以前にアンケートで取ったオリジナル設定のゾディアーツ登場します。
そしてそろそろ戦わせたいがために非常に駆け足なのでご注意を―――
ハロハピ作戦会議の翌日―――
はぐみのソフトボールの練習場所であるグラウンドへとやってきた弦太朗の前に現れたのはこころ・薫・花音の3人と美咲――
ではなく、ピンク色のクマだった――
「おぅ・・・。そのクマは・・・?」
「ミッシェルよ!!彼女は私たちのバンドのメンバーなのよ!!」
「そのクマって、もしかして美咲か・・・?」
「美咲?何を言っているんだい弦太朗?」
「美咲は急な用事が入って今日は来れないって言ってたわ!!残念だけど、5人ではぐみの練習を見ましょう!!」
「おぅ・・・」
困惑する弦太朗を他所にこころ達ははぐみの練習場所へと近づいていく中、弦太朗は花音から声をかけられる。
「あのね・・・如月くん。ミッシェルの中は美咲ちゃんなの・・・」
「でも、なんで着ぐるみの中に入ってるんだ?」
「えぇっとね・・・」
「まぁ、成り行きで・・・」
「後ね。こころちゃん達はミッシェルが美咲ちゃんってことを知らないんだ」
「ハロハピで知ってるのは花音さんだけなので。お願いします」
「こころ達は知らねぇってどういう事だ?」
「それはこっちが聞きたいですよ・・・。目の前で脱いでも分かってもらえないし・・・。それにこころ達に話そうとしても黒服さんたちが全力で邪魔してくるので諦めました・・・」
「おぅ・・・」
「ミッシェル~。花音~。みんなで一緒にソフトボールの練習をするわよー!!」
「こころ~。練習みるだけじゃなかったの~」
「美咲ってすげーな・・・」
「あはは・・・」
哀愁を漂わせた着ぐるみがこころの言葉で雰囲気を瞬時に変えてこころの元へと向かう。
その姿を見た弦太朗の言葉に花音は乾いた笑いしか返せなかった。
ソフトボールの”練習”試合を終えたハロハピのメンバーはベンチで先ほどの練習試合について話していた。
「みんなとソフトボール出来て、はぐみすっごく楽しかったよ!!」
「あたしもすっごく楽しかったわ!!」
「ふえぇ・・・。練習を見るだけのはずなのに、何でソフトボールの試合をやってるの~」
「かのちゃん先輩。練習試合だよ?」
「それにしても、今日のミッシェルはなかなかの名監督ぶりだったね」
「ミッシェルが監督でみんな笑顔になっていたわ!!」
「なぁ・・・。「笑顔が足りない!!」って監督が言うことか・・・?」
「みんなを笑顔にするのがあたし達ハロハピよ!!」
「つまり・・・そういうことさ・・・」
「なぁ?どういうことだ?」
「如月先輩。薫さんのいうことは気にしないでください」
「おぅ・・・」
「そういえば花音。そろそろバイトに向かわなくてもいいのかい?」
「あっ!!急いでバイトに行かないと!!」
「あたしもこの後は用事が・・・」
「はぐみも練習終わったら、うちのお仕事手伝わないといけないんだった!!」
「おや、この後はみんな予定があるのかい?」
「それなら今日はここでお別れね。また、みんなで遊びましょう!!」
そう言い残してこころは趣味の楽しいこと探しをするために去ってしまう。
「皆さま。車で目的地までお送りいたしますのでこちらに」
「じゃあ、私はバイト先まで・・・」
「あたしは商店街までお願いします」
「俺も商店街にまでいいっすか?」
「それなら私は花音と一緒に行くとしよう」
「はぐみは練習の片付けがあるから。大丈夫だよ!!」
「北沢様以外の方はこちらへ」
弦太朗達は黒服の案内によって車へ、はぐみは練習の片付けを行うためグラウンドへと向かう。
そして弦太朗達を乗せた車が出発して数分後に、
グラウンドにいた人間は黒い影に襲われて全員意識を失った状態で発見されるのだった。
花音たちを降ろした車は弦太朗と美咲を乗せて商店街へ向かう。
「なぁ、美咲。商店街って着ぐるみのまま行くのか?」
「はい。ミッシェルって本当は商店街のマスコットなので商店街でチラシ配ったりとかの仕事をしてるんですよ」
「そこをこころが見てバンドに入ってたってわけか」
「はい。最初はあたしのことに気が付いて貰えなくて嫌でしたけど、こころのおかげで今はハロハピの活動は結構好きなんですよね。・・・まぁ結構とんでもない無茶ぶりされますけど」
「それも青春って感じでいいじゃねぇか」
「如月先輩のいう青春ってよく分かんないですけどね。黒服さん。ここまでで大丈夫ですよ。ここから歩いて商店街まで行きますから」
「承知いたしました」
「いつもありがとうございます」
「どうもっす」
「いえ。ではお二人とも行ってらっしゃいませ」
目的地である商店街の近くへと到着した車は扉を開けて弦太朗達を降ろすと車はそのまま走り出す。
「そう言えば如月先輩はどうして商店街に?」
「はぐみの店のコロッケでも食ってから帰ろうって思ってな。前に香澄たちにも案内してもらったけど、その時は色々あって買えなくてな」
「そうだったんですね。身内贔屓って訳じゃないですけど美味しいですよ」
「おっそうか!!そいつは楽しみだな!!」
「あれ?」
「どうしたんだ。みさっ・・・ミッシェル?」
「こころ達の前だけでいいですよ。昼過ぎの時間でも普段なら商店街の近くにはそれなりに人がいるんですけど・・・。さっきから誰もいないんですよ」
「確かに先週つぐの店に行ったときも商店街に人がいたんだけどな?今日って近くで何かやってるのか?」
「大きなイベントなんてないはずですよ?・・・如月先輩、何か倒れるような音がしませんでした?」
「路地の方から聞こえたな。ちょっと行ってみるか」
「ちょっと!!何でそんな躊躇いなく行くんですか!?」
何かの倒れる音が聞こえた商店街の路地へと歩き出す弦太朗とそれを追うミッシェル。
「こっちか!!ってお前は!?」
「如月先輩?どうかしました・・・えっ?」
路地の裏にいたのは、怪我を負っている複数の人間と、犯人と思われる黒い怪物の姿。
その姿は―――
「黒い・・・ミッシェル・・・?」
「いや、違います!!ミッシェルにしては本物のクマに寄せすぎですから!!」
目の前にいるクマの怪物がゆっくりとこちらへと振り返る―――
その身体には"大熊座"が模られていた―――
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オリ設定のゾディアーツについてはハロハピ篇最終話か1つ前で設定オープンします。