バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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残すバンドも後3つ・・・
さてと今回はライダー部からゲストの登場です・・・(ただ入れたかった・・・)


青・春・後・語-2e Pastelカラーに染め上げて

 

「アヤさん!!日本が見えますよ!!」

 

「イヴちゃん!!ホント!?「るんってキター!!」うわぁ!?」

 

 

 

「日菜さん、いきなり彩さんに飛びついたりしたら危ないですよ!?」

 

「重力が小さいからいつも以上に吹っ飛ばされて・・・彩ちゃん、大丈夫かしら・・・?」

 

月面に降り立ったパスパレは月面から日本を眺め始めていたが、そんな中でテンションが上ってしまった日菜が彩に飛びつくと、重力の小さいこともあってか彩は日菜と一緒に面白い様に吹き飛ばされていた。

 

「よっ!!」

 

 

 

 

 

「ゲンちゃん!!」

 

「弦太朗、いいタイミングで捕まえたわね・・・」

 

しかし、吹き飛とんでいた彩達をフォーゼはマジックハンドを使って2人と捕まえると、そのまま3人の元へと向かうと2人を降ろしていた。

 

「みんな、気をつけろよ?」

 

 

 

 

「はい!!でも、私達が月に立つなんて思ってなかったです!!」

 

「ジブンは宇宙のこととかよく分からないですけど・・・感激です!!」

 

「2人の言う通りね。日菜ちゃんは天文部だから詳しいでしょうけど・・・」

 

「あれ?日菜ちゃんは・・・?なんであんな所に座り込んでるんだろ・・・?」

 

彼女達が月面にいる感想を語っていたが、彼女達の中で1番宇宙に詳しい元天文部の日菜がこの会話に入ってこないことを不審に思った彩は周囲を探し始めると彼女達から離れた場所に日菜が座り込んでいたのを見つけて不審に思っていたが―――

 

「出来た!!」

 

「日菜ちゃん?何が出来たんですか?」

 

「じゃーん!!どう彩ちゃん?」

 

 

 

 

 

「ちょっと日菜ちゃん!?あなた何やってるの!?」

 

「石に”パスパレ参上!!”って書いてありますよ!?」

 

「と言うかそれジブンのペンですよ!?どこに隠し持ってたんですか!?」

 

 

こともあろうに日菜は月面に落ちていた石に書いた落書きを見せつけていた。

この状況に流石の他の面々も驚きの表情を浮かべていたが、すぐに我に返っていた。

 

「ちょっと日菜ちゃん!!これはダメよ!!」

 

「えぇ~。だって月に折角来たんだから足跡は残さないとさ~」

 

「ダメっすよ!!もし、これがこの後に見つかったら大問題になりますよ!?」

 

「じゃあ、持って帰る!!」

 

「それもダメですよヒナさん!!」

 

「そうだよ!!さっきダメって言われたよね!?」

 

「怒られるぞ?」

 

 

「えぇ~・・・そうだ!!」

 

「日菜ちゃん?どうしたの・・・?」

 

日菜は他の面々に怒られて肩を落として落ち込んでしまったと思ったら、急に顔を上げて笑みを浮かべていた。

急に笑い出した日菜に彩が理由を聞こうとしたが、それに彼女は行動で示していた。

 

「えーーーーーい!!」

 

 

「ちょ!?」

 

「「「あぁ~!!」」」

 

何を思ったのか日菜は落書きをした石を思いっきり遠くに投げるとすっきりした表情を浮かべていたが、彩達は顔を真っ青にし始めていた。

 

「不味いですよ!?バガミールさん!!日菜さんが投げた石を探してほしいっす!!」

 

「如月くんも探すの手伝って!!あれが今後見つかったらどうなるか分からないわ!!日菜ちゃん・・・後で紗夜ちゃんも加えてお説教ね?」

 

 

 

 

 

「・・・はーい」

 

「私は皆さんにも手伝ってもらえるように伝えてきます!!」

 

こうして当事者の日菜が千聖と紗夜と賢吾の3人にこってりと絞られている一方で、月面に降り立った他の面々をも巻き込んで日菜の後始末を始めて・・・

 

 

 

「見つけた~!!」

 

「アヤさん!!お手柄です!!」

 

彩が問題の物を発見して、無事に証拠の隠滅に成功した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな出来事が会った数年後―――

彼女達はとある特番の収録に挑んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

「昔にお世話になった人と再会する番組なんて、日本人の心意気は素晴らしいですね!!皆さんはアンケートに誰を・・・?」

 

「イヴちゃん?それは多分みんな一緒の人を書いてるから聞くのは野暮じゃないかな・・・?」

 

「今はただの一般人ですし、生放送ですけど大丈夫でしょうか・・・?」

 

「そだね~。まぁ私はおねーちゃんの名前も書いてたけど、連絡したら今日の観覧席に来てくれるって言ってたから頑張んないと!!」

 

そんなことを彼女達が話していたが、スタッフに呼ばれた彼女達はスタジオに向かうとそのまま放送を始まって順当に番組は進行していき、パスパレのターンがやってきていた。

 

「今度はパスパレさん達の番ですが・・・」

 

 

 

「あら?何かトラブルでもあったんですか・・・?」

 

「実は・・・パスパレさん達の書いてた人物が5人共一緒の一般人なのはいいんですが・・・その・・・1つ問題がありまして・・・」

 

司会者が番組を進行しようとするが、突如として言葉を詰まらせ始めていた。

それを見た千聖が司会に話しかけると司会者は言葉を詰まらせながらもなんとか次の言葉をひねり出していた。

 

「その・・・後ろにいる2名と一緒でして・・・」

 

「「「「「えっ!?」」」」」

 

パスパレたちが驚いて後ろを振り返るとそこにはパスパレ同様にゲストとして番組に出演していた2人がパスパレを見て驚きの表情を浮かべていたが、その中で日菜はその2人の事が全く分かっておらず思わずイヴの方へと視線を向けていた

 

「えっ・・・っと誰だっけ?」

 

 

 

 

 

 

 

「ヒナさん!!モデルのカザシロさんとアメフト選手のダイモンジさんですよ!!」

 

「でもどうして・・・驚いているの・・・?」

 

そこにいたのはパスパレ同様にゲストとして番組に呼ばれていた隼と美羽。

互いの顔を見て驚いていたが、ここで麻弥はあることを思い出していた。

 

「そう言えばあの2人は高校が一緒ですよ・・・!?」

 

「えっ!?確か天校・・・だっけ?」

 

「もしかして・・・!?」

 

 

 

 

「アイツは俺達の大切な仲間だ」

 

「あなた達はどうして・・・あぁ、蘭ちゃんと一緒の学校で一緒にライブをしてたのよね」

 

「はい!!そうです!!お2人も知り合いだったなんて驚きです!!」

 

「すっごい偶然ですね!!私達もすっごい色々助けてもらって・・・!!」

 

 

 

 

 

 

「彩ちゃん?イヴちゃん?これ生放送よ?」

 

「「はっ!!」」

 

司会者達をそっちのけで話始めようとしていた彩とイヴだったが、笑みを浮かべた千聖に寄って静止させられると、観覧席からは笑い声が漏れていた所で、番組が再び動き出した。

 

「因みにどんな方なんでしょうか・・・?」

 

 

 

 

 

「えっと・・・。いい人です・・・!!」

 

「そうね・・・。ストーカー被害に遭ってた時には私のマネージャー役としてストーカーを撃退してもらったりしましたね」

 

「えっとね・・・すっごい面白くてるんってする感じ!!」

 

「そうっすね・・・。友達が困ってたら後先考えずに手を貸してくれる人っすかね?」

 

「芯の通った日本男児です!!」

 

 

 

 

「そうね・・・。同じ学校で青春を過ごした仲間かしらね?今じゃ母校の教師なのよ」

 

「あぁ、アイツがいなかったらきっと今の俺たちはこんな風にはなってなかったと思う・・・」

 

名前を出してはいないが物凄いべた褒めされている。

そんな人物がどんな人なのかと会場が盛り上がっていくが、ここで司会者が申し訳なさそうな表情を浮かべていた。

 

 

 

 

 

 

「そんな皆さんには申し訳ないのですが・・・その人はこの場所に呼ぶことが出来なくてですね・・・」

 

「「「「「えぇ~!?」」」」」

 

 

 

 

「「・・・・・・」」

 

司会者から告げられた言葉にパスパレの5人は声を挙げてしまい、観覧席もテンションが下がっていく。

そんな中で天校出身の2人は何とも言えない微妙な表情を浮かべ始めたのに千聖は気が付いていた。

 

「あの・・・2人ともどうかしたんですか?」

 

 

「えっと・・・番組の趣旨をぶち壊すみたいで言えなかったんだが・・・実は少し前に彼の方から俺達に会いに来たんだ」

 

「それで、今日のこの番組の観覧席に来るように伝えてこの場に来てるわよ」

 

「「「「「えぇ!?」」」」」

 

 

 

 

 

「おーい!!弦太朗!!」

 

「弦太朗!!出てきなさい!!会長命令よ!!」

 

アイドルが答えた相手が一般人の男性と言うこともあって番組側があえてオファーをかけなかったのだが、隼と美羽の言葉は”恩人と再開させる”という番組の思惑を完全にぶち壊してしまったという事に気が付いて何とも言えない表情を浮かべていた。

 

しかし、彼らの予想に反して結果的には観客やパスパレはこの展開に盛り上がってるのを見た隼と美羽が弦太朗の名を呼ぶとその声に答えてライトの光を背にして人影がスタジオへと向かっていく。

 

「弦太朗!!私が呼んだんだからすぐに出てきなさ・・・い?」

 

「そうだぞ?テレビに出る機会なんだか・・・ら・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「えっ・・・!?」」」」」」

 

「よっ・・・よぉ・・・」

 

弦太朗はそうしてスタジオに足を踏み入れたが、その登場の仕方が問題だった。

 

 

 

 

 

 

「って紗夜もパレオもいい加減に腕を放せって!!」

 

「あなたが呼ばれても出ようとしないからこうして来てるんでしょ!!」

 

「そうですよ!!パスパレの皆さんに呼ばれて出ないなんて失礼ですよ!!」

 

「あっ!!おねーちゃんとパレちゃんだ!!」

 

あろうことか弦太朗は紗夜とパレオに腕抑えられながらスタジオに姿を現した光景に日菜以外の全員は思わず声を挙げて驚き、スタジオは完全に静まり返り放送事故の様相を呈していた。

 

「ねぇねぇ~。そろそろあたし以外が喋んないと放送事故になっちゃうよ~?」

 

 

「・・・すまない。弦太朗が女性に腕を掴まれてくるのが信じられなくてな。もう大丈夫だ」

 

 

 

 

 

「はっ!?そうでした・・・!!」

 

「不覚でした・・・!!」

 

「弦太朗・・・クイーンと呼ばれた私をここまで驚かせるなんて・・・」

 

 

 

「彩ちゃん・・・?ちょっと・・・何時まで呆けて・・・」

 

日菜の言葉と隼のいつものSEが出るようなポーズによって、再びスタジオ内の時間が動き出したことによって事故は終わったと思ったが、事故はこれだけでは終わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きしゃりゃぎくん!!しゅきです!!ちゅきあってくだしゃい!!」

 

「「「へっ・・・?」」」

 

「「「は・・・?」」」

 

 

 

 

「「「Oops!?」」」

 

 

 

 

 

 

「へっ・・・?あれ?紗夜ちゃんに如月くん・・・?それにスタジオのみんなもどうしちゃったの・・・?」

 

信じられない出来事を前にした彩は完全に思考が停止した頭からは今が生放送と言う状況が完全に抜けてしまい、言葉を噛みながらとんでもない爆弾を投げ込んでいた。

 

余りの出来事に会場の皆が唖然としてしまい、天校ライダー部の3人は揃って美羽の口癖でもある驚きの言葉を口にすると再びスタジオは静まり返ってしまうが、その中でようやく彩は正気を取り戻すことが出来たが彼女は今の状況が全く呑み込めていなかった。

 

 

 

 

「へっ?えっと・・・麻弥ちゃん・・・どうなって?」

 

「生放送中に愛の告白をするなんて凄いっす!!それにいつもみたいに噛んでてとても彩さんらしかったです!!」

 

 

 

「へっ・・・?えっ!?」

 

麻弥の言葉を聞いて彩の顔が真っ赤に染まったのを見た番組側は何をトチ狂ったのか先ほどの告白シーンをリプレイするという暴挙に出ると完全に逃げ場が無くなってしまった彩は完全にアクセルを踏み抜くことを決意した。

 

 

 

 

 

「如月くん!!返事は・・・?」

 

「えっ!?はぁ!?」

 

 

 

 

 

「・・・待ちなさい!!全く、私のマネージャーには困ったものね・・・」

 

「千聖・・・!?」

 

思わぬ展開に誰もついて行けてない中で彩は弦太朗に返事を迫りだすと彼もどうしたらいいか分からずタジタジになってしまっていた。

しかし、この状況に待ったをかけた千聖を見た弦太朗は藁にも縋る思いで彼女に視線を向けたが―――

 

 

 

 

 

「って、千聖ちゃん!!それは高校の時の話でしょ?」

 

「彩ちゃん?確かに高校の時に弦太朗をマネージャーにしたけど、今までクビにしたつもりはないわよ?

それに彼が今着ているスーツもネクタイも靴も私のマネージャーになった時に私からプレゼントしたものよ?」

 

 

 

 

「おい・・・千聖?」

 

「弦太朗、あなたは今でも私のマネージャーよ?・・・だから・・・」

 

訳の分からないことを言い始めた千聖に弦太朗は何か嫌なモノを感じ取ったが、そんなことを気にすることなく千聖は彼に歩み寄ると弦太朗がしていたネクタイを引っ張ると彼の顔を自身の顔に近づけていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから・・・これからは私と一緒に過ごす人生をマネジメントしなさい?」

 

「千聖まで何言ってんだよ!?」

 

 

 

 

「そうですよ!!白鷺さん!?あなた、これ生放送なのよ!?」

 

「チサトさんまで・・・!?パレオさん!!これが世にいう”エンダァアアアア”という物ですよね!?」

 

「あ~イヴちゃん!!それは結ばれた時に言うものだから、まだ使うには早いですよ~。ってあれ?日菜ちゃんが乗ってこない・・・?」

 

普段ならストッパーの役割をするはずの千聖までがアクセル全開で振り切ってしまい、完全に収拾がつかなくなっていくが、その中でパレオは普段ならこのノリに乗ってこないはずのない日菜が黙っていることに不信感を感じていたが―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だめ~~~~~~~~~~!!」

 

「日菜!?あなたどうしたのよ!?」

 

 

 

 

 

「ゲンちゃん!!おねーちゃんと結婚しよ!!」

 

「日菜!?あなた何を言ってるのよ!?」

 

 

 

「ほら見てよ!!この照れたおねーちゃん!!可愛いでしょ!!それに普段はカッコいいからおねーちゃん1人で二度おいしいって奴だよ!!」

 

「日菜!!」

 

「おい!!何がどうなって・・・!!助けてくれ!!」

 

日菜が弾けてしまい、弦太朗に自身の姉である紗夜を売り始めた。

突然の展開に思わず姉である紗夜が彼女を止めようとするが、それを無視して日菜は弦太朗に詰めていた。

 

 

「弦太朗!!ハッキリ答えなさい!!」

 

「美羽!?・・・隼!!」

 

「美羽の言う通り、レディにはしっかり向かって答えるべきだぞ?」

 

「おいっ!!」

 

 

 

 

 

「如月くん!!」

 

「弦太朗!!」

 

「ゲンちゃん!!」

 

「「「誰を選ぶの!?」」」

 

彼は最後の希望である天校の仲間である隼と美羽に助けを求めようとしたが、美羽は面白そうな物を見るような視線を彼に送り、隼もいつものポーズとSEを決めて彼の退路を完全に塞いでいく。

そして彩達に3人に詰め寄られた弦太朗は全国に生放送されているこの状況で究極の選択を迫られることになってしまうのだった。

 

 





誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

5組目はパスパレちゃんでした。
おやおや、1人は完全に貰い事故の方がいらっしゃいますが仕方ないね(白目)

残りはどっちからにしましょうかねぇ・・・

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