バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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遅くなってすまない・・・
すまない・・・

筆が進まないないってことで投稿です(決してゲームに逃げてるって事だけではないはず・・・


悪・戯・煌・星-11 寄せては返すW/友の心は青臭い

 

「ねみぃ・・・zzz・・・」

 

「おーい!!って如月くんが寝てる・・・。写真撮っちゃお!!」

 

蔵での出来事があった翌日、弦太朗は学校で疲れから来る睡魔と戦いを繰り広げて―――惜敗してしまい、その寝顔を隣のクラスの彩に激写されてしまう。

 

 

 

 

しかし、そんな弦太朗に風紀委員の紗夜は目を見開いて彼を威嚇していた。

 

「如月さん・・・!!冬休み前の短縮授業の全てを寝て過ごすなんて・・・!!」

 

 

 

 

 

「紗夜ちゃん。気持ちは分からなくはないけれど、流石に休ませてあげましょう」

 

「その如月くんは昨日もだったんだから・・・」

 

「白鷺さんも松原さんも前にも言いましたが、あなたは如月さんに甘いんじゃないですか?」

 

そんな不満そうな紗夜を千聖と花音が宥めると言う最近ではお決まりの流れが繰り広げられる。

ここでいつもなら紗夜の肩を持ちつつ、そのまま空気に徹しようとする燐子だが、そんな彼女が紗夜に反旗を翻した。

 

 

 

 

「氷川さん・・・。その・・・今月ですが、如月さんが休んでる日の方が少ないですから・・・」

 

「白金さん・・・!?」

 

 

「そうだよ。ここんところいっつも事件が起こってるし・・・」

 

「確かに彩ちゃんの言う通りね。今月なんて戦ってないって聞く日の方が少ないわよ」

 

「それに、戦ってない時も色々としてたみたいだし・・・」

 

燐子の言葉に続いて彩達までもが紗夜を言いくるめようとし始めると、早々に彼女は折れた。

 

 

「確かにそうですね・・・。怪我してるのに無茶してるものね・・・」

 

「それに、勉強だったら紗夜ちゃんと燐子ちゃんが教えてあげればいいじゃない」

 

「えっと・・・その・・・出来るところだったら・・・」

 

「白金さん!!生半可な気持ちで彼に勉強を教えるなんて言わないでください!!」

 

「んぁ・・・。何騒いでんだ・・・?」

 

「・・・全く」

 

 

「そう言えば、如月くん・・・香澄ちゃん達のところに行かなくてもいいの・・・?」

 

「・・・やっべ!!」

 

彼女達の騒ぐ声に話のネタにされていた弦太朗も目を覚ます。

気の抜けた弦太朗の様子を見て紗夜はついに怒る気力すら無くなって呆れた表情を浮かべるが、そんな彼は花音の言葉を聞くと荷物を纏め始めていた。

 

「サンキュー花音!!」

 

「ううん。私もこころちゃん達のところに行くから一緒に行こっ?」

 

「おう」

 

弦太朗は花音と共に教室を後にしようとしたそのタイミングで、この教室の扉が勢いよく開かれた。

 

 

 

 

 

 

「弦太朗!!大変よ!!」

 

「うわぁ~!!ゲンちゃん先輩~!!」

 

 

「先輩・・・!!」

 

 

 

「ふぇ!?こころちゃん!?はぐみちゃん!?」

 

「おたえまでそんなに慌ててどうした!?」

 

 

「他の方もいるんですから静かに!!」

 

「紗夜ちゃん・・・でも、花音が言うにはいつもとは様子が違うみたいよ・・・?」

 

 

 

「弦太朗!!大変!!」

 

「沙綾落ち着けって!!」

 

「市ヶ谷さん達まで・・・」

 

教室に勢いよく飛び込んできたのはこころ達2年生。

余りの騒がしさに紗夜から小言が飛び出すが、目の前の彼女達の様子は普段の騒がしさとは違うものを感じて嫌な物を感じると、彼女達に遅れて有咲達までが慌てた様子で教室に駆け込んできた。

 

「何があったんだよ!!」

 

 

 

「香澄ちゃんが偽物に攫われちゃったんだよ!!」

 

「「「「!?」」」」

 

 

「だぁああああああ!!一旦落ち着けぇええええええ!!」

 

「有咲ちゃんがまずは落ち着きなさいよ!!」

 

りみからの言葉に教室の空気が凍ると、途端に皆が慌てだすと有咲が声を張り上げて落ち着かせようとするが、その有咲も千聖に大声でツッコまれるとすぐに我に返った。

 

「・・・そうだった!!ありがとうございます。白鷺先輩」

 

「いいわよ別に・・・。でも、聞いた話だと昨日から泊まりでずっと一緒にいたのよね?」

 

 

 

「そうですね。昨日ポピパ全員で本物の香澄と一緒にいました」

 

「お風呂とかトイレにまで着いて行こうとしたもんね・・・」

 

「おたえ!!今はそこはどうでもいいんだよ!!」

 

我に返った有咲は千聖に今までの事を聞かれると素直に答え始める。

若干、たえの横やりが入るが有咲はそれを黙らせると再び話を戻していく。

 

「そんで放課後になったタイミングで奥沢さんや若宮さん達が来た時に香澄がトイレに行くって言いだしたんでみんなでトイレまで行って外から香澄を待ってたんですけど・・・」

 

 

「そしたらね!!かーくんの声が聞こえてきたからはぐみ達がおトイレに入ったの!!」

 

「入った時には香澄がピエロみたいな人に捕まってたのよ!!」

 

「・・・それを見て奥沢さん達が飛び出したんですけど、爆発で目が眩んだ隙に攫われた・・・って感じですね。今は奥沢さん達以外に弦巻さんの家の人達と蘭ちゃん達が香澄の事を探してくれてます」

 

 

 

「だったら、俺も香澄を・・・!!」

 

「弦太朗くん待って!!休んでなきゃだめだよ!!」

 

有咲の説明中にこころとはぐみは状況を話すと、彼女は説明を切り上げて、今の状況を話すとそれを聞いた弦太朗が教室を飛び出そうとするがりみがそれを静止していた。

 

「りみ?何でだよ」

 

「如月、昨日戦いの後にぶっ倒れてりみとひなこ先輩達に助けられたんだろ?」

 

「大丈夫だって!!」

 

「大丈夫じゃねぇ!!偽物ぶっ倒せるのはお前しかいねぇんだ!!探すのはみんなに任せて出来るだけ休んでろ!!」

 

 

 

「弦太朗くん。有咲ちゃんの言う通りだよ?」

 

「りみ・・・」

 

弦太朗の言葉を有咲は切って捨てると、一気に気まずい空気になるがここでりみが弦太朗に声を掛けるとその言葉に彼は驚いたような表情を浮かべていた。

 

 

 

「弦太朗くん。こっちで最初に会った時に「私も手伝う」って言ったよね?」

 

「確かにそう言ってたけどよ・・・でもよ・・・」

 

「それに有咲ちゃんにも「互いに支え合って助け合う、それがダチってもんだ」って言ってたよね?私は弦太朗くんと友達だと思ってるから・・・助けようとしてるけど、ダメなのかな?」

 

「そうだけどよ・・・でも・・・」

 

りみは真剣な眼差しが弦太朗に向けられると、弦太朗が反論する言葉が全く浮かんでこずに困ったような様子を浮かべていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「弦太朗。諦めてりみちゃんの言う通りにしなさいよ」

 

「そうですね・・・。それに友希那さんに「この世に完璧な人間なんて1人もいない。互いに支え合って生きていくのが人生というゲームだ」って言ったって聞きましたよ・・・?」

 

「人生がゲーム・・・と言うのは頂けませんが、互いに支え合うという点は同意できますね・・・」

 

「えぇっと・・・その・・・そうだよね!!」

 

「彩ちゃん・・・。でも、友達のために何かしたいって言うのは私も分かるかな・・・。如月くんも薫さんが攫われた時に一緒に助けてくれたでしょ?」

 

 

 

「お前ら・・・」

 

「・・・ってことだ。如月、お前しか偽物を倒して香澄を助けてくれるってダチの私達は信じてんだ!!だったらお前もダチの私達が偽物を見つけるのを信じろよ!!」

 

ここで3年の面々がこぞってりみの側につくと完全に弦太朗は言葉が出なくなっていた。

 

彼女達が言っていたことの大半は以前に自分が言ってきた物がこのタイミングになって自身に返ってくる。

それに畳み掛けるように有咲からトドメの一撃ともとれる言葉に彼は完全にノックアウトされてしまっていた。

 

 

「・・・分かった!!ジェミニ探すのは任せた!!」

 

「・・・任せとけ!!みんな!!」

 

弦太朗がりみの言葉に従うと、有咲はそのまま2年生の方へと視線を送ると皆は有咲に頷いて答えると、ここで3年達も声を挙げる。

 

「・・・ここまで言ったんですから。私も白金さんも手伝いますよ」

 

「はい・・・!!力になれるか分かりませんが・・・」

 

「千聖ちゃん。日頃のレッスンの成果を出す時だよ!!」

 

「そんなレッスンはした記憶がないのだけれど・・・」

 

「私も・・・頑張るよ!!」

 

 

 

「それじゃ、とりあえず蘭ちゃん達が探してる場所を聞いてから、みんなに割り振るから・・・行ってこい!!如月はどっかで休んでろ!!」

 

「じゃあ、つぐの店にでも行くか・・・」

 

有咲の指示に従って、皆がそれぞれ動き始める。

そんな中でりみは笑みを浮かべながら有咲の事を見つめていた。

 

 

 

 

「りみ?なんだよ?」

 

「ふふっ・・・。有咲ちゃんが弦太朗くんの事をハッキリと友達って言ったのが・・・ね?」

 

「なっ!?うっせー!!とっとと行ってこい!!」

 

そんな有咲の言葉を受けてりみも他のみんなに少しだけ遅れて教室から出て行くのだった。

 





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