バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。
さーてと・・・
バチバチドリドリ・・・?
まぁタイトル見れば残ったのは分かるよね・・・?


牛・熊・相・搏-4 2/3の不明瞭な闘争

 

「ソイヤッ!!」

 

ヴァルゴに変身した巴が手始めにダスタードを殴り飛ばして塵に返すと、残っていたダスタード達を指差しで数えていた。

 

「残りが1,2,3,4,5か・・・」

 

「巴!!」

 

「巴ちゃん!?」

 

 

「まりなさん・・・リサさんもすぐに片付けますから・・・」

 

リサに声をかけたヴァルゴは地に足を着けたまま翼を広げて構えてから翼を羽ばたかせた。

 

 

 

 

「「きゃあああああああああ!!」」

 

ヴァルゴの羽ばたきと共に風が吹き荒れ、CiRCLEの扉を激しく揺らし、カフェテリアの机といすをなぎ倒す。

その風に巻き込まれたリサとまりなが声を挙げたのと同時にヴァルゴが突如として姿を消した一瞬で1体のダスタードへと距離を詰めていた。

 

「らぁ!!」

 

声と共に振るわれたヴァルゴの拳はダスタードの腹を突き破るとダスタードの姿が消えるが、ヴァルゴは止まることなく手に持っていた杖を両手で握りしめるとバットのように構えて―――

 

 

 

 

「おらぁ!!」

 

下から上へと振り上げるような全力全開のフルスイング。

それが腹部に直撃したダスタードは上下で身体が二つに割れ、頭部に直撃したダスタードの頭が弾け飛ぶと塵になって消える。

 

 

 

 

「リサ、あなた何をして・・・ってこれは・・・!?」

 

「おねーちゃん・・・!!」

 

 

「あこちゃん・・・」

 

「湊さんも宇田川さんも危険ですよ!!」

 

「ちょっとみんな!?なにしてんの!?ってやばっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

「こっちに・・・来てる・・・」

 

 

そんな戦闘中にもかかわらず、騒ぎを聞きつけたRoseliaの面々がCiRCLEから出てきてしまっていた。

そんなRoselia達の元へと残ったダスタード達が駆け出していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい・・・なにしてんだ・・・」

 

その行動にヴァルゴの怒りが爆発した。

ダスタードとの距離が開いてしまったがヴァルゴは即座にワームホールを生成し、そこへ自身の腕を突っ込むとその腕はダスタードの背後から首を正確に捕まえていた。

 

「逃げんなよ・・・!!」

 

その言葉と共にダスタードはワームホールに引きずり込まれて、ヴァルゴの目の前へと引きずり出される。

 

 

 

「せいやっ!!」

 

ヴァルゴはダスタードを捕まえたまま再び翼を広げると今度は空へと飛び上がるとそのまま上へとめげけてダスタード達を投げ捨てると、ヴァルゴは上空へ投げられたダスタードと同じ速度で落ちていくが、その最中にヴァルゴは自身の周囲に重力弾を浮かび上がらせていた。

 

「吹っ飛べ・・・!!」

 

ヴァルゴの声に合わせて弾が発射されると、自身より上にいるダスタード達へと直撃すると爆発を伴って後肩も無く消滅させると、ヴァルゴはゆったりと地面へと着地すると同時にスイッチを切って巴の姿へと戻っていく。

 

「本当に・・・変身するんですね・・・」

 

「何度見ても、信じられませんが・・・」

 

「そうね・・・」

 

「おねーちゃん!!」

 

「あこ!?」

 

「如月くんだけじゃなくて、巴ちゃんもそうなるのはね~」

 

「ってまりなさんももう大丈夫なんですか?」

 

「あはは~。私は1日休んだから~・・・」

 

一旦は戦闘が終わって驚きつつも安心した彼女達だったが、その中で1人だけは安心とは全く違う表情を浮かべていた。

 

「と~も~え~!!」

 

「えっと・・・リサさん?・・・どうしたんですか・・・?」

 

「あはは~・・・」

 

そこにいたのは満面の笑みを浮かべていたリサだったが、目だけは全く笑っておらず流石の巴もそんな彼女に怖気づいていたが、リサはそんな巴に笑い声で答えたが、その笑い声はすぐに怒声に変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「巴!!人の話を全く聞かないで!!」

 

「えっと・・・あの~・・・」

 

「言ったよね?使うなって・・・!!」

 

「えっと・・・そうでしたっけ・・・?ねぇ、まりなさん?」

 

「えっ・・・っと、言ってたような・・・?」

 

怒られた巴は思わずまりなに助けを求めたが、速攻でまりな見捨てられたことに巴は冷や汗を流してリサを見るが、未だに彼女は笑みを浮かべていた。

 

「とりあえず・・・楽屋・・・行こっか?」

 

「えっと・・・ライブ前ですし邪魔に・・・」

 

 

 

「いこっか?」

 

「・・・はい」

 

 

「リサのお説教が終わるまで・・・私達はカフェで休んでましょう・・・」

 

巴は逃げ出そうとするがリサの圧に押されてしまい、そのままライブ直前までお説教を食らう羽目になってしまっていた。

 

 

 


 

「も~!!彩ちゃん達おそーい!!」

 

「ヒナさん。落ち着いてください~!!」

 

「仕事でRoseliaのライブのチケットが買えなかったし~!!」

 

ジブン達はdubの入口で彩さんと千聖さん達を待っていますが、日菜さんがもう待ちくたびれたみたいでさっきから文句を言ってイヴさんが宥めるのを繰り返しています。

 

それにしても・・・

 

「あの千聖さんが松原さんのそっくりさんを見て倒れたなんて聞いたときは驚きましたね・・・」

 

 

 

 

「そうだよ!!私も花音ちゃんにそっくりのお姫様見たい~!!」

 

「確か・・・ハピネールのお姫様ですよね?」

 

「イヴちゃん知ってるの!?」

 

「いえ、国の名前だけしか知らなくて・・・私も会ってみたいです!!」

 

2人の関心が彩さん達から松原さんのそっくりさんの方に向いたのはいいんですが、あっさり忘れられる彩さん達に若干同情しそうになってしまいますが、そんなことを考えてたら急にdubの中が騒がしくなってきました。

 

 

 

でも変ですね・・・

まだライブまで時間があるはずですが・・・

 

「ん~?なんか中が騒がしいね~」

 

「何かあったんでしょうか・・・?」

 

 

「・・・!!」

 

「ちょっとイヴさん!?」

 

「麻弥ちゃん、いくよ~」

 

日菜さんの言葉に軽いノリで返していたんですが、ライブが終わったわけでもないのにdubから人が飛び出してくる。

それを見て流れに逆らうようにイヴさんがdubへと入っていき、日菜さんもジブンの腕を掴んでイヴさんの後を追いかける。

 

「どこでしょうか・・・」

 

「ステージじゃない?」

 

dubの中ではイヴさんが周囲を見てましたが、後から来た日菜さんの言葉に従ってステージへ入っていく。

 

 

 

「うっそぉ・・・」

 

「どうしてですか・・・!?」

 

「とりあえずゲンちゃんに連絡しないと・・・!!」

 

「ジブンは・・・とりあえず一緒にいるはずの松原さんに連絡してみます!!」

 

目の前には以前にも見た黒い人達がフロアで刀をチラつかせていたのを見て全てを理解して、日菜さんは如月さんに連絡をとろうとしているのを見た。

 

でも、RASだけじゃなくてRoseliaやポピパのところにも出てるかもしれないという不安が頭を過ったジブンは如月さんと一緒にいるはずの松原さんへと連絡を入れる。

 

「でも・・・みなさん。これに驚いて逃げたんですね・・・!!」

 

 

 

 

 

「ちょっと!!なんの騒ぎよ・・・って!?」

 

「マジかよ!?」

 

「チュチュ!!ますき!!どうし・・・!?」

 

「キング!?それにみなさん!?」

 

そんな中でステージの袖から騒ぎを聞きつけたキング達が出てくると、フロアを見て驚いた表情を浮かべていた。

 

しかし、そんな状況がすぐに変わっていく。

 

「ってこっち来たぞ!?」

 

「とりあえず!!逃げるよ!!」

 

「チュチュ様!!逃げましょう!!」

 

「ちょっとパレオ!!」

 

 

黒い人のうちの1人がRASの目掛けて駆けだしていくと、みんながステージの袖から逃げようとしてましたがロックさんが追いつかれてしまい、背後から斬りかかろうとしていました。

 

「やっべ!!ロック!!」

 

「うわぁ!?」

 

 

 

キングが声を挙げるのと同時にロックさんは足元にあったケーブルに足を取られてその場で転ぶと刀はロックさんの頭の上を通り過ぎていきました。

でも、転んですぐに起き上がれないロックさんはそのまま後退りをするが、確実に追い詰めようとしたのは黒い人はロックさんににじり寄って、再び刀を振り下ろすがそこに素手のイヴさんが割り込んでいた。

 

「・・・!?」

 

「イヴちゃん!?」

 

「いやぁああああ!!」

 

 

 

割り込んだイヴさんが斬られた様に見えたロックさんとパレオさんが声を挙げ、ジブンも全く声が出せなかった。

でも刀はイヴさんの身体を傷つけるようなことな白イヴさんが腕を伸ばしていた当たりで完璧に停止していた。

 

寸止めだと思いましたが、そんなことをする理由が分からないジブンの頭はパンクしそうになりましたが、その寸前でイヴさんの手元で何かが光るのを見つけた。

 

「何か持ってますね・・・?」

 

 

 

 

 

「あれって・・・イヴちゃんの家の鍵?」

 

「鍵?」

 

「うん・・・!!あれで刀の根元を抑えてるんだよ!!」

 

「そんな!?日菜さんじゃあるまいし!?」

 

「麻弥ちゃん!?あたしにも出来ないよ!?」

 

どうやらイヴさんの手元で光っていた物の正体は家の鍵。

ジブンではよく分かんなかったですが、横にいた日菜さんですらイヴさんの手元を見て状況を解説してくれましたが、流石に驚きが隠せませんでした。

 

あんな5cmにも満たないような物で刃を止めるなんて人間業では信じられず、ジブンから思わず漏れた言葉に日菜さんがツッコんでますがそんなのを気にするほどの余裕はない。

 

「はぁ!!」

 

 

 

「イヴちゃんが巴ちゃんみたいに蹴った!!始めて見た!!」

 

そんな中でイヴさんは刀を抑えたまま横腹を蹴りこんでステージから叩き落しましたが、それだけ。

全くダメージが入っている様な様子はないですが、イヴさんはステージを降りると相手がイヴさんに目標を定めたように動き出して周囲を囲み始める。

 

「イヴちゃん!!」

 

 

 

 

「武器はありませんが・・・避けるだけなら!!」

 

黒い人たちがイヴさん目掛けて刀を振り始めますが、イヴさんは前後左右から飛んでくるその全てをひたすら避け続けるのを繰り返していた。

 

 

 

 

 

 

 

そんな時にイヴさんの正面にいた黒い人がいきなり地面に倒れて消える。

 

訳が分からなかったが倒れた背後の風景が突如としてブレると、そこから変身した如月さんが姿を現した。

 

 

「如月さん!?どこから出てきたんですか!?」

 

「遅れて悪いな!!これ使ったんだよ」

 

如月さんは黄色い姿で出てくると、その場で手に持っていた武器を振って黒い人を追い払う。

驚いていたジブンに如月さんは自身の右足を見せると、そこには最初に見た時に使っていた姿を消せるやつがついていた。

 

「にしても・・・よく無事だったな・・・」

 

「これがブシドーです!!」

 

 

 

 

 

「ゲンタロウ!!ライブまで時間がないわ!!とっととFinishよ!!」

 

「おう!!イヴ!!」

 

「はい!!」

 

2人が会話していた中でチュチュさんが如月さんに指示を出すと、それに答えるように如月さんが動き出し武器にスイッチを入れようとしていて、イヴさんは全速力でジブンの方へと走るとフロアから飛び出す勢いで如月さんから距離を取る。

 

 

―リミットブレイク―

 

 

 

「ライダー100億ボルトバースト!!」

 

武器からの声を共に如月さんはフロアの床に武器を突き立てるとその周囲には元気が流れ始めると、次々と黒い人たちを爆発させていく。

 

その爆発が止むと、そこには如月さんだけが立ちすくんでいた。

 

「ふぅ・・・」

 

 

 

「ゲンちゃ~ん!!」

 

「如月せんぱ~い!!」

 

「うおっ!?日菜!?ロック!?」」

 

戦いが終わった安心からか日菜さんとロックさんが如月さんにしがみつき始める。

 

流石にこれは彩さんと千聖さんには見せられない。と考えながら前の3人を笑いながら見ていたが他のRASのメンバーも如月さんの元へとやってくる。

 

「弦太朗・・・そのありがとう・・・」

 

「ありがとうございました!!」

 

「レイもパレオも気にすんなって。でも、何でお前らも襲われてんだ?」

 

 

 

 

 

 

「お前ら”も”・・・?」

 

「ゲンタロウどういうこと?」

 

如月さんの言葉に引っかかりを覚えたジブンは思わずそれを言葉にすると、チュチュさんがすぐに如月さんへと聞き返していた。

 

それを聞いて如月さんも答えていた。

 

「よく分かんねぇけど、友希那達のところにも出たんだってよ」

 

「ミナトユキナ・・・って事はRoseliaね?」

 

「あぁ、でも巴がいるから問題ねぇだろ?」

 

「そう・・・」

 

本来なら大丈夫には思えないが、宇田川さんがいるから問題ない。

その言葉に納得したジブン達、でもその中でロックさんだけは不安そうな表情を浮かべていた。

 

「ロックさん?どうかされました・・・?」

 

「ポピパさん達は大丈夫やろか・・・?」

 

 

 

 

「香澄達?なんでだ?」

 

「いえ、今日ポピパさん達もライブするはずですし・・・」

 

「でも、大会の予選って今日までだし、他のところでもライブするよね?」

 

 

 

 

「そうよ・・・今日が最終日なのよ!!」

 

「チュチュ?どういう事?それが花ちゃん達に関係あるの?」

 

「もうちょいあたし達に分かるように説明しろよ」

 

ロックさんの不安に如月さんと日菜さんが疑問を持っている様な表情を浮かべていましたが、チュチュさんだけはハッキリと思い当たる節があるようでハッとした表情を浮かべていたが、その理由はチュチュさんだけにしか分からない。

 

全員の視線が集まったがチュチュさんが口を開いた。

 

「今日が予選最終日でもう殆どのバンドはライブを終えて、これからライブする方が少ないはずよ・・・」

 

「今までの投票数で考えると決勝はRASとRoselia。票の伸び方を考えるとPoppin'Party も可能性がある・・・ってチュチュ言ってたよな?」

 

「マスキング、その通りよ。まぁ・・・RASの決勝は確定だとしてRoseliaも決勝の進出の最有力よ?そこも襲撃されたとなると・・・。妨害するために決勝出る可能性がありそうなPoppin'Partyをターゲットになる可能性は高いわね」

 

「なんでそんなことすんだよ!?」

 

「知るわけないでしょう!?それに妨害するにしては遅すぎよ!!なんで最終日なのよ!!やるならもっと前からやならきゃ効果が薄いわよ!!」

 

「はいはい。チュチュも弦太朗も落ち着いて・・・」

 

口論になりそうな2人の間にレイヤが颯爽と割り込むと、頭が冷えたのか2人は若干だが冷静になるのを見たレイヤが笑みを浮かべて弦太朗へと向き直った。

 

「だから弦太朗はすぐに花ちゃんのところに行って?」

 

「レイ、お前も弦太朗のこと言えねぇぞ?」

 

「目が笑ってへん・・・」

 

 

 

 

「おう・・・」

 

「早く・・・!!」

 

「分かったから!!じゃあ、またな!!」

 

そう言い残して弦太朗はレイヤから逃げるようにdubを飛び出していくと、残された彼女達は物が散乱した会場をそそくさと掃除し始めるのだった。

 





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