ドンブラが終わる・・・(ドンドン・・・
こうなりゃこの作品のMBPを決めるぞ!!(大嘘
でも、アンケで別の事を決めてもらいましょうか・・・
投稿です。
薫との電話を終えた美咲は弦太朗と共に商店街へ向けて歩き出していた。
「どうしたんだよ」
「いや、何でGalaxyに出てきたのかが分かんなくて・・・」
「友希那達のとこにも出たんだから・・・アイツらが出てる大会の事じゃねぇのか?」
「いやいや、そもそも妨害するんだったら最終日じゃなくてもっと前からしますよね?」
「確か、チュチュの奴もそう言ってたような・・・」
「それに戸山さん達のライブじゃなくてあたしを狙ってきたのも分かんないですし・・・」
「・・・俺にも分かんねぇ」
「はぁ・・・」
美咲は戦闘が終わってからタウラスの目的を考えていた。
しかし、弦太朗の言葉を聞いて考えるのがバカらしくなったのかため息を零すと彼女は先ほどのこころが言った言葉を思い出して頭を抱え始めると、彼は先ほどのこころが言っていた言葉が気になってしまっていた。
「美咲・・・?」
「あぁ・・・大丈夫です。如月先輩とこころのバカみたいな言葉に頭が痛くなってるだけですので・・・」
「そういや・・・こころが電話でパーティーするって言ってたけどよ。その・・・スマイル号?だったか?なんなんだ?」
「えっと・・・こころの船です・・・」
「船か・・・魚でも釣るのか?」
「はぁ・・・もういいです。明日まで待っててください・・・。とりあえず商店街の状況を確認しますよ・・・」
美咲に言葉に弦太朗は何故か以前パレオを探しに行った時に彼女の地元で見た漁船のイメージが頭に浮かんでいた。
バカみたいな勘違いをしている弦太朗に美咲はツッコむ気すら失せてしまい、話を切り上げて商店街へと向かうと弦太朗達の見知った顔が集まっていた。
そんな彼女達の姿を見ると相手も弦太朗達の事を見つけ手を振りながら声をかけてくる。
「ゲンちゃーん!!」
「弦太朗!!」
「おい香澄も沙綾ももうちょい静かにしろって!!」
「有咲もだよ?」
「あはは・・・」
「えっと・・・その・・・お疲れ様です・・・?」
「シロ~ほらもっとハッキリ言わないと~」
「も~」
商店街に集まっていたのはGalaxyでライブをしていたポピパとそれを見に行っていたモニカの面々。
そんな彼女達は弦太朗と美咲の姿を見て笑みを浮かべていたが、その中で一緒にいた瑠唯だけは真剣な表情を浮かべていた。
「如月さん。また出たそうですね・・・」
「もう知ってんのか・・・?」
「まぁ!!あたしのとこに情報来るのは早いんですよ!!」
「もう透子ちゃん!!巴先輩とイヴ先輩達から連絡が来てただけでしょ!!」
「CiRCLEとdubには出たのに何でここだけ来なかったんだろ・・・?」
「まぁまぁシロ、細かいことはミクロンミクロン!!」
「・・・確かに最初にその連絡に気が付いたのは、桐ヶ谷さんだったわね」
自信満々に胸を張る透子に若干呆れた表情を浮かべるモニカの面々だったが、七深は弦太朗に視線を向けていた。
「それで~・・・弦太朗さん?どうだったんですか?」
「・・・実は牛の野郎には逃げられちまってな・・・」
「本当のことですけど、如月先輩。怖がらせてどうするんですか・・・」
―――逃げられた。
弦太朗の言葉に全員の表情に恐怖が浮かぶ。
それを見た美咲は弦太朗に指摘すると、彼は申し訳なさそうな表情を浮かべてしまうが、その中でタウラスを見たことがある沙綾が2人に尋ねていた。
「美咲、弦太朗・・・それってこの前のだよね・・・?」
「あぁ。この前商店街に出た奴だけど、今回でかなりダメージ与えてたからな・・・」
「片方だけですけど、角を叩きおりましたからね。あれだけ痛がってたって事はしばらくは襲ってこないと思いたいですけどね・・・」
タウラスが大ダメージを受けて襲ってこないかもしれないという美咲の希望的な言葉に周囲からは安堵の表情が浮かぶ。
それを見た美咲は先ほどのこころの言葉を思い出してある提案をした。
「そうだ・・・みんな明日って空いてる?」
「ポピパは全員空いてるぞ。明日の結果発表を一緒に見る予定があるくらいだな・・・」
「モニカは全員空いてます!!」
「桐ヶ谷さん・・・ちゃんと確認してからいいなさい」
「ルイ、空いてるっしょ?」
「・・・確かに取り急ぎの用事はないけれど」
「美咲先輩。どうかしたんですか?」
「実は・・・」
美咲は先ほどのこころが言っていたパーティーに彼女達を誘い始めた。
パーティーと言っても、みんなにニコリーナの事を紹介するための物で誰かが傷つくものではない。
それだったら参加者―――もとい、こころの思い付きの犠牲者を増やしてしまおうと言う美咲の魂胆に気が付いていない大半のメンバーは目を輝かせていた。
「美咲ちゃん!!それって・・・あの時のだよね?」
「マジか・・・また船かよ・・・」
「「行きたい!!」」
「ちょっと香澄ちゃん?おたえちゃんも・・・」
「なにそれ!!面白そうじゃん!!」
「私も行ってみたいかな~。
「船・・・そんな・・・大丈夫かな?」
「弦巻さんの船・・・凄そうね・・・」
「・・・」
「つーちゃん?どうしたの?カタカタ震えてるけど・・・寒い?」
盛りあがる一同の中でつくしは先ほどのバイトの事を思い出して、緊張でカタカタを振るえ始めてると七深に指摘されるのに気が付いていないのか美咲に顔を向けて訪ねていた。
「あの・・・美咲先輩・・・それって、さっきの人も来るんですよね・・・?」
「あぁ・・・うん。ニコリーナさんも来る・・・ていうか。こころの友達を紹介するためのパーティーだから・・・」
「それって花音先輩そっくりのお姫様だよね!?会ってみたい!!」
「香澄さん!!そうですよね!!」
「透子ちゃん!!明日楽しみだね!!」
「桐ヶ谷さんをこのままにしてしまったら、このまま国際問題に発展するような状況になってしまいそうね・・・」
「瑠唯ちゃん・・・うちの香澄も似たようなもんだよ・・・」
香澄と透子と言う2バンドの暴走車に火が入ってしまってはもうどうしようもないことを知っているストッパー組は頭を抱えてしまっていた。
しかし、そんな彼女達を見て美咲は仲間が増えたことに喜びを感じていた。
「じゃあ、詳しいことは後で連絡・・・多分、こころの家の人が迎えに行くと思うから・・・」
「分かった!!」
「服・・・どうしよう・・・」
「制服でいいのか!?それともドレス・・・でも、んなもん持ってねぇよ」
「じゃあ、みんなでライブの衣装着る?」
「おたえちゃん。それはちょっと・・・」
「つくしちゃん・・・どうしよう・・・」
「ましろちゃん大丈夫だよ!!月ノ森の生徒として・・・!!」
「外国のお姫様相手だったらここは着物っしょ!!シロもふーすけ達もあたしに任せとけって!!」
「ルイルイ・・・そうなの・・・?」
「・・・確かに外国の方相手だったら物珍しいからいいかもしれないわね」
彼女達の頭からはタウラスの事がすっかりどこかへ行ってしまい、パーティーの事に考えが完全に切り替わってしまっていた。
それを見て美咲は笑みを浮かべていた。
「・・・とりあえず、如月さん。いつもの制服でいいんですから・・・あんまり変な恰好はしないでくださいよ?」
「親か・・・。でも、勝手に誘っちまってよかったのか?」
「あぁ、あの船だったら10人だろうが40人だろうが増えても誤差ですよ。誤差」
「どんなもん用意するつもりだよ・・・」
「まぁ、明日までのお楽しみってことで・・・如月先輩は友達誘います?」
「・・・受験だしな。空いてるか分かんねぇ・・・」
「それ言ったら如月先輩も受験ですよね・・・」
「それじゃ、また明日な!!」
「あっ・・・逃げた・・・」
弦太朗は美咲の追求から逃げるようにこの場を離れ、それに習うようにして他の彼女達もそれぞれが帰路について明日の事を考え始める。
―――しかし、この時の誰もがこのパーティーが行われる船が戦場に変わることを誰も知る由はなかった。
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