バンドリ! コズミックパーティー(仮   作:ツナ缶マン

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さて・・・
今回はあのバンドです。
そして今回もライダー部からゲスト参戦です・・・



青・春・後・語-2f 狂い咲く喜劇の青薔薇

 

「りんりーん!!早く~!!」

 

「あこちゃん・・・待って・・・」

 

 

 

 

 

「あはは~・・・あこのテンション高いなぁ~・・・」

 

「みんなはしゃぎすぎです・・・。宇田川さんに関しては・・・仕事が詰まってましたから気分転換にはなってると思いますが・・・」

 

「だね。なんだかんだで数か月で色々変わったしね~」

 

テンションが上がったあこが月面をウサギのように飛び跳ねる。

そんな彼女に呼ばれた燐子は慣れない様子でその後を追いかけている様子をリサが温かい目で見守っていた所に疲れた表情をした紗夜へ彼女は視線を向けていた。

 

「紗夜、おかえりー。ヒナは大丈夫なの?」

 

「えぇ、白鷺さん達に預けてきましたので・・・。そう言えば湊さんは?」

 

「嘘っ!?さっきまで一緒にいたのに、この短い時間にどこに消えたの!?」

 

 

 

「リサ姉?どうかしたの?」

 

「2人とも!!友希那見なかった?」

 

「えっと・・・友希那さんだったら・・・」

 

「あっちで1人でいるのを見たよ?」

 

「もう・・・!!1人で勝手に動き回らないでって言ったのに・・・!!」

 

友希那がいなくなっていたことを焦っていたが、あこがいる場所を指差した途端に怒りの表情を浮かべたリサは友希那がいると思われる方向に歩いていくとその先に友希那が宙を見上げていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゆ~~~き~~~な~~~っ!!勝手にフラフラしないでって言ったでしょ!!」

 

「リサ・・・」

 

「今井さん、説教は後にしましょう」

 

「氷川さんの言う通りです・・・折角の機会ですから・・・」

 

「・・・ところで友希那さんはここで何してたんですか?」

 

怒った様子のリサだったがそれを他の2人に宥められる中であこが空気を変えようと彼女に問いかけると、友希那は再び上を見上げていた。

 

「・・・ちょっと考え事をしていて」

 

「考え事・・・ですか・・・?」

 

「えぇ、普通に生きていたら出来ないこの体験をどうやったらRoseliaの音楽で表現できるかを考えていたわ」

 

「確かに月面に来るなんて普通は出来ないことですね」

 

「げんたろうのお陰だね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えぇ・・・。いつかRoseliaがプロとして誰からも認められるようになった時、今ここで感じたことを音楽する・・・それがプロとなった私が如月に対して出来ることよ」

 

「Roseliaの音楽だったら、あこも一緒に考えます!!」

 

友希那の言葉に他の面々は目を丸くして驚いていたが、すぐにあこが笑みを浮かべて答えるとそれに釣られるようにしてドンドンと彼女達も笑みを浮かべていた。

 

 

 

「・・・私達も如月さんには沢山助けてもらいましたから・・・」

 

「そうね。この体験で感じた思い・・・それを音楽にするというのは悪くないわね」

 

「はぁ・・・そういう風に言われたらあんまり強く言う気になれないかな~・・・」

 

 

 

 

「お~い」

 

「げんたろうだ!!」

 

いい感じに纏まった5人。

そんな彼女達を見つけたフォーゼは彼女達の方へと歩み寄ってきていた。

 

「どうだ?」

 

「えぇ、ただの学生じゃ出来ないとても貴重な体験が出来て良かったと思うわ」

 

「りんりん・・・事務所に所属してプロ活動してるのがただの学生なのかな・・・?」

 

「あこちゃん・・・。普通だったらこんな所に来れないから・・・」

 

友希那の言葉を聞いて、満足そうな様子を見せたフォーゼだったが、すぐに彼はふとした疑問を彼女達にぶつけていた。

 

 

 

 

「だったら良いけど・・・お前らはこんなとこで何やってんだ?」

 

「・・・如月には教えられないわね」

 

 

 

「だね~」

 

「うん!!げんたろうには内緒!!」

 

「如月さんには教えられないわね」

 

「はい・・・。今はRoselia5人だけの秘密です・・・」

 

「今は答えられないけれどいつかは教えるわ・・・とりあえず、この辺を散策しましょうか・・・。如月、あなたも着いてきなさい」

 

「・・・ったく、しゃあねぇな」

 

友希那達に答えてもらうことが出来ず、見て彼は何とも言えないモヤモヤを感じたままそのまま6人で月面を散策して時間を過ごすことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな出来事から数年後――――

 

「いや~弦太朗さん。流石、仮面ライダーっすね~。結城先輩を見送るためにロシアに行ってた時はどうなるかと思いましたよ~」

 

「なんだかんだ言って、一番のお手柄は財団Xの研究所の場所を見つけて映司先輩とか俺に教えてくれたお前じゃねぇか?」

 

「ま~・・・俺もジャーナリストの端くれで元仮面ライダー部なんで。・・・それにしてもエニグマっすか?あれはヤバかったすねぇ~!!」

 

「俺以外にも映司先輩とか他のライダーがいたからな。それにしても助かったぜJK」

 

「それにしても、別の世界の仮面ライダーか~・・・随分とスケールのデカい話でしたね~」

 

 

 

 

「だな・・・。折角だしJK!!飯行こうぜ!!」

 

「ごちでーす!!」

 

「・・・しゃあねぇな。どこ行く?」

 

「んじゃ・・・」

 

弦太朗はライダー部の仲間のJKと2つの世界を巻き込んだ大きな戦いを終えて帰路についていた。

達成感は感じているものの、それ以上に2人には疲労感が募っていたが、その空気の中で弦太朗が何気なく飯に誘うと2人は再び歩き出すと、彼らは1件の店にたどり着いていた。

 

 

 

 

 

「なんだ?ここ・・・」

 

「いや~ここなんすけどね。ジャーナリスト仲間で芸能関係者が良く来るって噂の店なんすよね~」

 

「おいおい・・・それって・・・」

 

「大丈夫っすよ!!ほら行きましょ!!」

 

「おい・・・待てって」

 

JKは弦太朗を店の中へと押し込んでいく。

余りこういった店には詳しくない弦太朗はJKの話を聞いて若干委縮していたが―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く・・・!!やってられないよ・・・!!」

 

 

「騒がしいっすね?」

 

「この声・・・もしかして・・・!!」

 

「ちょ!!弦太朗さん!?」

 

突如として店内から聞こえてきた叫び声に聞き覚えが会った弦太朗はそのままJKを置いてその声が聞こえてきた席まで歩み寄っていくと――――

 

 

 

 

 

「あこちゃん・・・落ち着いて・・・?」

 

「そうですよ。ここはお店なんですから・・・って・・・如月さん・・・!?」

 

「あれ?弦太朗じゃん~おひさ~☆」

 

「よぉ・・・お前らもあんなに声だして・・・何やってんだ・・・?」

 

その声がした席にいたのは弦太朗の友人であり、プロとして音楽の第一線で活動をしているRoseliaの面々。

あこが物凄く荒れていたことに弦太朗は不思議に感じていたが、そんな彼の考えを遮るように彼女達のリーダーである友希那が彼に問いかけていた。

 

 

 

「・・・如月、あなたこそこんな所で何をしてるのよ?」

 

「あぁ、実はダチと一緒に来てな・・・」

 

「友人・・・?」

 

「ちょっと弦太朗さん~!!何やって・・・ってRoseliaさんじゃないっすか~!?」

 

「2人とも!!ここに座って!!あこの話聞いてよ~!!」

 

「良いのかよ・・・」

 

「早く・・・!!」

 

 

 

「仕方ねぇか・・・」

 

「そんじゃお邪魔しまーす」

 

友希那の質問に答えたタイミングでJKが弦太朗と一緒にいる人物達を見て目を丸くしていると、あこの圧に負けた2人はそそくさと席に着いていた。

 

 

「げんたろうと・・・えっと・・・」

 

「どうも~。弦太朗さんの友人のJK(ジェイク)で~す!!普段はジャーナリストしてまーす!!」

 

「じぇいくは何でここに来たの~!!」

 

JKは軽い自己紹介をすると再びあこが語りだしたが、どうも様子がおかしく思わず燐子に耳打ちしていた

 

「あこ・・・?酔ってんのか?」

 

「あこちゃん・・・まだお酒が飲める年齢じゃないですし、少なくとも氷川さんがいるのに目の前で飲ませる訳ないですよ・・・。あの・・・如月さん達はどうしてここに・・・?」

 

「あぁ・・・さっきまでちょっとな・・・。空に別の地球が出てきた事件を他の仮面ライダー達と一緒にな・・・?」

 

「あれ、如月さんが関係してたんですね・・・」

 

「後で話してやるけど・・・」

 

 

 

 

 

「げんたろう!!あこが話してるんだから!!りんりんと話してないでこっちの話聞いてよ!!」

 

燐子と話していたのが不満だったのかあこは弦太朗に声を挙げると諦めてあこの話に耳を傾け始めていた。

 

「あのね!!この前新曲の宣伝でひなちん達と一緒の番組に出ることになったんだけど!!ネットでの評判が最悪なんだよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

「宇田川さん。ネットでの評判なんてアテにしない方が・・・」

 

「紗夜の言う通りだって・・・」

 

「その元凶は2人だよ!!」

 

 

 

 

「あこが紗夜達にあそこまで言うのかよ・・・」

 

あこを宥めようとしたリサと紗夜だったが、ものの見事に返り討ちにあってしまったことの弦太朗は驚きを隠せずにいたがあこ自身は気にする様子がなくそのまま自身の思っていることをぶちまけていく。

 

「げんたろう!!じぇいく!!Roseliaがネットでなんて言われるか分かる?」

 

「分かんねぇ・・・」

 

「えっと・・・音楽がヤベー奴らって書かれてたような・・・」

 

弦太朗は全く分からない一方で、ジャーナリストであるJKはネットに書かれている内容についても把握はしていた。

しかし、彼の人間性的にそれを直接言う事を躊躇ってしまい、思わず濁した言い方をしてしまった事があこをさらに弾けさせてしまった。

 

 

 

 

 

 

「違うよ!!"音楽のために人間性犠牲にしたヤベーヤツら"だよ!!」

 

「JK・・・知ってただろ・・・?」

 

「いやいや、知ってても面と向かって言えるわけないじゃないっすか!?・・・まぁ、あこちゃんが中二病みたいなことを言う以外はRoseliaで一番まともな人間性してるって言われてましたけど・・・」

 

「マジかよ・・・」

 

JKの言葉に驚きを隠せない弦太朗だったが、そんなあこを見た友希那があこを止めようと声をかけていた。

 

「あこ、紗夜達がさっき言ってた通りよ・・・」

 

 

 

「友希那さん!!前に曲の宣伝のために出たクイズ番組で小学生の子役に正解数ダブルスコアで完敗したじゃないですか!!あこだって勉強の内容は間違えませんでしたよ!!」

 

「それに友希那は番組で食べ物出た時にバカみたいに食べてるから"歌と食べ物以外興味ない歌姫"なんて言われてるしね~」

 

「勉強は歌に関係ないもの・・・それに食事は大切ってリサだって言ってたじゃない・・・」

 

あこのブチギレ発言にまさかのリサの裏切りを受けて友希那は無惨に撃沈してしまったが、次の刺客があこを止めようとしていた。

 

 

「宇田川さん、如月さん達がいるんですからその辺で・・・」

 

「スーハー・・・そうだよ・・・あこちゃん・・・スーハー・・・」

 

 

 

 

「りんりんは何時までげんたろうの匂い嗅いでるの!!紗夜さんも前にパスパレと一緒に出たバラエティ番組!!あれだって酷かったじゃないですか!!」

 

「なにがでしょうか・・・?」

 

 

 

「紗夜さん!!電気が流れるペンを押す罰ゲームで「電気よりも圧迫感を伴う痛みの方が好み」なんて感想が出てくるのはおかしいよ!!紗夜さん大好きなひなちんだって紗夜さんが喋る度にどんどん話さなくなってたんだよ!!」

 

「「・・・」」

 

 

 

 

「おいおい・・・マジであこがまともに見えてきたぞ・・・」

 

「いやいや、弦太朗さんも今の燐子さんにツッコまないんですか!?」

 

「いや、だって・・・前からこうだったし・・・」

 

「・・・」

 

 

 

 

「あこ~。言いたいことは分かったからそろそろ落ち着きなって~。みんなも今後は気をつけるからさ~」

 

今のやり取りで燐子と紗夜が完全にノックアウトされてしまい、JKも弦太朗の対応に思わず言葉を失っていた。

そのタイミングで残っている面子で一番まともそうに見えるリサが遂に声を挙げたが―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「黙れ!!元凶!!」」」」

 

「あれ~?」

 

リサの言葉にRoseliaが全員復活して襲い掛かって来たことにリサからは思わず声が漏れいた。

そんな彼女を他所に4人でリサの問題を挙げ始めていた。

 

「リサ・・・。この間の歌番組の収録で中学生くらいのアイドルが歌ってたのを見た感想が”子供として育てたい”なんて普通でないわよ」

 

「全くです。それに別の番組で子供が出た映像を見て”産みたい”と言ってスタジオ全体を凍り付かせたじゃないですか・・・一緒の番組にいた白鷺さんが完全に固まってたじゃないですか・・・」

 

「だから今井さんは、何人もの子役から共演NGを出されてしまうんですよ・・・?」

 

 

 

「普通の反応だよ!!だって!!子供可愛いじゃん!!」

 

「可愛いかもしれませんが、傍から見たらただの変質者ですよ?」

 

「紗夜だってただのドMじゃん!!」

 

「正直、リサの将来が心配よ・・・?」

 

「友希那が言えたことじゃないよ!!」

 

完全にヒートアップしてしまった3人を弦太朗やJK、あこ達はそれを黙って見守ることしか出来ずにいた。

 

 

 

「弦太朗さん。こういう時は・・・逃げるんですよ・・・!!」

 

「だな・・・!!」

 

「あこも行く・・・!!別の店で愚痴大会だよ!!」

 

「じゃあ・・・私も・・・さっきの如月さんの話も聞きたいですし・・・」

 

こうしてヒートアップしている友希那達3人を置いて弦太朗とあこ達は颯爽と店を抜け出すと、別の店に移動して弦太朗が解決した事件についての話ととあこ達の愚痴が朝日が昇るまで続いていくのだった。

 

 





誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

6組目はRoselia
私が書くRoseliaはどうしてこうもギャグ路線突っ走ってしまうのか・・・これが分からない。

彼女達は音楽に全てかけてるからな・・・
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