜が弦太朗へと説教をしている光景が気になったのか蘭が紗夜に尋ねると彼女からではなく燐子から答えが返ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

「それが分からないんです・・・」

 

「分からない・・・?燐子さん、それってどういう・・・?」

 

「実は先ほど商店街の方に買い出しに行ったのですが・・・如月さんが商店街の方々から避けられてるといいますか・・・冷たい態度を取られているような感じで・・・」

 

 

 

「「「「えっ!?」」」」

 

「白金さん。あれは避けてるというよりは、警戒されていると言った方が正しいと思います。まともに相手してくれてたのは羽沢さんや山吹さん達の店だけじゃないですか・・・」

 

「昨日、騒ぎがあったのは聞いてましたけど・・・。みんな如月さんを悪者みたいに・・・」

 

 

 

商店街の皆が急に弦太朗に対しての当たりが厳しくなったと言うのがよほど信じられなかったのか、

紗夜達から告げられた言葉に彼女達は目を丸くしていた。

 

流石に信じたくはないが、この事を伝えた紗夜達の表情がこれが事実だというのを強く感じさせられたが、つぐみは彼女達に簡単に学校での出来事を話すことにした。

 

「巴さん・・・学校でも・・・」

 

「リサと日菜から連絡があったけど・・・そんなことがあったのか・・・」

 

 

 

 

「大丈夫だって!!誤解なんだからすぐに解けるだろ・・・!!」

 

「「「「・・・・・・」」」」

 

心配されているのが分かった巴は必死に元気そうな声を挙げるが、それがから元気であるのが丸分かりなことを誰も指摘する者はいなかった。

 

 

 

 

 

「紗夜さん!!これからラーメンを食べに行くんですけど!!良かったら!!」

 

「そうだったんですか・・・。ですが、私達はこれから練習が・・・。それに湊さん達も待ってると思いますので・・・」

 

「如月さんは巴さん達の着いて行った方がいいんじゃないでしょうか・・・?」

 

「「「「えっ・・・?」」」」

 

 

 

 

燐子からの提案が出ると紗夜は弦太朗の腕を引くとそのまま燐子と3人で小声で話し始めていた。

 

「でも、行ったら友希那の奴なんか言わねぇか?」

 

「そうかもしれませんが、今の巴さんを放っておく方があこちゃんが心配するから・・・」

 

「・・・白金さんの言う通りですね。行ってあげたほうが・・・」

 

「友希那さんには私達から言っておきますから・・・」

 

 

「・・・分かった」

 

3人はすぐに会話を終えると、そのまま彼女達に向き直っていた。

 

 

 

「では、私と白金さんはこれで・・・」

 

「さようなら・・・」

 

「おう!!また明日な!!」

 

そう言って紗夜達はこの場を離れて行くと弦太朗とAfterglowの5人がこの場に残されていた。

何とも言えない空気の中で最初に声を出したのは弦太朗だった。

 

「よっし、それでどこまでいくんだ?」

 

 

 

「なら、マスキングのラーメン屋は?みんなで行ったことなかったし!!」

 

「私はいいよ」

 

「さんせ~」

 

「巴ちゃん!!行こ!!」

 

こうして弦太朗を加えた6人はますきのバイト先でもあるラーメン銀河へ向けて歩き始めるのだった。

 





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