更新頻度落ちてる・・・
今回は大きく話を動きそう・・・
(最終回間近なのに終わる気配が見えない戦隊から目をそらしつつ・・・
「おらぁ!!」
「・・・!!」
「ホント・・・気味が悪りぃな!!まるで杉浦の時みてぇだな・・・!!いや!!そんな訳ねぇ・・・!!それよりも今は羊野郎だ・・・!!」
フォーゼが接近してアリエス目掛けて斬りかかるが、アリエスから反応はほとんどないことに気味の悪さ覚える。
その光景はまるで天校でタウラスの事件の時に会った時と被って見えたが、彼は首を横に振ってその思考を振り払って再び斬りかかろうとするがダスタードがフォーゼへ襲い掛かる。
しかし、フォーゼは迫るダスタードをソードで切り払いながらも必死に考えていた。
「邪魔すんな!!・・・すぐに終わらせてぇけど、商店街をぶっ壊す訳にもいかねぇしな・・・」
アリエスだけを移動させようにもフォーゼがリミットブレイクを発動しようとする絶好のタイミングでダスタードが迫るために使うことが出来ず、この場所でダスタード諸共倒そうとしても商店街への被害を考えてしまい行動に移せない。
「街が壊れませんように・・・!!」
――――――ウォーターON――――
フォーゼはそんな神頼みのようなセリフを吐きながら、スイッチを起動する。
「食らえ・・・!!」
フォーゼはウォーターでアリエス諸共ダスタードへと水を浴びせて、水圧でそのまま吹き飛ばすと、代わりに詰め寄ってきたダスタードを倒しながら再びアリエスへと近づいていく。
「くっそ・・・!!どっから沸いてんだよ・・・!!美咲達は大丈夫か・・・?ってこっちもそこまで余裕がねぇけどな・・・!!」
フォーゼが悪態をつきながらもダスタードとアリエスを纏めて相手をするが、次第に状況はフォーゼの振りへと傾い始めていく。
「・・・ブシドー!!」
「もうっ!!突っ込みすぎだって・・・!!」
フォーゼがアリエスと戦っている一方、残された2人はダスタードの大群相手に立ちまわっていた。
「若宮さん!!さっきから飛び込んでいってるけど、大丈夫?」
「身体は・・・大丈夫です!!」
「身体・・・?あぁ・・・もう木刀が限界ってこと・・・ね・・・!!でも何で刀しか使わないんだろ・・・?」
イヴが飛び込んで相手を掻き乱しながら倒して、漏れた相手を美咲が打ち倒すというパターンを繰り返していた。
その中で美咲がイヴを見るが既にイヴは呼吸が乱れ、得物は今にも根元から折れそうなほど限界寸前であった。
幸いなことにダスタード達は爆弾を投げてくることなく、手に持っている刀だけしか使ってこないことに疑問を覚えた美咲だったが、幸運ということですぐに考えを止めてイヴへと声をかける。
「若宮さんは木刀の予備は・・・あるわけないよね・・・?どうする・・・?木刀取りに下がる?」
「・・・行きます!!」
「ちょっと!?若宮さん!?」
美咲はイヴに退く提案をしたが、イヴはそれに反して突っ込んでいく姿に自棄になったのかと思ってしまったが、彼女の眼は死んでいなかった。
「ブシドーーーーーーーー!!」
「あぁ・・・そういうこと・・・か!!」
イヴがダスタード目掛けて木刀を振り上げると共に木刀が根元から折れるのと同時にダスタードが持っていた刀が宙を舞うとイヴはそれを奪い取る。
美咲はイヴの行動に驚きながらも向かってくるダスタードを全力で突き飛ばし続けて、次々にダスタードを塵にしていく。
斬って、倒してを繰り返しを幾度となく続けていた彼女達だったが―――
「それにしても・・・どんだけいるの・・・?倒してもキリがないんだけど・・・」
「まだ・・・まだです・・・!!」
戦闘が始まってどれほどの時間が経ったか分からないが、フォーゼ含めてかなりの数のダスタードを倒している。
それにもかかわらず、彼女達の視界からダスタードが減っている様子はない。
思わず美咲の口から弱音が零れてしまうが、それでもまだ2人は立ち上がってダスタードの前に立ち塞がっていた。
「どうする・・・?こっちも体力あんまし残ってないけど・・・」
「ブシたるもの・・・退くわけには・・・いきません!!」
「私は武士じゃ・・・でも、若宮さんが頑張るんだったら・・・1人だけ帰るわけにはいかないか・・・。それで何か考えは・・・?」
「真正面から・・・突撃です!!」
「全く猪武者じゃないんだから・・・!!」
「正々堂々・・・!!ブシドーです!!」
「いや、侍って奇襲とかしてるから正々堂々とはかけ離れてるんだけどなぁ・・・」
イヴのとんでもない発言に美咲は頭を抱えだす。
今はミッシェルを着ているので頭を抱える光景もとてつもなくシュールすぎるが誰もツッコむ余裕もなく、美咲も腹をくくった。
「仕方ない・・・やれるとこまでやるか・・・」
「行きま・・・っ!!」
「のわぁ!?」
意を決した2人だったがその2人の間を誰かが通り過ぎる。
それと同時に近くにいたダスタードが綺麗な弧を描いて吹き飛んでいき、それはアリエスとフォーゼの間へと落下すると視線はその侵入者へと視線が集まっていく。
「ったく・・・まさかひまりの奴に気絶させられるとは・・・お陰で学校からここまで全力疾走する羽目になったぞ・・・」
「遅刻ですよ・・・!!」
「ヒーローは遅れてやってくるって奴・・・?いや、この場合はヒロインかな・・・?」
「大丈夫なのかよ!?巴!!」
「おう!!」
乱入者の正体は巴。
彼女は学校で意識を取り戻してすぐに駆けつけるとそのままダスタードを殴り飛ばしていた。
しかし、ダスタードの刀が彼女の頭を掠めていたらしく頭から出血をしていたがゆっくりと息を吐きながらそれを拭いながら言葉を吐き出して始める。
「お前らがなんの為に商店街とアタシを襲ったのかなんて全く分かんないし・・・そんなことはもうどうだっていい・・・」
彼女は視線を真っすぐにダスタード達へと向けて言い放つ間、誰もその場を動かない。
「ここにはもうアタシの居場所なんて無いかもしれないけど・・・アタシは変わらないものを・・・つぐ達の店・・・この
そう言って彼女はゆっくりと拳を握り直して、目の前をしっかりと見据えていた。
「この
言い切った巴はそのままダスタードの中へと突っ込んでいく。
美咲とイヴは驚いた表情を浮かべたが彼女はその間をすり抜けていき、アリエスの目の前まで迫っていた。
「ソイヤッ!!」
その掛け声とともにアリエスの顔面に巴の拳が突き刺さると、アリエスの身体は大きく後ずさる。
驚きの光景にフォーゼすら言葉を失ってしまったがそんな彼に巴が声を挙げた。
「こっちは気にすんな!!行ってこい!!」
「おう・・・!!」
「若宮さん・・・いける?」
「勿論です・・・!!」
巴が加わった事で一気にフォーゼ達の士気があがる。
そして彼女に釣られるようにして彼らも再び自身の敵と対峙するのであった。
「そろそろ仕上げってところだね」
建物の上から下で繰り広げられてる戦闘を見ていた異形がいた。
全く正体が分からないそれはアリエスを一瞥すると後ろを振り向いた。
異形の後ろに控えていたのは1人の女性。
その女性はニコニコとした柔らかい表情を浮かべていたが、その瞳は不気味な赤色の光を放っていた。
「まぁ、不完全でも人を操れるのはたいしたもんだけど、やっぱり無理があったか・・・とりあえず、手を貸してきな・・・」
その言葉に答えるように控えていた女性は柔らかい笑みを浮かべてスイッチを押して、変身するとフォーゼ達もよく知る
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