バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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はい。
後日談別バンド版投稿です。

タイトルからもうどこかは分かっていると思いますが・・・
暴走してるとこうなります。



青・春・後・語-2b Racy Adult Selection

 

「でらすごい・・・地球が青くてまんまるや・・・!!」

 

「ロック?方言出てるぞ?」

 

「ますきさん!!だってこんなの普通やないし・・・!!」

 

「まぁ気持ちは分かるけどな・・・」

 

「そうだよね。こんなことしてるんだから・・・・方言出るのも仕方ないかもね」

 

「でも、アッチは大丈夫か?」

 

ロックは月面から月を眺めて方言を漏らしながら思ったことをそのまま口にする姿に、ますきとレイヤもそんなロックの気持ちに同意すると彼女達の後ろを振り返る。

 

 

 

 

 

「パ~レ~オ~!!」

 

「チュチュ様!!大丈夫ですか!?」

 

「はぁ・・・はぁ・・・身体がいつもより軽いのに、服のせいで動きにくい!!これなら中で待ってれば良かったわ・・・!!」

 

「でもチュチュ様!!そんなことおっしゃらずに!!こんな体験はもう一生できませんよ!!」

 

 

 

「それにしても・・・チュチュが入るサイズがあったんだ・・・」

 

「・・・こころ先輩の家の人が用意してくれてたみたいですよ・・・?凄いですよね・・・」

 

「ホントにな・・・。とりあえず、助けに行くか?」

 

「いや、大丈夫そうですよ・・・?」

 

 

 

「チュチュ?大丈夫か」

 

彼女達の後ろではチュチュが苦戦していたところへフォーゼが慣れた様子で現れると、パレオが早々にフォーゼに泣きついていた。

 

「如月さん!!チュチュ様が大変です~!!」

 

「歩くんじゃなくて・・・こう・・・軽く飛び跳ねるみたいに動く方が楽だぞ?」

 

「・・・本当ですね!!」

 

「分かったわ・・・」

 

泣きつかれたパレオの言葉を聞いてチュチュにアドバイスを送ると彼は目の前でやって見せる。

そのアドバイス通りにパレオも先にやって見せたのを見たチュチュは言われた通りに動こうとしたが―――

 

「飛び跳ねる・・・うわぁ!?」

 

「チュチュ様~そんなに高く飛ばなくていいんですよ~!!」

 

 

 

 

「おい、大丈夫か?」

 

「Thank you・・・」

 

チュチュも2人に倣って飛んでみようとしたが、何を思ったのか全然軽くない大ジャンプを疲労してしまい宙でバランスを崩してしまったが、フォーゼもすぐに飛び上がると空中で彼女を捕まえるとそのまま支えて月面へと着地する。

 

 

 

 

 

 

そうして四苦八苦しながらも彼女達5人が集まるとそこから再び地球を見上げていた。

 

「こうやって見ると、東京・・・いえ、日本って小さいですね・・・」

 

「岐阜から上京してきたときは遠いって思ってましたけど・・・見る場所が変わるとこうも感じ方が違うんですね・・・」

 

「ロック達の言う通りだね。月から地球までかなり距離があるからそう見えるだけだろうけど・・・」

 

「数字としては分かってるけど、弦太朗?実際はどうなんだ?」

 

「俺は前にここから地球まで蹴り飛ばされたことがあるけどな・・・」

 

 

 

「「「「えっ・・・?」」」」

 

 

 

「OK・・・決めたわ!!」

 

「うおっ!?チュチュ?いきなりどうしたんだよ?」

 

思い思いの感想を述べていた中でフォーゼの言葉に驚きの表情を浮かべていたが、それを聞いていなかったチュチュは何かを閃いて声を挙げると、今度はフォーゼがその声に驚いてしまっていた。

 

 

「次のRASの目標よ!!」

 

「目標?ガールズバンド時代を終わらせるって奴のこと・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「No・・・レイヤ。私の考えだけれど、ガールズバンド時代は終わらないわ」

 

「おいおい、チュチュ。お前らしくねぇぞ?」

 

「でも、そういう流行ってのはいつか終わるだろ?」

 

「ゲンタロウの言う通り。流行り廃りを繰り返すものだけどそうじゃないわ・・・」

 

「チュチュさん?どういう事ですか・・・?」

 

「まるで分かんねぇ・・・どういう事だ・・・?」

 

チュチュの言葉にレイヤが聞き返したが、思わぬ答えが返ってきたことにますきが目を丸くしたがそれを気にすることなく彼女は話し続けていた。

 

「はぁ・・・。今回の件で言えばバンドリの参加バンド・・・いえ、私達ガールズバンドが巻き込まれるような事件が何度も起こったわ。それが理由なのかは分からないけれど、何組かは予選をリタイヤした。だけどそんな中でも大半のライブをし続けていたわね?」

 

 

 

 

「そりゃ・・・事情を知らなきゃ、他人事だと思って続けんだろ?」

 

「マスキングの言う事も分かるわ。アンタたちは違ったわ。まぁ、事情を知らない私とパレオがいたから悟らせないようにしていたんでしょうけれど・・・」

 

「うん・・・ますきとロックで話してそうするって決めたから・・・」

 

チュチュは自身の考えを話すとフォーゼは完全に話について行けなくなって黙り始めたが、皆はそれを気にする来なくチュチュの話に耳を傾けていた。

 

 

 

 

 

「そういうことだからRASは別だとして・・・

最初から事情を知っていたRoseliaとポピパはそうじゃない。事情を知って、危険だと分かっていた上でも音楽を続ていた。そして、そんな連中はあの地球にはもっと沢山いるはずよ・・・そして、それに影響を受けていく連中も沢山いるわ」

 

「確かに、誰かに影響されて音楽を始めるって言うのは分かるよ?私も花ちゃんと一緒にやるって言ってベース始めたし・・・」

 

「私もSpaceでのポピパさんのライブ見て、東京でバンドしたいって思いましたから・・・!!」

 

 

 

「レイヤやロックみたいなのは必ずいるわ。だから、ガールズバンドブームが終わってガールズバンドの数が減ることはあっても、ガールズバンドそのものが消える訳じゃないし、時代は何度も繰り返すわ」

 

「前口上はそんくらいにして教えろよ。次のあたし達の目標って言うのをよ・・・」

 

「OK・・・!!」

 

チュチュの話に痺れを切らしたますきが本題に切り込んでいくと、彼女の言葉を受けたチュチュはその言葉に答えると浮かんでいる地球を指差していた。

 

 

 

 

 

「RASを今後続いていくガールズバンド時代・・・いいえ、何世代にも語り継がれるようにRASの名をあの地球の歴史に遺すのよ!!」

 

 

 

 

 

「ひぇ~!!でら凄い目標やわ~!?」

 

「ははっ・・・。ガールズバンドを終わらせるよりも随分大きい目標になったね」

 

「でも、悪くねぇな!!」

 

「はい!!きっと出来ます!!」

 

「ゲンタロウ!!アンタは歴史の証人よ!!特等席で見てなさい!!」

 

 

 

 

「でっけぇ夢だな・・・!!頑張れよ!!」

 

こうして5人は新たに立てた偉大な目標に向かっていくのを決意して、新たなな1歩を踏み出していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――そして、そのスタートから5年の年月が過ぎた。

彼女達は月面で語った目標を目指す為、Roseliaと同様にプロの世界に入っていくと、彼女達と競い合うように互いを高め合っていた。

 

それをレイヤやロック経由で聞いていた弦太朗はある日、招待されたライブを見に行ったがその帰りに彼は結成当時からRASの活動拠点になっているチュチュのマンションに呼び出されていた。

 

「おーい。いるか~」

 

「入りなさい!!」

 

 

 

 

 

 

「如月さん!!お久しぶりです!!」

 

「連絡自体はしてたけど・・・こうやって会うのは久しぶりだね。弦太朗!!」

 

チュチュの部屋に入るとライブの熱気と久しぶりの対面とことも会って彼女達は熱くなっていた。

 

「よぉ!!多分こうして会うのは2年ぶりくらいか?・・・って言ってもこっちはニュースとかで見てたけどな・・・」

 

「こっちはお前が教師になったって聞いたときは信じられなかったけどな!!・・・で、どうだったよ?ライブは?」

 

「・・・なんつーか、上手く言葉に出来ねぇけど・・・。熱いのが伝わって来て最高だったぜ!!」

 

「それは良かったです!!ライブの熱気に当てられてますからお茶でも飲んでクールダウンしましょう!!如月さんも、ご一緒に!!」

 

「ライブ後なのに悪いな・・・」

 

「いえいえ!!」

 

パレオの提案を受けて弦太朗は空いている椅子に座ると受け取ったお茶を飲んで熱気を覚ましながら久々に対面したチュチュへと視線を送ると、その視線に気が付いた彼女はその視線を感じて眉を顰めた。

 

「・・・何よ?」

 

「いや・・・なんつーか・・・。イヤ、なんでもねぇ・・・」

 

「んだよ。弦太朗、ハッキリ言えよ」

 

「もしかしてお茶が口に合いませんでした?」

 

「いや、そうじゃなくてな・・・?」

 

「もう!!ハッキリしなさいよ!!」

 

弦太朗はチュチュに煮え切らない態度をとってしまうが、それがチュチュを更に不快にさせてしまい彼に迫っていた。

チュチュに迫られた弦太朗は観念して思ってしまったことを申し訳なさそうな態度で告げることにした。

 

 

 

 

 

 

 

「チュチュ・・・お前、前見た時から身長全く変わんねぇな・・・」

 

「「「ぷっ!!」」」

 

「なぁ!?ってなんでアンタたちも笑ってんのよ!!」

 

「そうなんですよ~!!私とロックさんはほんの少しだけ背が伸びましたが、チュチュ様は如月さんと出会った14歳の時から1mmも伸びてないんですよ~」

 

「パ~レ~オ~!!」

 

 

 

 

パレオとロックは出会った頃に比べて僅かに身長が伸びていたのに対して、年齢的には成長期だったはずのチュチュがあの時から1mmも身長が伸びていない―――

 

彼の言葉を聞いてレイヤ達は飲んでいたお茶を噴き出してしまい、チュチュはそんな彼女達に声を挙げていた。

 

「もうこれでも立派な大人Ladyよ!!それに身長だったらレイヤとマスキングだって、ゲンタロウと会った時から伸びてないわよ!!」

 

「ってもあたしが弦太朗と出会った時は17だろ?そんくらいなら成長も止まってんだろ・・・」

 

「だよね?それに大人って言ってもチュチュもパレオもまだお酒も飲めない年でしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

「きぃいいいい!!」

 

「チュチュ様落ち着いてください~!!」

 

「可愛いよな・・・」

 

「もう・・・」

 

身長を弄られてチュチュは思わず声を挙げるが、それを見てますきはチュチュを可愛いと言い始めるとレイヤは完全に呆れて少し経った頃にはチュチュは若干冷静さを取り戻していた。

 

 

「ふぅ・・・!!ふぅ・・・!!」

 

「それでチュチュさん?どうして如月先輩を呼んだんですか・・・?何か用があったから呼んだんですよね・・・?」

 

「で?その俺を呼んだ理由って・・・?」

 

「私達も知らないんだ・・・チュチュからはここに来ることだけしか聞いて無くて」

 

「ふぅ・・・そうね。とりあえずはそこから話しましょうか・・・ふぅ~・・・・・・」

 

レイヤの言葉を聞いたチュチュは深呼吸をすると彼女は語り始めた。

 

 

「今までRAS全国へのライブは当然として、音楽番組への出演に動画サイトでのMV投稿。企業CMへの楽曲提供・・・これまで音楽関係の仕事を中心に色んな事をしてきたわ!!」

 

「はい!!あこちゃん・・・いえ、Roseliaさんがやったのと同じような仕事をしましたね!!」

 

「ロック!!」

 

「ひぃ~!!」

 

チュチュの説明を聞いたロックは思わずつぶやいてしまうが、それを聞いた彼女は声を挙げた。

 

今のRASとRoseliaは互いが互いを意識して、2つのバンドが何かに手を出すと、後からもう一方も同じ土俵に立ってぶつかり合うというようなことを繰り返してきた。

 

そして昨今ではガールズバンドの人気はRASとRoselia、そしてパスパレの3つがその大半を占めていた。

 

しかし、その中でもパスパレはアイドルということもあってかなり方向性が違っており、演奏技量だけで言えばRASとRoseliaが実力的には1,2を争う状況になっていた。

 

「正直言えば、今の状況でRoseliaとRASの知名度も実力も拮抗しているだから・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「海外ツアー・・・・だね?」

 

「Yes!!5年前にポピパとモニカと一緒のグアムでのライブ以降、海外でのライブに何回か参加したこともあるけど、今回はツアーで世界を回る!!

今の日本ではRoseliaと人気が拮抗しているけれど、Roseliaが世界に出てくる前に世界中の評価を”日本の音楽=RAS”のイメージに染め上げるわよ!!」

 

チュチュの宣言に彼女達だけでなく、自身はついて行けないが彼女達が目標に向かっていく姿を見ている弦太朗もテンションが上がるのを隠せない。

 

そして、そこからライブ後の高揚感でチュチュは壊れかけていたが、海外ツアーのことを語った熱で彼女は完全にぶっ壊れてしまった。

 

「そして世界を取ったら次のことよ!!」

 

「えっ?次・・・?初耳なんだけど・・・」

 

「チュチュ様・・・?パレオも聞いてないですよ!?」

 

「何するんですか・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

II(セカンド)よ!!」

 

「セカンド・・・?」

 

「野球でもすんのか?」

 

「2番目ですよね・・・何のことですか・・・?」

 

「パレオも分かりません・・・!!」

 

チュチュが言った言葉の意味が分からずに首を傾げた弦太朗とレイヤ達。

しかし―――

 

 

 

 

 

 

 

「ぶっ!!おまっ!?何言ってんだ!?」

 

「ますき?どうしたの?」

 

「意味わかんのか?」

 

この中でますきだけはチュチュが言った”セカンド”の意味を理解してしまい、思わず飲んでいたお茶を噴き出してしまったがこれがいけなかった。

 

 

 

「ますきさん!!どういう意味なんですか?」

 

「ちょっと待てよ!!こんなの言えるわけねぇだろ!?」

 

「どういうことですか?」

 

「えっと・・・その・・・あ~・・・!!言えるか~!!」

 

「何でですか!?」

 

「うるせ~!!」

 

 

「ゲンタロウ!!ロックとレイヤ、どっちのセカンドがいいかしら?」

 

「どういうことだ?それにセカンドってなんだよ?」

 

言葉の意味を理解しているのを察したロックとパレオがますきへと詰めていたが、彼女は顔を熱に中てられたのとは違う理由で顔を真っ赤に染めるが、ロック達はそれでも聞き出そうとしてくるが彼女は答えようとはしなかったが、それを無視してチュチュは弦太朗に聞くが彼は本当に意味が分かっていなかったのを見てチュチュはハッキリとその意味を伝えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セカンドって2世ってことよ!!それでレイヤとロックどっちとがいいのよ!?」

 

「「「「はぁ!?」」」」

 

チュチュの言葉を聞いて、意味を知らなかった4人は完全に理解できずに固まってしまう。

しかしその中で最初から意味を知っていたますきは頭を抱え始めてチュチュに視線を送っていた。

 

 

「チュチュ、何でいきなり2世なんて言い出してんだよ・・・!!」

 

「世界をRAS色に染め上げた後にはそのスピリットを受け継ぐ者が必要よ!!ネットじゃRASもRoseliaも”婚期逃しそう”とか不名誉なこと言われてるけどね・・・!!男はゲンタロウ以外は論外だし、それとマスキングが候補にないのは2世を育てるビジョンが見えないからよ!!」

 

 

 

「お前!!喧嘩売ってんのか!?」

 

チュチュの言葉にますきが怒り始めるが、その怒声に4人は動き出すが全く正気にはなっていなかった。

 

「えっ?はぁ?」

 

「なにいっとんのや!?」

 

「それでゲンタロウ!!どっちがいいのよ・・・!!」

 

「いやいやいや!?お前何言ってんだ!?」

 

弦太朗はチュチュの言葉にテンパって答えるが、それを見てチュチュは訝しんでいた。

 

 

 

 

「何よ?2人じゃなくてパレオがいいのかしら?・・・はっ!?もしかして私!?もしかしてアンタ・・・ロリコン!?」

 

「あわあわ・・・とりあえず、ベビー用品揃えなければ・・・!!」

 

「何言ってんだよ!?パレオも落ち着けよ!?」

 

「早く誰か選びなさいよ~!!」

 

ストッパーが壊れてしまったRASと弦太朗は正常に頭が働いておらず、この場にいる誰もがそれを止めることが出来ずに彼女達は暴走を続け、ライブ翌日の昼過ぎに同じ取材を受けることになっていたRoseliaが様子を見に来るまでRASが混乱したまま暴れ続けていたのだった。

 





誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

と言うことで・・・2回目はRASさんでした。
う~ん。この暴れっぷり・・・

完全に思考回路ぶっ飛んでますねェ・・・
これがRの系譜・・・

次回・・・?
どこにしようか決めてないがな・・・
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