バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。
この作品の女の子が痛い目見すぎと言われましたが・・・
ここでは平常運転です。(よほどのことがなければメディカルと特撮由来の超回復で解決すっから・・・


悪・戯・煌・星-8 円の危機には縁が集う

 

「うちのお姉ちゃんがスイマセン・・・」

 

「あぁ~・・・大丈夫だから、ほら頭上げて・・・」

 

「明日香ちゃん、美咲ちゃんも困ってるから・・・でも、美咲ちゃんは本当に大丈夫・・・?」

 

「まりなさん・・・まぁ、痛いことは痛いですけど大丈夫ですよ・・・」

 

「とりあえず、みんなが戻るまで休んでて」

 

「そうしますね・・・」

 

事件が起こっていることを把握できていないCiRCLEでは偽物が起こした出来事を姉がやったと勘違いしている明日香が美咲に対してただひたすらに頭を下げて謝罪し始める姿に流石のまりなも明日香を止めに入る。

 

そんな光景を見ていた美咲から不意に思ったことが口からこぼれてしまった。

 

 

 

 

 

 

「でも、戸山さん・・・何であんなことしたんだろ・・・?」

 

「美咲ちゃん?どうしたの?」

 

「いや、こころ達が戸山さんを追いかけてるのに逃げてるのって凄いなぁって・・・」

 

「確かに・・・すごいわよねぇ・・・」

 

「まぁ、それは今度聞くとして・・・今は休みますよ・・・」

 

美咲はソファーに横になると、今までの疲れが出てきたのすぐにうつらうつら とし始めるが、それを見たまりなと明日香の2人は先日から全く目を覚まさない美子の分も含めてバンドリ決勝についての資料を睨み始めはじめる。

 

そして作業を進めていたそのタイミングで不意にCiRCLEの扉は開かれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっちゃーん!!まりなさーん!!」

 

 

 

「あっ!!かすみちゃ・・・!?」

 

「おねーちゃ・・・!?」

 

「何・・・戸山さんが来た・・・の・・・?」

 

働いていた2人があげた声に美咲も身体を起こして扉の方に視線を向けると、その場にいた香澄の姿に全員が凍り付いていた。

 

 

 

 

 

「お姉ちゃん!?何て格好してるの!?」

 

「あっちゃ~ん!!」

 

「話は後!!とりあえずこっち来て!!」

 

入口にいたのはあられもない姿の香澄。

その中で明日香がすぐに我に返ると事情を聴くよりも先にスタッフルームまで引っ張っていくのに遅れて、美咲達も我に返るとソファーから起き上がると、痛みを堪えながら立ち上がろうとしていた。

 

「とりあえず・・・話だけでも聞きますか・・・」

 

「美咲ちゃん、肩貸すよ」

 

「まりなさん。大丈夫ですよ」

 

 

そう言って美咲はまりなと共にスタッフルームまで行くと、明日香がスタッフ用にシャツを着せて自身の姉を叱りつけていた。

 

「お姉ちゃん!!」

 

「有咲達に無理やり~!!」

 

「何言ってるの!!有咲さん達がそんなことするわけないでしょ!!」

 

「ホントなんだよ~!?」

 

 

 

 

 

「何これ・・・?」

 

「とりあえず、市ヶ谷さんに聞いた方がいいんじゃ・・・。ってあたしのスマホ、カバンの中だった・・・」

 

「それじゃ私の方でかけるよ。えっと本当はダメだけどレンタルの時にかいてくれた連絡先に電話を・・・っと」

 

そう言ってまりなは以前にポピパでスタジオを借りた時の書類を探すとそこから有咲の番号を探して彼女に確認の為に電話をかけるとすぐに有咲と繋がった。

 

 

 

『もしもし・・・?』

 

「有咲ちゃん。まりなだけど・・・」

 

『まりなさん?すいません。今はちょっと忙しいから後に・・・いや、用件だけ先に教えてもらってもいいですか?』

 

「えっとね。香澄ちゃんのことなんだけど・・・」

 

『・・・香澄?』

 

「うん。香澄ちゃんがついさっき店に来たんだけど・・・その・・・」

 

『まりなさん!!本当ですか!?』

 

「うん。今、明日香ちゃんが香澄ちゃんと話を・・・」

 

まりなが今の店内の状況を説明しようとした途端、それを遮るように電話の向こうにいる有咲が大声を挙げていた。

 

 

 

『まりなさん!!絶対のその香澄を絶対にCiRCLEから出さないで下さい!!』

 

「えっ!?どういう事!?」

 

『簡単に説明すると香澄の姿をした偽物が色々悪さして・・・って羽沢さん一体どうした?・・・はぁ!?巴さんが怪我した若宮さんと一緒にCiRCLEに向かっただぁ!?・・・あぁ!!どいつもこいつも好き勝手動きやがって!!

まりなさん!!巴さん達が来るまで絶対(・・)に外に出さないでください!!お願いしますよ!!』

 

「有咲ちゃん!?・・・切れちゃった・・・」

 

一歩的に電話を切られて唖然とするまりなだったが、電話の内容が漏れ聞こえてきた美咲は信じられないと言った様子で思わず声が漏れてしまう。

 

「偽物・・・?」

 

「偽物?なんですか?・・・まりなさんも美咲先輩も何かあったんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

「ひひっ・・・」

 

「っ!!離れて!!」

 

「えっ・・・?」

 

「明日香ちゃん!!」

 

「まりなさんも・・・?」

 

 

 

 

「あ~あ・・・。みんなにバレちゃった~」

 

「お姉ちゃん・・・?」

 

美咲から漏れた言葉は偽物の耳にも入ってしまい、彼女から気味の悪い笑い声が聞こえた途端、美咲は嫌な予感を感じ取ると明日香へ向けて声を挙げる。

声を掛けられた明日香は状況が呑み込めていない中で彼女は動き出そうとしていた。

 

「それじゃあ・・・。みんなが来るまで遊ぼうかな・・・!!」

 

「えっ・・・?」

 

 

 

「させない・・・!!」

 

偽物はどこからか取り出したスイッチを押そうとしたその瞬間に美咲が偽物の腕に飛びつく。

 

「美咲ちゃん・・・!!やっぱり邪魔するんだ~」

 

 

 

「・・・美咲ちゃん!!」

 

「お姉ちゃん!?美咲先輩!?」

 

目の前の光景に声を挙げて固まっている明日香を他所に、偽物と美咲は組み合いながらスタッフルームからロビーまで飛び出すと、偽物を床に押し倒していた。

 

「美咲ちゃん!!」

 

「ぐっ・・・!!させない・・・!!」

 

先日の怪我による痛みにも耐えながら偽物を押さえつける美咲だったが、偽物は美咲の下で暴れ始める。

 

 

 

「つぅ・・・!!」

 

「美咲ちゃん!!早く離さないと・・・もっと怪我が痛んじゃうよ~!!」

 

「うる・・・さい!!」

 

偽物が腕を動かそうと力を入れ、拘束から抜け出そうと身体を捩る。

それが繰り返されるにつれて美咲が感じる痛みは増していき、そして痛みに負けた美咲の力が若干弱まった途端、偽物はスイッチを持っていなかった側の腕を力任せに振り払うと出鱈目に腕を美咲に振るう。

 

「やばっ・・・ぐっ!!」

 

「へぇ~・・・!!」

 

偽物の腕がある場所に当たった途端、今までで1番と言えるほどに美咲の顔が痛みに歪む。

その美咲の表情を見て偽物は邪悪な笑みを浮かべるとそこに何度も腕を振り始めた。

 

 

 

「やっぱり!!お腹が・・・一番痛いんだね!!」

 

「ぐふっ!!がはっ!!」

 

そして、偽物は美咲が一番痛がる様子を見せていた腹部を集中して殴りつける。

その度に美咲の顔が苦痛に歪歪ませながら拘束が弱まっていき―――

 

 

 

 

 

「はっ・・・がはっ・・・!!」

 

「も~・・・美咲ちゃんも頑固なんだから~」

 

偽物は遂に美咲の拘束を振り払うことに成功して、彼女を見下しながら立ち上がった。

 

「美咲ちゃん・・・痛い?」

 

「当たり前・・・でしょ・・・」

 

 

 

「美咲先輩!!」

 

「美咲ちゃん!!」

 

 

 

 

 

「今の美咲ちゃんすっごいキラキラしてるよ!!だからもっとそのキラキラをあっちゃんとまりなさんにも見てもらおうよ!!」

 

そう言って彼女は持っていたスイッチを起動すると香澄の姿からジェミニへと姿を変えると、美咲の首をそのまま掴むとそのままガラスへと投げつける。

 

「凄い!!美咲ちゃん投げたらガラスが割れちゃった!!」

 

「がぁ!!」

 

「でも、まだ遊べるよね?だって美咲ちゃんはミッシェルなんだから!!」

 

 

 

「あぁぁあ!!」

 

痛みに耐える美咲へとジェミニは自身の武器でもあるカードを彼女の周囲に投げつけると彼女の周囲で爆発が起こり、爆風で美咲は吹き飛ばされるがそれでも美咲は立ち上がろうとしていた。

 

「美咲ちゃん!!まだ動けるんだ!!じゃあ・・・これで・・・」

 

ジェミニはそう言って別のスイッチを手に取ったその瞬間、彼女の前には赤い影が写りこんでいた。

 

 

「どらぁああああ!!」

 

「きゃあああ!!」

 

 

 

「宇田川さん・・・!!」

 

「見つけたぜ!!この偽物野郎!!」

 

ジェミニに飛び込んだのは商店街から駆け付けた巴。

彼女はジェミニの腕を殴りつけると、ジェミニの腕から持っていたスイッチが零れ落ちる光景を他所に美咲の元へは彼女と一緒に来たイヴが駆け寄っていた。

 

「ミサキさん!!」

 

「若宮さん・・・っ!!その手は?」

 

「少しだけ痛いですが・・・大丈夫です!!立てますか?」

 

 

 

 

「美咲ちゃん痛いんでしょ?ほらほら、頑張って!!」

 

「煽ってんのかよ!!」

 

 

 

 

「女は度胸・・・クマはド根性だぁあああ!!」

 

巴を相手にしながら美咲を煽るようなジェミニの言葉に美咲は声を張り上げて答えながら、立ち上がる。

 

そして、それと同時に主役が遅れてやってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「待たんかい!!」

 

「「「っ!?」」」

 

 

 

「ケリをつけに来たぜ・・・ジェミニ!!」

 

「あっ!!ゲンちゃん!!それにりみりんも一緒なんだ!!」

 

そこに現れたのがりみと弦太朗。

しかし、弦太朗はりみの肩を借りて立っているような身体は限界の状態にも関わらず、その目は全く死んでいなかった。

 

「りみ・・・サンキューな?」

 

「気にしてへんで。頑張ってな!!」

 

「おう!!離れてろ!!」

 

 

弦太朗はりみから離れるとジェミニを睨みつけるが、ジェミニは余裕そうに笑いだす。

 

「あはは!!ゲンちゃん!!そんなボロボロなんだから無理しないほうがいいよ~!!」

 

「ジェミニ!!ダチが応援してるんだ・・・!!さっきみたいにはいかねぇぞ!!」

 

 

 

ジェミニを睨みながら弦太朗はドライバーのスイッチを叩いて構えを取っていた。

 

3―――――――

2―――――――

1―――――――

 

「変身!!」

 

弦太朗はその言葉と共にドライバーのレバーを力強く押し込む。

そして、周囲の雨諸共自身を覆っていたエナジーを振り払うと、そこには先ほどまでのダメージなど無かったかのような様子のフォーゼが力強く立っているのだった。





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