バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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投稿です。
さてと、ライダー最終回にありがちなレスバトル。
どっちの主役も苦手そうですが・・・

話には全く出てないですがMyGOちゃん達の情報が解禁されてきましたね
制作発表の時にMyGOのキャラ名の頭文字で”STAR”、”START”になるというお話がありましたが、
ポピパは”STAR”と”STARK"が出来ます。
starkの意味は・・・うん、エボルトォオオ!!って感じですかねぇ・・・


環・情・音・楽-8 Noヒーロー!!I'm a 仮面ライダー

 

「・・・」

 

先日、ジェミニとの戦闘があった丘は静寂に包まれていた。

その中心でオーナーは雲一つない空を見上げてから自身のギターを構えると、懐から先日ジェミニから回収したスイッチを取り出すとスイッチは彼女の周囲に浮かび上がる。

 

 

 

 

 

 

それが彼女が待っていた瞬間を告げる合図だった。

 

 

 

 

 

「それじゃ・・・・・・いこうかね・・・」

 

そう呟くと同時に彼女がギターを鳴らそうと腕を振り下ろそうとしたその時、彼女の耳には明らかな異音が飛び込んできた。

 

 

 

 

 

「近づいてくるこの音は・・・・・・?っ!!あれは・・・!!」

 

それが何かが最初は分からなかったが、近づいてくる音とそこから聞こえてきた言葉に彼女はその正体を理解していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――変身!!」

 

「・・・やっぱりきたかい」

 

その正体は自身のバイクに跨った弦太朗。

彼はバイクに跨ったままドライバーに手を掛けてフォーゼに変身すると、それを見たオーナーは若干慌てながらもギターを構えた状態でサジタリウスへと変身するとバイクへ向かって矢を放つ。

 

しかし、それがフォーゼに当たらず矢は彼の周囲で爆発を起こしていく中をフォーゼはバイクでサジタリウスの横をすり抜けてUターンして再び突撃するが、このわずかの間にサジタリウスは冷静さを取り戻していた。

 

 

 

 

「近づけば当たりやすくなるなんて馬鹿にでも分かるよ・・・!!」

 

馬鹿の一つ覚えの様に再び突撃してきたフォーゼに矢を放つと、今度はフォーゼを巻き込んで爆発を起こす。

 

その光景を見たサジタリウスはこれで倒せたと油断してしまったが、爆発の中からバイクが飛ぶとサジタリウスへ落下するように突っ込んでくる。

 

 

 

 

「懲りずにまた・・・!!なに・・・?」

 

しかし、突っ込んでくるバイクにサジタリウスは再び矢を放つとバイクはその矢に当たって弾き飛ばされるがそれを見たサジタリウスは声を出さずにはいられなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「誰も乗っていない・・・?爆発の中で振り落とされたのかねぇ・・・」

 

爆発から飛び出してきたバイクの上にフォーゼの姿はない。

サジタリウスはそう決めつけてそのまま変身する前に構えていたギターに手を掛けようとした。

 

「っ!!」

 

しかし、その瞬間サジタリウスは長年の経験から来たものかは分からないが、その体を後ろに逸らすと突如として見えた爪がその場所を通り過ぎ、サジタリウスはその爪の根本に視線を向けていた。

 

 

 

 

「こいつ・・・!!いつの間に!!」

 

「よっと!!」

 

そこにいたのは爆発の中でバイクから振り落とされたと思っていたフォーゼがいた。

起動していたクローをサジタリウスに振り抜いていた姿にサジタリウスはまたも反射的に腕を払うように振るが、フォーゼはそのまま飛び退くと右足をそのまま地面に振り下ろした瞬間にその姿を消す。

 

サジタリウスが周囲にいるであろうフォーゼを探そうとするが、姿が消えている状態でフォーゼが爪を振るうと今度はサジタリウスの身体を掠めただけで全くダメージがない。

そう思っていたがフォーゼはサジタリウスから再び距離を取ると仮面の下で隠れているが得意気な声を挙げていた。

 

「うっし!!作戦は上手くいったな!!」

 

 

 

 

 

「何言ってんだい?」

 

「よーく見てみな!!」

 

フォーゼから放たれた言葉をサジタリウスが分かっていなかったが、そんな状況でフォーゼはドライバーのスイッチを交換しながらサジタリウスの手元を指差すとそれに釣られるようにサジタリウスは自身の手元に視線を送ると驚愕の声を挙げていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こいつ・・・ギターの弦だけを・・・!!」

 

「有咲が立てた作戦だ!!ギターが使えなきゃ婆さんのやりてぇことは出来ねぇだろ?」

 

「・・・っ!!このガキ・・・!!」

 

サジタリウスが変身前から構えていたギターだったが、今は弦だけが綺麗に両断されたギターの姿にサジタリウスは我を忘れて怒りだす。

彼の―――有咲が立てた作戦が綺麗にハマっていたが、まだ戦いは終わっていない。

 

 

ここでフォーゼが倒されればギターが直されて、彼女の目的は達成してしまう。

ギターを使えなくしたがそれはあくまでも時間稼ぎでしかなく、サジタリウスを倒さない限りは彼女を止めることが出来ない。

 

それが分かっているフォーゼはそのままスイッチを入れ替えていた手を止めると、フォーゼはサジタリウスに視線を向けるとサジタリウスはその場に自身のギターを置いてフォーゼを睨みつけていた。

 

「みんなが街を守ってくれって・・・!!だから俺達はあんたを止めて街を消させねぇ!!」

 

「人殺しがヒーロー気取りかい?ヒーローごっこは他所でやんな・・・!!あんた・・・それで人の望みを踏みにじっていいって思って―――!!」

 

フォーゼの言葉にサジタリウスが食って掛かっていくが、それを遮ってフォーゼは先日聞いた言葉を思い出してそれを口にしていた。

 

 

 

 

 

 

「それがどうした・・・!!」

 

「なっ!?」

 

「俺はヒーローじゃねぇ。確かにあんたの望みをぶっ壊すかもしれねぇ・・・。だけど、俺はダチの為にあんたを止める!!そんでアンタともダチになる!!」

 

「ふざけるのも大概にしな・・・!!」

 

フォーゼの言葉にサジタリウスは絶句してしまった。

先日は自身の言葉で精神的にダメージを受けて、今回も前回ほどではないにしてもダメージがあるだ

ろうと思っていたが全くダメージがない。

それどころか、完全に開き直ってサジタリウスの理解が及ばない言葉をぶつけられて逆にサジタリウスがその言葉に怒りを爆発させてるとその体に異変が起こる。

 

 

 

 

 

 

 

「ガキが大人の邪魔するんじゃない・・・!!」

 

「俺はダチの自由と平和を守る・・・仮面ライダーだ!!」

 

突如としてサジタリウスの身体からフォーゼからもハッキリ見えるほどのエナジーが噴き出すが最終決戦が一筋縄ではいかないことは分かっていたフォーゼは落ち着いた様子でいつも通りに拳を相手に突き出していた。

 

 

 

 

 

 

「仮面ライダーフォーゼ・・・最後の・・・タイマンはらせてもらうぜ!!」

 

「ふざけるんじゃないよ・・・!!」

 

「行くぜ!!」

 

 

 

 

――エレキON――――――――

 

その言葉を聞いたサジタリウスは矢をフォーゼに向けて放つが、フォーゼはエレキステイツへと変身するとロッドで矢を打ち払いながら駆け出していく。

 

「っう!!・・・らぁああ!!」

 

「こいつ・・・!!」

 

「これはアイツらから受け取った青春のバチバチの気持ちだ!!」

 

 

 

 

 

―リミットブレイク―

 

「ライダー100億ボルトブレイク!! 」

 

「ぐっ・・・!!この・・・!!」

 

「ぐわっ!!」

 

フォーゼは矢を撃ち落としてはいるものの、いくつかの矢はフォーゼの直撃するがそれでも構わず前に出ながら、ロッドへスイッチを装填して即座にリミットブレイクを発動してロッドをサジタリウスの胴へと叩きつける。

ダメージを受けたサジタリウスだったが彼女も至近距離にいるフォーゼへと零距離で矢を放つと爆発が起こり、フォーゼがダメージを受けて後ろへと吹き飛ばされていく。

 

 

 

 

 

「ガキのアンタには計画の―――夢の大きさが分からないだろ!!」

 

「夢の大きさに大小なんてねぇ・・・!!アンタのその夢のために香澄達の・・・ダチの青春を奪わせるわけにはいかねぇ!!」

 

「アタシを止められると思ってんのかい?」

 

「止めてやる!!・・・青春に不可能はねぇからな!!」

 

――ファイヤーON――――――――

 

フォーゼとサジタリウスの間で再びの問答が繰り広げられるが、フォーゼはその間にファイヤーステイツへと変身するとサジタリウスが互いに撃ち合い始めると中間点でぶつかり合って爆発する。

 

その中でフォーゼはサジタリウスへと近づいていき、爆発によって互いの姿が完全に姿が見えなくなったその瞬間にフォーゼは動いた。

 

「・・・これはアイツらの青春の熱さだ!!」

 

「なに?」

 

―リミットブレイク―

 

 

 

 

 

 

フォーゼは途端に射撃を辞め、サジタリウスの矢を前に向かって転がりながら回避するとスイッチを銃へと装填してその銃口を零距離で突き付けていた。

 

 

 

 

「ライダー爆熱シュート!! 」

 

「がぁ!!」

 

流石のサジタリウスも2回目の大技には堪え切れず、よろめきながら後ろへと下がっていく。

そして、距離がすこし広がったタイミングで反撃の矢を放つが今度はフォーゼが後ろに飛び退いて避けていくと、サジタリウスは半ば自棄気味に矢をフォーゼに向かって放ち始めていた。

 

「・・・俺はアイツらの青春も!!街も、理事長たちから託された夢も守る!!」

 

「っ!!・・・気持ちでどうにかなると思ってんのかい!!」

 

「どうとでもなるもんだ!!・・・アストロスイッチってのは!!・・・気持ちのスイッチだからな!!」

 

 

―――N―――――――

―――――――S―――

―――マグネットON ―――

 

 

 

 

―――リミットブレイク ―――

 

 

問答の最中に突如としてサジタリウスの攻撃が止まった瞬間にフォーゼはマグネットステイツへと変身して即座にリミットブレイクを発動し、肩のマグネットキャノンがサジタリウスの至近距離に迫るが彼女は全くそれに反応することが出来ていなかった。

 

 

「食らえ!!これが俺とアイツらの青春の磁力!!ライダー超電磁ボンバー!!」

 

「ぐわぁああ!!」

 

「・・・なんか来るな・・・それでも関係ねぇ・・・!!」

 

 

 

 

――コズミックON――――――――

 

3連続のリミットブレイクが直撃し、遂に耐え切れなかったサジタリウスはそのまま地面を転がっていく。

しかし、その時フォーゼの勘が悪いものを感じ取っていたがフォーゼはマグネットステイツを解除してコズミックステイツへと変身が完了するのと同時にサジタリウスの方でも変化があった。

 

 

「これ以上・・・邪魔させない・・・!!」

 

「赤くなりやがったか・・・!!それでも・・・みんなの絆で宇宙を掴む!!」

 

スイッチャーのオーナーの気持ちの反応したのか定かではないが、サジタリウスがこのタイミングで今まで使用していなかった超新星を使用して天校で我望が変身したのと全く同じサジタリウス・ノヴァへと変身していた。

 

目の前のサジタリウスを警戒はしているが、今のフォーゼは今までの戦闘のダメージを与え続けていることと、戦いに赴く前に受け取った彼女達の言葉がその背中を押していることもあってかその姿に怯む様子はなく、手早くソードをスラッシュモードに変形させてからドライバーのコズミックスイッチをソードに装填していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「アンタの気持ちと俺たちの気持ち―――どっちが強いか勝負だ・・・!!」

 

―――リミットブレイク―――

 

フォーゼはその言葉と共にソードにコズミックスイッチを装填し直すとソードにエナジーが溜まり始めるのと同時にサジタリウスの矢もソードと同じようにエナジーが溜まり始める。

そして互いのエナジーが同じタイミングで最大まで溜まり、全く同じタイミングで互いの必殺技が放たれた。

 

「いい加減にしな・・・!!」

 

「ライダー超銀河フィニィィィィッシュ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どこに隠れたんだ・・・っ!!この音は・・・!!」

 

エナジーが込められた矢が、ソードから繰り出された斬撃が先ほどの打ち合いと同じように彼らの間でぶつかり合った瞬間、彼らを巻き込むほどの爆発が発生した。

それによって完全に視界が潰されて互いが見えなくなっていた中でサジタリウスはフォーゼを探すが、その姿を見つける前に彼女の耳には先ほどから何度も聞いた言葉が耳に飛び込んできた。

 

 

 

 

―――リミットブレイク―――

 

 

 

 

「来るかい・・・!!」

 

フォーゼの技の発動音が聞こえてきたサジタリウスはフォーゼから放たれるであろう斬撃を迎え撃つために弓を引いて構えるが、攻撃が飛んでくることがなかった。

 

 

「どこから・・・!!」

 

 

 

 

 

「うぉおおおおおおおおおお!!」

 

「ぐぅ!!真っすぐ・・・!!」

 

「アンタには一緒に来てもらうぜ!!」

 

「何・・・!?」

 

しかし、飛んできたのは斬撃―――ではなくフォーゼ自身。

爆発の間にフォーゼはスラッシュモードからブーストモードに変形させて、リミットブレイクを発動してサジタリウスへと突撃していた。

予想外の攻撃にサジタリウスは迎撃することも回避することも出来ず、フォーゼの突撃を真正面から受けるとそのままフォーゼはその背後にワームホールと生成してサジタリウス諸共飛び込んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

「おらっ!!」

 

「ぐぅ・・・!!」

 

そしてそこから出た途端、フォーゼはサジタリウスと突き飛ばすとサジタリウスはそのまま床に転がると力を使い果たしたのかサジタリウス・ノヴァから通常のサジタリウスの姿に戻ってしまう。

しかし、サジタリウス自身はその事に全く気が付いておらず、周囲を見渡してフォーゼによって連れてこられた場所を確認し始める。

 

だが、彼女自身にはその場所に見覚えが全くないがそこにいた人物達のことは知っていた。

 

 

 

 

 

 

 

「ここは・・・花咲川かい・・・それになんで戸山たちがここにいるんだい・・・!!」

 

「「「「「・・・・・・」」」」」

 

フォーゼがサジタリウスを連れてきた場所は花咲川の体育館―――

そして、体育館の壇上にはPoppin'Partyの5人が楽器を構えて立っていた。

 

 





誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

ウインチ&ボードを使用したフォーゼがマスキングの運転するバイクに引っ張られて登場するというネタもありましたが、
みんな来ないのに1人だけ来るのもあれだから没ネタにしました。

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