バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です
大変遅くなったことは反省しています・・・(後悔はしていない)
でも、もう少しでエンディングって考えると・・・うぅ・・・


悪・戯・煌・星-13 想いと絆ときらきら星

 

 

「「「「・・・・・・」」」」

 

先日、明日香の事件が解決した丘への近くで弦太朗を待っていたがポピパ達。

しかし、ジェミニが現れてからもうすぐ丸1日というタイムリミットが迫っていることもあり、香澄を欠いた4人の間に流れる空気は重く、皆が口を噤んていた。

 

 

そのタイミングで彼女達の方へ向かって何かが迫ってくるのを感じて一同がそれが向かってくる方向へと視線を向けると――――

 

 

 

 

 

「お姉ちゃん・・・お姉ちゃん・・・お姉ちゃん!!」

 

 

「明日香ちゃん・・・!?」

 

「って。ちょっと待て!!」

 

彼女達の方へと向かって来ていたのは弦太朗と一緒に連絡を受けていた明日香だったが、彼女は有咲達の事など目に入っていない様子で彼女達の目の前を通り過ぎて、丘へと続く森の中へと突撃してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・いっちゃった」

 

「って感心してる場合じゃねぇ!!追うぞ!!」

 

「有咲ちゃん・・・うん・・・!!」

 

明日香の余りの勢いに呆気に取られてしまっていた彼女達だったが、有咲が我に返るとすぐにみんなとその後を追いかけるとすぐに明日香の姿と―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おねえちゃん・・・?」

 

「これ・・・沙綾、どうなってるの・・・?」

 

「分かる訳ないでしょ・・・」

 

「でも、どうして・・・」

 

「なんで偽物も一緒に捕まってんだよ!?」

 

彼女達の目に飛び込んできたのはダスタード達によって並んで捕らえられた2人(・・)の香澄の姿だった。

 

本物の香澄と入れ替わるために片方が捕まっているのだったらまだ理解は出来る。

しかし、彼女達の目の前では何故か2人とも捕まっているという光景が彼女達を悩ませていたが、有咲はすぐにたえへと視線を向けていた。

 

「おたえ、右と左・・・どっちだ・・・?」

 

「・・・?私が分かる訳ないよ?」

 

「お前さっき言い当ててただろう?」

 

「・・・勘?」

 

「勘かよ!?」

 

「ちょっと有咲、静かにしなって!!」

 

「ちょっと2人とも・・・・・・ってバレちゃいましたよ!?」

 

先ほど正体を見破ったたえならば分かると思った有咲だったが、たえから返ってきた言葉に有咲と沙綾が声を挙げてしまうとダスタード達に完全の捕捉されてしまった。

 

 

 

 

「「あっちゃん!!みんな!!」」

 

「マジでどっちか分かんねぇ!!どうする・・・!?」

 

「でも、香澄置いて逃げれないよ」

 

「おたえの気持ちも分かるけど・・・、って明日香!?」

 

「お姉ちゃん・・・!!」

 

 

 

 

 

 

「でも、香澄のとこまで行っちまったぞ!?」

 

 

 

 

 

 

「ダメ・・・やっぱり分からない・・・!!」

 

しかし、ダスタードに狙われたと分かった途端、明日香はそのままダスタードの向こう側にいる姉の元へと駆け出すと、容易く香澄の前までたどり着くが、それでもどちらが本物かまるで分らずにいた。

 

ダスタードは明日香の放った"分からない"という言葉に反応を示した途端、一斉にポピパの4人から明日香へと標的を変えて襲い掛かろうとしていた。

 

「明日香ちゃん!!」

 

「逃げて!!」

 

 

 

「・・・っ!?」

 

明日香は有咲達の声に気が付いて振り返るが、迫っていたダスタードに反応することが出来ずに固まってしまい、最悪の結果が脳裏に浮かんだその瞬間―――

 

 

 

 

 

 

 

 

「バイクの音・・・?」

 

「先輩だ!!」

 

 

 

 

 

 

「うぉおおおおおお!!」

 

バイクのエンジン音を響かせながら弦太朗は彼女達の横を通り抜けると、そのまま明日香に迫っていたダスタード達を纏めて吹き飛ばしていた。

 

「有咲、どっちが本物だ!?」

 

「分かんねぇからこうなってんだよ!!」

 

「だったら香澄は任せたぞ・・・!!」

 

そう言った途端弦太朗はバイクを降りてから有咲の答えを聞くと、迫ってくるダスタード達と生身で戦い始めるが、その一方では―――

 

 

 

 

「多分、一緒にギター弾けば分かるよ?」

 

「ギターなんてねぇだろ!!」

 

「でも・・・もう、1時間しかないよ・・・!!このままじゃ香澄は・・・!!」

 

「お姉ちゃん・・・!!どっちが・・・本物なの・・・!!」

 

本物の香澄を判断する物がない彼女達は完全にパニックになり始めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「香澄ちゃん・・・」

 

ただ1人、りみだけを除いて―――

 

「ちょっとりみりん!?なんでそんなに落ち着いて・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「”きらきらひかる おそらのほしよ~”」

 

「「「「!?」」」」

 

りみの様子がおかしいと思って沙綾が声を掛けた途端、りみはいきなり”きらきら星”を歌いだす。

その姿に彼女達は驚きの表情を浮かべ、歌声は弦太朗の耳にも届いていた。

 

「・・・ってこれってきらきら星・・・?有咲!!何でりみが歌ってんだ・・・?」

 

「知るかよ!!」

 

「そっか・・・」

 

「おたえ・・・?もしかしてりみが何を考えてるか分かっ・・・」

 

 

 

 

 

「「"まばたきしては~ みんなをみてる”」」

 

 

 

 

「っておたえも歌うのか!?マジで訳わかんねぇ!!」

 

りみが歌いだしたと思ったら、それに合わせてたえも歌いだす。

その光景に有咲は頭を抱えだすとそれを見た沙綾は有咲と明日香に声を掛ける。

 

「よく分かんないけど!!有咲・・・やるよ!!」

 

「ちょっと沙綾まで!?あぁ~もう!!分かったよ!!やればいいんだろ!?」

 

 

「「「「”きらきらひかる おそらのほしよ~”」」」」

 

「「「「「「”きらきらひかる おそらのほしよ”」」」」」

 

沙綾に言われるがまま弦太朗が戦っている方から聞こえてくる爆発音をバックに沙綾達も歌いだす。

そして、香澄もそれを聞いて歌いだすと、1小節遅れてもう1方の香澄も歌い始めていた。

 

「「「「「「”みんなのうたが とどくといいな~ きらきらひかる おそらのほしよ”」」」」」

 

 

そして少女達が歌い終わったのと同じタイミングで弦太朗もダスタードを生身で全て倒し終えると、2人の香澄が残されるが、弦太朗にはどちらが本物かなど分かる訳もなく、歌っていた彼女達に視線を向けると彼女達の顔は清々しい表情を浮かべていた。

 

「お前ら・・・」

 

 

 

 

「弦太朗くん!!分かったよ!!本物の香澄ちゃんが!!」

 

「先輩、私も分かったよ・・・」

 

「お姉ちゃん!!」

 

「うわぁ!?」

 

りみとたえが声を挙げるのと同時に明日香は後から歌い始めた方の香澄と共にそのまま有咲達の元へと駆け出していく。

 

「弦太朗!!」

 

「如月!!今、こっちにいるのが本物だ!!」

 

 

 

「何でわかんだよ!?」

 

「何でって言われると、上手く説明出来ねぇ!!けど・・・」

 

「しいて言えば・・・一緒に歌ったから・・・かな?」

 

「みんな・・・!!」

 

 

 

 

 

「なんでよ・・・!!私が本物だよ・・・!!」

 

「うっさい!!」

 

自信満々で一緒にいる香澄の方が本物と言い始める彼女達に弦太朗は理由を聞くと返ってきたのhじゃハッキリとしない答えに偽物と言われた方の香澄は声を挙げるがりみが大阪弁でその言葉を突っぱねていた。

 

 

「昨日の蔵で音合わせた時はミスが多すぎて判断できなかったけど、今はハッキリわかったよ」

 

「あなたが一緒に歌った時は全然キラキラしなかった・・・」

 

「感覚的過ぎてあれだけど・・・おたえの言う通りだな・・・」

 

「私も聞いてて何となくって感じですけど・・・こっちが本物のお姉ちゃんです!!」

 

「何回も騙されると思わんとって!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ~あ・・・。またバレちゃった~・・・」

 

そう言うと偽物と言われた香澄は薄気味悪い笑みを浮かべながら、自らがジェミニだと白状しながらゆっくりと立ち上がるが彼女自身はまだ余裕そうだった。

 

 

「お前がジェミニ・・・!!」

 

 

 

「ゲンちゃん!!あったり~!!でも、もうすぐそっちは消えちゃうんだよ?」

 

「うっせぇ!!如月がお前を倒せば本物が消えることはないだろ!!」

 

「倒せるの~?倒せなかったら香澄()ジェミニ()で強い方が残るんだよ~?どっちが強いかなんて・・・」

 

「んなもん知ったこっちゃねぇんだよ!!」

 

「有咲・・・?」

 

弦太朗とジェミニが向かい合うとジェミニが長々と話始めたとおもったが、それを有咲が怒りながら割って入ってくるとジェミニが有咲の名前を呟くと、沙綾も話に割り込み始める。

 

 

「確かに私もいたずらとか考える時もあるけど・・・。でも、それで人を傷つけていい理由にはならないでしょ?」

 

「香澄はあなたみたいに人を傷つけようなんてしないよ・・・?」

 

「確かに香澄ちゃんはおたえちゃんと一緒になって有咲ちゃんが困らせてるけど、それでも本気で嫌がるようなことはしないんだよ!!」

 

「それにさっきから本物本物って・・・てめぇが偽物で劣等感覚えてずっと言ってんだろうが!!」

 

「確かに、私もあなたみたいな黒い気持ちをもったことはある・・・でも、お姉ちゃんはそれでも受け止めてくれるんだよ・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うるさい!!うるさい!!うるさ~い!!」

 

彼女達の言葉を聞きたくないと言うように、ジェミニは首を横に振るとそのままスイッチを押してゾディアーツへと変身するが弦太朗がその前に立ち塞がっていた。

 

「誰の心にだって・・・そりゃ黒い部分はある。でもな・・・それをお互い乗り越え合うためにダチはいるんだ」

 

「ゲンちゃん・・・。それで私を止められると思って・・・っ!?」

 

しかし、弦太朗は連日の戦闘でダメージはずなのにも関わらず、何故かジェミニが最初に戦った時以上に力に満ち溢れているような姿に戸惑いを隠せずにいたが、弦太朗はそのままドライバーをつけてスイッチを叩き始めていた。

 

「止めてやるぜジェミニ・・・香澄達との・・・ダチの絆で!!」

 

 

3―――

2―――

1―――

 

「変身!!」

 

 

そして、弦太朗は香澄達(ダチ)に見守られながら、いつも以上に力強くドライバーのレバーを押し込むとその手を宙へと向けて伸ばしていた。

 





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