バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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待たせたな・・・
と言う訳で・・・

ポピパ3章はっじまるよー!!()



Poppin'Party篇3-悪・戯・煌・星
悪・戯・煌・星-1 こうして彼女は逆鱗を撫で回す


 

期末テストの返却も終わり、午前だけの授業になった花咲川。

その放課後にポピパは弦太朗と共に生徒会室に集まっていた。

 

「ふんふんふ~ん」

 

「香澄・・・ご機嫌だな・・・」

 

「だってゲンちゃん!!武道館だよ!!武道館!!」

 

「そうだよ先輩!!武道館!!」

 

「分かったから落ち着けっての・・・」

 

弦太朗は上機嫌に鼻歌を歌っていた香澄に声を掛けるとおたえもセットで反応が返ってくる。

その3人の姿にりみ達は笑みを浮かべながらそれを眺めていた。

 

「おたえちゃんも香澄ちゃんも赤点回避したのが嬉しかったんだね~」

 

「有咲もライブとかの合間に勉強教えてたもんね」

 

「まぁな・・・。それで如月は・・・テストどうだったんだ?」

 

「・・・それで武道館でどうするんだ?」

 

「おい・・・」

 

「そんなことはいいだろ?それで武道館ではどの曲やるんだ?」

 

有咲の指摘に弦太朗はばつの悪そうな表情を浮かべて必死に話題を逸らそうとするが、その様子から有咲は彼の状況を察していた。

 

「お前・・・赤点採ったな?」

 

「やめろって!!さっき紗夜に絞られたばっかりなんだよ!!」

 

「あはは・・・」

 

「簡単に想像がつくなぁ・・・でも、弦太朗の言う通り、バンドリ決勝について考えないといけないよね・・・」

 

 

 

 

 

「そうだよね!!それにみんなとの・・・!!」

 

「わー!!香澄~!!それ言ったらダメな奴だから!!」

 

弦太朗の言葉にりみ達は苦笑いを浮かべる横では、香澄が何か言ってはいけないことを漏らしそうになっているのを沙綾が止めに入っていたが、そんなことはお構いなしにたえは思い付きである提案をしていた。

 

「とりあえず、蔵行く?」

 

「うん!!ってあっ!?」

 

「香澄ちゃん・・・?どうかしたの・・・?」

 

「歌詞書いてたノート!!教室に忘れちゃった!!」

 

「だったらさっさととって来い。その間に私は生徒会室の戸締りするから、昇降口で待ってるからな」

 

「うん!!分かった!!」

 

ここで香澄が教室にスマホを忘れたことに気が付くと、勢いよく生徒会室から飛び出していく姿を見送ると有咲は生徒会室に鍵を掛けて昇降口へと向かっていく途中で考えていた事が口から漏れてしまっていた。

 

 

 

「・・・マジでバンドリの決勝が狙われんのか・・・?」

 

「・・・有咲ちゃん?急にどうしたの?」

 

「だってよ・・・この間までの事件の犯人がGalaxyの店長だっただろ?それにまりなさんと明日香ちゃんの事も考えるとやっぱり事件の黒幕はやっぱりバンドリの関係者だろ・・・?」

 

「犯人は分かんないけど・・・。でも、有咲の言う通り・・・やっぱり不安だよね・・・」

 

 

 

 

 

「「でも、弦太朗くん(先輩)がいるから・・・」」

 

「ははっ・・・なんか考えてたのが馬鹿らしくなってきたな・・・」

 

有咲から漏れたのは決勝に対する不安に実際に襲われたことのある沙綾も同意するが、それを聞いたりみとたえは同じタイミングで有咲達に答える光景に心配してたのがバカバカしくなってしまったのか渇いた笑い声をあげると彼女達は昇降口まで辿り着くがそこに香澄の姿はない。

 

 

「あれ・・・?香澄がいない・・・?」

 

「香澄が戻ったのって教室だろ?なんで俺たちより遅いんだ・・・」

 

「どうするの・・・香澄ちゃんの教室まで見に行く?」

 

「入れ替わりになるかもしれないし・・・待ってようよ」

 

「沙綾の言う通りだな・・・」

 

沙綾の提案に乗って、決勝戦について話しながら昇降口で香澄を待つが一向に香澄が現れる気配がない。

 

「香澄ちゃん・・・どうしたんだろ・・・?」

 

「ノート探してるとか・・・?」

 

「こうなったら探しに行くか・・・?」

 

「先輩。香澄もこの後に蔵行くんだったら先行って練習しててもいいんじゃない・・・?」

 

「そうか?」

 

「・・・確かにおたえの言う通りだな。どうせ蔵に来るんだから連絡入れて先に行ってるか・・・」

 

「そうだね・・・」

 

「あっ・・・私、沙綾ちゃんの家でコロネ買いたい・・・!!」

 

「あはは・・・それじゃあ、私が香澄に連絡入れておくね」

 

彼女達は余りにも遅い香澄に痺れを切らして先に蔵へと行くことを決めると、沙綾が香澄に連絡を入れたのを確認してから蔵へと向かって歩き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日はどの曲やろうかな~」

 

「おたえ、それはいいけど・・・。とりあえず楽器弾きながら歩くのはアブねぇぞ・・・?」

 

「弦太朗くん・・・?普通におたえちゃんを止めようよ・・・それにしても弦太朗くんも随分と学校に馴染んだよね・・・」

 

「でも、如月ももう少しで戻っちまうんだろ?」

 

「有咲?寂しいの?」

 

「そんなんじゃねぇって・・・!!」

 

年が変わった後にはもう弦太朗が学校に来ることはない。

それを思うとセンチメンタルな空気が流れるが、当の方ん人はそんな事を気にする様子もなかった。

 

「でも、会おうと思えばすぐに会えるだろ?蘭の奴も家に顔見せに来るからな・・・」

 

「私も行ってみたいかな・・・お爺さんには挨拶してないかったし・・・」

 

「りみが行くなら私も!!」

 

「おう!!だったらライブが終わったらみんなで来いよ!!」

 

当の本人によって空気が壊され、彼女達はそのまま他愛ない話をしながら蔵へと向かっていくが、有咲の家の前には何故か人だかりが出来ていた。

 

「なんだあれ・・・?」

 

「あれって・・・蘭達じゃねぇか・・・」

 

「それにRoseliaとかRASもみんないるよ・・・?」

 

 

 

 

「あっ!!ポピパがいたよ!!」

 

「「「「「香澄(ちゃん)~!!」」」」」

 

「なんか・・・怒ってねぇか?」

 

「香澄何したの・・・?」

 

彼女達は何故か香澄にご立腹の様子。

その原因が分からないが、有咲達はそんな状態の面々の囲まれてしまった。

 

 

「ちょっと有咲!!香澄はどこ!!」

 

「そうだよ!!香澄はどこかな~。流石のアタシも今回は許せないかな~☆」

 

「なんで怪我が治ってない美咲ちゃんにあんなことしたの・・・?私だって・・・怒るんだからね・・・!!」

 

「蘭ちゃん!?それにリサさんも花音先輩もどうしたんですか!?」

 

 

 

「おねーちゃんの事もだけど・・・何で千聖ちゃんにあんなことしたのか教えて欲しいなぁ~」

 

「いきなりロックさんにあんな破廉恥なことを・・・パレオも今回は許せないです!!」

 

「流石に、さっき倉田さんにしたことを冗談で済ませることは出来ないわね・・・」

 

 

「何言っとるんや!?訳が分からへん・・・」

 

「あの~ちょっと蔵で話しませんか?流石にここだと店の前ですし・・・」

 

詰め寄られるが、どうしてこうなっているかまるで話が見えてこない。

あたふたし始める有咲達だったが、なんとかこの場を収めようと沙綾が咄嗟に声を挙げると、その言葉に怒りを隠せない様子だったが、彼女達をそのまま蔵へと案内すると彼女達をソファーに座らせてからポピパの面々の床に座り、沙綾が話を切り出した。

 

 

 

「すいません・・・もしかして香澄が何かしたんですか?」

 

「何かって・・・沙綾の言う通りだけど?それで香澄はどこなの?」

 

「うんうん。流石のアタシも今回は堪忍袋の緒が切れそうだよ・・・?」

 

「でもよ。香澄の奴が何したんだ?」

 

「だな・・・。蘭ちゃんから聞いてもいいか・・・?」

 

ここで出てきたのは香澄が彼女達に何をしたのか?という当たり前の質問が弦太朗から飛び出すと有咲が順番に話を聞き始めることにした。

 

 

 

「なにって、商店街でモカがパンを香澄から貰ったんだけど、その中にあったカレーパンになんか凄い辛いの混ぜてたんだよ・・・そのせいでモカが倒れちゃったし・・・!!」

 

「うちの紗夜もだよ!!こっちはポテトのフレーバーとか言って渡してたけど!!」

 

 

「千聖ちゃんにはね。いきなり虫のおもちゃを投げてきたんだよ!!それで千聖ちゃんと彩ちゃんが慌てて大変だったんだから!!」

 

「こっちは・・・美咲ちゃんの怪我をいきなり突いて来たよ・・・!!」

 

 

「ロックさんには先ほど駅前でいきなり抱き着いたと思ったら頬にチューして消えちゃったんですよ!!」

 

「倉田さんもさっき、月ノ森の前で同じことをされてたわ・・・」

 

 

 

「あの・・・因みに何時頃でしたか・・・?」

 

「大体30分くらい前かな?こっちはそれされてからすぐに飛んできたから」

 

「アタシもそうだよ~」

 

彼女達は怒りを隠すことも無くそれぞれの仲間の被害を伝える。

しかもそれが起こった時間を聞いたが明らかにおかしいかった。

 

 

 

「ちょっと待てよ。香澄の奴、さっきまで学校で一緒だったぞ?」

 

「はぁ?そんな訳ないでしょ?だってあたし達もリサさん達だって見たって言ってるでしょ?」

 

「でも。商店街から駅前行って、月ノ森まで行くって順番は分かんねぇけど流石に香澄ちゃんには無理やろ・・・?」

 

「タクシーでも使えば行けると思いますが?」

 

「でも・・・香澄ちゃんがそんな・・・」

 

 

 

 

「流石にこんなんじゃ・・・昨日言われたアレは断るしかないかな・・・」

 

「RASも同じです!!」

 

彼女達の言っている時間的に無理があるが、皆が香澄からの被害を訴えている様子には嘘を全く感じることが出来ない。

 

そんな状況の中で不意に蔵の外が騒がしくなっていることに気が付くと、それと同時に蔵の扉が勢いよく開かれた。

 

「うぇぇえええ!!ちょっと待ってよ~!!あこちゃん離して~!!」

 

「ダメ!!かすみ逃げるでしょ!!」

 

「ルイ!!香澄さん捕まえてきた!!」

 

 

 

 

「あこ!!それに透子もよくやった!!」

 

この場に現れたのはあこと透子の1年生コンビと、2人に捕まって連れてこられた香澄の姿だった。





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